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スークシュマ金星期開始─残り30日となった2025年に思うこと

更新日:2 日前



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今日( 2025年11月30日 )の時点で

私のダシャーは「木星-土星-ラーフ-金星-太陽期」となった



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全てのダシャーが貫通する分割図は多くなかったが

さほど現実的でない方面の複数のチャートで太陽までの時運が通っていた



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「余所行きの中年男」になりかけた私にとって有意な経験にならないはずのD20は

この通り土星が木星へと逆行して月( ラーフのディスポジター )は土星と星座交換する



6室水瓶座で定座したように強い月は12室獅子座の金星と相互アスペクトし

太陽は凶意の12室で定座して良い座相と言えないまま金星を傷つけるように働く



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霊的な成長( 精神修養 )の良し悪しが現れたD20で太陽は12室( 黙考・瞑想・隠遁 )で定座し

始まって数日ほどの金星期のスークシュマ・ダシャーに普通ではない影響を及ぼす配置は

土星と月の星座交換が6室対11室という「論争・敵対」を意味した凶兆であることと相まって

鑑定士としての私がやたらと尊大に振舞ってしまうような一種の悪意を警告する様子だ



しかつめらしい物憂げなツラ構えのまま何かを知った風な態度で人に接し

嫌われても煙たがられても「これが俺だ」と開き直るかのようでお世辞にもよろしくない



「木星-土星-ラーフ期」が始まった当初から

このD20では土星が6室支配で11室支配の優良な月を抑圧する絡み方になり

単純には孤高のカリスマを醸す月対土星の結びつきを単なる凶相にしてしまっている



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私は嫌われているのだろうか



確かめる術も無いが

これでも「満額回答の占術鑑定」を標榜する立場であり

風評が独り歩き出来るほどの実績すら未だ乏しい私は

今日もまた鑑定依頼を待つのみである



続いて



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「4×6」で勉学の習熟力が現れるD24でも

木星は水星と星座交換して土星がそこへ逆行し射手座にもアスペクトする強い絡み方で

土星の本来の位置は7室牡羊座で火星( ラーフのディスポジター )がディスポジターになり

火星は9室双子座に逆行することで金星と仮想的に相互アスペクトし

金星の9室目で太陽が定座してしかもそれは「自己実現」の11室という妙に強い吉相を見せる



「職能に通じる技芸」というと本当にジョーティッシュくらいしか私には残っておらず

その他に勉強らしい習慣と言えばAmazonのkindleでスピ系著作を衝動買いし

結局は読んだり読まなかったりしているだけだ



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何だかよく分からない



常々こうして自分のダシャーを照会し査読する検証作業は最も効率の良い独習なので

車の運転をしながらでも合間合間に自前の分割図を脳裏で思い出しては自らを占断している



ジョーティッシュは自分の職業だと思っているためか何の苦も無いのだが

プラーナ・ダシャーが太陽期を経て行く今日いっぱいまでには

何か急に天啓が舞い降りる「占術的直観」に脳髄を射抜かれるのかも知れない



とはいえ最後は鑑定依頼がいただけないことには仕方が無い



それから



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思わず「・・・えっ!?」と小さく驚いたのはシャスティアムシャの座相で

逆行位置から木星にアスペクトする土星はラーフのディスポジターを兼ねており

土星が逆行した位置の9室で太陽は定座して金星とコンジャンクトする



ラグナロードと9室と11室が絡むかなり強い所見を作っていたのはいいが

悲しいかな独立独歩で前進できそうな機運の躍動感は1ミリも残っていない



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どちらかというと今の私は月をラグナとした場合の配置の方がよほど現実的で

「独立」の11室目に改まるラーフのディスポジターの土星は7室から6室に逆行してしまい

6室では太陽が定座してマラカの金星とキツいヴィーパリータを組んでいる



月から見た土星は12室支配のマラカで

今度の時運は全ての機能的凶星がヴィーパリータを起こす一触即発の凶危も見受けられる



とにかく

「出来なかろうと本気でやって見せる」という気概だけで戦うしかない私の現状を明示し

今日11月30日の終日までには何やらハプニング( 月から6室目で定座の太陽 )が起こるらしい



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「そういうことだったのか」と

気づきが有る結果を望む



D60では本来のラグナから見た絡み方がやたらと吉相なので

思慮と善処を以てすれば悪いようにはならないはずである




「木星-土星-ラーフ期」の振り返り




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新年1月15日には「木星-土星-木星期」にダシャーが改まり

