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執筆者の写真鹿村文助

【出生時刻が分かる人】俳優・山田孝之氏のチャート解読





前回の栗山千明氏の検証後

デビュー当時に交友のあった俳優を調べたところ

山田孝之氏の出生地と正確な出生時刻が分かったので

バイオグラフィーに時運を照らし整合のほどを確かめてみたい






沖縄県那覇市生まれ、鹿児島県川内市(現:薩摩川内市)出身。スターダストプロモーション所属。
山田孝之 [@yamadatakayuki_] (2012年12月5日). "あ、いまさら気づきました。遅くてすみません。10月20日です。沖縄県那覇市で誕生しました。". X(旧Twitter)












*****




最初期のキャリアについて




1999年、10月から放送されたドラマ『サイコメトラーEIJI2』(日本テレビ)で俳優デビュー。




デビュー当時のダシャーは

「水星-太陽-水星期」から「水星-太陽-ケートゥ期」にかけての頃だった





職業の経歴や本人の客観的な境遇の変化が現れるダシャムシャは

肝心な水星の位置が随分と悪いがアンタルダシャーロードは3室( 芸能 )に住む太陽で

単純にまだ15歳だった当時のご本人からすれば最初の仕事は6室的な体当たりの経験だが

水星と絡んだ位置の太陽はまさに10室の表示体でしかもダシャムシャのラグナロードである





氏の各々のチャート上で特筆すべき個性は

「太陽が減衰して何重にもヴァルゴッタマになる」ことであり

ラーシではコンジャンクトした土星が高揚して太陽をバンガし

太陽自体も複数の分割図でヴァルゴッタマなので

確かな復調力を秘めており経年とともに強く働くことになる





今生の本質を捉えたナヴァムシャは見事にマハーダシャーロードがラグナに住み

2室11室とラグナの関わった強いダーナ・ヨーガとなってラーフをも生来的吉意で保護し

ディスポジターはもちろん太陽なので無事に主要なダシャーが絡んだ配置を実現し

プラティアンタルがケートゥ期の終わり頃まで明確なプロデビュー( 11室 )を顕示していた





ダシャムシャの結果を示すと言ってもよいエカダシャムシャを見てみると

当然と言えば当然な所見がしかと出来ており

11室( エカダシャムシャの当為のハウス )に水星が住んで太陽はラグナに在り

特にこちらの分割図では金星( ケートゥのディスポジター )が9室( 11室の本質 )に置かれ

「水星-太陽-ケートゥ期」こそが氏ご本人にとって正しい自己実現だったことが伺える





今生の全てのカルマを写実したシャスティアムシャにおいても

水星と太陽はケンドラの位置関係で明確に時運が励起されていたと言える



水星は火星と星座交換して「演技の才能」を意味する3室対5室の深い結びつきを示し

火星が仮想的に月とコンジャンクトしてチャンドラ・マンガラ・ヨーガのようになり

そこへ対向位置からアスペクトする金星はケートゥのディスポジターで

D11同様に「水星-太陽-ケートゥ期」が確かな自信となって氏ご本人の覚悟を促していた




その後




『六番目の小夜子』(ろくばんめのさよこ)は、恩田陸の小説作品。




今では「現在のメジャーな芸能人がキャストを飾った伝説のドラマ」となった上記作品に

すでに16歳ほどだったが中学生の役で主要な出演者の一人として参加している





画像左上から

というメンツで

とにかく「ただただスゴい」と言う外ない作品である





同ドラマ放送開始時のダシャーは「水星-月-木星期」になろうとするあたりで

ラーシとシャスティアムシャはやはり全ダシャーが絡んだ時運だった





ラーシでは高揚する水星と月が相対して

ラグナでディグバラのラージャ・ヨーガとダーナ・ヨーガを帯びた木星が月にアスペクトする



プラティアンタル・ダシャーがラーシのラグナに住んだ生来的機能的吉星という

理想的な最高の吉相を作っていた





根深いカルマの実相であるシャスティアムシャでは

「高次な自己表現」( =演技 )の5室でコンジャンクトした水星と月に

ラーシよろしくラグナで最高位のマハープルシャになった木星がアスペクトする



この時期も人生早々にして良いカルマが強く結実していたと言ってよい



また



せっかくなので

これまでに検証したお二方とのラーシの相性を確かめておく









全く奇遇なことにご両名の月は魚座で重なっていて

つまり松本まりか氏の月に山田氏の木星がアスペクトできる関係になる



