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執筆者の写真鹿村文助

神奈川県の中学生世帯の1割が貧困層の現実を日本のケートゥ期に照らす

更新日:3月6日





中学2年生の子どもがいる神奈川県内世帯の貧困率が10・1%に上ることが19日、県が初めて実施した調査で明らかになった。子どもの貧困は学力や進学率と相関関係があるとされ、黒岩祐治知事は「約10人に1人が厳しい経済環境の中で暮らしている。年齢に応じた生活状況や支援ニーズを幅広く把握したい」と述べ、分析結果を施策などに反映させる考えを示した。


数日前にこうした大変有意なニュースを知ったので

今回は普段と趣向の違うマンデン的な私見を試みたい



上記ソース中のコメント欄で印象的だった意見を以下の通り抜粋する




妹は神奈川県に嫁いだけど、横浜市は子供の医療費含めて生活費がとにかく高いから旦那を連れて助成の手厚い地元の豊島区に戻って来たよ。そしたら生活がかなり楽になったと。高校まで医療費は無料だし、給食費も制服代も修学旅行費も学校に関わるものも無料だし、全然違うと。年収600万でも厳しかったみたいだから。



自分は横浜生まれの横浜育ちですが、仕事で10年以上埼玉県に住んでいました。
横浜を離れ戻ってきて分かる事があります。
イメージはいいのですが、決して住み易いとは言えないという事です。
地元に一応愛着ある自分でもそう思います。
未だに公立中学の給食すら満足に行き渡らず、ハマベンなる適当な弁当を食べさせている始末。
都合良くハマの字を付ければ格好つくと言うものではない。
何故か昔から慢性的財政難。にもかかわらず、桜木町にデラックスな市庁舎を建てる金はある不思議。
一口に横浜と言っても市内は場所によって様々です。
もし自分が育った場所でなかったら、ここを良いところと思えるかどうか難しいところ。
都内も区により住民サービスの良し悪しはあると思いますが、横浜市には期待はしないほうが賢明です。



大企業が集中する東京は税収もかなり多く、東京に住む子どもたち世帯は、保育料無料の他にかなり手厚い恩恵を受けています。今でこそ幼保が3歳以上無料になりましたが、横浜市は公立の幼稚園が無く、30年ほど前に、我が家が毎月3万近く払っていたのに、東京の友人は公立で毎月5000円と聞いて愕然とした記憶があります。こうなると、やはり手厚い東京で子育てしたくなります。物価もさほど変わらないので。



35年横浜在住です。
横浜市長選挙は、国政選挙と重なるか、なにか重大なトピックがない限り投票率40%を割るのが実情です。30%を割る事もありました。
60%の人が自治に関わらないのですから、住みよい環境を作る政治よりも支持してくれる層に手厚い政治になるのは当然だと思います。
貧困層こそ政治に関心を持ち、自分達にフォーカスしてくれる政治家を選ぶことから始めないと、横浜ブランドにお金を吸い取られるだけだと思います。
横浜生まれ、横浜育ちの人に限って選挙に行かないのですから当然の帰結ですね。



コメント投稿者がいずれも横浜市民なのは

神奈川県全体の人口の4割強が横浜に集中しているからでもある



人口総数は922万9713人(男457万4246人、女465万5467人)で、前月より1714人減少(自然減3533人、社会増1819人)しました。



( 「横浜市 人口」というワードの検索結果 @Google )



特定の国や大都市などの区域を占うマンデン占星術は

その中枢部( 首都や庁舎の所在地 )を出生地とみなすため

つまり神奈川県のマンデン図は横浜市のチャートとしても併用できることになる



神奈川県の立庁の日は、神奈川県史料に記載されていたとおり明治元年4
月20日である。日本では、明治5年に改暦が行なわれており、明治元年4月20日は旧
暦の日付であり、これを新暦にすると明治元年5月12日となる。
こうしたことから神奈川県の立庁記念日は、5月12日ということになるのではないだろうか。


ネット上で見つけ出せた上記の詳細ソースでは

神奈川県の創立年月日が「1868年5月12日」だとされる



それに従いつつ

法人や組織の出生時刻として慣例的なAM10:00( 午前10時 )とした結果が

以下の通りである









*****







ラグナロードの月や各惑星のナクシャトラの支配星の配置を見るに

吉凶混合で弱含みなまま火星が極端に強いというのが

神奈川県( および横浜市 )の特徴である



ラグナのナクシャトラは土星が支配する「プシュヤ」で

肝心の土星は7室8室支配の機能的凶星になって蠍座で逆行するという最悪な座相だ



しかし土星自身のナクシャトラは土星が支配する「アヌラーダ」で定座しており

鬱々として陰険そうな性格を醸す土星が7室8室の象意を持って5室で働く所見となる



この土星に対し9室魚座で定座した木星が救済のアスペクトを与えてはいても

蟹座ラグナで木星は6室も支配するので即ち「6室対8室の絡み」が5室で起きてしまっている



神奈川県のことを貶めたくないが

この配置こそがかつて日本有数の港湾系繁華街を擁し

見えない所で超法規的な権威者らが支配していた「清濁併吞の都市」である横浜を暗示する



( 一説に「横浜は暴力団が日本一多く薬物汚染も日本一だった」との風評がある )



