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【答え合わせ】ウルフ・アロン選手の出生時刻が判明─乙女座ラグナだった!







かなり以前にラグナ検証した柔道のウルフ・アロン選手の出生時刻が

5chに書き込まれているのをこのほど発見した



詳細なその記録に従ってチャート生成すると

本当に意外な結果が示された










*****




五輪代表となるまでの軌跡




柔道は6歳の時に講道館にある春日柔道クラブで始めた。最初の練習に行った時に指導者の向井幹博に面白かったかと聞かれると、実際は面白くなかったのに、向井が恐くて気を使って面白いと言ってしまったために柔道を続けることになってしまった。


まず柔道を人生最初に経験した頃を時運に照らしてみると

6歳を過ぎたあたりでヴィムショッタリは「月-木星-土星期」となり

チャラ・ダシャーでは「乙女座-蟹座期」だった





ヴィムショッタリでは正しい絡みが成立せずナクシャトラロードも相関しないが

チャラ・ダシャーにおいてはメジャーとサブのロードが相互にジャイミニアスペクトする



ただし





ダシャムシャではこの通り全ダシャーがケンドラ同士の位置関係で十全に絡む



やはり出生時刻が正しいチャートにおいて一つの法則と言えるのは

「年齢に関係なく客観的に有意な経験はダシャムシャに現れる」ことだ

( ダシャムシャは「カルマ」の象意を司る10室的運勢が独立した分割図だからである )



全国少年柔道大会の団体戦では小学校5年の時に2位、6年の時に3位となった。




柔道の才能を最初に発揮できた頃は「月-金星期」で

こちらのダシャーでは主要なチャートにおいて月と金星が明確に絡んでいた





11室を支配し9室で高揚している最良なダーナ・ヨーガの月は

ディスポジターがそのまま金星になり

なおかつ金星も高揚して最高位のマハープルシャとなっている



マラヴィア・ヨーガの金星が住むのは10室から10室目の7室のため

10室で起こるマハープルシャ・ヨーガと同等以上の威力を発揮できるようだ





ナヴァムシャは端的に強力な11室の惑星集中で両者がコンジャンクトしていた

( もっと多くの事例を診る必要があるがスポーツの世界も水瓶座がそのサインらしい )



2室7室支配の金星と4室支配の月という組み合わせ自体は随分と意外で

月が土星と星座交換し土星が火星と間接的に絡んで11室が強いという所見が

結果的に「必死に戦い抜いて勝ち上がる」その様子を描写している





ラグナが特定できればラーシ以上に有用なシャスティアムシャは

やはりというのも何だがラグナが見事にヴァルゴッタマであり

ラーフケートゥ軸もそのままヴァルゴッタマになる



「努力・訓練」の3室で減衰する月は11室支配だが例外則で復調力を発揮し

対向位置の9室で定座の金星は機能的にも吉意のある最高の吉星で

月が高揚するのは牡牛座であるためこの金星がニーチャ・バンガをもたらし

その相対する月対金星に5室6室支配の土星も絡む様子がドラマチックである

( 常々その努力において泥臭い苦闘が生まれては最後に悟りへ達するという様子だ )



それから



高校では柔道をやめてアメリカンフットボールに取り組む予定だった。ところが、中学2年の時に1年後輩の村田大祐に練習で何度も投げられるうちに悔しさがこみ上げてきて、それをきっかけに柔道に力を入れるようになった。




