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執筆者の写真鹿村文助

「ウクライナの “ 今 ” を伝える語り手」─パルホメンコ・ボグダン氏のラグナ検証

更新日:2022年10月2日







最早ウクライナ危機の報道は昼夜無関係に随時レポートされている



テレビ局各方面は自主的ネットワークで情報共有を更新していくが

肝心な現地状況の詳細は最も希少で最も難しい有意な情報である



日本とも関係が薄いウクライナにはよりリアルタイムな発話者がやはり少ないままだ



こうした条件下で一般のウクライナ現地人として何度も各局で対話に応じているのが

このパルホメンコ・ボグダン氏である



私が最初に自宅の居間から漏れてくるテレビの音声だけを聴いた時

首都キエフの内情に詳しい現地邦人が話しているのかと思ったほど氏の日本語は流暢だ



パルホメンコ氏の来歴は以下のニュース記事に詳しい





氏は私とかなり年齢が近く同学年の可能性もあって個人的にも感心した方である

より細かな情報収集を昨日今日と続けていたところ

3月3日の正午頃に上記のニュース記事が公開されとても有用なソースになった



同ニュース記事に氏の誕生日と出生地が氏本人の受け答えとして記載されてあるが

実に「1986年6月24日」とあり私と誕生日が8日違いである



とはいえラグナが違えば私に比べ完全に他人になってしまうのは当たり前だと思い

氏が人生で最初に来日した時運に依拠しながらそのラグナ修正を試みて

私は本当に驚いた




主要チャートは両方で双子座ラグナでありナヴァムシャは配置が私と近似している




つまり氏はとても双子座的な性格の人物であり

この見立てが正しいと言える根拠は

上記の場合にその配置が外国と強い縁故を持つことになるからだ






パルホメンコ氏が日本に移り住んできたのは「月-ラーフ期」から「月-木星期」の頃だが

双子座ラグナと仮定した場合に

月は「両親・家族」の2室を支配して8室からアスペクトバックする配置になり

即ち家族(2室を支配するのは月なので母親)が下した取り決めに従う境遇を示し

月から見てケンドラに在るラーフ(≒外国)のディスポジターである火星は

月の真後ろの12室目に住んでおりまさに異国の地を指している



木星も同様に本来のラグナから見て7室(未知の場所と文化)を支配し

9室(外国)の水瓶座(無関係な異文化との交流)に住んだ吉意の強い配置である

この木星はやはりまた月から見て12室(外国)を支配し「私生活」の2室に住んでいる



7室から動かないヴァルゴッタマの火星は

段々と顕在化する後天性の自己像を指すアマティア・カーラカであり

外国の趣意も備えた「未知の場所とその人々」という7室で

その星座もやはり無縁な遠方の異世界を意味する射手座である



またその火星はラーシでは対向のラグナにプトラ・カーラカの太陽が住み

ナヴァムシャでは7室で火星と太陽がコンジャンクションし

3室と11室が絡むジャイミニ・ラージャ・ヨーガとなる



太陽には公的なメディアの象意もあり

特筆すべきは太陽と対向した火星の住む射手座は日本の建国図のラグナであることだ



双子座ラグナは3室の「自己主張・主体的表現」が太陽で表意されるので

太陽がラグナに住んでいると時運によってはメディアにその姿と名前が現れることとなる



氏は今まさにラーフ期が終わろうとする「ラーフ-火星期」で

アンタルダシャーの火星のディスポジターが「自由な双方向対話」の水瓶座に住む木星なので

ネット中継を通じて日本へ自国の現状を切々と素朴に伝えてくれているのである

(パルホメンコ氏がとても日本語に堪能なのも

9室でラージャ・ヨーガの木星が「教養・品格」の5室に住むケートゥにアスペクトするからだ)



