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ケートゥ期がもたらす衝撃と失望─建国図のダシャーの暗黒面





ここ数日間で

個人的に注目させられた「悪いニュース」がほんの少しだけあった







とてもショッキングで

誰もが驚いて目と耳を引き付けられたのは

この事件だったろう





大学で現役の准教授を務める男らが

副業で売春ビジネスを営んでいたというのは

今も昔も聞いたことが無いほどの非道な行いである







容疑者らが在籍した富山大学は

現行ダシャーが「太陽-ラーフ-ラーフ期」であり

ダシャーラグナの太陽の12室目で定座の火星がそのままラーフのディスポジターになる



牡牛座から見て7室12室を支配した火星はマラカになった大凶星で

ラーフのディスポジターだったことで「陰でせっせと悪事を働く」と言える所見だ





明日からプラティアンタル・ダシャーが木星期になると

太陽と火星が絡まずとも減衰の木星が逆行して定座した位置から牡羊座にアスペクトし

即ち学内で教職を務めながら犯罪行為に関係した者らへ法的制裁( ≒木星 )が下されるはずだ





それは一昨日15日の時点で始まっていた射手座へのダブルトランジットも確証になっており

「法律の表示体」の木星が減衰しつつ6室( 支障・争い )に逆行し定座したようになることで

富山大学に対しても法的処置が断行されてしまう状況をハッキリと説明している





ナヴァムシャの方は絡みが見受けられない





組織的営為の実態が描かれるダシャムシャでは

ラーフがヴァルゴッタマになって

火星からアスペクトされる水星が太陽と星座交換している



8室11室支配でマラカの水星と交わった太陽に

6室も支配したラグナロードがアスペクトするのは

犯罪行為を指し示す「6室対8室の絡み」であり

やはり時運上で数年に一度しかない「最凶最悪のダシャー」と言うしかない



地元の郷土文化でもある薬理学も学際の範疇で

医学と薬学を得意分野とする富山大学は

営利優先の目的意識を持つ製薬会社その他との癒着の有無も疑われるだろうし

実際の関係性は分からないが事実として富山県内の製薬会社の不正は

ここ近年で度々ニュースになっていた









「くすりの富山」、不正製造でイメージ低下


今回の事件は

容疑者らが大学側に迷惑を掛けてしまったという問題ではなく

富山大学の組織的な気質体質に潜んだ劣悪ぶりが露呈するタイミングを意味する





事実このようにトリムシャムシャでは

6室のラーフにアスペクトバックする火星が金星と星座交換し

ラーフのディスポジターでもある火星がラグナに定座したようになって

5室でパーパ・カルタリ・ヨーガの太陽と絡んだ配置を作る



D30のラグナでアンタル・ダシャー・ロードが仮想的に定座する所見こそ

率直かつ厳正な評議を世論が与えてくる時局だと言える



これは

明らかに日本の建国図のダシャーがケートゥ期であることとシンクロしている





前回も提示した日本のナヴァムシャは

12室で減衰のケートゥを傷つける土星が9室水瓶座にアスペクトバックする



ダシャーの絡み方が前回の投稿で指摘した通りである以上に

しっかりと凶事が顕現しやすい今現在では

その不祥事等の中に「大学教授や医師など高位な職務者」が含まれることを暗示する



9室水瓶座が12室からアスペクトバックされて強いからこそ

日本は医学と薬理学( または物理学 )において一定の先進性を発揮してきた一方で

見えないところで権威者や有識者らが癒着してしまう構造も生み出すということである



つまりは

この富山大学の一件のみならず





「注意義務違反の程度著しい」






こうした不祥事も明るみに出る時局である



必要十分な責任と能力を期待された立場の者が

有り得ない過失と不穏当な違法行為を働いていた現実は

建国図のラーシからも伺える




ケートゥは日本のラーシの9室( 大学等の高等教育機関 )に住み

乙女座からマラカの土星が逆行してケートゥが凶星化し

ディスポジターの太陽に向かって逆行の火星が強い生来的凶意を浴びせる



9室支配の太陽は「9室の結果」の5室で高揚して火星にアスペクトバックされるので

非常に優れた技術者や高等な学識者を多く生み出す配置になるが

ケートゥとそのディスポジターの両方が逆行の火星土星に傷つけられており

「純粋に信頼できたはずの高位な権威者が急に不祥事を起こす」と言える座相になる



9室とは単純に「外国・外国人」のハウスで

太陽が牡羊座で高揚のダーナ・ヨーガになっている今は

日本の文化や日本人がその独特な創意を全開にさせ

世界の人々をより一層に魅了する頃であると同時に

国内ではこれまで以上に一般庶民が所謂「上級国民」に強く失望する場面である





それはシャスティアムシャで繰り返されており

今まさにラグナにケートゥが住んでD60が励起し具現化する



ラグナにアスペクトバックする火星が2室にもアスペクトして生来的凶意を与え

2室牡牛座と11室水瓶座の星座交換がマラカ同士の結びつきになる牡羊座ラグナでは

「高位な階級に属する者ほど失望され攻撃される」しかないタイミングと言える





国内と国外での日本に対する評価が極端なコントラストになった今

イチイチ目まぐるしい「躁鬱のメリーゴーランド」に我々は乗せられたままである



アンタルダシャーが火星期になる来月初旬からは

日本のラーシやシャスティアムシャでまた絡みが明確に起こるタイミングになり

良くも悪くも世論が更に逐一騒然とする夏になる



精神衛生維持のためには

少しくらいメディアと距離を置いた方がよさそうだ



相変わらず私は懲りないままであるが─



以上

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