加えて注目すべきは

上述したように火星が牡羊座に入ったばかりで「若い度数の定座」となり

つまり多くの分割図で火星が定座のままヴァルゴッタマになる条件を持つ



言うまでも無く

横浜は明治初年の頃には海外からの舶来品で様々な異文化と風物が溢れていたため

アジアで先駆けて開化された首都東京を遥かに凌ぐ奇抜な進取志向の都市でもあった

( 実際に火星のナクシャトラは物事を迅速に行き渡らせるとされる「アシュビニー」である )



そうした文化文明の急速な新陳代謝の速さを意味するのが牡羊座の若い火星だが

同時に手段を選ばない一気通貫の「独断専行」をもたらす辣腕さの所見でもあり

やはり単純に都市行政の文脈上で名前が伏せられる超法規の勢力を暗示してもいる





行政上の実能や運営力を担う太陽と水星は

牡羊座でスーリヤ・ブッダ・ヨーガを組み

太陽は高揚して火星と呼応した「怪気炎の喧噪」を醸している



問題はその牡羊座の座相に向かって土星が逆行して対置してしまうことであり

ダシャーに関係なく本当に危なっかしくて仕方がないという様子である



4室( 議会の政務・都市機構の整備と運営 )に向けて逆行し仮想的に高揚する土星は

正しい民主主義を促す所見となって劇的な強さの火星と太陽を一応は牽制している



何重にもヴァルゴッタマの火星は土星に8室目のアスペクトを起こし

土星の方も逆行し相互アスペクトが生じる絡みは

水面下で好発する行政と民意のせめぎ合いも意味しつつ

事と次第によっては街中で白昼堂々と流血事件が勃発することを示すようだ



そんな物騒な土星がアスペクトバックする位置に住んだ月は

ラグナロードであると同時に諸般の有権者の表示体であるためか

山羊座的な悲観と諦めに染まった「ノンポリな横浜市民( もとい神奈川県民 )」を暗喩して

やはり日本の都市部に特有の政治に対する無関心を助長するかのようである



それは月自体がラグナになった場合に土星がラグナロードとなって11室に住むからで

10室に逆行して高揚したようになるのは「冷淡で形ばかりの礼儀」を見せるという態度を指す





ただしその月はナクシャトラ上で随分と良い可能性を秘めてもいて

太陽が支配する「ウッタラ・アシャーダー」に位置して

太陽は月の4室目だがラグナからは10室目でディグバラの高揚という最上級の所見だ



横浜市や神奈川県の風土が醸すその性格というのは

本音と建前の差が激しい」といった傾向のようである



月が太陽に向け欠けて行くクリシュナ・パクシャで

更に土星からアスペクトバックされ

しかしながら月のケンドラで太陽と火星が高揚以上の威力を誇るため

プライドが高く尊大そうなイメージを作ってしまっている



すぐには具体例が思いつかないが

私の世代からしても有名な俳優・タレント・文化人の一部が揃って横浜出身なのは事実であり

長い目で見れば優れたカリスマを生み出すチャートとして働いているとも言える



また



このチャートが神奈川県の史実をどれほど写実できているかを確かめる事例として

関東大震災の時期をダシャーに照らしてみる



関東大震災(かんとうだいしんさい)は、1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒(11時58分31.6秒、日本時間、以下同様)に発生した関東大地震によって南関東および隣接地で大きな被害をもたらした地震災害。




最も細微なデーハ・ダシャー( デーハ・アンタル・ダシャー )まで視野に含めると

その時というのは「木星-ラーフ-火星-土星-金星-太陽期」あたりのはずだ





月から見ると3室で定座した木星はマラカになってしまい

月の8室目( 政治上の困難・自然災害 )にはラーフが住み

ディスポジターの太陽が月の4室目で高揚し「都市インフラの甚大な壊滅」を暗示し

コンジャンクトした定座の火星も4室11室支配で傷つけばマラカの凶意が露悪する



その4室牡羊座に向け逆行して相対する土星も月の2室目を支配して逆行したマラカで

天秤座に逆行すればディスポジターは金星になる



ダシャーラグナの木星から見ても全ダシャーが絡みを成立させないのは当然だが

それでも魚座ラグナでは太陽も土星も金星も揃って機能的凶星やマラカになる



マハーダシャーロードの2室目で太陽と火星が燃え盛るような威力を帯びる所見が

マラカ的な致命傷の経験として大震災をもたらしたようだ

( 火星の最も単純な象意に「火気・火災」というのがあり火星は「大地」の表示体でもある )





