直近のトランプ大統領─核実験の示唆と再び起きた暗殺未遂
- 鹿村文助
- 2 日前
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更新日:1 日前

今月に入って少し経ってから
トランプ大統領が何とも際どい問題発言を確信犯的に見せたことが報じられた
10月30日、アメリカのトランプ大統領が放った「宣言」が、またしても全世界に波紋を広げている。
自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「アメリカはどの国よりも多く核兵器を持つが、これは私の最初の大統領在任中に達成した」と投稿した。
自らの貢献度をアピールするのはいつものことだが、続けて「(核戦力は)ロシアが2位、中国はだいぶ遅れて3位だが、5年以内には追いつくだろう。他国の核実験計画を受けて、アメリカも同レベルで核実験を始めるよう国防総省に指示した。直ちに開始されるだろう」
と、核実験の再開を高らかに宣言したのである。
( 同上 )
この期に及んで「核実験をしたい」というのは
最早どの立場の者からも擁護されないと私は思った
【ワシントン時事】米主要メディアは4日、トランプ大統領が5日に国防総省を「戦争省」と呼ぶ大統領令に署名すると報じた。ただ、正式な改称には連邦議会の承認が必要となるため、国防総省の「第2の名称」として追加する形になるという。
先々月にも大統領は米国国防総省の第二の公称を「戦争省」にしたい意向を表明し
リベラル派に格好の批判材料を与えていた
大統領職から受ける給与を拒否するプロテスタント信徒の大統領とはいえ
DS側の息が掛かったマスコミの醸す悪評の炎に油を注ぐ悪手は全く理解できない
10月30日、アメリカのトランプ大統領が放った「宣言」が、またしても全世界に波紋を広げている。
とする表記に従ってまずは大統領のダシャーを照会してみる

例の問題発言を自前のSNSからわざわざ発信したその時のダシャーは
「木星-金星-ラーフ-土星-金星期」だった


ラーシはアンタル・ダシャーの金星が12室に住んで時運も絡まず
6室7室支配でマラカの土星が金星の担う3室と10室の象意を傷つけるためか
今は肯定的な評価が先ず得られない状況である
敵対勢力からの批判が恒常的に続く時運ということだ


年齢的にラーシを上回る影響力のナヴァムシャは
ヴァルゴッタマの金星にマラカの木星が逆行して絡みが生じ
ラーフのディスポジターでラグナロードの水星は水瓶座に住んで土星とも絡みつつ
土星はヴァルゴッタマになり金星とそのままコンジャンクトする
2室と3室と9室が絡んでラグナロードの水星が木星と相対して水瓶座に住む座相は
双子座ラグナで凶星化した木星の影響を受けながらラージャ・ヨーガを作ることから
何であろうとマスコミが本人の動向を批判的に報じるということらしい


「メディアによる風評」も意味する3室で逆行したマラカの木星はあまりにも状態が悪く
土星と太陽が挟むパーパ・カルタリ・ヨーガになって機能的に凶星化し
逆行することで吉意の現れ方も曖昧になっていて木星本来の働き方がほぼ出来ない
ラーフのディスポジターでもあるラグナロードの水星は
木星と相互アスペクトするのみで傷つきはさほど酷くないはずだが
ラグナと3室がパーパ・カルタリ・ヨーガになって本人の言動が問題を起こす可能性を示す
7室10室支配の木星との相互アスペクトで
ダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガになる水星は
確かにトランプ本人にカリスマ性を与えていながら
木星が意味する「アメリカのメディア」( 3室の獅子座 )が
大統領としての本来的な公務の実相を伝えようとしないことを暗示する