中学2年生であればそれは「火星-木星期」の頃である





ナヴァムシャを見る限りでは

プラティアンタルダシャーが土星期のあたりに苦戦を経験するタイミングで

木星に向けて火星がアスペクトして土星も3室目のアスペクトを木星に与える



土星は星座交換で定座並みに強いので

この時局では木星が剋傷される所見となり

それでも木星が12室支配で6室に住んだヴィーパリータでもあることから

一念発起の奮闘が始まったと言えるシナリオを描いている



しかしその後の柔道選手としての前途は大いに険しいもので

「火星-土星期」や「火星-水星期」なども

絡みがあるからこそ客観的には下積み時代だったと言える様子である





「火星-土星期」は土星が火星のディスポジターで6室と7室が生来的凶星で関わってしまい

「火星-水星期」は絡まない水星がダシャーラグナの12室目に住むため不遇の時期に当たる





ナヴァムシャはラーシより更に辛い所見になり

月が土星と星座交換した配置に巻き込まれるラグナロードで

土星と関わった火星に絡んだ位置で定座した水星は機能的凶星である



とはいえ

ナヴァムシャのラグナが牡羊座ラグナであるからこそ

月と土星の星座交換が4室対11室で「キャリアの獲得」を約束した配置となって

ラグナロードの火星が住んだ11室( ≒優勝・自己実現 )を盤石にさせていると分かる



かつての彼の歩んだ道筋は他のアスリート同様に奮闘が絶えず

後年のオリンピック選抜枠合格はラーフ期以降の時運であり

それもまた各チャートにおいては前途多難なドラマの見えた年月だった



2020年2月にはグランドスラム・デュッセルドルフに出場予定だったが、右膝半月板損傷により取り止めた。その後に開かれた強化委員会で、強化委員全員の満場一致により、東京オリンピック代表が内定した。2番手選手とのこれまでの成績差が歴然だと強化委員の3分の2以上によって判断された場合は東京オリンピック代表が内定することになっていた。


東海大学進学後には紆余曲折な戦績を積み重ねて実力を練磨したウルフ氏

前年2019年年末の大会で右膝を負傷するもかつての一進一退な実績が高評価を受けた





ラグナのラーフと絡んだマハープルシャの木星はマラカで

木星に向けてマラカの7室からアスペクトする土星は「傷病」の6室を支配し

アスペクトで凶意を与える土星の側が逆に負傷部位の膝を司る山羊座の支配星であり

土星に傷つけられてマラカの象意が発現した木星はまさにケートゥのディスポジターで

当時の試合での膝の受傷を物語る同ダシャーの絡みは

「物理的な肉体の状態」を示すラーシに認められる



代表内定となったウルフは、「歴史に名を刻みたい」と決意を述べた。




2020年2月下旬にオリンピック出場内定を勝ち取ったその時運は

「ラーフ-木星-金星期」になってから2ヶ月ほどの頃だった





ラーシはラグナのラーフに対して木星金星がマハープルシャになった最高の絡みを作る





ダシャムシャもラーフに向け木星がアスペクトし

木星と対向した土星もラーフのディスポジターになり

木星が住むのは牡牛座でディスポジターが金星となって

全ダシャーが絡んでいた





シャスティアムシャはラグナ( とラーフ )がヴァルゴッタマという特別な一時で

ラーフのディスポジターでラグナロードの水星は減衰してディスポジターが木星になり

木星が住むのは金星が支配する天秤座のためこちらでも変則的だが絡みが成立していた




東京2020オリンピック競技大会(とうきょうニーゼロニーゼロオリンピックきょうぎたいかい、英: TOKYO 2020)は、2021年(令和3年)7月23日から8月8日までの17日間、日本の東京都などで開催された第32回オリンピック競技大会。


そして肝心なオリンピック開催時の時運は

「ラーフ-土星-土星期」から「ラーフ-土星-水星期」までの間で

プラティアンタル土星期が水星期に移る10日程度前にオリンピックが終幕している





つまりは「ラーフ-土星-土星期」の時運の整合ぶりを見ていけばよい





ラーシはこれまた見事な絡み方であり

ラグナロードの水星( ラーフのディスポジター )が住むのは5室山羊座なので

全ダシャーが絡むだけでなく主要なダシャーロードがケンドラ・トリコーナで関わっている



「このチャートにこそ成功あり」と断言できる至高の時運が実っていた





ナヴァムシャの絡み方もラーシ同様に素晴らしく

10室でラージャ・ヨーガの太陽はラーフのディスポジターであり

太陽が住んだ山羊座は土星が支配するのでこれでまた絡みが完結している



なおかつ土星は太陽と相対してアスペクトバックし

月と星座交換することで4室蟹座と5室獅子座と10室山羊座と11室水瓶座が絡み

ラージャ・ヨーガとダーナ・ヨーガが絢爛な吉意の反復増大を起こしていた





当然その結果は金メダルの獲得であり

人生でも指折りの栄達と矜持が実感できる時運をウルフ・アロンは突き進んでいた





ダシャムシャも手放しで絶賛できる最良な吉意の配置であり

土星はラーフのディスポジターとなって対向9室でラージャ・ヨーガの木星が保護を与える



カルマの果報がここにある



こうしてウルフ・アロンは歴史に名を残したのである




結婚と離婚




また更に検証しおくべきは同年頃に経験した結婚と離婚である







ウルフアロン選手と嫁の馴れ初めですが
2017年に柔道の試合会場で出会う。
ウルフアロン選手が良美さんに
一目惚れ。
奥手なウルフ選手は、
Facebookを通してアプローチ。
出会って2年後の2019年に結婚。