ナヴァムシャはラーシよりも強い絡みを起こしており

木星はラグナで機能的凶星になってラーフにアスペクトし

ラーフのディスポジターの水星に火星がマラカの凶意をアスペクトで与え

土星は逆行して高揚のシャシャ・ヨーガとなって逆に火星を傷つけ

金星は土星のディスポジターであると同時に星座交換し

太陽だけがまた絡みを持てないが金星が獅子座にアスペクトしたり

星座交換した土星が太陽にアスペクトしたりして間接的に太陽に影響している



7室で定座してヴァルゴッタマの火星が

ルチャカ・ヨーガの威力で水星を傷つけており

それは水星が支配する9室12室の「法律や条例」( 拡大解釈として議会の運営 )が

激甚な地震の被害で全く機能しなくなる様子を指し示すようだ

( 行政の表示体となる太陽がシューバ・カルタリになるので無事に復興できたことにもなる )





マンデンでは最も慎重に査読すべきアシュタムシャだが

こちらは全ダシャーが十全に絡んでいた時運で災害( 8室 )の決定打となった



木星と絡んだ土星はラーフのディスポジターとして定座した8室9室の支配星で

実際に8室へと逆行してまた定座したようになってマラカ的に振舞う



土星は本来の位置から火星にアスペクトすることでマラカの火星を余計に傷つけ

火星は自室定座で猛烈な暴力の表示体になって6室の金星と太陽にアスペクトバックする



火星とコンジャンクトして深く傷つく月は2室支配で「全ての神奈川県民」( 横浜市民 )を指し

更に火星と対向したラグナロードの水星が傷を受けるのは「平常な都市機能の壊滅」を示す



非常事態を示唆する分割図のD8がこのように正しく当時の概況を模写できているため

神奈川県( および横浜市 )はラーシが蟹座ラグナで確実に正しいと言える






ついでに重箱の隅をつつくつもりで確かめたシャスティアムシャは

驚くべきことに当時のダシャーに最も呼応して絡みが完成した「即現実」の状態だった



ラグナロードの木星が5室目のアスペクトを起こす位置に土星が逆行し

ラーフのディスポジターがラーフに向けアスペクトバックしつつ

獅子座には火星がアスペクトして土星も火星に仮想アスペクトを与え

土星が本来の位置からアスペクトする金星は火星と星座交換して余計に凶意が強まり

金星からトリコーナの位置となるラグナには

6室( 障害・傷病 )支配の太陽が住んで土星に傷を受ける



根深いカルマを写すシャスティアムシャのラグナに6室支配の太陽が住む配置こそ

即ち未曽有の超大規模災害だったと考えてよい




現在の神奈川県民の困窮と日本の時運






今般のニュースを時運として実証できているのは先ず端的にD8だった



ラーフのディスポジターは土星で9室に定座してラーフとそのまま絡んでいるが

8室へと逆行して定座してしまうことでこの分割図の凶兆が顕現することになる



土星が本来の位置からアスペクトする蠍座には

3室支配の太陽や機能的吉星の金星や7室10室支配で政務の表示体の木星が住む



明らかに県や各市区町村の政務に機能不全が生じている様相を説明している



直近ダシャーの金星とケートゥが土星に関わる今は

正しく機能するべき地域行政の諸制度( 9室 )が有名無実になって空回りする最中のようだ



双子座ラグナでは金星が5室を支配するので

マンデンにおいては未成年前後の若年層( ≒金星 )に向けた支援の施し等も意味するはずで

それが6室に住んで8室支配の土星にアスペクトされてしまうがために

中学生の児童を持った家庭の生計が立ち行かない現実をジワジワと生み出している





ラグナが正しければ下位の分割図を包括できるシャスティアムシャでは

やはり主要ダシャーが明確に絡んでいてそれも全て機能的凶星である





分割図のレベルが全く異なるが

神奈川県( ならびに横浜市 )のシャスティアムシャの6室獅子座にケートゥが住むのは

ちょうど日本の建国図の9室獅子座に住むケートゥがマハーダシャーになることと整合する



それでも神奈川県のラーシで山羊座に住む月は日本の月から見た8室目で

日本が国政上で無下にできない政治経済の要衝の一つであることの証拠となる

( ラグナの位置関係も同じで蟹座とは射手座にとって「逆らえない相手」になる )





ラーシそのものはラーフのディスポジターが高揚したディグバラで最高に強いはずだが

「ラーフ-金星期」というのは「金星-土星期」や「土星-金星期」のように絡みの有無が最重要で

絡みが起こらなければ運気が急転直下の墜落劇を遂げることになる





今以てなお厳密に留意すべきは再来月にやって来る「ラーフ-太陽期」であり

ラーシでは一気に全てを取り返せる強力な復調の時運にすらなる





ありのままの仕事ぶりを描いたダシャムシャはただならぬ不穏当な配置で

6室で減衰したラーフにディスポジターの火星が定座してアスペクトバックする



6室で凶星が減衰するのはパラーシャラの例外則だが

ラーフと火星の両方に土星がアスペクトを与える所見でもあり

火星は11室で定座したヴァルゴッタマのマラカという獰猛な凶相である



盤石な保守の根城を治める知事の一手がどんな沙汰を生むか



公私共々かなり神奈川県の方と縁が有る私には

けして他人事とも言えない関心事である



いずれまた検証してみたい



以上


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