ユン･ソクヨル大統領の罷免確定─今後60日間の韓国を占う
- 鹿村文助
- 4月6日
- 読了時間: 6分
更新日：5月6日
昨日から私は頭の片隅で常にこのニュースを考え続けてしまっている
本件に関する前回の投稿で
私はユン大統領の勝利を見立てたが
結果は私の期待を完全に否定するものとなった
今現在のユン大統領のダシャーは｢ラーフ-金星-ケートゥ期｣であり
ラーシではやはり絡みが生じない
ナヴァムシャは
ラーフの方が金星と絡んで太陽( ラーフのディスポジター )は金星の真後ろで高揚し
土星( ケートゥのディスポジター )は金星と相互アスペクトする
万端な絡み方ではないが
アンタル･ダシャーとプラティアンタル･ダシャーがドシュタナの6室12室軸で相対したため
基本的には凶兆の時運が実現する途上を進んで行くしかなく
なおかつ射手座ラグナで金星土星の絡みは最悪なマラカ同士のせめぎ合いである
今まさに｢泥沼の闘いが始まったばかり｣と言う外ないタイミングだ
悲しい哉
ダシャムシャは私の見立てた結果として最も正しくこの現状を証明できており
ラーフのディスポジターでラグナロードの土星が8室で太陽と星座交換し
ケートゥのディスポジターの月が金星と絡まずとも
大統領に対する｢不当な法の制裁｣がひたすら続く最中であることを強く指し示す
ユン大統領を牡羊座ラグナと想定すれば
先月末日から始まったダブルトランジットはこのような所見になり
ダシャーで凶兆の現れる牡羊座ラグナや天秤座ラグナにとっては
アドリブ運でもドシュタナハウスが励起される｢運気の転落直下｣を意味する
( 今現在の魚座では木星と金星が星座交換して土星と木星が魚座でコンジャンクトするため
魚座もダブルトランジットが起きていると見なせる )
のみならず
ユン大統領の場合はラグナロードの火星も牡牛座に逆行することでダブルトランジットされ
即ちラグナと8室が励起されるため｢突然の制裁･処罰｣( ≒8室 )を顕現させることになる
ユン大統領は刑事裁判が済んでおらず今後60日以内に行われる大統領選には出馬できない
そもそも
韓国では大統領に1度当選すると2期目は務められない規定であり
弾劾によって罷免された場合も同じと判断できる
4日に憲法裁判所が尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の弾劾訴追認容を決定する際、内乱行為について違法と判断したことを受けて、法曹界からは「内乱容疑の刑事裁判で扱うべき内容を憲法裁が前もって判断するのは異例」という評価が出た。
弾劾審判の請求と同じ事由で刑事訴訟を進める場合は弾劾手続きを止めるべきだった、という意見もある。黄道洙（ファン・ドス）建国大学教授は「『内乱』かどうか刑事裁判で事実関係が確定した後に弾劾審判を進めるのが正しい」とし、「憲法裁が法を無視して結論を出した」と批判した。
とはいえ
今回の裁定は韓国国内の有識者からも異論が出た結果で
｢刑事訴追を弾劾で兼ねてしまうのはおかしい｣との評価となった
憲法というのは本来ならば｢国が国民に向け約束する理想｣であって
国家が抱えるべき必要最低限の常識や責任の担保と言える
その憲法の文言と定義を司る憲法裁判所が法的運用の従来の範疇を越えてしまい
規定外の判決を下したのはやはり非常識であると学識上でも判断されたことを
弾劾賛成し続けた｢左派｣( 共に民主党の支持者ら )連中はどれほど認知できているのかである
こうした越権行為の法的措置を推し進めてきた共に民主党を支持し続ける時点で
資本主義の民主国からすればそれは既に社会主義的な行動だろう
｢韓国人以外は黙っていろ｣と言われようとも
このままでは韓国という国が朝鮮半島から消えてしまう可能性を
多くの第三者が危険視しているのも事実だ
再来月に開票の大統領選の行方
春が始まったばかりの最中
これから韓国は平和とは真逆の凄まじい闘争へと踏み込んでいく
韓国の建国図では
あと2週間強でダシャーが｢木星-月-太陽期｣へと移る
また大統領選が佳境に入る頃には
更にダシャーが｢木星-火星期｣に移っている
ラーシは火星が木星のディスポジターになって7室へとアスペクトバックし
7室に住むラーフが威力を帯びる所見になる
天秤座ラグナでは火星がマラカになった大凶星で
なおもラーフのディスポジターであることから
認めたくはないが理想的な未来に至る道筋を選べない公算だ
尋常ではない狂騒的なムーブメントが展開する様子を予見させる以上は
完全に｢井の中の蛙｣と言うべき左派の論調が支配的になりそのまま選挙結果を導いていく
ナヴァムシャは機能的凶星で逆行する木星がマラカの火星と相互アスペクトし
それがラーフケートゥ軸で生じるのだから最早すっかり戦争か何かが始まる様子である
韓国に縁の無い者であれば今これから韓国の地を踏むことだけは避けた方がよい
木星と火星が絡まないダシャムシャは
それでも両者が定座高揚して有意な時運を暗示する
根深く深刻なカルマの現れるシャスティアムシャは
木星が星座交換しラグナへ逆行した位置から火星にアスペクトして絡みが起きている
山羊座ラグナでは火星が機能的にも凶星化するので
1種のヴィーパリータ･ラージャ･ヨーガとも思えるが
火星が4室目のアスペクトを与える12室で木星と土星がコンジャンクトしたようになり
政治や法が担うべき社会正義が攻撃され死角に追いやられるかのような配置を作る
また火星から4室目のアスペクトを受ける位置に土星が住めば土星も火星にアスペクトし
相当に危うい有事的な光景が社会で続出することが必至である
木星は法を通じた国家の品格や歴史文化そのものの表示体であり
木星が強く傷ついた配置がダシャーで巡る現在は
間違いなく歴史的な国難の只中に韓国が置かれたままである
私が今年になってから度々に参考としてきた韓国系Youtuber各位も
この現実を前に悲愴な言葉を銘々に語っていた
朝鮮半島全土が共産化し
民主主義の絶えた韓国で国民が守るべきだった善意が死んでしまうのは
日本と日本以外のアジア諸国にとって単なる感情論では済まされない
アメリカではトランプの関税強化措置によって各国との経済混乱が見え始めたが
2025年はこのように各先進国が同時に大きな変化を経験しなければならず
もちろんそれは単なる喪失で終わってはならない
確実に夏に向けアジアの大きな情勢変動が始まろうとしている
韓国が社会主義化すれば対面する日本と台湾には計り知れない脅威が及んで来る
日本人であればこの状況を無視することなど出来ないはずである
我々一人一人が何かしら正しい方途を模索すべき時がやって来ている
また6月以降に追検証したいと思う
以上
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