今はアンタル・ダシャー土星期の最終盤へと突入する総決算の時運に向かう最中に在る



あと45日ほどしか残っていない「木星-土星-ラーフ期」だが

真夏頃に独り浮足立って未来予想を自惚れ半分に描いていた自分は

人の為に働く正当鑑定士の本路の脇道を今なおトボトボ歩むばかりである



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「親の顔より見たチャート」と言えそうなナディアムシャは

ラーフのディスポジターの木星が定座した射手座からは金星が8室目に住み

スークシュマ・ダシャーの金星期が終わるまでは動的な分割図にならない



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それに対して「物事の結果」( カルマの成り行き )を意味し

分割図のレベルもとても浅く現実度が強いドレッカナは

このように来月3日頃に全てのダシャーが貫通する動的な「運勢のラッシュアワー」に入る



( 魚座から逆行して仮想的に定座する土星に木星がアスペクトし

ラーフのディスポジターの火星は本来の位置から土星に8室目のアスペクトを起こし

火星が逆行した7室には金星が住んでいる )



あと3日後には急に見知らぬ相手から

占い師として委任したい事案があります」と

不意な依頼や誘いが掛かるかも知れない



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そして少しばかり懲りずにまた皮算用すると

来年1月15日からのダシャーはドレッカナが相当に有意な配置で絡みを起こし

木星に対し土星はそのままの位置で射手座にもアスペクトするので強く絡み

3室の土星と10室の木星の両者に対し4室11室支配の火星がアスペクトすることから

私が上手く現状維持できていれば来年は「第二のビギナーズラック」にありつけるらしい



D3でラグナロードの土星は「パフォーマンス」の3室に住んで2室にも定座するように働き

ディスポジターの木星は10室天秤座でケートゥとコンジャンクトして「教師」の所見を作る



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教えるという仕事はあまり意識してこなかった



鑑定士とは実績ありきであって

その信用の値段が必要十分に確かでなければ

知識を授ける側として実例を説くということなど許されないのは

至極当然である



はてさて



翻ってナディアムシャで時運を補正すると─



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木星と土星は6室対12室で対置され

「何がどう絡んでいるか」など確かめる必要すら無いガチな相互アスペクトとなる



表向きはしっかり不慣れな「初の教務当直」といった印象で

6室で逆行する土星が発話発語の2室を支配して12室の強い木星とせめぎ合う配置は

無茶苦茶な緊張感で涙と汗の区別もつかないくらいの有り様である



12室で定座する木星は月から4室目になり「マハープルシャに改まった射手座」という所見で

あたかもVIP枠レベルの受講生( 大手の企業経営者等 )が熱心にご聴講下さるのかも知れない



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健康管理には万全の注意が不可欠だ



熟れた茄子のような顔色のまま滝のように冷や汗をかいてヘドモドと講義する私は

その未来において「健康運」の集約でもあるドレッカナの凶相が実る時運と闘うことにもなる



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前回の投稿でも軽く触れたかと思うが

ドレッカナのラグナロードになった土星と3室( ≒寿命 )支配の木星は

揃って機能的凶星の火星が更に逆行する悪意をアスペクトで受けている



その火星は個人事業の表示体とも言える4室11室支配で8室に住むことから

フリーランスの私が一応のオファーを受けられる予兆も見せている座相である



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改めて心を養うことからだろう



かつては2世社長として最もらしく従業員に長話をしていた私は

もう大勢の相手と話す生活を辞めて1年2ヶ月ほどにもなる



失った強さを取り戻す転機が来ても

恐れていては本当に仕方が無いままだ



いずれ来る「転機の階段」を息切れせず登っていける準備を

心掛けた師走直前の私だった



以上

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