前回の投稿でも触れた元妻の前原良美選手とは

2017年以降から知己を得て交際開始となったようだ





おそらくは「ラーフ-ラーフ-水星期」が適正な時運である





ラーシは至極単純な「突然の恋愛」を意味するラグナと5室の絡みで

水星はアスペクトを受けずに有意なカルタリ・ヨーガも成立しないが

そのディスポジターの土星は直に「結婚」の7室に住んだラージャ・ヨーガで

しかもコンジャンクトした金星は最高に強いマラヴィア・ヨーガを帯びる





結婚に通じるナヴァムシャは絡みが無かった





一方でシャスティアムシャはドンピシャな「出逢いの時」を明示しており

7室で減衰した水星はラーフの住むラグナにアスペクトバックする

( 理性を担う知能の表示体の水星が7室で減衰するあたりが「一目惚れ」の所見だろう )



それから2年弱を経て成婚しており

ダシャーは「ラーフ-木星-土星期」か

または「ラーフ-木星-水星期」のはずである







結婚の経緯を最も正しく写実するナヴァムシャは

上記のダシャーで明確に絡みが見られたタイミングだった



( 「ラーフ-木星-土星期」は全ダシャーがアスペクトし合う時運で

「ラーフ-木星-水星期」は水星が木星のディスポジターである )



マハーダシャーロードがラグナや5室7室に住んでいるだけでも成婚の所見だが

ウルフ・アロン氏の場合はラーフ( 結婚の表示体 )が5室に住んだ更に強力な配置だ



しかし周囲に祝福されたこの結婚は

早くもその2年後に破断してしまう



問題の離婚成立の時期だが



2022年9月18日にテレビで放送された
『そこまで言って委員会NG』で
2022年5月、離婚が成立
していた事が明らかになりました!




「2022年5月」となると

それは「ラーフ-土星-金星期」に入って最大で2ヶ月程度が経つあたりである





太陽( ラーフのディスポジター )と相互アスペクトする土星は月と星座交換し

月を含む惑星集中には「結婚生活」を意味する金星が含まれて

土星は機能的凶星となって11室( 6室から6室で「別離」のハウス )で定座するように働く





ラーフのディスポジターのそのまたディスポジターの土星が住む7室は

当たり前だがケートゥ( 物事の途絶をもたらす12室の表示体 )が住み

生来的凶星の土星は6室も支配した「離婚」の表示体である





シャスティアムシャの方では

ラーフのディスポジターの水星自体とは絡みが無いコンジャンクションの金星土星が

ラグナのラーフとトリコーナになっており

こちらでもまた土星は6室支配ので離婚を後押ししていた



主要なチャート全てで

このように結婚と離婚が説明できるため

やはりウルフ・アロン氏の出生時刻はかなり正しいと判断してよい




その現在とは






2024年2月時点でグランドスラムのタイトルを優勝した氏は

見事に本年の夏季パリ五輪の出場枠に合格( 内定 )した





その頃のダシャーは「ラーフ-水星-金星期」である





プラティアンタルダシャーの金星は

アンタルダシャーの水星のディスポジターの土星と7室でコンジャンクトする



7室の座相が決して良いとは言えず

今回もまた相当な苦戦が強いられる時局が巡る





ラーシ以上に取り組みの成果が出るダシャムシャは

土星と水星と金星がトリコーナの円環を見事に組んでいる



ただしこのダシャムシャでも水星は減衰したラグナロードで

土星は6室支配の生来的凶星であり金星はケートゥとコンジャンクトする





十全な絡みの起きないシャスティアムシャは

金星が「達成」の9室に定座してはいても

また6室支配の土星がコンジャンクトしてしまう



色々な意味で期待が高い



現役世代のアスリートでほぼ厳正な出生時刻の分かった氏の動向は

他のアスリートのラグナ検証において一つのモデルケースとして希少だと言える



まだまだ経験値不足なジョーティシャーであることをまたもや自覚させられた

今の私に必要なのはとにかく落ち着いて学びと実践が出来るだけの自由だ



パリ五輪の夏こそはジョーティシャーとして再出発していたい



以上

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