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とうとう木星期が始まった

執筆者の写真: 鹿村文助鹿村文助

更新日:2023年10月6日







こうしてブログを書くのも随分と久しぶりだ。



これから書いていく雑記等は、インド占星術の知識がある方々に向けた独り言にしたい。



私は去る9月17日の夕方頃に、いよいよ長かったラーフ期が終わった。

ラーフ期は、最も主要な時運の形式である「ヴィムショッタリ・ダシャー」で、実に18年も続く困難期である。



ラーフ期の振り返りは、それこそ数十回に分けて記事にするくらい話が尽きない。

いずれ気が向いた時に程々に私情を込めて書いてみるつもりだ。





私のネイタル・チャート(「ラーシ・チャート」とも言いますね)の木星は

「労働・苦労・争い・奉仕」の6室水瓶座に住んでいる。



木星はインド占星術で最も強い吉星だから

減衰しない限り凶意のハウスに住んでも体感的には凶星ほど悪くない。

どんな行動であれ木星の住むサイン(星座)がその結果を意味していると思っていい。



私はまだ30代なのでダシャーにおいてもラーシ・チャートが優先するはずである。

だとすると、私のこれからは「サービス精神のボランティア的な毎日」という人生になる。



木星はラーシ・チャートでアスペクトを受けない(ただし逆行惑星はアスペクトする)ので

自由気ままに振舞える傾向になる。



その基礎運をより深いところから支配するナヴァムシャでは、我ながら木星が相当に強い。



木星は双子座ラグナと乙女座ラグナでは二重に吉意のハウスを支配してしまうことで

機能的には凶星化してしまう。

ただし私の木星はナヴァムシャでラグナに住んで二重にラージャ・ヨーガになっている。



7室(対人関係)と10室(社会生活)を支配してラグナ(アセンダント)に住んで

7室へとアスペクトバックしている。



セカンド・アンタル・ダシャー(土星期)が始まる2023年11月5日頃には

随分とジョーティッシュに絡んだ交友で忙しくなっている配置である。



良い顔をする八方美人な木星さんのことだから、来る相手を余計に拒めないだろうし、友人なのかお客様なのか区別できないタイプの付き合いで、手帳がパンパンになっていそうだ。





ご覧の通り職業運であるダシャムシャチャートでも木星はラグナの蠍座に住んでおり

5室を支配するためこれもまたラージャ・ヨーガになっている。

しかもコンジャンクションするケートゥ(と対向のラーフ)は高揚するおまけつきだ。



早い話が

今すでに私は表向きの経営者としての生活よりもインド占星術が人生の要になっている。



ジョーティッシュの隠れた大家だったセシャドリ・アイヤー氏の秘伝技法では

「分割図のラグナに住んだ惑星のマハーダシャーが来た時にその分割図の象意が成就する」

とされている。



私の木星はナヴァムシャとダシャムシャのラグナに住んでいる。

そして単純な基礎運であるラーシ・チャートでは木星が住む星座は水瓶座である。



水瓶座は天文学的な「ナチュラル・ゾディアック」という占星術の概念において

11室目に位置しているから

インド占星術的には『サークル活動』や『個人対個人の対話(SNS等を含む)』を意味する。

次世代の革新技術という意味合いも持つので“グローカル”なネットコミュニティも指す。



私はマイペースなプライベートの余技としてインド占星術をより実践していきたいが

気がついた頃には中途半端な消化試合のようになってしまっていないか不安でもある。





分割図に対する主要な評点基準のショダヴァルガで、最高点であるシャスティアムシャ・チャートさえも、私の木星はラグナロードとなって「独立」の11室に位置してしまっている。





シャスティアムシャよりも簡素な外観的人生を示すアクシャヴェーダムシャ・チャートでも

木星は10室の水瓶座に住んでいる(ラーシ・チャートと同じ星座なのでヴァルゴッタマ)。





なおもまたチャラ・カーラカでは木星が職業と才能の表示体であるアマティア・カーラカ。

(しかもナクシャトラは定座になっているので他の惑星の影響を全く受けないことになる)



頭がおかしいほどにカルマ的で、イチイチ出来過ぎている。



単に自慢したいのではない。

これでどうやって会社経営を継続できるんだろうということだ。



ダシャーに関する口伝では「ラーフ期に得たものはラーフ期の終わりに全て失う」とされる。

別に私はこのコロナ禍でも会社を倒産させずに済んだが、このままでは違う理由で会社が存続できなくなるかも知れない。



私の家族(実母・実姉)はどうなるんだろう。



そちらも以降また運勢を予想してみる。



                                       以上

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