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執筆者の写真鹿村文助

執念の暴露系youtuber・ガーシー(東谷義和)のラグナ検証

更新日:2022年4月24日







この2ヶ月弱でネットを大騒ぎさせている元業界関係者が在る



ネットを日頃から覗いている方ならやはりこの画像の男性は説明不要な人物だろう

鳴り物入りと言える容赦なしの爆発力で私怨に燃える彼をラグナ検証してみたい





つい最近になり個人情報と来歴がまとまってきたため確実なプロファイルが可能だ



「ガーシー」こと東谷義和は1971年10月6日に兵庫県伊丹市で出生したとのこと

社会人としては最初に自動車板金工を務めながら自動車販売も並行して営んでいた



車の整備士や販売事業を真面目にコツコツと続けていく一方で

大阪府のミナミと呼ぶ地域の大きな繁華街に通う趣味も持ち

そこで94年頃に今では大物芸人のロンドンブーツ1号2号の田村淳氏と交友関係になる







この田村氏との出会いがラグナ検証でも有意になるだろうと思い

私の師がかつて田村氏を占断した記事で示されたチャートに則り精査してみた









ラーシで2室(素養・スピーチ)支配の太陽と3室(自己表現)支配の水星がコンジャンクトし

「才能」の5室蠍座に位置する配置で

ディスポジターの火星も10室でラージャ・ヨーガのマハープルシャを組んでとても強く

太陽は職業の表示体でもあるため5室らしいパフォーマー(芸人)の才能が実る所見で

蠍座的な義理と人情の関わり合いから信用を育てていく芸能界での活躍を意味するようだ



ガーシー本人の過去の素性に基づきながら田村氏とのチャート上の合致を試みると

以下のようなチャート想定となった







まず田村氏との関係以上に明確な根拠となったのは

自動車に関わる仕事が本人の最初の職業であるという事実である




自動車の表示体の金星が10室も支配して惑星集中の乙女座でラージャ・ヨーガを持つ




なおかつ乙女座でスーリヤ・ブッダが生じて水星は高揚し金星がニーチャ・バンガとなる

10室の象意がある太陽は優れた技術と知見を与える9室でヨーガに絡んで強くなり

それが環境整備や品質管理などのマネジメント的才能を意味する乙女座であるため

自動車を表意する金星が吉意方向に転じて車のサービスマンという実務の素養が実っている



またそれは職業運を示すダシャムシャでも説明が出来る



土星が金星と10室対7室の星座交換を起こし自動車のマネジメント等の才能を指示する



金星は月から見ても10室を支配するので自動車という象意が強く働いているし

月自体が「乗り物」の4室を支配してラージャ・ヨーガとなって金星と対向するため

自動車に関わった職業の指向性をガーシー本人に与えていると読める



では何故この配置が芸能人との交友という別側面の運命を具現化したかと言えば

金星が5室の表示体で音楽や演劇を意味し「自由なコミュニティ」の水瓶座に住むからだ

月から見た7室目で3室10室支配の金星が月と対向する配置は即ち芸能人との親交である



改めて冒頭の話題に立ち戻りガーシーと田村氏の友人的な相性を確かめてみる



お互いのラグナが相対しその軸に絡んだ火星と金星はお互いの4室11室の支配星である



4室11室の支配星というのは生来的吉凶に関係なく機能的凶星になってしまうが

それはそのマインド(4室)が友達関係(11室)を通じて変化し続ける心的曖昧さとなるからだ

利用したり利用されたりして自己満足を図りたい8室的な浮気心を作りやすいのである



ガーシーはラグナで火星が最高潮のマハープルシャで4室対1室のラージャ・ヨーガになり

ラーフが伴うことで「ありとあらゆる方面の友達とつるんでいたい」といった欲求に執心する


田村氏の7室も同様の所見で

減衰したラージャ・ヨーガの木星に金星がコンジャンクションし

山羊座的で海千山千な業界人らしい相手に不思議と出会える特異運を持っている