ダブルトランジットはもちろん誰に対しても平等に影響する最中であり
トランプの場合はこのように「心情的な異変」が明確な一種のパニックを模している
ディグバラになったまま減衰する特殊な月は更に高揚のケートゥとコンジャンクトし
ラグナから火星がアスペクトバックで生来的凶意も与えた座相となって吉凶がせめぎ合う
トランプはああ見えて随分と繊細な神経質の性分と言えるほどで
獅子座ラグナでは火星がヨーガ・カーラカのため悪影響はまだまだ少ない方であっても
時と場合によって凄まじい癇癪を起こす傾向を作り出し
特に今現在はトランジットの火星が定座したダブルトランジットの働きかけで
突拍子も無い発言が本当に増えてしまうという状況下に在る
「核実験をしたい」等とのたまうのも
早い話がトランジットのせいだったとも言える
核実験再開宣言の発端は、10月12日の「トマホーク発言」だ。
ウクライナ戦争の停戦交渉に後ろ向きなプーチン氏にしびれを切らしたトランプ氏は、同日アメリカ製のトマホーク長距離巡航ミサイル(射程1600~3000km)を「ウクライナに供与するかもしれない」と発言し、プーチン氏を慌てさせた。
首都モスクワやロシア国内奥深くの拠点をピンポイントで狙える長距離巡航ミサイルのウクライナ供与に、プーチン氏は猛反対。10月3日付の英ガーディアン紙によれば、ロシア黒海沿岸のリゾート都市ソチでのフォーラムに参加したプーチン氏はこの件に言及。「新たなレベルのエスカレーションを招く」と“警告”した。
慎重に言葉を選ぶが、「新たなレベルのエスカレーション」が、核兵器の行使を意味することは明らかだ。とりわけトマホークは核弾頭を前提に開発されたため、仮にウクライナの手にわたった場合、モスクワに撃ち込まれようとするトマホークに核が積まれているか否かを確証できない、という危機感をプーチン氏が持っても不思議ではない。
先月12日の時点ではトランジットの火星はまだ天秤座の終端部を進む頃だったが
単純なダブルトランジットはトランプの8室魚座に起こっており
盟友だったはずのプーチンを慌てさせる不規則発言を見せたのである


先月末の「核実験の示唆」を発言した当時のダシャーは
D8でも細密な下位の時運まで貫通しており
4室で土星とコンジャンクトした金星に対して
木星は本来の位置の2室水瓶座から10室天秤座にアスペクトすると同時に
逆行することで5室牡牛座に仮想アスペクトを起こして間接的に絡み
金星の4室目で定座する7室の月はそのままラーフのディスポジターとなり
土星は金星とコンジャンクトするので月とも絡んでいた
トランプのD8は
7室で定座する月がラーフを従えている配置が
とても直情的で舌の根の乾かぬ相手を意味する
やかましく鬱陶しい外野連中( 7室で定座の月 )が今回もトランプの失言を騒ぎ立て
トランプの公務に一々ケチをつけるという様子が描かれている
( 7室の月にコンジャンクトした8室支配の太陽は「メディアの表示体」でもある )


「スキャンダル」を意味しトランプ自身の失態を暗示するD6もしっかりと時運が絡む結果で
ラーフのディスポジターになったマラカの木星が金星と土星にアスペクトし
木星は水瓶座に住むことで土星がディスポジターとなって全てのダシャーが貫通する
金星と土星が6室天秤座に住んでこの凶意の分割図の当為が容赦なく顕現し
土星は高揚して金星は定座したラグナロードとなってダシャー上で凶兆を発露させていた
このD6の方では11室にラーフが住むことから
水瓶座( ≒マスコミ )に住むマラカの木星がトランプを攻撃する敵対者の表示体になっている
アメリカの政府閉鎖の解消に向けて前進です。アメリカ連邦議会上院の共和党と一部の民主党議員が「つなぎ予算案」で合意し、採決に向けた動議が可決されました。
例えば少し前まで話題の上位にあった「米国政府機能の停止状態」は
本来的にはあのUSAIDの完全解体に次ぐ無益な周辺機関合理化の一環であって
有名無実化したブラックボックスの国務をトランプが断罪すべく実行した結果である