以前に検証したように

松本まりか氏は12室蠍座が吉凶の複合した象意混濁の所見で

夜になると自宅で悶々と悩み考えている」といった性格を隠しているが

その12室は逆に山田氏の清明な吉相が出たラグナに当たり

松本氏にとって山田氏と出会った当初は「とても大人しい静かな人」という第一印象だが

お互いに大人となった今では山田氏が松本氏に良い助言を与えるメンターのようになる



山田氏のラーシをよく見ると太陽と金星が星座交換することからも

松本氏の9室で定座する太陽が場合によっては山田氏を指す表示体にもなるということだ



なかなかに良い相性である



それから









こちらも驚くべきことにまたお互いの月が重なっている



栗山氏にとっては蠍座が10室に当たるので

山田氏が「不思議な才能を持った先輩」という印象で

やはり蠍座から魚座の月に木星がアスペクトして吉意を与える以上に

ラグナもお互いにケンドラで特に栗山氏のラグナから10室目が山田氏のラグナというのは

栗山氏が山田氏の表現に少しずつ影響を受ける関係を作る座相である



明らかに

松本まりか・栗山千明・山田孝之の3名は

良い意味でリナーヌ・バンダ( カルマの鉄鎖 )が繋いでいた間柄のようだ



楽しそうで何よりです




それからそれから



2003年、『WATER BOYS』(フジテレビ)でテレビドラマ初主演。




栄えある民放ドラマ初主演の時運は

当然ではあるがまたも「水星-ラーフ-水星期」だった







若年期において影響力が強いラーシでは

もちろん互いに高揚したラーフと水星が絡んでいた





ナヴァムシャは単純明快な吉意全開の座相で

水星とラーフのディスポジターの太陽は「芸能業」の3室でヴァルゴッタマになる





ダシャムシャはアンタルダシャーロードがラグナに住んで分割図全体が働く頃で

こちらでもヴァルゴッタマでラグナロードの太陽が6室の水星と絡む





シャスティアムシャも良縁が巡る奇遇な吉相で

ラーフのディスポジターで重要な10室支配の火星が水星と星座交換している



その所見には月が巻き込まれるので

つまり月をラグナにするとラグナ対11室の星座交換になる高威力な座相である



6室も支配したラグナロードの火星が11室( 6室から6室でその結果のハウス )に住み

しかも星座交換まで起こせることがテレビドラマの主演獲得という自己実現を意味する



やっと二十歳目前にしてこれほどのキャリアが実ってしまうのだから

生まれ持ったそのカルマの威力は未知数と言ってよい



しかし私個人としては

こちらの映画主演の方が懐かしく感じる





2005年製作/101分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2005年6月4日




同映画撮影時のダシャーは「水星-木星-土星期」の頃だった





諸々の分割図を確かめても絡みが成立しなかった珍しい時期で

正しい絡みが唯一起こるシャスティアムシャは土星が高揚していたことにやっと気づいた



水星には木星がアスペクトしその木星には土星がアスペクトして絡んでいるが

アンタルダシャー・ロードとプラティアンタル・ダシャーロードの両方が

ケンドラで高揚した最高位のマハープルシャになっていて

それまでに無かった「不意に理想的な出逢いを経験するオタク」という新境地は

このカルマ的な強さを誇る配置同士が絡んだ時運に結実したということである



( よく見るとこのD60のラグナロードの月は減衰して火星が仮想的にコンジャンクトし

即ちニーチャ・バンガのチャンドラ・マンガラ・ヨーガを繰り出す特殊相である )



後に演じた役柄の多さから「現代のカメレオン俳優」とも称された山田氏の才能は

その当時に顕現し始めたと思ってよい




結婚その他の時運を振り返る




調べていて初めて知ったことだが

山田氏は若年期に未婚のまま父親になった過去がある



2006年、スポニチ(2月15日)の報道にて、女優でモデルのChihoとの間に生後4か月の子どもがいることが発覚した。その後、山田本人が公式サイトにて、「女性とは2年前から交際していた。妊娠を知り、結婚、出産について話し合いを重ねたが自分が父親になり、家庭を持ち、役者を続けていくこと、どうしても自分自身の中で折り合いがつかなかった」とし、結婚せずに山田が子どもの養育費・生活費を支払うことで相手側家族とも合意したと発表した(日刊スポーツ 2006年2月16日・公式サイト)。


