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輪廻の螺旋を駆け上がる魂─グルやヒーラーの過去生を持つチャート

更新日:5月7日







いよいよ本日で2023年が終わろうとする最中に

この半月で私が挙げた記事( D12とD30から過去生を検証するという内容 )の読者から

「私も同じように診ていただけますか?」と急遽の依頼を受けた



この方は今年( 2023年 )の春手前に

既に私に総合的な鑑定を申し込んでいらしたので

手元にチャートのデータが残っていて十全な再査読が可能であり

「そろそろ寝てしまおうかなぁ」と思っていた私は

即座に気を取り直して同依頼に応じた









我ながらこれだけ思い切った表題にしてしまったのは

このご依頼者様が私に対し送ってきたメッセージ中で

実際に受けた霊視の結果を以下の通りに述べていらしたからだ



参考になるか分かりませんが、私が霊視していただいた過去生の姿を羅列しますと、
・中世に神父をやっていた。魔女狩りが横行していた時代だったので、魔女狩りを自分が執行しなければならない立場に置かれて拒否すると、私が魔女認定され、周りにも神にも見捨てられたという失意のもと処刑された。
この過去世に関しては非常に思い当たる節があり、今回の人生では両親ともモラハラ気味であり、そこからドミノ倒し的に人格障害のような人間から嫌がらせを受けることが多かったです。
これが魔女狩りのときの傷を引きずっているとすれば納得です。
・17世紀〜18世紀にヨーロッパに生まれ、教師のような人に教える仕事についていた。
普通の生活を送っていたがどこか寂しさを抱えながら過ごしていた。
その後やりたいことをしつつも、しっかり人生を全うした。
このときの過去生の人格はもっと充実した人生を送りたかったと伝えている。
・最後は地球じゃない星のようなので役に立つかは分かりませんが、
何か精神世界をつかさどる世界で、形あるものとないものの間の橋渡しをする役割を担う仕事。
例えるのであれば、魔女や巫女、占い師、ヒーラーといった職業がこれに近い。
多くの人が知らないことを知り、それを能力として満足するのではなく、周りの幸せのために使っていく仕事だった。感覚だけでなく、第六感的な直感にも優れていたので、悩める人の過去を癒し、未来に希望を与える存在だった。
という過去生があったそうです。


またしても「事実は小説より奇なり」である







単純には「隠された幸運」とされる分割図であり

ナヴァムシャを更にナヴァムシャ化させて

深遠なカルマの根源に肉薄するD81は

月と火星がラグナロードを巻き込んで星座交換し

2室対11室の絡みが6室で起こるのでやはり「慈善の営為」を意味している



また相当に有意な所見は

4室10室軸で木星がグル・チャンダラ・ヨーガになってアスペクトバックする配置で

ケートゥが住むとマネージャーやチューターの所見になる10室は魚座である



水の星座にケートゥが住んでディスポジターがアスペクトバックすれば

それは次第に霊媒や透視の異能に恵まれるような結果を生じる

( 例えばラグナや3室が蠍座になりケートゥが住んで高揚すると占星術の才能を意味する )