そういった点も含め
今現在のトランプは何をしても批判を受ける逆風の只中を進み続ける途上に在る
副大統領が防いだトランプ毒殺
大統領ドナルド・J・トランプは先月、首都の高級レストランで起きた驚くべき出来事を受け、長年のシークレットサービスのフードテスターを解任し逮捕した。出来事はワシントンの「ル・ディプロマット」で起き、副大統領JD・ヴァンスが、トランプの食事に供されるステーキへ未特定の香辛料をふりかける要員(本来は毒見の責務を負う)が厨房でその行為をしているのを目撃したと、Real Raw Newsは伝えた。
そしてこの1週間強で最も驚くべき一大事は
またしてもトランプが暗殺されかけたことだろう
10月7日、トランプ、メラニア、JD(ヴァンス)、ウーシャ、数名のホワイトハウス職員は、フィレ・ミニョン、ロブスター・リゾット、リングイネ・アッレ・ヴォンゴレで知られる「ル・ディプロマット」で食事をした。
( 中略 )
厨房に入ったヴァンスは、要員の一人が上着の袖から塩入れのような容器を取り出し、トランプのウェルダンのサーロインに粉末をふりかけるのを目撃した。ヴァンスは直ちに厨房を封鎖し、空腹で料理を待っていた他の客を苛立たせる事態となった。ヴァンスは当該要員を詰問し、いま振りかけたステーキを自ら「毒見」するよう求めたが、要員は拒否し、シェフが塩を振り忘れたので自分が塩を足しただけだと弁明した。
( 中略 )
報道によれば、ヴァンスは容疑者に厳しく追及を加え、自白を促したところ、厨房の暑さではない冷汗を流していた要員は、大統領の皿に猛毒のリシン(トウゴマ種子由来)をふりかけたと認め、「自分はANTIFAを支持する」と公言した。
( 同上 )

事件当時( 2025年10月7日 )のダシャーは
「木星-金星-ラーフ-木星-土星期」が終わろうとするタイミングだった


「急な傷病の経験」が示されるべきD6は
やはり先月末の問題発言と同様にダシャーが貫通した位置関係であり
金星にアスペクト出来る木星はラーフのディスポジターで
土星は金星とコンジャンクトして高揚する


注目すべきはやはり12室で定座した火星で
6室と12室の支配星が定座して相互アスペクトしたヴィーパリータを組んで
それに巻き込まれた土星は逆行しない最良のヨーガ・カーラカだった
おそらくはこの高揚したヨーガ・カーラカの土星が
トランプのD6におけるヴァンスの表示体になっているようだ
間一髪で致命傷を逃れる座相が見事に生じており
火星は牡羊座に定座すると蠍座にもアスペクトバックし相当に強くなるが
金星が火星の凶意を二重否定したり土星が最高の機能的吉意で火星の悪意を打ち消している

トランプのD6ではラグナロードの金星が6室の方で定座して土星も高揚した座相が
そのまま最上級のパートナーである副大統領のヴァンスを意味していたと考えられる
( 6室とは通常「格下の相手」であるが牡牛座ラグナであれば6室の定座は吉兆も現れる )
まだまだ終わらない「命の危険」

現在「木星-金星-ラーフ期」のトランプは
来年2月上旬から「木星-金星-木星期」に入り
シャスティアムシャを伺う限りは
今回のような暗殺未遂が未だ続く様相である


4室射手座にラーフが住むことでディスポジターはラグナに住む木星になり
木星は4室7室支配のマラカとなって逆行する劣悪な凶星で
現在のマハーダシャーが木星期のトランプはこのD60がそのまま機能する状況に在る
ラグナに住んだ木星は5室に住むラグナロードの水星にその重い凶意をアスペクトし
マラカの7室にアスペクトバックする厳しい座相を見せる
なおかつ7室魚座には乙女座ラグナで明確に最悪な大凶星の火星が住んでおり
プラティアンタル・ダシャーが木星期の来年早春は
確実に「ラグナに住むマラカの木星と7室に住むマラカの火星」という絡みが
何度も悪意の強襲となってトランプに降りかかるはずである

スピ界隈ではスーパーヒーローのように扱われるトランプ大統領は
もちろんその異様なまでの悪運の強さで何度も九死に一生を得ると私も確信してはいるが
アメリカをこれから襲う異次元的不況に耐えることは本人も望んでいなかったカルマだろう
極端に親ユダヤであったり
世界的には白眼視され続けるロシアとプーチンに好意的であったりと
疑義が晴れないままでありその仕事の真意を見極められるのはずっと後年のはずである
私も少し前まではアメリカを民主党側の立場で評していたニワカ者で
やっとどうにか中立の客観力が身についてきたばかりの現在は
何かある度に直情的にならぬよう情報収集に努めるところだ
どれだけ世論が怒って喚いて騒ごうとも
最後には正しい意味で驚き感心させられる「良い反面教師」として公務を満了してくれるよう
極東の日本の片隅で今も祈っている
以上





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