ひと昔前に大都会の大阪周辺で車のサービスマンだったガーシーは大いに海千山千な立場だ



そしてよく見ると

両者の11室や5室にはビジネスパートナーの象意もあるダラ・カーラカが住んでいる

それがお互いに吉星(水星と木星)であることも手伝ってすっかり意気投合できたようである



この二人が出会ったとされている94年頃は

田村氏が「水星-金星期」でガーシーが「太陽-土星期」から「太陽-水星期」の時運である



田村氏は5室蠍座がラグナになってまさに芸能活動に大きな足掛かりを作れた頃合いで

当時に夕方のテレビ番組で冠レギュラーを持っていたことは小学生だった私も憶えている

田村氏は7室の配置も強く独特な潜在力があり5室と絡んでいなくとも好調期だったようだ



他方ガーシーは太陽と土星が互いにトリコーナで吉祥な絡みになり

直後の「太陽-水星期」は9室で物事が完結する最も幸運な門出の時と言える頃で

「友達」の11室から11室目の9室が本人に千歳一隅な厚遇で東京進出を遂げさせたのである



また




ナヴァムシャはまたラグナが相対し月は獅子座で重なり合っている




私が想定した限りにおいてだが

ガーシーと田村氏は面白いことにラーシとナヴァムシャが逆転して鏡合わせになっている

ガーシーはラーシが山羊座ラグナで田村氏のラーシは蟹座ラグナになり

ナヴァムシャは上記の通りで奇跡的な偶然が生じて二人はソウルメイトのように親しいのだ








だから二人の交友は今回のネット露出でも重要事項として語り草にされてしまっている

これもまた田村氏のチャートから一応は読み取れる




この騒動の生じた2月末の時点で金星も水星も「友達」の11室に絡んでいる




田村氏の直近の時運は「金星-ラーフ-ケートゥ期」であるが

ラーシでは金星が11室支配で7室に住んでラーフのディスポジターは金星に伴った木星で

ケートゥは「Web」の12室に住んでディスポジターの水星が11室と対向したダラ・カーラカだ



ナヴァムシャもラーフのディスポジターがそのまま金星となって「私生活」の2室に住み

4室で定座の火星がケートゥのディスポジターとなって9室支配の水星にアスペクトするが

9室は「友達」の11室から11室目でその本質を担い水星は7室に住んだダラ・カーラカである



古くからの友人が何かしら注目を集める言動を起こし田村氏本人の前に歩み出る頃合いだ

ラーフとケートゥは別々に働くようでいて相互の軸がそのまま時運で具現化する原則があり

友達絡みの出来事が本人の評価(11室)に差し障り「身から出た錆」になってしまう経験となる



氏本人は無視出来ずかといって足蹴に出来ないソウルメイト的な相手の乱心に閉口しきりだ




生 来 的 凶 星 が 影 響 し た 「 密 告 者 」 の 象 徴 で あ る バ ラ ニ ー の 悪 意







今かなりホットな話題は上記の告発動画だろう

懇意にしていた相手の悪ノリの程を欠片も残さず剥き出しにした執念の暴露である





まずガーシーが本業同然としていたサービスに「アテンド業」というのがある





「アテンド」とは早い話が繁華街における各種斡旋の実務の総称である

芸能人や夜の文化人のためのとてもデリケートなマネジメントを指している










金星は減衰してヴァルゴッタマとなった強いアートマ・カーラカで乙女座らしい性格が出る

その金星がラーシの9室で職業の10室を支配しナヴァムシャでも月から見て10室支配である

結果的に乙女座らしい何かしらの管理運営的実務と金星的な人物のケアマネジメントを指す



特にナヴァムシャで金星がラグナから4室11室支配で月からは3室10室支配のため

「母性」を意味する月が支配するナクシャトラがとても多いこと以上に

芸能人に取り入ってその挙動のほどを見守ることがガーシー本人の隠れた喜びだったようだ

(特にダラ・カーラカの木星がホストやホステスに多いとされる「アヌラーダ」なのも有意だ)