星座交換の起きた6室蠍座に対向する12室に太陽が住むのは

「普通ではない仕事」( 太陽は10室の表示体 )を暗示し

ディスポジターの金星は5室も支配して9室水瓶座に住む至高の配置で

物事の秩序を超越していく水瓶座の象意が一種の霊性を備えた所見として示される







「過去生の様子」を履歴のようにして記録したジャガナート・ドレッカナは

十分にD81と整合する配置が出来ておりかなり興味深い



魚座のラグナで起きた高揚のマラヴィア・ヨーガは

極端な傾向のある宗教家や芸術家の所見であり

2室9室支配の吉祥な火星は12室水瓶座に住んでおり

明らかに地下活動を拠点にして思想の探求に取り組んでいた姿を意味する



その火星がディスポジターの土星と対向したり

土星のディスポジターの太陽が10室射手座でスーリヤ・ブッダを組む



やはり少しばかり緊張感を醸すチャートになっている



特に水星はアスペクトバックできる自若な強さを持つ座相で

それは「10室で起きた4室7室と6室の絡み」であり

10室に6室が関わるのは職業上の障害を暗示するが

この10室射手座には木星が2室からアスペクトバックしている



おそらく思想上の修辞に繊細なこだわりがあったようで

争い事も多い一方で「10室に住んだ6室支配の太陽」が木星に保護されるので

利他的な営み事( 6室に太陽と木星が関わるとボランティアを意味する )として

その取り組みが続いた様子である







そして

過去生からの影響を見積もる上で「焦眉の急」と言うべきD12の12室の配置だが

「中世ヨーロッパで魔女狩りをしたり近代ヨーロッパで教師だった」というその過去が

天秤座で生じた太陽のニーチャ・バンガで一応は説明できているようだ



モロに10室を支配した太陽が12室で減衰しながら

逆行したマラカの土星にバンガされつつラーフまでコンジャンクトするので

やはりかつての行いというのは「常軌を逸していた」かの如き姿だろう



土星が3室4室支配で12室で高揚する配置というのは

「自己表現・パフォーマンス」の3室と「学習・教育」の4室が一つの象意として働くため

やはり教師であったり宗教家であったりということである



・中世に神父をやっていた。魔女狩りが横行していた時代だったので、魔女狩りを自分が執行しなければならない立場に置かれて拒否すると、私が魔女認定され、周りにも神にも見捨てられたという失意のもと処刑された。


このメッセージを拝見し

私はかの有名漫画家・永井豪氏が

何かのインタビューで自身の過去生に触れていたらしい風説を思い出した



永井氏も過去生の一つにおいて中世ヨーロッパの神父であり

「キリスト教の思想を捻じ曲げて狂騒する市井の人々に絶望し自殺した」

というのである



*****






幸いにして永井氏は出生時刻が一応は記録されている







やはり

プールヴァ・プーニャ( 過去生からの功徳 )を担う5室の支配星が深く傷ついている



7室8室支配でマラカの土星がラーフとコンジャンクトして12室に住み

5室10室支配の清純な火星を損なわせるのは

「やること為すことが批判されやすく本人もそれを自覚している」という所見だ



3室乙女座からアスペクトバックする木星は6室9室支配で

素直ではない辛辣気味な倫理観を意味し

それも「読むこと書くこと( 自己表現 )」の3室で木星が強くなるため

6室支配の木星が火星にアスペクトを受けることも手伝って

ハレンチ学園 」や「デビルマン」という歴史的作品を遺したのである

( 3室で木星が強くなるので本来的には倫理や情緒に一定の私見を持つ性格である )







対するナヴァムシャも

木星は見事にハンムサ・ヨーガになり

月は定座して蟹座がかなり有力なもう一つのラグナになり

月の9室目で木星が定座するので

基本的には漫画家永井豪氏は正しい目的意識を持っている



しかし大きく相違するのは12室蠍座の配置の異様さであり

更に定座している火星に6室11室支配の最悪な金星がコンジャンクトし

射手座ラグナでやはり重要な理性の表示体のようになる火星が悪影響を受けている



そして8室で定座している月は

本来なら「優れたインスピレーション」の配置であるのに

両隣を凶星に挟まれたパーパ・カルタリ・ヨーガとなって

やはり心情的な不自由が伴っている様子だ



こうした「自由と不自由」が両立しながら

善意と虚妄を行ったり来たりする精神性が

異常なほど壮大な「デビルマン」の世界観を作り上げたとも言えるが

人としての自己同一性が保たれない危うさや

悪魔の存在などという観念をありのままの自然な世界に見出す偏執ぶりは

それがそのまま永井氏の過去生での光景を如実に描いていると分かる




主人公・不動明がかろうじて原初の人間的自我を保ち悪魔と戦い続けるが

結局は人間側の劣悪な錯誤と恐怖が原因で人間同士の殺戮が起こり

絶望してアモンの人格に心を委ねた不動明はサタンと全面戦争を遂げるのである




つまり

悪魔よりも醜い存在は人間である」と

永井氏は訴えていた事実がある




即ち

漫画家永井豪氏の生まれ持った心の最奥に残された過去生の記憶そのものである







確かめてみると

永井氏のD12の12室には何も住んでいない







他方でシャスティアムシャには因果律と言える所見が現れており

7室でハンムサ・ヨーガになった木星はケートゥと土星に吉意を損なわれている



よく見ると火星と金星はラグナロードを巻き込んで星座交換してしまい

2室9室支配の善良な金星をマラカの火星が完全に傷つけ侵している



星座交換したその火星が土星と共に8室の月を挟んでパーパ・カルタリにさせ

月から見たケンドラには星が済まないため

次第に精神的な窒息感が強くなる「自分不全」の所見である



6室支配でケートゥとコンジャンクトした土星は4室射手座にもアスペクトし

マハープルシャになった木星はそもそもマラカであるが余計に凶意が増悪している







永井氏の月はナクシャトラがケートゥの支配する「マガー」だが

カルマの履歴を映したシャスティアムシャの7室に住んだ感受点が

今生の人間性に通じていることになり

ケートゥとコンジャンクトしている土星は氏のアートマ・カーラカである



シャスティアムシャの7室を見ても

「宗教家として絶望しその過去生を終えた」ことが漠然と想像される

( 7室のケートゥは明確に「最後は裏切られる」経験を意味する )







