あれから
大統領選からの候補辞退が公表されたバイデンに代わり
副大統領のカマラ・ハリスが繰り上がりのようにして候補となるか否かが
現在進行中で注目されている
これまでのところアメリカのメディア各社は、ハリス副大統領が、民主党の候補者指名に必要な数の代議員の支持を確保したと伝えているうえ、ほかに対立候補も出ておらず、ハリス氏が指名される見通しとなっています。
委員会は副大統領候補についても来月7日までに指名するとしています。
ハリス氏が誰を副大統領候補に選ぶのかも注目されています。
この通り日本の大手メディアは「ハリスが確実だ」とする概況を報じており
私が個人的に注目している某youtuberの発言から得た情報はそれと相反するもので
「民主党の直近集会でハリスが名を呼ばれ仕方なく笑うのはそれが現実ではないからだ」との
衝撃の見立てを私自身が先週末の某公開トークライブで直に耳にしたばかりである
カマラ・ハリスは
幸いにしてトランプと同レベルの「AA」ランク( 最高精度 )の出生記録が公開されてある
取るものも取り敢えずだが
ハリスが候補者に内定しないシナリオが如何ほどリアルであるか
各チャートを確かめておく
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前置きは完全にスッ飛ばして
選挙の絶対的な勝敗の結果を描いたD11を見る限り
来年元旦の「ラーフ-金星-火星期」は
まるでこの選挙をハリスの( つまり民主党の )勝利で終えるかのようである
( ラーフがまさにラグナに在ってディスポジターの土星は11室支配の木星にアスペクトされ
土星が逆行した位置から7室獅子座に住む9室支配の金星にアスペクトし
金星から4室目の蠍座でマハープルシャになった火星にも同じく木星がアスペクトしており
特に金星は11室の結果のハウスたる9室支配でアメリカのラグナに当たる獅子座に住み
7室対9室のラージャ・ヨーガになってこのD11の当為の11室を支配する木星に守られている )
他方で試練をもたらすD30でも「ラーフ-金星-火星期」は絡んでいて
またもラグナに住んだラーフのディスポジターの火星は8室で定座した災難の表示体で
3室の金星に向けて8室目のアスペクトを起こすことで主要ダシャーが励起される
「吉凶が強く相半ばする」と言ってよい緊張した激越状態を推し進めていく様子である
物事を停滞させる困難の分割図といえばD8でもあるが
こちらでも選挙終了後の「ラーフ-金星-火星期」は順序よく絡んでおり
10室に住む太陽がラーフのディスポジターで
それは牡牛座のため太陽のディスポジターは金星になり
金星に向け8室目のアスペクトを与える火星は4室( 大統領の王座 )に定座している
この場合は曖昧な両義性が成立してしまう所見で
火星に向かって逆行している8室支配の木星が太陽にも金星にもアスペクトするのは
果たして生来的吉意なのか機能的凶意なのか来年元旦まで分かりそうもない
( 木星は8室を支配して逆行したパーパ・カルタリ・ヨーガで一見すれば凶星化している )
普段なら全く用いないD5( パンチャムシャ / 権威と威光を示す分割図 )も
全世界に影響力のあるアメリカの元首を選び直す一大事では有用に機能するはずで
今回の選挙の候補者に内定するか否かが分かる来月8月1日のダシャーを見る限り
このD5の当為の5室に土星( ラーフのディスポジター )が住んで
逆行した位置が牡牛座なのでディスポジターのが金星になり
金星と相互アスペクトする減衰の太陽はケートゥのディスポジターであり
ケートゥから4室目にはルチャカ・ヨーガになった火星が住む
随分と吉兆が優っている
最早よく分からないというのが正直な感想だが
結局はもっと浅いレベルの分割図の方が個別具体的な結果を弁えることだろう
ダシャムシャでさえラーフが逐一ラグナに住んでいて
7室からアスペクトバックする水星は金星とトリコーナの絡みになって
金星は大本命の11室( 獲得・勝利 )からアスペクトバックし
プラティアンタル・ダシャーは火星なので火星がモロに金星のディスポジターである
年齢的により強く影響するナヴァムシャは
ラーフのディスポジターがそもそも金星で
とても重要なラグナロードとして2室に住み
対向で高揚する月から10室支配の吉意を恵まれ
金星から5室目でトリコーナの絡みを作る火星は
それでもマラカになってラグナをアスペクトで傷つける
ハリスのナヴァムシャでは2室8室軸がかなり強く
10室支配の月と11室支配の太陽が相互アスペクトで勝利の予兆を強め
その軸に置かれたラグナロードの金星がラーフのディスポジターである
火星が金星に絡むのは有意であっても「6室に住んだマラカ」であって
今一つそれが大統領の玉座を意味しているとは考えられない
最も単純な全ての吉凶を区別するラーシは
水星( ラーフのディスポジター )のディスポジターである金星と火星が絡まないようでいて
月が火星と星座交換して11室に火星が住むようにもなり金星とトリコーナの位置関係になる
ラーフのディスポジターはつまりラグナロードであり
それが11室から火星の潜在的なアスペクトを受けているのは
( 私個人としてはもう無関心な問題だが )大統領に当選していないとも言い切れない
最後にそれでもまだまだ有用なシャスティアムシャを確かめて〆とする
やはり来年元旦は
ラグナロードでラーフのディスポジターの太陽が金星と絡み
金星に対し7室でラージャ・ヨーガになった火星が8室目のアスペクトを与えている
肝心な来月1日の細密なダシャーを照らすと
金星に向け射手座からアスペクトしてくる土星はケートゥのディスポジターで
土星は4室蠍座に逆行すると火星と星座交換できるためかなり強く絡んでおり
7室は「自らが属す組織」を指す水瓶座で火星・水星が11室対9室の良好なダーナ・ヨーガを組む
( 民主党は革新派なので一応は水瓶座がそのサインであることは間違いない )
このダシャーを見積もった限りでも
「ハリスが選ばれない」というのは果たして本当だろうかと言わざるを得ない
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最後に
オカルト肯定派のみ以下の動画をチェックしておいてほしい
この動画は今年2024年の3月14日にUPされたもので
キリスト教徒その他の宗教者らが語り合う動画だが
「11 : 05」を過ぎた辺りで衝撃の発言がサムネイル左側のアロハシャツの男性から聞ける
事件が起こる4ヶ月ほども前に
この男性は自身が見た予知夢でトランプの右耳被弾を確信していたのである
また
この動画とは別の動画では
「トランプが大統領当選後に執務室でうなだれて神に祈っている姿が見えた」とも言っている
私は飽くまでもジョーティシャーなので
チャートが示す「予兆」を出来る限り正しく読むことが自分の仕事であると考える
その前提を
一旦は無視するが
どうやら次の大統領選は
トランプが返り咲くようである
一先ずは待つしかない
以上
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