「Noと言えない日本人」からの卒業─JICAホームタウン計画が撤回へ
- 鹿村文助
- 9月26日
- 読了時間: 8分

希望の火が勢いを取り戻す朗報が昨夕に伝えられた
国際協力機構(JICA)が国内4市をアフリカ各国の「ホームタウン」に認定した交流強化事業をめぐり、SNSなどで事実と異なる情報が拡散し、抗議が殺到したことを受け、JICAはこの事業を撤回する方針を固めた。関係者が明らかにした。
JICAはあくまで「誤情報拡散による猛抗議が原因」としているものの
説明責任を果たさなかったことを今後も責められ続けては仕事が何も出来ないからだ
こうした局面を見る度に
「日本の官僚や国会議員は有権者をずいぶん侮り過ぎている」と常に思う


日本の建国図は
ほぼ1週間前に「ケートゥ-火星-金星期」に入った
従前にて数回は触れたように
ケートゥのディスポジターの太陽に向け逆行した5室12室支配の火星が対向し
今はその火星のディスポジターの金星がプラティアンタル・ダシャーに移った
何の説明も要らないほどハッキリと絡みが成立した時運が今日のこの結果をもたらした


「失望の表示体」たるケートゥのディスポジターは
アスペクトバックで睨みを利かす火星に気圧されたかのような太陽で
5室12室支配の火星は創発力や熱意を意味するが
天秤座で逆行することで「散発的なポピュリズム」の表示体になり
火星は10室乙女座に逆行して高揚の金星と仮想的に相対したようにもなる
「家の名跡に慢心した無能な政治家を操る小手先三寸の官僚」を指すマラカの金星は
土星と火星の二大凶星に傷つけられた悪相のまま高揚した悪辣な凶星として働き
どんな行いも事後にノラリクラリ巧みに言い逃れる上級国民の厚顔ぶりを意味し
これまでは自分よりも上位の存在が無いことに油断し切っていたが
従順で好都合な白痴と思っていた下級国民から今回は本気で突き上げられてしまった


ナヴァムシャはより過激な動的座相が臨場感を醸し
ケートゥのディスポジターとして12室の象意が高揚して「裏切りそのもの」を意味する金星は
10室でコンジャンクトするマラカの火星に手酷く痛めつけられている
「非礼・暴力」のラーフが減衰しながらもやはり「怒り」の6室に住み
ディスポジターの火星は今回の時運において月のディスポジターとしても働いたようだ
6室で減衰したラーフと2室( ≒国民 )支配の月が「無力で暗愚なままの民衆」を強く指し示し
これまでは国会議員や官僚らにとって本当に操り放題の憐れな生贄だったのは
すっかり「昨日までの現実」になった


先週に挙げた投稿でも触れたドレッカナに今回の事実がどう反映されたかといえば
何とも天晴れなことに「悪どい敵」であるマラカの金星が火星と絡んだまま12室に住み
「SNSで蜂起を訴え掛け続けた告発者と決起する有志一同」である3室水瓶座の火星は
金星の方が位置関係でも絡んで蠍座に住むことで火星の影響下に置かれていた
敵の側( 各方面の国務従事者ら )が浮足立って慌てふためき
その場しのぎに応じて本意を隠した様子だ


日本のドレッカナは7室と8室が星座交換して「庶民がエリートに騙されやすい」傾向が現れ
2室で定座の逆行土星が如何にも詐欺師同然の悪意を醸して月と水星をやり込めている
その2室8室軸に逆行して割り込む火星は3室水瓶座でラーフとコンジャンクトし
元来ならば「諸般の科学と細密なテクノロジーの才能」を意味しつつ
今回の文脈では水瓶座が「特異なコミュニティの営為」という別側面となって働いたのである
やはり
私が先週に飛び入りで参加した東京都庁前での某デモに対する時運照会が
そのまま示している途上を進む真っ只中だ
次なる事案はどうなるか

最近になり俄かに議題上で注目されてきたのが
まだまだ豊かな自然や古刹等の優良な史跡を残す福岡県が揺れている
リアルタイムで進行中の反対署名は2025年9月26日現在で46,000人超が賛同し
福岡県が「建設認可の事実は無い」としても本件題材のホームタウン計画と実態は同じだろう
朝倉市の市政開始年月日を探してみたところ

市の公式情報誌では「平成18年( 2006年 )3月20日の市政創始」と記載されてあった
例によって「AM10:00」を出生時刻と見なしチャート作成してみると─


ラーシは牡牛座ラグナとなり
現行ダシャーが全てケンドラの位置関係で強く絡んでいる


ナヴァムシャの方はラグナがヴァルゴッタマになり
高揚した土星が本来の位置で射手座にアスペクトしてから逆行し
5室乙女座から魚座にもアスペクトするので木星と絡みを作っており
木星はラグナに住むことで金星がディスポジターになるので
こちらでも不思議なほど十全に絡みが成立している


