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国内Liveで音響トラブルが起こる─Ado氏の今現在を確かめる

更新日:5月4日





自身初の海外ライブツアーを無事に終えたAdo氏に想定外のトラブルが生じた



先月27日28日開催の都内コンサートで音響セッティングに致命的なミスがあり

観覧者からは「過去イチで最もクソな会場だった」等の容赦ない悪評が挙げられてしまった





当日その時の氏の細密なダシャーは「ラーフ-木星-ラーフ-水星-土星期」だった





ラーシは確実にその時運が顕現してくる絡みの所見があり

高揚の木星から4室目で定座するラグナロードの金星はラーフのディスポジターで

金星は5室へと逆行して例外則のようになると同時に高揚の水星にバンガされ

その水星から10室目には逆行の土星が住んでいる



マハーダシャーロードが6室に定座したラグナロードで

ラーフのディスポジターでもあるという条件が6室の担う「支障・障害」を招きやすく

金星をバンガし復調させる水星と絡む土星が逆行することで8室の表示体として働くようだ



この土星というのが厄介であり

9室10室支配の最良なヨーガ・カーラカであっても「逆行した生来的凶星」となるために

8室11室に向けたアスペクトやラグナに逆行した位置から木星へ直にアスペクトすることが

牡牛座ラグナでキツいマラカの木星をより更に増悪させ暴力的な凶星にしてしまっている





だから氏のライブとパフォーマンスには必ず何かの失敗が着いて回るようで

あと少しで終わろうとしている「ラーフ-木星期」は

アーティストとしての業績が腹立たしいアクシデントで円満に完成しない結果となった



氏は「自己表現」の3室で11室支配の木星が高揚するので

マイペースなままの音楽活動が破格の高評価を受けられる一方で

木星が8室も支配したマラカになって8室の結果たる3室で最も強く働くことから

アンチ層からの度重なる攻撃( 口撃 )も衰えず常態化すると言える

( その点では牡牛座に逆行する土星が木星にアスペクトするのはむしろ良好な作用である )



また



現在のダブルトランジットは

3月初旬の時点から潜在的に発現しており

それは氏の7室に起こり

7室にはケートゥが住んで高揚する





7室に強いケートゥが住むと対人運や私的営為が損なわれやすい( 不評を被る )傾向を作り

氏の場合は更に逆行の土星が即現実のプラーナ・ダシャーに巡り上位ダシャーと絡んでいた





ナヴァムシャの方では

ラグナの木星がラーフにアスペクトし

ラーフのディスポジターの高揚した金星は2室水瓶座に逆行して水星と対向し 

水星の4室目から水星にアスペクト出来る土星がヴァルゴッタマのケートゥに侵害される



プラーナ・ダシャーだったラグナロードの土星はケートゥに侵襲を受け

逆にケートゥの方は土星に傷つけられて強く凶星化する



やはり

土星はナヴァムシャで「11室に住んだラグナロード」という至高の配置でありながら

高揚してヴァルゴッタマのケートゥにその象意を否定されてしまい

土星とケートゥにアスペクトバックしてくる火星もまた機能的凶星で11室的な恩恵が薄い





更に

傷病の経験や不意のアクシデントを暗示するシャスタムシャを確かめてみると

木星と絡んだ土星が8室に住んだプラーナ・ダシャーロードで

スークシュマの水星は6室支配の木星とコンジャンクトし

この分割図の当為の惑星と関わって12室の象意が悪変し

そこへラーフのディスポジターの土星がアスペクトを返す念入りな凶相が完成していた





それから

客観的様態を写す重要なダシャムシャは

ラーフにアスペクトバックできる水星に対し

またもや土星が双子座に逆行して絡んでくる



しかしその土星はダシャムシャのラグナロードであり

6室に住んでラーフと火星に挟まれたパーパ・カルタリとなって不安感を醸す



きっと氏は

いつどんな時であれ目前のステージが初舞台同然のように厳しく感じられ

土星が逆行した位置に木星のアスペクトを受けられることで次第に本気を取り戻し

最後には「6室に住んだ土星」がプロとしての正しい仕事をやり遂げさせるはずである



木星が9室に住んでラーフにアスペクトしたり

スーリヤ・ブッダ・ヨーガにもなった太陽が7室を支配してラーフと対向するので

「音楽」の5室に外国の表示体のラーフが住んだ良好な配置が

即ち今年の早春から決行された初の海外ツアーを成功させたと言える様子だ





2024年2月4日から封切られたライブはタイのバンコクを皮切りに

全世界14ヶ国で開催された





当然と言えば当然だが

その時点でのダブルトランジットは氏の12室( 海外 )に生じており

月の高揚した牡牛座がそのまま氏のラグナであることの確証となった

( 更には4室獅子座もダブルトランジットされていてつまりはコンサートを意味していた )