しかしその母性的な優しさの奥深くにはおぞましい悪意が蠢いているらしいのである




月はその性格が「公序良俗に挑みあらゆる手段で目的を遂げる」物騒なバラニーで示される




バラニーとは諜報員の表示体のように働くナクシャトラでもある

しかもバラニーは金星が支配しガーシーのチャートで芸能人を強く表意するので

芸能人に取り入ることで重要な隠匿事項を際限なく見聞し赤裸々な秘密を肥やしていく




「スピーチ」の2室も支配したラグナロードの土星は逆行して減衰し月に悪意を与えている




機能的には吉星となる土星が減衰してしまうというのが最も有意な所見だと言える

減衰した土星は水星が減衰するようにモラルや社会性が薄れ切った異常者的性格を作る



この性格はもともと備え持った生来的な「裏の顔」であるが

超一流youtuberでトラブルメーカーでもあるヒカルというネットタレントとの諍いが

ガーシーの正体を露悪させた全ての発端となっているらしい









ことの経緯を伺うにどうやらガーシー側に落ち度があるやり取り(詐欺行為)の結果として

業を煮やしたヒカル氏がそれを無遠慮に告発し

法的に今回の戦後処理を頑張っていた最中にガーシーが所謂ネット界の「特定班」の的になり

それまでの地位と私生活を強く侵害され経営していた全ての会社を畳むことになったようだ



時運的にはつい最近の3月前後のことである






ラーシの土星はラーフのディスポジターでナヴァムシャでは土星がラーフにアスペクトする




ラーシでは土星が減衰して月とそのナクシャトラに秘めていた悪意を発露させる頃で

ナヴァムシャではより顕著に「Web」の12室で絡むラーフと定座の水星に土星が悪意を注ぐ

特にナヴァムシャは恭しく付き合っていた相手(芸能人)を指す土星が10室でまさに減衰し

それがインターネットのアングラなスペースから猛烈な執念をまき散らす決意を生む所見だ




D10は土星が再び減衰するラグナへ逆行し木星(12室のラーフのディスポジター)と対向する




ダシャムシャの土星は10室11室を支配する職業上の核心たる星であり

ラグナに逆行するように働き8室支配の定座した火星に傷つけられて

その対向には今この時運を指すラーフのディスポジターに当たる木星が住んでいる



木星はラーフの住む12室の象意を土星に与える上に9室(10室から12室目)の支配星でもある

だからガーシーは「ラーフ-土星期」の時点で社会的な足場のほとんどを失ったのである



本人にも非があったとはいえそれまで心血を注いで積み重ねてきた人脈を失い

ガーシーは減衰土星と高揚火星の凶意に染まったバラニーの月に狂わされた復讐鬼となった



なお

ダシャーの変遷を見るとその自壊の感情を暴発しまくる営為はひたすら続くことがわかる







現行の「ラーフ-水星期」は土星と水星がトリコーナ同士だが

土星は逆行して月に悪意を与えながら水星の方も9室で「闘争」の6室の象意が顕現する



その後のアンタルダシャーのケートゥ期も

ラーシではラーフとケートゥ両方のディスポジターが4室牡羊座で絡み合い

ナヴァムシャでも6室のケートゥのディスポジターの木星が12室にアスペクトして絡む



アンタル金星期もナヴァムシャでケンドラの位置関係になり「実力行使」が続く状況を指し

ラーシでは金星がラーフのディスポジターの土星のそのまたディスポジターだ



アンタル太陽期はラーシで9室乙女座に住んでそれまでの位置関係がまた繰り返され

ナヴァムシャもラーフとディスポジターの水星が太陽とコンジャンクションしている



アンタル月期はラーシでまたも土星が逆行して牡羊座の月と絡んでしまい

ナヴァムシャでは絡みが無いが

よく見ると月のディスポジターの太陽は12室で強いラーフや水星とコンジャンクションする



そして最後のアンタルダシャーの火星期は最も喧噪が燃え盛るような配置であり

即ちラーシでは火星がラグナで高揚したマハープルシャとなってラーフを焚きつけ

ナヴァムシャでは減衰しながらもラグナに住んだラージャ・ヨーガで分割図の象意が実る




修羅場のど真ん中で業(カルマ)の炎を猛らせ続ける悪鬼の化身そのものである





自らがカルマの演じ手になり

大火事を起こす火種となって狂い切った途上には木星期が待っている

それがどんな未来なのかはまるで想像がつかない






ラーシでは独立の11室に住みナヴァムシャでも4室でラージャ・ヨーガになった強い配置だ

身の破滅どころかその言行録が有意なキャリアになって本人の血と肉になっているようだ




ダシャムシャに至っては10室の本質たる7室に位置している




ただしその両隣を凶星に挟まれるのでそれ相応の報いが待ち受ける様相でもある

ラーシでは女性星座の蠍座に住んだ木星でナヴァムシャは平等主義の天秤座である

おそらくはゴシップにも強い弱者側の発言者としてサークルを牽引しているのかも知れない



来月から始まる蠍座へのダブル・トランジットによって

ガーシーは一時的に木星期的な状態になりうるとも想定できる



まるでその告発が社会正義を担う善意の営みか何かのように脚光を浴びる様子だ



劇的な内ゲバが繰り広げられるだけで興味のない大人達には「目糞鼻糞何とやら」だろうが

それくらい芸能界というのは煩悩が泥沼のように多くの人を捕まえる伏魔の花園なのだろう








常識がひっくり返った危うい夢の世界を見抜くにはもってこいである

色々な意味でガーシーの暴露の言葉には確かに注目すべきだろう



以上

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