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相次ぐ証券口座の乗っ取り被害を建国図で診る





証券口座を乗っ取られ、勝手に株を売買される被害が多発している。5月1日、人気投資家のテスタさんも被害に遭ったことをXにポストした。テスタさんは二段階認証も設け、ウイルス対策ソフトでも導入していたことから、パニックが拡大し、対策に奔走する人が続出した。ところが、さらにそんな人たちを狙い撃ちにするフィッシング詐欺が出てきているという。


今月に入ってから

「防ぎようの無い犯罪被害」として個人の証券口座の簒奪行為が頻発する現状が報道された





その界隈では大いに著名な一流投資家の男性が

いとも簡単に講座を乗っ取られてしまったそうだ



原因は今のところ不明で、セキュリティが強いとされる二段階認証やデバイス認証を設定し、ウイルス対策ソフトを入れるなど念入りな対策はしていたという。
SNSでは「あのきちんとしているテスタさんでさえ乗っ取られたのか」と、不安の声が続出。
5月1日時点でSBI証券や楽天証券では二段階認証が意味をなさないログイン経路もあったことや、乗っ取りの方法が不明だったことから、証券口座の利用者の間でパニックが広がった。


日本の建国図でそれがどのように現れているか伺ったところ

ナヴァムシャでは確かに納得できる整合が見て取れた





今現在「ケートゥ-月-金星期」の日本は

ケートゥが「損失」の12室で減衰して更に逆行の土星に傷つけられ

ディスポジターの金星はそもそも10室で高揚してヴァルゴッタマになる12室の支配星で

その金星と絡んだ月は6室でラーフと共に減衰した2室の支配星である



「12室の表示体」のケートゥが12室に住んで金星は「あらゆる社会的事業」の10室で高揚し

絡んだ月はまさに「泥棒」を意味する6室でラーフに傷つけられて減衰してすらいる



2室は「国家が備え持つ有形無形の財」であり

それが6室で異常なほど傷つき損なわれるのは

ダシャーで月が励起された時局において

「個々人の私財が盗まれる」ことを指し示していたようだ



これでは確かに大損を被るしかなかったと言える座相だ



ラーシの方はというと





ダシャーが絡まない代わりに

ダブルトランジットが起こっているのはやはり6室( 暴力的な行い・収奪 )と

「客観的な社会的事象」である10室とそこに住むマラカの逆行土星である



10室に凶兆を与えるマラカの逆行土星はそもそも「財」を意味する2室支配だが

ケートゥと火星に挟まれたパーパ・カルタリ・ヨーガになっており

「社会問題の規模で日本国民の各々の私財が災難( 盗難 )に遭う」と言える配置で

逆行した土星は「8室の表示体」となって土星自体がハッカーの緻密な犯罪行為を暗示する



土星が国家の財であると同時に狡猾な乙女座的知能犯のハッカーをも意味していたのである



他の分割図はどうだったか





「6室的なカルマの凝縮」であるトリムシャムシャは

ご覧の通りアンタル・ダシャー・ロードの月が6室を支配してラグナに住み

ラグナから10室目で月と絡んだ金星もケートゥ( 12室の表示体 )のディスポジターである



2室魚座に住むラグナロードの土星は12室( 損失 )も支配して逆行する凶意全開の凶星で

ラグナに逆行することで月と金星に重なったりアスペクトしてしまうために

D30の悲運が今この時にしっかり実現しているということのようだ



ラグナに当たる水瓶座はやはり「インターネットやデジタルフォーマット」のサインであり

そこに「コソ泥」の表示体になった月が住んでダシャー上でそれが巡ったのだから

やはり避けられない不運が一部の個人投資家に起こってしまった状況を説明している



では肝心なシャスティアムシャを確かめてみると





ラグナにはまさにケートゥが住み

ディスポジターでラグナロードの火星は7室からアスペクトバックするのだが

火星はラグナロードでありながら「逆行した8室の支配星」で

それが8室目のアスペクトを与える2室( 国家の財 )では惑星集中が生じ

なおかつ土星と金星が機能的凶星の星座交換を起こして互いを損ない合っている



2室支配の土星は特に傷つき方が酷く

天秤座に火星が住んでしまうことで牡牛座にもアスペクトが起きて間接的に傷を受け

更に10室11室支配で「特殊知能暴力集団」とも言えそうな詐欺師的表示体の土星と結びつく





4室支配で2室に住んで高揚した月は「日本の上流階級者の私財」そのもので

金星とコンジャンクトした月は火星と土星の両方から完膚なきまでに痛めつけられている



ナヴァムシャ以上に影響力のあるシャスティアムシャで

主要ダシャーが貫通して月以外はみな揃って凶星だったために

同時多発的に短期間で「証券口座の乗っ取り」が

とうとうニュース報道されるほどの規模で可視化してしまったのである




驚愕すべき新月図との符合




更に合致の有無を調べ続けて気がついたのは

日本の本年の吉凶を模した概略図たる「新月図」とのシンクロだった







上記の通り

私の師の直近の投稿に習って出力した最新の新月図では

6室に惑星集中が生じてその手前5室で土星が定座するが

プラシュナ的占断においてはカスプの至近距離を進む瞬間の惑星は

「すでに次のハウスに入っている」かのようにも働くと師は記述する



惑星は通常、2ヵ月前の時点で、次の星座に在住しているかのような効果を発揮する為、実質的にこの土星は、4、5室支配で6室に在住していると考えるべきなのである。

( 同上 )





即ち

「投資」の5室で定座していたはずの土星が「闘争・略奪行為」の6室に巻き込まれたようになり

土星が定座するのがまさに「ネット上の営為」を指し示す水瓶座だったことは

単なる偶然の一致ではなく新月図に秘められたカルマのロジックだったのである





「自分はまだまだ安泰だ」と油断し切っていた大口の資産保有者は

日本の建国図で巡ってきたケートゥ期の象意をモロに浴びせられた結果だった



ケートゥは「裏切り」を意味し

アンタル期以上のダシャーではひたすら失望して孤立させられるような時運になる



ちょうど今日で自社の倒産決定から8ヶ月だった私は今なお身も心も素寒貧で

全くの他人事ではありつつも日に日に高くなる物価に窒息気味の今日この頃である



「為政者や権力者への私怨」が留まることを知らないケートゥ期は

以降も異なった場面で異なった局難を通過儀礼か何かのように我々に強いて来るはずだ



自分のみは自分で守るしかない



それでも不安な方は

私の師や私までご相談いただければ幸いである



以上

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