top of page

行き過ぎた粛清─見え始めた日本共産党の限界

更新日:2月11日



「このままでは共産党の衰退が加速する」抱いた危機感 党員・松竹伸幸氏が「党首公選」を訴える理由: J-CAST ニュース



共産、党首批判の党員を除名処分(共同通信) - Yahoo!ニュース



久々に私的な衝撃の大きいニュースがネットのホーム画面を飾った



万年野党で最近は議席を減じてしまい

ゆっくりと衰微し始めた印象の日本共産党が

極めて党歴の長い熟年党員を

分派工作」の嫌疑で除名処分としたのである









日本共産党(以降は英名の省略表記「JCP」とする)は

昨年ちょうど結党100年の歴史的節目を迎え

党としての躍進を一段と声高に党員へ約束していたばかりである



ところがここに来てその組織性が非難される過失を犯したことは

ラーシを乙女座ラグナとした場合にその理由が明確になる







現行ダシャーの「ラーフ-火星-土星期」は

ラグナにラーフが住んで

ディスポジターのラグナロードは10室でバドラ・ヨーガを繰り出すが

その水星を火星と土星の両方がアスペクトでしっかり傷つけて

見事に「凶意の絡み」が成立してしまっている



ラーシが乙女座ラグナであればダブルトランジットは凶悪な3室( メディア )に生じる



そしてこともあろうに定座の火星にはラグナから土星がアスペクトしてしまう



党としての原理原則を自らの意志( ラグナとラグナロード )で断行した結果

6室的8室的な悪意ある外野の批判者から袋叩きにされる場面である





ダシャムシャはなお悪く

3室( メディア )でコンジャンクトしたラーフと土星に

「災難」の8室で高揚した6室11室支配の火星が8室目のアスペクトを与え

ラーフのディスポジターの太陽にも火星は逆行した位置から4室目のアスペクトを起こす





ナヴァムシャは言わずもがなで

2室のラーフと土星に火星がまたアスペクトし土星も火星にアスペクトし

火星の対向5室にはラーフのディスポジターの木星が住んで

全ダシャーがケンドラの位置関係になった凶意万端の所見である



特にナヴァムシャは

水星と木星が星座交換し木星は火星とコンジャンクトしたようになり

木星は2室11室支配で機能的凶星になり火星は逆行した生来的凶星で悪意が強く

その不幸な組み合わせに巻き込まれる土星は肝心なラグナロードである



土星とラーフは火星が直にアスペクトで傷つけて

土星とラーフ両方のディスポジターの木星も火星に強く傷つけられており

互いの配置に絡みの生じた完璧な時運励起の局面で逃げ場がない



JCPのラーフ期は今年の10月12日までであり

残り僅かなダシャーだが

それでもこれから8ヶ月もの月日をこうしてネットのバッシングに耐えるのは

十分に過酷である





本来なら金星期と並んで束の間の安息が巡って来るはずの木星期は

ナヴァムシャで星座交換した木星が射手座に伏在するようになって

その射手座には逆行の火星が住んで土星も10室目のアスペクトを与える絶望の配置だ





ナヴァムシャの簡易的チャートであるドレッカナは

このように木星が5室で減衰してしまっている



それも7室(10室の本質)を支配しており

10室の本質を写すハウスの支配星が

10室から8室目のハウスの5室で減衰した配置で

一個人であれば「子供( =木星 / 5室 )から裏切られる」経験になり

JCPは政党組織なので党員や党幹部が大量離脱しうる所見である



ダシャムシャは木星がまた7室を支配して自室を失う6室に住んでしまう



ただし木星は両隣を月と金星が挟んだシューバ・カルタリ・ヨーガで

火星と土星は全く触れられないため

相変わらず万年野党の立場で泥臭く取り組みを続行する様子だ



共産・志位氏、党員除名の妥当性をあらためて主張 朝日新聞社説は「あまりに不見識」(京都新聞) - Yahoo!ニュース



そして

こうした状況をわざわざ惹起したのが

現・委員長で実質的党首の志位和夫である







志位もまたラーシは乙女座ラグナである



根拠は明確で

乙女座ラグナなら「生家・家族の様子」を意味する2室で土星が高揚し

2室は「本人以外の家族」を指すハウスでもあるからだ



共産主義の象意がある水瓶座を支配した土星が2室で高揚する配置は

両親ともに共産党員だった事実を正しく説明できている



父(明義)も、母(茂野)も、日本共産党員で、二人とも小学校の教員でした。

日本共産党幹部会委員長 衆議院議員 志位和夫|プロフィール (shii.gr.jp)





そして確認できる数少ないバイオグラフィーで最重要とも言える結婚の時期は

「1979年」とだけ明示されている



志位和夫さんは嫁と結婚したのは
大学卒業後の
1979年の25歳のときだそうです

志位和夫の自宅は船橋市!妻と子供、娘?息子?父親や祖父、家族は? (ddddbros.com)





その当時のダシャーは最も早い頃で「水星-ケートゥ期」の終盤だった





ナヴァムシャが牡羊座ラグナであれば

主要ダシャーがラグナに収まり無事に結婚の経験が説明できている

(ラグナは7室から7室目で結婚の本質である)



アンタルダシャーのケートゥはディスポジターの火星がそのまま定座しており

特に「水星-ケートゥ-水星期」は完全にラグナで物事が完結する時局となる





そしてまた特に注意深く勘案すべき本人の有意な経歴事項には

現在も就任し続けている委員長職に2000年の年末時点で選出されたことだ





その当時はまさに金星期が始まったばかりのタイミングで

ラーシでは9室( 「選挙」を意味する11室の本質 )を支配して12室に住み

ナヴァムシャの方は2室7室支配で8室からアスペクトバックする強い配置である





ラーシでは住むハウスこそ12室だが

その星座は「王位の玉座」を意味する獅子座であり

太陽はまさに11室に住んでシューバ・カルタリ・ヨーガになる