【番外編】ハイアーセルフ( 超未来生の自分 )を知る─幾千年の時空を経た私
- 鹿村文助
- 4 日前
- 読了時間: 9分

昨日は
私が以前からメンバーシップ登録しているYoutuber・天日矛氏の講演会に参加した

同講演会では
一種の霊視によって「ハイアーセルフ」( 遠い来世の自己 )を特定できる能力者を招き
参加者全員の超未来の姿を覗いてメッセージとして伝える実践が行われた
参加者は50名に迫るほどで
一人当たり3分強だけ対話が許されるというタイトさだったが
懇親会の席は参加者同士がその奇跡体験を讃え合う場となった
番号札で整理券が配布され順番を待つ間
先に霊視鑑定を終えた方々が語る異口同音の驚きを私は興奮気味に聞いていた
比較的に早い番号だった私はそれほど待たずして
霊視能力者の女性と対面し絶句ものの来世像を伝えられた
以下がその会話内容のメモだ

遥か未来の私は
平安時代に生まれているらしい
つまり転生( 生まれ変わり )は必ずしも過去から未来へと直線的に進むものではなく
かなり古い時代に戻ったりする場合もあると判断できる

『かぐや姫のような姿』と要約した一文の元々の趣旨は
「額の位置で前髪を揃えた長髪の女性で着衣と容貌が紫式部のようなイメージ」との口述で
それを聞いた私がまるでかぐや姫のようですね?と返答したら「そうそう!その通り!」と
鑑定した霊視能力者の女性が納得して下さった
超未来の私は
「人とは思えないほど白い肌をしていて( かぐや姫ではなくとも )月と関係している」そうだ
オカルトな拡大解釈としては私はどうやら月で生まれた月人( ムーンレイス )の一員で
平安時代の日本に降り立って何か特別な営み事に務めているらしい
早速ながら「来世の自分」を描いたD108( アシュトッタラムシャ )を覗き直してみたい

今生の直後の来世かどうか分からないD108は
確かに私が女性として生まれている可能性を示す所見が複数あり
ラグナは女性星座の牡牛座でラグナロード( 女性惑星の金星 )が女性星座の乙女座に住む
減衰してしまう金星はそれでもコンジャンクトしたラーフを吉星寄りに良化させ
金星を高揚させる星座の支配星になる木星はラグナから7室目で11室にアスペクトバックし
金星をニーチャ・バンガしている

木星は今生の私のアマティア・カーラカ( 2室10室の表示体 / 後天的な自己像 )であり
その木星も女性星座の蠍座に住みディスポジターの火星は獅子座から蟹座に逆行し減衰する
火星は今のこの私のアートマ・カーラカで射手座に住んだヴァルゴッタマだが
そうした粗暴気味で荒々しい男性性は遠い来世において女性星座の蟹座で雲散霧消している
「発語や自己表現」の表示体として強く働く2室5室支配の水星が3室( 読み書き )の蟹座に住み
対向9室でラージャ・ヨーガの太陽と更にラージャ・ヨーガを組んでスーリヤ・ブッダになる

こうしてD108を読み直すと遠い来世の私は
「書机に就き “ もののあはれ ” を書きしたためる女性」という印象が
鮮やかにアリアリと描かれてあるのだから驚きである
それから

「いつか月に行くの?」と冗談めかして添え書きをした上記の文言は
今生の私のD3やD150において有意な所見から整合があるとも言える

The karmas of D3 are different from karmas of D10. Drekkana shows the fruits of any karma, where as dashamsha is the action of your karma.
D3のカルマはD10のカルマとは異なります。ドレッカナはあらゆるカルマの成果を示しますが、ダシャムシャはカルマの行為を表します。
※「Goel, V. P.. Comprehensive Prediciton by Divisional Charts」より抜粋※
「カルマの結果を示す」とされナヴァムシャの要約版と見なしてもよいドレッカナでは
全ての対人運を担う7室支配の月が女性星座の乙女座でヴァルゴッタマになり
ドレッカナのラグナロードになった土星と相互アスペクトし
今生の私自体は重たい土星的な人物として振舞いつつも一定数の女性から支持を受け
男性の私から見て女性そのものを意味する金星は7室蟹座でヴァルゴッタマになり強力だ
金星も月もラージャ・ヨーガになってヴァルゴッタマを繰り出す吉相で
大筋の運勢として私はそれほど女性から嫌われずに済むような推移を経て行く

「この世界に生まれ出た自分の特性」を網羅したとされるナディアムシャは
今まで何度も触れてきたように月がヴァルゴッタマでナクシャトラさえ同じである
ドレッカナと同じ山羊座ラグナになって月と金星は配置まで同じになり
7室でラージャ・ヨーガになるヨーガ・カーラカの金星と
そのディスポジターで9室乙女座に住むラージャ・ヨーガの月は
クドいようだが揃って「女性星座に住んだ女性惑星」という所見だ
D150は今生の私の特徴を凝縮した超深層の分割図であって
来世の自分自身を示すものではないが
よく考えると月が住む9室は「5室( 過去生から得る結果 )の本質のハウス」で
5室から5室目であるため一応は来世の自己像を醸し出すハウスでもある