またナヴァムシャのラグナを双子座でヴァルゴッタマとしたのも火星の位置が理由であり

マハーダシャーの最後のアンタルダシャーに時運が進んだことで

ダシャーチッドラが生じ火星のディスポジターは次のマハーダシャーの惑星(木星)だからだ







この配置の場合

7室でも火星がヴァルゴッタマとなりパルホメンコ氏と日本の強い繋がりが示唆され

そこで3室支配の太陽との接合という二重にメディアを意味する配置が起こり

ディスポジターの木星はラグナからアスペクトバックし反復した絡みを作っている



おそらく氏はほとんどナヴァムシャのチャートがそのまま働くような運勢下に在り

ダシャーチッドラで惹起される木星は氏のアートマ・カーラカのため

宿命的な決意の時が氏に訪れていると言えそうだ





特に日本の真の建国図と言える上記のチャートでは

根深い国民感情を指す8室支配の月が政治経済等の情報流通を意味する7室双子座に住み

しかもそれは外国人の象意も含んだダラ・カーラカである



この対比を見るにパルホメンコ・ボグダン氏は間違いなく有意なカルマを持って生まれ

今この時に日本中の注目を浴びて正しい目的を果たす「演じ手」なのである



そしてパルホメンコ氏のラグナ抽出を双子座で確定させた決定打は

紛うことなく今回の世界的一大事を断行した主犯格のウラジーミル・プーチンである








ラグナロードが火星となり「暴力」の6室を支配して射手座に住んでいる




本人の生家の家族を意味する2室は大統領として領有する国土とその国民も指すためか

機能的凶星の水星がマハーダシャーになる今は自国民に対しても耄碌の極みを見せている



即ちウクライナ侵攻に抗議するデモ進行を行った国民を刑事罰に処したり

自国の政治志向に背く非利益な報道を行った法人の代表者に禁固刑15年を強いたり

ザポリージャという地域にあるヨーロッパ最大の原発敷地内を砲撃させたりである









パルホメンコ氏はラーフ期最後の「ラーフ-火星期」だが

双子座ラグナにとって最悪の凶星であり暴力そのものを指す火星が

マラカの7室に住んで逆行しながらラグナと2室(のラグナロード)を傷つけている

(火星が逆行した先では12室の表示体で8室支配の土星と火星が交わり定座の影響力を帯びる)



だから彼は一生に二度とない(あるべきではない)ほどの生命的極限に置かれ続け

その最中でも火星のディスポジターが「外国」を意味する9室と水瓶座に住む木星のため

強いラージャ・ヨーガとなって崇高な決意をもたらし

「メディア」の3室とその支配星の太陽にアスペクトを与えることで

高潔な覚悟からキーウの今を克明に伝えようとする勇気が実っているのである











パルホメンコ氏がこれほどまでに冷静かつ善良な知性でその身辺を語れるのも

ラーシで9室対7室10室のラージャ・ヨーガを帯びた木星がラグナにアスペクトしたり

ナヴァムシャのラグナにその木星が住み友好的な態度で対話する意志をもたらすからだろう



そしてその木星は氏のアートマ・カーラカである









私のレクティファイした限り氏の木星は非常に強く最良な吉意を持って働いている

ダシャムシャではまさに10室でガージャ・ケーサリ・ヨーガを組み

最も深遠なシャスティアムシャでは木星がラグナに住んで再びガージャ・ケーサリを組む



上記の分割図両方で木星は蠍座に住んでドゥシュタナの象意を帯びないため

精神の内奥から清純な理想を滲ませている印象がある



確かめるとパルホメンコ氏の職業は日本製の女性向け美容商材の輸入販売等である



そのためダシャムシャが「外国」の12室も支配した水瓶座ラグナで

ラグナロードの土星が見事に「外国」の9室で高揚し

実際に業務で応対することになる相手を指す7室には

定座した太陽と絡み吉意をより倍加したラージャ・ヨーガの金星(≒女性)が住み

ダシャムシャの本質たる10室が女性星座で化粧品等の液体を象意した蠍座となり

そこでガージャ・ケーサリを組んだ月と木星は2室と6室の絡みで自営業を意味しており

この配置でおおよそ正しいと判断できる





ラーシにおいても月は女性星座の山羊座に在り

ナクシャトラは人助けにとても熱心な博愛主義の「ウッタラ・アシャーダー」である

その月と対向する蟹座は「母性」を表意する星座で

そこに水星と金星が住むためにパルホメンコ氏は女性の品格に基づく精神性で生きており

お世辞抜きで真摯な人柄だと言える



(9室水瓶座の木星がアートマ・カーラカで

2室蟹座に住んで「ビジネスパートナー」も意味するダラ・カーラカの水星が

ジャイミニ・アスペクトし合うため

氏は女性向けのグローバルなビジネスを手掛けているようである)



氏はラーシの月から見て

7室の蟹座で水星と金星が9室対10室の最高位なダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガを組み

シャスティアムシャにおいても

ラグナの蠍座で5室支配の木星と10室支配の太陽がコンジャンクションし

優美なラージャ・ヨーガを並立したスーリヤ・グル・ヨーガが実現している



そのためか水の星座らしい霊妙な知性が発揮されており

上記に貼付した動画内においても



"これが世界がgreat resetされる為の神様の行動で、そこで一番精神性の強いウクライナ人がそれに選ばれて、これはなるべくしてなった状況で全てのシステムを全てリセットすることが大切でウクライナ人が世界に対して働きかけて世界を変えようとしてる。"

↑(動画に対するコメント原文ママ)




といったようなスピリチュアルな発言もあり

誕生日も程近くナヴァムシャの様態がとても似ている私からすると

彼は単なる代理店業務を続けるビジネスマンに収まる人物ではないように思える



また貼付済み動画には含まれていないが

他の報道番組でのネット中継において「死を受け入れる覚悟が出来ている」とさえ語り

同い年の私にとっても潔白すぎるほどの悟り様であり流石に今は思い留まっていただきたい





ロシアは停戦協議の産物として避難用経路の「人道回廊」を準備する時局にあるようだが

信用温存のための急ごしらえだったり結局は不意打ちのための姑息な対応かも知れない





双子座ラグナでは木星が機能的凶星となって7室を支配するため

木星がマラカのように振舞う余地がある



パルホメンコ氏は今なお一刻でも多く日本に向けこの戦争の愚かさを語ろうとしている

彼のその命は本当にかけがえのない尊い魂そのものだ



アートマ・カーラカの木星がもたらす正義と真実を絶えることなく伝えてほしい

彼は生き延びなくてはならない




親愛なるパルホメンコ・ボグダン

死んではならない

あなたは私よりも間違いなく優れた真の答えを世界にもたらす魂だ

生きるんだパルホメンコ!




以上

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