市の公務の実態や市民生活が写実されているはずのダシャムシャは
ラグナで土星と木星がコンジャンクトして時運が如実に顕現する最中にあり
ご丁寧にも金星は10室で高揚した最も強いマラヴィア・ヨーガになって絡んでいる
ダシャムシャの与える印象自体は相当に良く
2室で月が定座して風土の豊かさ朗らかさを醸し
有権者( 7室10室支配の木星 )は市政に対し積極的で
行政の側も誠実にそれに応じようとする様子( 8室9室支配の土星 )が伺えて
その結果として市民主体の文化活動や郷土の史実継承が盛ん( 10室で高揚の金星 )で
関東人の私からすると羨ましいほど和気藹々な地域社会が実現できているかのようだ
3室支配で10室の表示体である太陽が7室射手座に住んで木星にアスペクトバックされ
「やれることなら何でも実施してみよう」というフットワークの軽さが見て取れる

しかし
ハッと我に返らせられるのはラーシのラグナに住む火星であり
即ち7室12室支配で「外国人の表示体」になり
5室に逆行しラグナにアスペクトしてくる木星はラーフ( ≒外国 )のディスポジターだ
7室にアスペクトバックして強い火星はマラカの大凶星として働き
やがては市全体が不作法な外国人の侵入を受け入れてしまう様子を描いている

ナヴァムシャでは火星が減衰して月にバンガされるのはいいが
6室で高揚した土星が逆行の生来的凶意をアスペクトしてしまい
起こるべきではない過剰なバンガが起きている配置に「行政の余計な施策」が予兆されてある
土星が10室目のアスペクトを起こす位置に火星が住めば
火星と土星の相互アスペクトになってしまい凶危が強く発露してくる
本来ならば最も良いヨーガ・カーラカの土星は間違いなく市長と市議会の政務を意味し
それが「エゴ」のハウスたる6室天秤座でラーフとコンジャンクトして高揚するのは
アンタル・ダシャー以上が土星期に入ると負のカルマのスイッチが押されることを暗示する


即ち
それこそ
今この時である
8室11室支配でマラカの木星がラグナに住んで
12室に逆行したり5室へのアスペクト位置に土星が逆行するのは
「地元の有力者」による妙な含みを持たせた働きかけが行政に起こることを意味する
吉意の4室で太陽が定座したり3室で定座の月が火星をバンガするのは大いに吉相でも
木星が12室に逆行して太陽にアスペクトしたり土星が月にアスペクトしてしまう様子が
やはりしっかりと「壊れやすく簡単に汚れて堕落する」ような危うさが滲んでくる

福岡県は紛れもなく日本であり
日本人が育み守ってきた風土が四季を巡らせ時を紡いでいる
何の縁も無い千葉県民の私からしても
秘密裡に進められて行く国際化が
朝倉市の郷土とそこに根付いた市民の心を豊かにするとは
とても思えない

だからこそ
地元の市民を含む多くの人々がこうしてまた決起したということである
頓挫した今回のホームタウン計画にしても
この朝倉市の外国人マンション建設計画にしても
正しい開示と周知が無かったことに
誰もが当惑し疑念や義憤に駆られたはずだ


朝倉市のナヴァムシャで高揚した土星は「エゴ」の6室であることから抗議行動も意味し
「突然の暴力」をもたらすラーフとのコンジャンクションで怒りの決起に通じたのである
土星と火星が相互アスペクトしたナヴァムシャで土星期を進む今は
そうした「権威対民衆」の構図が大なり小なりの形で生まれては消える最中に置かれている

「土星-木星期」は土星期最後のアンタル・ダシャーのため
水星期に向けたダシャーチッドラが起きているが
朝倉市のナヴァムシャで水星は2室5室支配となって12室でケートゥとコンジャンクトする


このままでは朝倉市民の生活が陰に追いやられてしまいかねない
ラーシの方はというと


水星が9室に逆行して土星も2室に逆行すると星座交換が生じて
2室5室対9室10室のダーナ・ヨーガになるが
双子座と水瓶座という風の星座が強くなる座相は
過度に国際化が進んでしまう所見にも通じる

闘うしかないのか
今ある状況はむしろ水星期のダシャーチッドラがもたらしているとも言える
水瓶座の象意が「正しい融和」へと進んでくれることを願って止まない私は
それでも自由と平和のために微力ながら声を挙げ思いを届ける者の一人である
あるべき日本の未来を守ることは
むしろ日本人同士の相互理解へ向けた取り組みとなって発展して行く
理想と現実の狭間に迷うこの時局を
迷わず踏破する努力が一人一人に問われている
先ずは無視せずに向き合う覚悟を育てるべきだろう
混乱ではなく「合一」に辿り着く水瓶座世界を
私は明日もまた探し続ける
以上





コメント