「カルマ的な弱点と隠れた悪意」を示すトリムシャムシャでは

星が住んではならない」とされる8室でマラカの土星が高揚してしまっていて

しかもそれはアートマ・カーラカである



善悪の区別をつけようと拘泥し

結果むしろその潔癖な決心が混濁していった様子を示すようで

デビルマン」の最後のようにこの世界を虚無で満たしたいということだろうか







思想家としての立場が描かれたヴィムシャムシャは

過去生の根深いサンスカーラがたっぷりと余韻を帯びており

何かしらのグルであったことを意味する木星と土星の星座交換が11室12室で起こる







現在の永井氏は「木星-ラーフ-月期」で

木星はラーシの3室からアスペクトバックしたり

ナヴァムシャでもマハープルシャになるかなり有意なカルマ的時運を進んでいる



木星はシャスティアムシャの7室でもハンムサ・ヨーガであり

次第にまた過去生の記憶を明晰夢などで追体験しているかも知れない




*****




話を冒頭の鑑定依頼者様に戻すが

こちらの方は私に依頼を申し込んだ希望者としては最も若いほどで

それでも明確な意向を持って将来のために自活している自立した若者だ







現在は「土星-木星-木星期」で

ラーシとナヴァムシャの両方で明確にダシャー間の絡みが

起きている







ラーシは

土星と火星が星座交換する最もキツい絡みに木星が救済を与えている







ナヴァムシャは何とも幸運で

ヴァルゴッタマの木星がアスペクトする位置に土星が住み

土星は逆行することで木星にアスペクト出来ていて

ナヴァムシャの重要なラグナロードでもある






ダシャムシャは

やはりまた土星が逆行した位置に木星がアスペクトし

最重要な10室の支配星となって11室でヴァルゴッタマになった天晴れな配置だ



土星が逆行位置で9室にアスペクトバックするのは

年長者なら失業の悲運が現実化する折り合いだが

この方の場合は逆に物事が大きく動き出して境遇が一変するということである



21歳のときから、ひょんな縁から一気に霊的な道に引き込まれていきましたが、それから次々と困難が押し寄せてくる毎日です。
しかし、これまでの人生とは違い、充実感を感じられて、かつ霊的な学びが深まっていて、苦しくとも楽しい毎日です。
あと、起業で収益をだすために悪戦苦闘している日々であります。
今は自分の確固たるアイデンティティを確立する準備期間であると割り切って、なんとか頑張っています。



以前に私への返答でこう語っていらしたので

着実に起業できるその時に向けて一進一退する最中である



( 今になり気が付いたが

この方のダシャムシャでは太陽と水星が星座交換し

じきに巡る水星期のダシャーチッドラの良い影響が実現する頃だ )







シャスティアムシャよりは比較的に実感しやすいD45でも

木星と土星は絡みを持っているだけでなく

木星の高揚した最高の生来的吉意が

土星の逆行してきた位置にちょうどアスペクトバックで与えられる配置だ



火星と土星はここでも星座交換してしまうが

木星がアスペクトしてくるだけでも吉意の補正がまだ見込める潜在的幸運がある







「カルマ的なドラマを何度も演じてきた彼の来世はどんなものか」と

試しに覗いたD108( アシュトッタラムシャ )は

私の同じ分割図よりもはるかに強く

3室10室支配の金星が8室で高揚し

そこへディスポジターの木星がアスペクトバックを起こす



「4室の木星」とは即ち政治政党のリーダーや

端的にグルとしての学究の業績を意味する



ラグナロードの太陽は

「チーム・組織的集団」の7室水瓶座からアスペクトバックし

何か先進的な思想と知見で多くの人々を導いていくことだろう

( よく見ると火星と水星が星座交換してダーナ・ヨーガになり演説の才能に恵まれている )







カルマのトンネルに黄金のかがり火が煌めいている



彼と直に会えるだろうその時に向け

この大晦日と明日の元旦を「決意のひと時」としたい



以上

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