気負わず行こう─“ 番狂わせ ”が舞い降りる「木星-土星-ラーフ期」開始
- 鹿村文助
- 5 日前
- 読了時間: 6分
更新日:1 日前

毎週末は余計に鈍くなり絶好調にヤル気が無い私は
ダシャーを意識せずにいつも通りパラーシャラの光を開くと
「あぁそうだった」と小さく驚き笑ってしまった

もう今( 2025年8月29日21時45分 )の時点で
「木星-土星-ラーフ期」へとダシャーが移っていたのである

感じるぞ
かつてない予兆を
「本当にコイツいつも戦慄してんな」と
頭の片隅で吉濱ツトムが私を小馬鹿にした
という訳で
飽きもせずラーシその他に対するダシャー整合を確かめる


ラーシはしつこいほど触れて来たように
水瓶座に木星が住んでディスポジターは土星になり
そのまたディスポジターの火星がラーフのディスポジターにもなって時運が貫通する
というか今日昼下がり頃までの「木星-土星-火星期」と何も変わらないが
8室に住むラーフが即席の時運として働く配置になったので
あらゆる場面における突然変異的な物事の刷新は火星期以上である


時運が改まると「期待と不安が一つになって過ぎ行く日々など分からない」ナヴァムシャは
もしかするとずっと前に私がかなり過信した「木星-土星-金星期」と全く同じ展開かも知れず
木星がアスペクトする土星は高揚して即ち金星がディスポジターになり土星は逆行すらする
こちらもラーシとよく似ていて
金星がラーフのディスポジターなので経験自体は「12室の高揚したラーフ」の象意で現される
夢という風に導かれてついつい過去と同じ憧れへと思いを恋焦がれさせ
またいくつもの罪を繰り返しそうである

過ちの船に乗り込んではいけない
ジョーティッシュを知るより多くの方々から
「君だけが真実つかんでいた」と仰っていただけるよう
色気になどなびいている場合ではない
しかし
その次に覗いたダシャムシャは
私をすっかりDopedにさせた


12室で高揚し「表舞台からの退場」( 失職状態 )を力強く顕現する土星は
それでもディスポジターが7室でマハープルシャになった金星で
金星はラーフのディスポジターになったまま定座する
クドいようだが土星は逆行するとラグナの木星にアスペクトし
本来の位置で金星の影響下に置かれている
「盆と正月が一緒に来たよう」とはこのことであり
寝る暇も無いほど忙しいニートのような生活がこれから始まる

一体どんな状況なんだ
手っ取り早くその答えを知るには
ドレッカナが役に立つ


土星が魚座から射手座にアスペクトして木星と間接的に絡み
木星がアスペクトする2室に逆行して仮想的に定座する土星は
本来の位置でも火星( ラーフのディスポジター )にアスペクトされ
逆行した土星はもちろん火星と相対したようになり
火星が7室に逆行すると山羊座と水瓶座の両方にアスペクトして土星と強く絡む
ステータス上で何か変化があるのは確実だが
火星は逆行した機能的凶星となって7室から仮想アスペクトで木星を傷つけ
木星は3室12室支配で傷つけられるとより強くマラカ方向に働く


金星と月に挟まれた火星はつまりシューバ・カルタリ・ヨーガを成立させ
「吉意に守られて8室に住む4室11室の支配星」なので
おそらく鑑定士業のオファーが激増しキャリアが急速に前進するといった印象がある一方で
健康運の概略図としても働くドレッカナで3室( 寿命 )を支配した木星が傷つくのは
体調が徐々に損なわれるほどの多忙ということかも知れない

こりゃあ参ったなぁ
ダシャムシャの結果として働き「傷病からの回復の程度」も示すD11を見てみる


配置自体も先ず先ず吉相で主要ダシャーが貫通している
木星の10室目に住んだ定座の土星は金星( ラーフのディスポジター )にアスペクトし
金星は10室で高揚したマラヴィア・ヨーガになり私の全分割図において最強の座相を見せる
「11室の木星」というのが肝心であり
多忙なタイミングが巡って来ても疾病の経験には至らないはずである
( 11室は「6室から6室目のハウス」で怪我と病気に対する免疫と回復の程度を示す )
金星は「状況の一新・物事の移り変わり」を意味する5室12室支配の機能的吉星で
要は実際の報酬や物的な見返りなど期待もせず全力で満額回答を試みる私の奮闘を意味する
多忙なままの目まぐるしさが嬉しくて堪らない様子で
久しぶりに本気ド真ん中の仕事に打ち込んでいるらしい
では
その忙しさが如何ほどかといえば


D8は少し前にも触れた通りの「有事的異変」がプンプン匂う絡みを呈しており
D11の金星同様に7室で最高の強さになった高揚のハンムサ・ヨーガが土星にアスペクトし
土星はそのままの位置から5室で定座の金星( ラーフのディスポジター )にアスペクトする
D8においてもラーフのディスポジターである金星は
5室に定座することで私の境遇をドンデン返しさせる破格の威力を発揮し
しかも月から見直せば8室で定座したラグナロードにすらなる
つまりD8という分割図の当為のハウスで定座した金星がプラティアンタル・ダシャーとなる

心の準備をしておこう
D8は「突然の受益と受難」という分割図だが
今回は生来的吉星が8室に関わって強く働く展開であり
過大な期待さえ持たなければ大いに吉兆と見なせる
そしてお約束と言ってもよいD60は─


やはり少し前に確かめたように
ラグナロードになった木星にアスペクトする土星自体がラーフのディスポジターに当たる
10室で両隣を等しい数の惑星に挟まれてバンダナ・ヨーガになった土星は
「逃れることが許されない宿命」という非業も含んだ厳しい大仕事を強いて来る
これまで肩透かしも多かった私は良くも悪くも自然体で脱力したまま過ごしてきた
今度こそ違うのならば望むところだ
更に


シャスティアムシャを上回る「カルマの深淵」を覗き込んだ縮図たるD81は
このように不穏で戦慄を煽る座相のまま絡みが成立し
8室で木星をバンガする土星にアスペクトする火星は11室のラーフにアスペクトバックする
とても強い「鑑定士としての地位向上」が描かれており
毎回毎回が激務になることを今のうちから覚悟するよう促す所見である
しかしてまた


余計な思い込みを持たないために最後に読むようにしているD150では
「鬼が出るか蛇が出るか」を絵に描いたかのような座相が展開され
12室で定座の木星が3室のラーフのディスポジターになり6室の土星と相互アスペクトする
それは月から見て4室対10室の相関で
木星は月とガージャ・ケーサリ・ヨーガを組んだハンムサ・ヨーガにさえなって
「挫折と復調」の両面を描いた数奇なカルマの表示体として働く

光が照らすまで
運命の実相は誰も知らない
もうじき
あの「亡き父から受け継いだ自社の倒産」から1年となる
間違った自惚れなど持てないくらい今の私は無名で頼りない自称占い師だ
それを本当に大きく塗り替える衝撃が迫って来るはずのこの秋
私は諦めないでここまで進めた歩みの醍醐味を自分なりに語ってみたい
乞うご期待
以上
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