2006年2月中旬の時点で生後4ヶ月の実子が在ったということは

逆算すると2004年の年末頃にはパートナーの女性が懐妊していたはずである





より細微なダシャーを振り返ってD7に照合したところ

おそらくは上記のダシャーが妥当だ





水星はサプタムシャで重要なラグナロードであり

ちょうど子供の表示体の木星とコンジャンクトし

ケンドラの位置関係になった6室蠍座に金星が住み

金星のディスポジターの火星とコンジャンクトした土星は

「子供」の5室から5室目の9室支配で木星にアスペクトバックされ

同時に「結婚生活」( =異性との交接 )の8室も支配する





出産までの日数が早産気味になってしまうが

双子座ラグナで木星と同様に子供の表示体になる土星との絡みを考えると

上記のダシャーも有り得ることになる



氏のD7は最も重要な5室やその次に守られるべき7室に生来的凶星だけが住み

特に7室というのはナヴァムシャの7室と同様に異性との相性が出る繊細なハウスであり

生来的吉星の月と金星が逆に凶意の6室に住んでパーパ・カルタリになっているのは

本来的には「夫婦のスキンシップがかなり不穏当で子供が出来ない」といった所見だが

木星が「結婚相手」の7室も支配して7室にアスペクトバックできることが大きく復調を与え

木星がラグナロードと7室に関わって強ければ子供に恵まれる』という実例になっている





ラーシでは絡みの起きていない「水星-木星-木星期」は

ナヴァムシャであればラグナと4室で主要ダシャーが絡んでおり

しかも木星は実際に5室支配でヴァルゴッタマになったラージャ・ヨーガである





シャスティアムシャは流石に明確な絡みが起こり

5室で星座交換して定座したようになる水星には最重要なラグナロードまで関わって

アスペクトしてくる木星は「高揚した9室の支配星」でそもそも子供の表示体である



やはり

シャスティアムシャは今生のカルマ( 予定された経験 )が

必ず明示される強力な運勢図であることを実証できた事例だと分かる



2012年1月1日、かねて交際が報道されていた7歳年上の一般女性と約2年の交際の末、元日午前に都内区役所に婚姻届を提出した。2012年10月に夫人の妊娠を発表。2013年3月上旬に男児が誕生していたことを同月中旬に発表した。


