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急逝してしまった上島竜兵氏のラグナ検証

更新日:2022年5月15日







【速報】ダチョウ倶楽部・上島竜兵さん(61)死去(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース



またしても目と耳を疑い絶句に暮れる悲報がテレビから漏れてきた



幼い頃からダチョウ倶楽部をよく知っていた私や私より年上の世代には

本当にあり得ない衝撃で朝から呆気に取られてしまった昨日の今日という有様だ



とにかく本人の人生上で有意なエピソードを集約しレクティファイをせずにはいられない






ダチョウ倶楽部 - Wikipedia



上島氏は俳優を目指し上京するも初志を断念しコメディアンに転身して大成した方だ

1994年に物真似タレントの広川ひかる氏と結婚している



上記のチャートで正しいと判断した根拠は

ダチョウ倶楽部結成時のダシャー整合や広川氏と婚約したタイミングの時運適合だ



(左から上島氏・現リーダーの肥後氏・元メンバーの南部虎弾氏・寺門氏)



ダチョウ倶楽部はこの4名で1985年に結成されたとのことだ



「土星-金星期」から「土星-太陽期」の頃に当たる



コメディアンであってもそれは職業でありより客観的なD10を照会すべきである



午前11時20分の出生であればD10は5室が非常に強い配置となり独立の機運を物語る




D10は牡牛座ラグナで土星が最良なヨーガ・カーラカとなってラグナロードと5室で絡む

金星と土星のコンジャンクション自体が良好な持続力や成長性を意味し

その絡みは牡牛座ラグナではラグナロードとラージャ・ヨーガが重合した厚い吉意を与える

そこに3室支配で「演芸・パフォーマンス」の月が更にコンジャンクションするため

ラグナ対9室やラグナ対10室の強力な絡みに自己表現の3室が関わって「芸人」の職能を示す



土星は射手座でヴァルゴッタマとなりD9でも木星が星座交換し定座するように働く所見だ



特にラーシで土星は月のディスポジターであり

月へ土星がアスペクトバックできるだけでなく

アンタルダシャーの金星がその位置に住むので有意な経験の起こる吉兆な時運になる



「土星-金星期」は配置の違いが天国と地獄を分ける両極端なダシャーとされるが

上島氏の土星が急激な発展を意味する射手座で支配星の木星に守られて金星も絡むため

無名な素人の青年だったダチョウ俱楽部が芸能界の登り坂を進む第一歩になったようである




上 島 氏 を 中 心 に 据 え た ダ チ ョ ウ 倶 楽 部 の 芸 風



ダチョウ倶楽部は3名で構成されるトリオ漫才であり

会話のキャッチボールから笑いの文脈を敷いていく話芸というよりは

即興劇に瞬間芸を散りばめた様式美としてのお笑いと言える







脈絡もなくふざけて見せるのは失笑を買うのでとりあえずの前振りで一芝居して

主に上島氏がオチを演出する “ イジられ役 ” として派手にリアクションし一つの芸になる



彼らより一世代前にもトリオ漫才はよくあったがあくまでも話芸として1名がボケて

両脇から残りの2名が攻め潰すようにツッコむという形式が伝統だった



ダチョウ俱楽部はツッコむ代わりに上島氏の曲芸的パフォーマンスを目玉にし

痛がった後に上島氏が怒声を張り上げてキレたり滑り気味な一言芸を「お約束」にして〆る




上島氏のキレ芸はラグナロードが3室(立ち振舞い)から2室(発話)に逆行する配置が表意する



火星は2室に逆行することで8室へとアスペクトバックするようになり

8室的な「秘めた激情」を露わにするという表現になり

本来の位置に木星と土星が対向してそれを諫めている姿を思わせる



土星は月のディスポジターで11室(友達・仲間)から見た11室目の9室に住んで強く働き

全てを丸く収める役割を担っており

おそらくは9室射手座の2惑星が肥後氏寺門氏を指すらしい



私が両名をレクティファイしたところ─




このようになった





二人とも上島氏の月に木星を重ね月はケンドラ・トリコーナの位置関係になりラグナも絡む



お二人は月からの4室目や5室目に木星が住み

またその木星が本来のラグナから見た11室の支配星にアスペクトするので

とても面白い友達に恵まれてそうした出逢いから人生が動き出す運勢図になっている

また土星はケートゥが伴ってシャシャ・ヨーガにもなっていて

かつて下積み時代は壮絶な苦労と努力が連続した生活だったらしいことも伺える

(土星は抑圧をもたらすがケートゥがそれを打ち消してもいて「微妙なスランプ」を意味する)



上島氏の月は水瓶座に住み

奇跡的に3名それぞれの月が相互に吉意のハウスに住む関係で

上島氏の木星がお二人の月から2室目や3室目で定座するため

昔はプライベートでも上島氏がお二人に向かって元気よく声をかけていた様子が伺える



当たり前であるが長く続くコンビやトリオは最後まで水入らずの友人(11室 / 9室)なのである

だからこそ不意に「ボケろ」と阿吽の呼吸で合図されると上島氏は途端にスイッチが入るのだ




物 真 似 タ レ ン ト の 広 川 ひ か る 氏 と の 結 婚 や 志 村 け ん 氏 と の 出 会 い






上島さん 妻に感謝の思い語っていた「俺の文句を聞いてくれるからね」― スポニチ Sponichi Annex 芸能



上島氏は1990年に仕事で知り合って交際を重ねた現在の妻と1994年に成婚している





成婚した頃の「土星-木星期」はナヴァムシャでも強く吉意の実った良い配置が実現している



最初の出会いがあった時のダシャーは「土星-ラーフ-土星期」以降の頃だった

ラーフと土星は5室対9室の位置関係で互いにヴァルゴッタマで

結婚運が顕在化する分割図のナヴァムシャにおいて

ラーフのディスポジターの太陽は木星から4室目で見事に絡みが起きている



慶賀な結婚が果たされた「土星-木星期」の配置と絡みは

ラーシではまさに9室で物事が完結する優美な理想的経験を意味し

ナヴァムシャは7室と8室が星座交換し土星はその絡みに含まれてヴァルゴッタマである



特に結婚後の間もない私生活は水星期の開始時であり水星はナヴァムシャのラグナに住む

水星はナヴァムシャで2室5室支配の大吉星で対向から星座交換の木星が更に報恩を与える



きっと上島氏はその頃が人生の喜びの絶頂だったはずだ

水星は3室を支配して5室支配でラージャ・ヨーガの太陽と10室でスーリヤ・ブッダを組む



そして特筆すべき大きな交友が生まれたのが2000年10月24日からの「水星-太陽期」と言える



上島竜兵さんと志村けんさんを結んだレスラー・川田利明 運命の1日を明かす | 東スポのニュースに関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)




故・志村けん氏との出会いである







志村けん、新型コロナウィルスで逝く – 鑑定家 ジョーティッシュ (star7.org)



志村氏については私の師が精査した結果にそのまま従うこととするが

その場合にラーシの山羊座に吉星だけが惑星集中し

その山羊座とは上島氏のラーシで10室である



また面白いのがお互いの月とラグナの相性の妙というべき偶然だ