ディナーショー出演中に手を負傷─YOSHIKI氏のチャートを再検証する
- 鹿村文助
- 13 分前
- 読了時間: 6分

「X JAPAN」のYOSHIKIが公演中に観客から強い接触行為を受け負傷した。
24日、スタッフが公式Xで報告した。
( 同上 )
私的にしばらくは静観していたYOSHIKI氏が直近にて自主開催したショーで
上記の通り右手を負傷するトラブルに見舞われた


かなり以前に試みたラグナ検証で獅子座ラグナとしたラーシでは
現在のダシャーが「土星-ラーフ-火星期」で
7室でシャシャ・ヨーガになったマラカの土星の4室目には木星が逆行し
仮想的に星座交換が起きて金星が定座したようになり
仮想のマラヴィア・ヨーガになった金星は土星と一応は絡んでいると判断でき
本来の位置で火星とコンジャンクトしている
第3室:耳(右耳)、喉、首、肩、上肢、気管(気道)、食道の上部、鎖骨、手の親指と人差し指との指の間の部分、夢、心の不安定さ、身体の健康と成長
( 「医療占星術のエッセンス: 良くわかるインド医療占星術」より抜粋 )
やはり今回の受傷の一件はラーシを獅子座ラグナにすれば確実に整合があり
プラティアンタル・ダシャーの火星( 6室の表示体 )がコンジャンクトし傷つける金星は
「挙動・仕草」を意味する3室の支配星となって直接の身体部位では「手」を司るためだ


また
前回の投稿同様に獅子座ラグナに対するダブルトランジットは5室と7室に起こっており
YOSHIKI氏の場合マハー・ダシャー・ロードが「怪我」の6室も支配して7室で定座し
7室と供に励起される5室は土星と絡んだ下位のダシャー・ロードがコンジャンクトする
全く綺麗なほどにダシャーとトランジットがシンクロし
「手」の3室を支配した金星を「怪我の表示体」の火星が傷つけ
それらと絡んだ土星自体が「傷病」の6室を支配してマラカの7室に定座し
7室とは10室の本質のハウス( 10室から10室目 )で仕事中に人と接する場面を意味するために
こうした不意なアクシデントを招いたと言える
ナヴァムシャも確かめてみると


土星は「負傷」の6室に住んで5室目の蟹座に火星( ラーフのディスポジター )が住んで絡む
こちらでは「手」の部位を司る3室がダシャー上で絡んで来ないが
よく見ると3室支配の木星は2室からラグナに逆行して火星にアスペクトされ
火星はニーチャ・バンガされて曖昧な威力であっても3室6室支配の逆行した木星を傷つける


怪我の経験そのものを意味する表示体になった木星がラグナで火星にアスペクトされるので
おそらくは仕事としてディナーショーを主演していたYOSHIKI氏に災難をもたらしたようだ
6室を生来的吉星が支配して2室に住めばチャート本人の支持者や従者のような存在を指し
ミュージシャンである氏の場合はほぼ間違いなくファン一同の表示体であり
至近距離で立ち会えるディナーショーに来席したファンが禁則行為に出てしまった様を指す
そして


ずっと以前の検証の結果ラグナを水瓶座としたシャスティアムシャでは
ラーフのディスポジターの木星が土星と火星の両方と見事にケンドラのトラインを形成し
こちらでもプラティアンタル・ダシャーの火星が3室( 手 )を支配して土星にアスペクトされる
火星が8室( 不意な災難 )に住んでおり
端的に今回の件を説明できている座相だ
火星にコンジャンクトしたケートゥもラグナロードの土星に傷つけられて悪変し
シャスティアムシャでは3室の意味する身体部位が慢性的に失調状態となる傾向を作り出す
即ち
ドラミングアクトの際に激しくヘッドバンキング( 首を縦に振ってリズムを刻む )する癖から
「手」と並んで「首( 首元 )」も意味する3室支配の火星が傷ついた配置となり
完治できない慢性病が現れる8室で火星とケートゥがコンジャンクトしたことで
何度も手術を受ける( 火星もケートゥも「メス」の表示体 )という経験に通じたのである


上記のソースに記述された「2024年10月8日」( 3度目の首の手術の施行日 )は
「土星-ラーフ-金星期」になって5日目のことで金星は木星に逆行されて絡んでいた
4室でマラヴィア・ヨーガになった金星がこの時局では病院の集中治療室を意味したようだ


試しに参照したD6は主要ダシャーがしっかり絡んでいたタイミングで
土星は月と星座交換して木星( ラーフのディスポジター )の10室目に住むように働き
ラグナの金星も太陽と星座交換し天秤座からでもラグナの獅子座からでも木星と絡む
ラグナがヴァルゴッタマのシャスタムシャで
8室を再び支配する逆行の木星は慢性病の表示体になり
9室牡羊座に逆行してラグナや天秤座に凶意のアスペクトを与え
ラグナと3室の絡みに根深い不調を生じさせ「首や背中から起こる体調不良」の状態を作る
( 太陽は「1室の表示体」であると同時に「脊椎・背中」の部位を担う獅子座の支配星である )
今回の件で分かった「ダシャーによる不遇」
ご自身のディナーショーで突然の負傷に苛まれたYOSHIKI氏であるが
ネット上の意見は随分と冷ややかで容赦が無かった

ヨシキスタッフ
「重要なお知らせ」「負傷いたしました」
「昨夜の夜公演中、一部のお客様による右手への強い接触行為(つかむ・引っぱる)により、負傷いたしました。現在は治療を受けながら、医師の判断のもと公演は予定通り継続しております」
>その後本人によるSNSでわざわざ不特定多数に知らせてくれる。もはや様式美。
だとか

まあいつものイメージ戦略ですかね
もちろん、引っ張ったりするファンが悪いのは間違いないけど、
ダンダダンの件で世論を味方にできると思ったら、意外にもヒールっぽく扱われて、そのイメージ復活の為に、悲劇のヒーロー的な感じかな、今回は。
といった様子で
「現在進行形のスターではない立場のベテランが話題作りを自ら意図している」というような
冷笑や批判が散見された


それは明らかに今現在のダシャーがダブルトランジットされて時運を強調するからで
獅子座ラグナや蟹座ラグナの土星が定座すると凶意も含んだマハープルシャ・ヨーガになり
6室や8室の象意( 敵対者からの攻撃や裏工作 )がハッキリと現れてくる

今しばらくは心外な悲運に耐えるべき最中だが
あと2ヶ月弱で「土星-木星期」にダシャーが移り
ラーシでは7室の土星に5室8室支配の木星がアスペクトで絡み
木星は11室から5室にアスペクトバックすることから
再び安堵と調和の境遇が温まって来る頃となる


ナヴァムシャも土星に木星がアスペクトバックする強い絡み方を実現し
協力者や旧来のファンらが何かしらの切っ掛けを橋渡ししてくれる絶好機が巡る

少しでも早い全快を祈念しております
何卒お大事になさって下さい
以上
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