話題急騰!「元総理系Youtuber」第1号になった岸田文雄の今
- 鹿村文助
- 6月15日
- 読了時間: 9分

本当に何度見てもコラージュにしか見えないこの上記画像は
実際に岸田文雄が自ら活動開始したYoutubeの公式アカウント動画のサムネイルである
自民党の岸田文雄前首相(67)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、公式YouTubeチャンネルの登録者数が10万人を突破したことを報告した。ネット上では「元総理系YouTuber」がトレンド入りするなど、注目を集めている。
「元総理系Youtuber」という肩書きはあまりにも話題性が突き抜けた所謂 “ パワーワード ” で
アカウント開設後14年目にしてチャンネル登録者数10万人を褒賞する銀の盾が届いたそうだ

今日( 2025年6月15日 )現在では早くも登録者数が15万人に急増し
SNSでの話題性が一度でもブーストすると容易くインフレーションが起こる状況を体現した
改めて本人の各チャートを振り返ってみたい
前回の総理就任時の運勢

私の自己流の検証から乙女座ラグナとしたラーシは
総理大臣になったタイミングから考えて木星がラグナに住む配置であると判断した
絡みの有無とは無関係に
マハー・ダシャー・ロードがラグナに住むことでダシャーを通してラーシがそのまま働くので
重要な7室支配の木星がラグナから7室にアスペクトバックする所見は
即ち総理として「玉座に就く」( 乙女座ラグナでは木星が「キャリア」の4室も支配する )経験を
確かに説明できていると考えた結果だった


因みに総理大臣としてその内閣が創始された当時( 2021年10月4日 )
ダシャーはこのようにプラティアンタルのロードがマハーのロードのディスポジターで
住むハウスが12室になるのはむしろ政権与党の頂点たる王座が組織の最奥だからである
12室獅子座の惑星集中に住んだラグナロードが
良くも悪くも「国民の不可知な場所で密議的に政策を遂行していく」その様子を示す


総理大臣として政務開始となった当日において蠍座がラグナのダシャムシャでは
8室から2室にアスペクトバックして「選ばれる」という経験を意味した木星に水星が絡み
11室で高揚する最高位の水星から9室目でトリコーナの位置にラーフが住んで高揚する
「10室から10室目」でその本質に当たる重要な7室のラーフとラグナの金星が相対し
7室へのアスペクトバックが叶うと同時に「10室の獅子座」という最高の玉座に住む火星が
ラグナで高揚のケートゥに向け更にアスペクトバックする
岸田文雄自身からしても不思議な達成感と静かな得心がジワジワ湧いていた様子である

ダシャーと同調すれば明確に動的運勢を顕現させるダブルトランジットは
このように岸田文雄を乙女座ラグナと見なした場合に4室と5室に生じていて
「真新しい実務の席に就く」(=4室)ことや「境遇の完全な改新」(=5室)を意味していた


双子座ラグナになったナヴァムシャでは
10室を支配した重要な木星が「専制的な実務( 政党政務 )」の9室水瓶座に住んで
水星はやはり実態が直視できない様子を暗示した12室に住んだラグナロードである
スークシュマ・ダシャーからは絡んでいなかったが
それでも11室牡羊座で定座する激烈な火星はそのままラーフのディスポジターになり
火星がアスペクト出来る金星は5室のケートゥのディスポジターだった

ナヴァムシャは双子座ラグナであれば
やはり本人の「肝心要な政策目標の曖昧さ」がよく現れるからで
国会での答弁やら日頃の言動傾向を意味する3室支配の太陽が5室で減衰し
わざわざケートゥまでコンジャンクトして土星に逆行されて土星は高揚してしまう
つまり仮想的に太陽はバンガされると言えるが
土星を無視しても太陽の対向11室に定座した火星がその異様な猛威でニーチャ・バンガし
政治家というよりは官僚然とした文官的で頼りない本人の風貌にもかかわらず
自民党内の自派閥の善意と采配に助けられて「成り行き的に上手くいく」という様相である
( しかし双子座ラグナの11室で定座の火星は獰猛なマラカであり容赦のない批判も不可避だ )
そして昨年の8月14日
8月14日、総理大臣官邸で記者会見を行い、同年9月に行われる自由民主党総裁選挙に立候補しないことを表明した。理由として任期中に表面化した政治資金パーティー収入の裏金問題など国民の政治不信を招き、内閣や党の支持率が低迷している状況を挙げ「自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。来たる総裁選挙には出馬しない」とした。これにより総理就任から3年で退陣することとなった。

その当時は「木星-土星-月期」にダシャーが移ってちょうど1ヶ月を経たくらいだった


ダシャムシャはかなり端的にその辞意表明が説明された所見で
12室に住む月にラグナからマラカの土星が逆行し5室支配の木星が月・土星にアスペクトする
木星は5室( 10室から8室目のハウス )を支配し月も9室( 10室から12室目のハウス )の支配星で
月に逆行することで木星にアスペクトされる土星はマラカが逆行して高揚する最悪な所見だ
「事業運」の10室の象意を損なう星同士が示し合ったかのように関わり合って時運が絡み
12室に住んだプラティアンタル・ダシャーの月が「( 総理の政務からの )引退」を明示していた