ずっと以前に私が性的に離人症となる未来を予想した記事でも触れた通り
私のD150は木星と土星だけが男性星座に住んで女性性が強まっていく余地を示す
今生の私を明示する水星( ラーシ・ナヴァムシャ両方のラグナロード )は
9室支配で減衰してアスペクトバックしそれを受ける月はケートゥとコンジャンクトする
ケートゥは「12室の表示体」で「過去生の表示体」とも定義され
実は月自体もインド本国のジョーティッシュでは「過去生の記憶を収める受け皿」と言われる

ハイアーセルフは数十回ほど転生した後の未来世を意味し
「肌の色がヒトのようではない( 色がものすごく白い )」と綴られた特徴そのものは
幾千年後に月人となって女性の異星人に生まれた私の姿である

つまりは
「D15oでヴァルゴッタマの月」は過去生から来世へと受け継がれる一種の遺伝子情報であり
そもそも私は乙女座的な容姿の特徴が数世代以上もの年月でも薄れずに顕在化するらしい

翻ってD108を再見すると
肝心の月は射手座( 火のサインの男性星座 )に住んでしまうが
ラグナロードの金星は減衰しながらラーフを吉星化し
「薄弱で美的な魅力が薄いにもかかわらず独特な風貌をしている」と言える所見になる
やはり
「肌の色がヒトのようではない( 色がものすごく白い )」と書き留めた通りの様相になっている

やはりこのような風貌で
私はハンナリと手弱女( たをやめ )に振舞っているのだろうか
また一方でその女性的過ぎる特質は気質体質の後退も招くらしく

健康運では
「胃腸・肝臓・膵臓が弱っている」
「健康運の概略図」という読み方で
再びドレッカナを覗くと

「胃」の5室はラーフと太陽が挟んだパーパ・カルタリ・ヨーガで
支配星の金星も太陽と火星が挟むパーパ・カルタリ・ヨーガになり
機能的にも凶星化した火星に金星は逆行されてしまい
減衰して威力は弱いが獅子座から火星の仮想アスペクトを木星が受けている
山羊座ラグナでは金星が「胃」の表示体も兼ねた「膵臓」や「眼球・生殖器」の表示体で
木星はどのラグナであれ単純に肝臓の表示体として働く
木星はケートゥとコンジャンクトして火星が仮想的に傷つけるので
私は肝臓が持つ「自己免疫の保持・汚濁した血液の純化」等の生理機能が経年で衰えやすい
更に山羊座ラグナで3室12室支配になる木星は「聴力・腕・手と指」や「足首から下」を担い
ドレッカナは健康運を示すので私はそもそも耳が遠く手先が不器用で足が疲れやすい

今回こうして得られた貴重な「ハイアーセルフからの忠告」は
ジョーティッシュ的にも間違っていなかったことが分かる
何とも反省しきりである
私の「宣旨を聴く能力」はいつ開花するか
そして最も気になるところは

「私のことをよく見る練習をしなさい」
(もう見える , つながれるとのこと)
とのことであり
早い話が「頭の中で声が響く」ような特異体質に( 訓練次第で )なれる余地があるそうだ

先ほど健康上の悪い傾向を認めた木星の座相を読み直すと
3室の支配星とケートゥがコンジャンクトすれば確かにそれは「サイキック」の素養を意味し
木星がアスペクトする2室水瓶座には水星( 神経や知覚力の表示体 )が住んで土星も逆行する
土星が2室に逆行して定座することは「何か普通ではない能力」の発露を予兆するだろうし
水星が関わるのだからそれは特異な水瓶座的コミュニケーションの感性を示した座相だ

ナディアムシャは9室乙女座にケートゥが住んでいることになり
水星は減衰してからアスペクトバックし「テレパス・エンパス」の能力が育つ可能性を示す
そしてラーフのディスポジターの木星は12室で定座し
「不可視な事象への感応」がいずれは出来るようになる所見となっている

月から見直した配置では水星が7室で減衰して逆行の土星からアスペクトされ
かつて私がキツい鬱病に数年間ほど苦しんだ経験を指し示しつつも
8室の表示体として強く働く土星と12室支配の太陽が水星にアスペクトすることで
ケートゥ( 超常的な感受力 )のディスポジターとしての水星の異能を開花させるようだ
それが果たしていつになるかであるが


土星がラグナになった50歳以降のことだろう
蠍座がラグナになると土星は4室支配でラージャ・ヨーガになり
12室に住むケートゥへと逆行して高揚し機能的吉星の木星がアスペクトで保護を与える
「コミュニケーション」の3室目に改まった山羊座にアスペクトバックが起こり
土星自体は12室( 不可解な事象 )で仮想的に高揚してケートゥまでも関わるので
その頃の私は確かに誰から見ても危なっかしく妙な言動を周囲に見せているはずだ


当初は必要以上に不安視して土星期の将来像を歪めていたが
上述した可能性を踏まえると12年後の私は占い師ではなく霊視や透視の能力者になっており
その技能のほどを感心して驚いてくれる理解者が私の許へと殺到するらしい

これでまた一つ謎が解けた
一つだけ言えることは
「本当に私の助けを必要とする弱者のためにこの力を使うべきである」という自戒が不可欠で
大いなる力には大いなる責任が伴うという現実だ
冒頭で紹介した昨日の講演会では
「人よりも遥かに大きい鳳凰」や「四つ足で翼を持つ銀の龍」がハイアーセルフだった方もあり
それに比べれば私の霊的進化の道のりはまだまだ素朴な寂しい旅である
これを心の支えに
私は私なりの悟りを大切にしていきたい
全ての出会いに感謝
以上
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