ライブツアー決行の時局は「ラーフ-木星-火星期」開始から1ヶ月強ほどの頃で

ダシャムシャでは絡みが不完全だった一方で

最重要なシャスティアムシャは完全無欠な至高の絡みを成立させていた





ラーフ期は今生における本番ド真ん中と言える途上であり

ラグナと10室の星座交換が火星と太陽であるため

今はまさに人気と実力が爆速で成長する時に在る



10室で強くなった火星は6室も支配して「6室の表示体」として秘めた威力を全開し

コンジャンクトした水星が8室を支配して火星とヴィーパリータを組んでいる



最もキツい「6室対8室の絡み」には対向4室からラージャ・ヨーガの木星が調停をもたらし

月とコンジャンクトしてガージャ・ケーサリになった月と木星は5室対9室であり

長い経年の中でカルマが絶妙なバランスを取って常人離れした綱渡りのような技芸を見せる



このガージャ・ケーサリ・ヨーガが起きているのが水瓶座であることはとても有意で

今生で歌手として( あるいはネット時代における極大のイコンとして )の大成を約束している




いずれ来るアンタル土星期が何を意味するか






あと2ヶ月弱で巡る土星期は氏の運勢上でもかなり意味深長である





ナヴァムシャではラーフに対向した土星がラグナロードになり

ヴァルゴッタマで高揚する激烈なラーフのディスポジターの金星は

2室水瓶座に逆行するとディスポジターの土星が天秤座に逆行して星座交換が起こる



ラーフ( のディスポジター )と土星が異様に深く絡み合うこの所見は

土星が逆行しても10室で高揚してしまいつつ2室水瓶座に住むように働き

なおかつ土星と結びついた金星は5室10室支配で重要な芸能の表示体である



逆行してしまった土星がラグナロードとして11室やケートゥと関わるので

一見すると「まさか歌手活動からの引退か!?」と絶句しかけるが

星座交換する金星は高揚しながら水瓶座( 放送業界や芸能界を指すサイン )に逆行しており

つまりはAdo氏の強い意志で身辺整理が行われその取り組みが一新する可能性を示すようだ





ダシャムシャも似たような吉凶混在の所見であり

土星は「失業」の6室から5室に逆行してしまうが

2室11室支配で事業運の表示体になった木星がアスペクトで保護を与え

土星の逆行位置からのアスペクトを受けてしまう7室の火星も

獅子座に住むことで蠍座にアスペクトバックできるため10室が依然として強いままだ



( ただし月からでは土星の側が10室支配で木星は9室12室支配のため留意を要する )





不可避な困難や大きな転機をもたらすアシュタムシャでは

水星と星座交換した土星が火星にアスペクトし

傷つけられつつも定座で強い火星はラーフのディスポジターである



これもまた二律背反の時運を見せており

本来のラグナの射手座からでは明らかに事業の清算( 廃業 )を暗示しているようで

それが月からではラグナロードと10室の支配星の絡みになっており

ラーフは月から3室目に住んでやはり芸能業の表示体となって働く





最後に運勢上の影響力がほぼほぼ最上級のシャスティアムシャを振り返ると

土星は吉兆な例外則の所見を作りながら逆行して木星と星座交換する



木星の側は蠍座ラグナで機能的にも吉星の大吉星であり

それが土星の凶兆をほぼ消してしまうように働きうる安心感のある絡み方に対し

10室で星座交換して猛烈に強い火星が土星の逆行位置に8室目のアスペクトを起こす







そもそも全ては我々を喜ばせる大きな【狂言】なのかも知れない



いよいよ氏の将来から目が離せない

今なお「乞うご期待」の声は絶えないようだ







以上

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