結果的に射手座ラグナになったシャスティアムシャでは
高揚したラグナロードの木星が更にアスペクトバックする位置へと減衰の土星が逆行し
土星は減衰したその本来の位置から2室の月へとアスペクトバックしダシャーが貫通する

おそらく昨年夏の辞意表明の翌日頃に投稿した検証記事で触れたかと思うが
岸田文雄は「歴代8番目の長期政権」で1,094日もの就任期間を誇る
岸田のD60が射手座ラグナであれば
8室で高揚したラグナロードにコンジャンクトした9室支配の太陽がラージャ・ヨーガを組み
スーリヤ・グル・ヨーガにもなりつつ並立するグル・チャンダラを吉星化できているからだ
( 太陽が支配するトリコーナの9室とケンドラのラグナがラーフをラージャ・ヨーガにする )
10室の表示体の太陽が8室で複数のヨーガを組んだ重厚な座相が
8室を「行き詰まり」のハウスではなく「継続・延命」という吉意方向に好転させたと言える
( 更には月が2室からアスペクトバックするため私には理解できかねる不動の人気があった )


しかし「逆もまた真なり」で
木星に仮想アスペクトされつつ5室で例外則になる良化された土星は
月とコンジャンクトしたケートゥにアスペクトバックし
8室の在住星と5室の在住星が絡んで8室支配の月が凶星化するような側面が励起され
単純明快に「物事の途絶」という5室・8室の象意がハッキリと発露した時運となった
やはり岸田文雄のシャスティアムシャは射手座ラグナで凡そ正しい印象である
何故この時に「達成」を迎えたのか

では今この時に銀の盾を授与されたのは何故なのかというと
やはりダブルトランジットとナヴァムシャにおけるダシャーの絡みが両立したためだ

岸田文雄は現在「木星-土星-木星期」があと2ヶ月ほど続く途上で
ナヴァムシャやダシャムシャではダシャーが明確に絡んでいる


年齢的にも影響が強いナヴァムシャでは
この通り見事に土星が木星のディスポジターになり
住むのは「支障・トラブル」の6室だが逆行する位置へと木星がアスペクトし
高揚する9室支配の土星が木星の調停を受けることで吉星的に振舞えるということである
土星がヴィーパリータを帯びて木星にも救済を施され
なおかつ木星は土星の影響を受けた配置であり
水瓶座は「SNSやその他のネットコミュニティ」を意味する


仮想的に土星は5室に住んで9室の象意が高揚する強いダーナ・ヨーガになり
木星が更に吉意方向へ引き上げる救済措置をもたらして「ネット上での支持」を獲得させる
木星は7室10室支配で9室に住めば吉意濃厚な二重のラージャ・ヨーガを組んで
そのうちの一つは10室対9室のダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガにすらなる
大いに吉兆な木星が逆行土星の凶意を強く和らげる影響が
5室で減衰の太陽にも現れて「出版や創作活動」を意味する3室対5室の絡みを良化している
ダシャムシャはどのように働くかというと


こちらも吉意が変則的に出ていると一応は言える所見であり
ラグナの土星は12室に逆行して仮想的に高揚しながらまた木星にアスペクトされる
土星が逆行した位置に住むのが9室支配の月であることが吉意を醸すらしく
「11室から11室目でその本質」という自己実現の象意が今現在は有意に機能しているようだ


「大衆からの人気」を担う月がダシャムシャでは最も無益な12室に住むにもかかわらず
仕事と切り離された私的時間において注目され続ける様子を描く
12室とはもちろん目に見えないプライベートな場面を意味するので
事業運においてはあまり良い時運ではないとする判断がこの場合は必ずしも正しくない
本人も趣味のつもりでやっているということだろう
それから

ラーシを乙女座ラグナとした場合4室になる射手座は今まさにダブルトランジット中であり
即ち代議士としてではない別側面において新たなキャリア(=4室)を岸田は獲得したのである
以上の追検証から
岸田文雄はラーシが乙女座ラグナでなヴぁは双子座ラグナになり
シャスティアムシャが射手座ラグナとした想定が一応は誤っていないと言える結果だった
ちっとも嬉しくないが
岸田の主要チャート( D1・D9・D60 )はこの私と完全に同じで
土星が蠍座の「アヌラーダ」に住んで逆行している配置まで同じである
総理ではなくなった今現在は
さすがに批判する相手方にならないので私もこれ以上は大人の礼儀として攻撃したくない
しかし今なお進む失望ド真ん中の石破内閣の発足は
そもそも石破を後任として有力視していた岸田の意向もあってのことだ
「この人だけは違う」と思わせる苦節があったからこそ期待していたが
今ではもうジョーティッシュの追検証すらしたくない軽率さと非常識が募る総理である
もうじき巡って来る参院選に先んじて
国民の納めた税金から2万円だの4万円だのという雀の涙ほどの一時給付金の配布を決め
それも「現金給付でなければ充実感に欠けるだろう」などと陳腐な気遣いまで重ねる自民党
とにもかくにも話題に事欠かないのであれば
私も有意な検証がまだまだ出来ることだけは感謝しておいた方がいい
お陰様でまた記事が一件UPできました
ありがとうございました
以上





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