このエピソードの約6年後に氏は正式に婚約し

その翌年の早春頃に改めて実子を授かっている





奇遇にも婚約届の提出日はダシャーが「ケートゥ-月-土星期」になったちょうどその時だった





結婚と言えば最初に精読すべきナヴァムシャは

ご覧の通り文句なしに全ダシャーが絡んだ位置関係で

しかも土星は7室の支配星なのだから

氏のナヴァムシャが獅子座ラグナであることの根拠だと言える





シャスティアムシャを簡略化したアクシャヴェーダムシャでは

土星の方が逆にラグナロードとなって8室( 結婚相手 )で高揚し

10室目のアスペクトを蟹座のケートゥに向けて起こしており

月と土星が絡んでいなくとも間接的に月が土星の影響を受けている所見である





肝心な大本命のシャスティアムシャは

これまた変則的な絡みになっていて

金星( ケートゥのディスポジター )が

定座して月と相対しているのはいいが

土星は月の真後ろに住んでいて絡みが起こらず

その代わり土星はラグナの蟹座にアスペクトする



プラティアンタル・ダシャーが「高揚した7室の支配星」で

それがラグナロードの月ではなくラグナにアスペクトしているだけでも

( 土星が高揚しているために )しっかりとラグナ対7室の絡みになったらしい



出生時刻が判明している著名人のサンプルとしては

非常に勉強になる事例だと言える



2013年3月上旬に男児が誕生していたことを同月中旬に発表した。


婚約後の実子の懐妊は逆算すると「2012年5月前後」である





深層分割図も確かめた限り

「ケートゥ-月-太陽期」が適正であると判断できる





最初に見るべきサプタムシャは

月とコンジャンクトした金星がまさに5室支配で

月の真後ろに住んで絡まない太陽は

ヴァルゴッタマのため5室の支配星のように振舞うからだろう





ラグナが正しければ必ず時運の有意な整合が得られるシャスティアムシャでは

やはり5室( 子供 )に住む月と対向した定座の金星がケートゥのディスポジターで

「結婚生活」の8室から2室にアスペクトバックして強い太陽が5室11室の両方と絡んでいる



アンタルダシャーロードが5室でニーチャ・バンガされるラグナロードであり

太陽も異性との交わりを指す8室からアスペクトを自室へと返し

本来ならば良い象意の無いケートゥもディスポジターが「結婚の表示体」の金星である



このダシャーは月をラグナにするとより一層に分かりやすく

金星はまさに7室でマハープルシャ・ヨーガになり

太陽は2室8室軸に次に結婚の時運で典型的な4室10室軸でアスペクトバックしている



シャスティアムシャはラグナさえ正しければ時運照会で最適解が導出できるのである



ちなみに





不思議なことにドレッカナの方では

最初の私生児の懐妊はダシャーの整合が無かったのに対し

このように月が「子供」の象意を強調した9室で定座し

太陽とも絡んでいて確かに有意な経験を示した配置ではあるが

月には5室から定座の強い木星( 子供の表示体 )がアスペクトで吉意を補強するのみで

太陽はヴァルゴッタマで強いという条件以外にはあまり示唆的な座相ではなかった





翻ってアクシャヴェーダムシャの方はというと

単純明快に月とケートゥと太陽が5室目対9室目のトリコーナの相関で完結し

水瓶座ラグナで太陽はまさに「結婚( 相手 )」の7室支配で

月は8室同様に「結婚生活」を司る2室に在る



結婚や子供の懐妊は

やはりD45やD60であればかなり正確に時運が励起されると思ってよい結果だった




現在の俳優・山田孝之






本当に偶然と言えば偶然だが

ちょうど今現在のタイミングにおいて

山田孝之氏は相当に強い再ブレイクの時局を進んでいる





事業運が写実されるダシャムシャは

アンタルダシャーロードのラーフがラグナに住んで即現実に向かう躍進期であり

なおも5室で定座した強烈な射手座の木星がラグナに9室目のアスペクトを起こす





後半生の人生全般を担うナヴァムシャも同様で

3室を支配して減衰した金星はパラーシャラの例外則になり

ラグナから4室目でヴァルゴッタマの木星もまたラージャ・ヨーガの強烈な吉意を発散する



ラーフのディスポジターの太陽は

「芸能業」の3室でヴァルゴッタマのラグナロードであり

アンタルダシャーロードがラグナに住んだ分割図が時運上で励起される原則から

獅子座ラグナで重要な3室10室支配の金星と絡まずとも

これからまた多種多様なキャリアの達成が挑戦的に取り組まれる時である





とても深くから影響するシャスティアムシャは

まさに今これからの数ヶ月間が最高に良い「栄達の時局」でさえあるほどで

ラグナで高揚したハンムサ・ヨーガは5室の月と水星にアスペクトし

その5室は水星が星座交換して火星が住んだようになって金星と相対し

火星は10室( 事業運・社会運 )に住むラーフのディスポジターである





次のプラティアンタル・ダシャーが来るのは11月初旬のため

実に約5ヶ月にも亘って指折りの最良な経験が降り注ぐカルマ的な上昇期だと言える



2010年10月28日付のアメリカ・エンターテインメントメディア『ハリウッド・リポーター』において「世界の注目俳優10人」の1人として紹介された(日本人では山田のみ)。


氏が世界的にも評価されたかつての時運は

ケートゥ-金星-木星期」になって2日後であり

シャスティアムシャでは現行時運と同じく

マハーダシャーロードとアンタルダシャーロードが絡んで

プラティアンタルのダシャーロードは見事にラグナで高揚した木星だった





おそらくは上記アニメ映画の声優として出演した過去のキャリアが

またもや世界でその名を知られる契機になるはずである





恐るべし

底なし俳優・山田孝之

「令和の沼ハマりタンレト」枠は独占確実だろう



また更なるご栄転の際には

勉強させていただこうと存じます



ありがとうございました



以上

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