執行された元副大統領マイク・ペンスの処刑をダシャーに照らす
- 鹿村文助
- 3月30日
- 読了時間: 6分
( 本稿で依拠するソースの真偽については読者各位の判断に委ねることとする )

前回の投稿でその死期を私なりに見定めたつもりだったマイク・ペンスは
昨年末の時点でまだ留置され続けて刑の執行を見送られていたらしく
約2週間前の3月15日にとうとう処刑となったそうだ
土曜日の朝、絞首台に立った彼は、キリストの赦しを求めるのではなく、他の処刑されたディープ・ステート関係者たちが死の直前に口にした悪魔の神に救済を求めた。
( 同上 )
「土曜日の朝」となると
アメリカ本国の日付とその曜日から判断して今月15日の土曜日であると分かる

ダシャーにおいて最小単位のデーハ・ダシャーのレベルまで絞り込むと
おそらくは「水星-土星-木星-月-ラーフ-土星期」のタイミングが確実だった


「カルマの結果」を意味し
客観的にも有意な経験( 既知の事実 )を説明できるはずのドレッカナは
やはりこのようにマラカの水星にマラカの土星がアスペクトバックし
土星は逆行することで木星がディスポジターになり
木星は蠍座ラグナで有益な生来的機能的吉星ではあっても
2室支配で逆行してラグナで定座の火星に傷つけられてマラカ的に働くことになる


スークシュマ・ダシャーの月に向け木星は12室に逆行して仮想アスペクトを起こし
「不可避な災難」の8室に住む月に6室からアスペクトする土星はラーフのディスポジターで
デーハ・ダシャーの土星はラーフにわざわざアスペクトバックできる万端ぶりである
蠍座ラグナで絡むべきでない水星土星が絡んだ時運が巡り
マラカ方向へ悪変した木星やら火星土星やらにアスペクトされる月は9室支配で8室に住み
真っ暗な「失意と恐怖」のドン底へと落ちていく狂態が「9室を失う8室に住む月」で示される
その鮮やか過ぎるほどの如実さに全く感嘆させられる


ラーシはちょうどラグナがダブルトランジットの最中で即ち「心身の大きな変化」を意味し
ラグナでディグバラになった木星はそれでも対向7室に住むマラカの水星と相対し
2室ではマラカの土星が逆行して凶兆が最大限に高められ
前回の検証で指摘した通り「マラカハウスに住むマラカの表示体」がラグナに絡む時運だった


命を失うほどの大きな受難の経験は
肉体そのものの変化を司るラーシでも説明されるべきで
ご覧の通りラグナの木星に水星が対置されて土星はラグナに逆行し
木星は12室に逆行して月にアスペクトし月はラーフと絡んで
土星はラーフにアスペクトしたりラグナに逆行して水星と仮想的に相対し絡みを作る
ドレッカナで確かめた凶意の絡みがラーシでも当然ながら繰り返されており
満身創痍のラグナがダブルトランジットされることでカルマがトリガーされた瞬間だった
2室の支配星が生来的吉星であろうとも
マラカに傷つけられてダシャーとダブルトランジットが重なれば
2室の支配星もマラカと化して間違いなく「絶命の時」を強く指し示すことになる


ラグナが正しい場合にその一生の全経験が矛盾なく説明されるシャスティアムシャは
やはり絡んだ水星と土星が揃ってマラカになって土星の方が木星にアスペクトバックする
プラティアンタル・ダシャーまで明確に絡んでいて
しかも減衰の木星はマラカハウスの2室( ≒絶命 )に住んで土星にアスペクトバックされ
木星とコンジャンクトしてラーフにアスペクトバックする月をも土星が最悪な凶意で傷つけ
土星が逆行すると高揚したようになって8室のラーフをまたアスペクトし
5室で定座の火星も8室に強い生来的凶意をアスペクトしてくる


スークシュマ・ダシャー以下が月期やラーフ期になった時が絶望的な凶危の巡る死期であり
月とラーフ両方に絡んだ逆行の土星がマラカであれば明らかに「生命の終わり」を意味する
D60が射手座ラグナであれば相当に凶悪な土星に傷つけられる木星はラグナロードで
ラグナロードは肉体そのものであるためこの「不名誉な最期」の時運を明白に証明できている
( 12室からアスペクトバック出来る土星は「刑法の表示体」でなおかつ12室は監獄を意味する )
山羊座の2室は身体部位で「首」や「口腔」や「顔面」に当たり
ラグナロードが減衰し更に土星に傷つけられ
月がラーフにアスペクトバックして強いのは
処刑の形式である「絞首刑」を暗示していたのかも知れない
( 火星が切り傷を意味するのに対し土星は挫滅や打撲などの圧迫を意味する )


高齢になるほど強く影響するナヴァムシャでも全てのダシャーが貫通しており
「頭から足の爪先まで」( 全身 )を司るラグナロードの水星に土星がアスペクトし
土星とコンジャンクトした木星は逆行した高揚のマラカでやはり凶兆が迸っている
乙女座ラグナで逆行した土星は「6室を支配した生来的凶星」であり殆どマラカである
木星は月との星座交換でケートゥ( ≒死 )のディスポジターとして定座したようになり
月はラーフと水星の両方に絡んで土星がラグナにアスペクトしながらラーフに逆行する


蟹座の11室でコンジャンクトしてそれぞれ強い木星土星は
10室の表示体の太陽も従えるので即ち「弁護士」の配置であり
政治家となる以前は優秀な弁護士だったことを明示しつつも
ドシュタナ支配で逆行する土星と高揚したマラカの木星は生命の危機を予兆し
「暴力」の6室から6室目でその結果になる11室で凶意が強過ぎれば
褒賞よりも懲罰がもたらされる所見となって働くことになる


「あらゆる支障・傷病」のD6は
木星が11室に逆行することでマラカの水星と星座交換し
水星木星の両方が土星にアスペクトされ
木星は乙女座から月に仮想アスペクトして
月へと逆行する土星はラーフのディスポジターで
D8ではなくD6の方で凶兆が全ダシャーの通貫によって励起されていた


「全ての受益と受難」のD8はプラティアンタル・ダシャーまで絡むので
一応は凶意の時運としてこの現実を予兆していた結果だった
死を避けられないと悟ったペンスは、武装した憲兵に導かれながら「ベルゼブブ、助けてくれ」と囁いた。
神学的文献、特にキリスト教において、ベルゼブブはサタンの別名として知られている。悪魔学においては、ベルゼブブは七つの大罪に対応する七大悪魔の一柱とされ、暴食と嫉妬を象徴する。また、巨大で貪欲な怪物のようなハエとして描かれる。
ソースによればDeepStateの従属者は悪魔教に転向するとのことだが
それがペンスのラーシにどう現れているかというと
やはりラグナの蠍座で強い木星が魚座にアスペクトバックして宗教の表示体になりつつ
マラカの水星と土星の両方に傷つけられることで精神的に変節するということのようだ

蠍座ラグナで強く傷ついた木星がマラカになる実例を示したその所見は
「悪魔に魅入られながら文字通り “ 魂を売った ” こと」の顛末も知らしめる結果となった
Amen
以上
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