木星が恵むカルマの果報─鑑定史上で最もナヴァムシャが強い女性
- 鹿村文助
- 2 時間前
- 読了時間: 8分

今月前半に例によって今現在の職場で鑑定して差し上げた女性が
私の記憶する限りではナヴァムシャが過去最高に強く木星はより更に強いチャートだった
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※チャート公開はご本人様より承諾済み※



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「実は少し前に仕事を辞めてしまったんです」と仰るその女性は
ラーシにおいて確かに6室9室支配の木星と3室12室支配の水星が絡んだダシャーの最中で
蟹座ラグナの木星が7室と10室を失わせる「社会運の途絶」を意味し水星は4室の象意を失う
「職業」の10室と「10室の結果のハウス」である7室から各々12室目のハウスを支配する木星と
単純には引越しする転機を促す3室12室支配の水星は辞職と移住を同時にもたらすはずだ


「住居運・引越し運」のチャトルシャムシャから察するに
プラティアンタル・ダシャーがラグナロードの月期になった頃に確実に転居を行っている
7室( 「家」の4室から4室目で「引越し」のハウス )で定座した土星と月がコンジャンクトし
ラグナロードが7室のシャシャ・ヨーガに影響されつつラグナにアスペクトバックするのは
そもそもご本人が引越ししたがる傾向を示す

職業運の評価はご相談内容に含まれなかったので時運照会はしなかったが
やはりプラティアンタル・ダシャーがケートゥ期になって「木星-水星期」が本格化した折りに
ご本人の明確な意向として辞職に踏み切ったご様子だ


水瓶座がラグナになったシャスティアムシャは
「独立・決起」の2室11室支配で7室に住んで水星にアスペクトバックし
水星と相互アスペクトするラグナロードの土星がケートゥのディスポジターだった
水瓶座ラグナで実際に12室支配のラグナロードがケートゥ( 12室の表示体 )の本質として働き
10室から8室目の5室( 途絶と刷新 )に住む土星がプラティアンタル・ダシャーになるのは
それまで続いた人間関係に悩む( 5室で逆行の土星 )あまりに辞職を決断する経験を意味する


アクシャヴェーダムシャはむしろ配置的に幸福感のある良い絡み方で
ラグナから7室にアスペクトバックする木星が5室の水星にもアスペクトし
水星とコンジャンクトした金星は9室のケートゥのディスポジターだった
7室にアスペクトバックの木星がラグナに住み今のダシャーがD45を動的にする頃で
木星がディスポジターの水星にアスペクトして水星はケートゥと5室( 刷新 )に絡むことで
ごく自然な成り行きとして「辞めるなら今だ」と気づくかのように悟ったとさえ言える


肝心なダシャムシャは絡みが無かったが
9室( 10室から12室目 )で定座の木星がマハー・ダシャー・ロードになるので
木星へと逆行してくる更に定座の土星がアンタル・ダシャーになる「木星-土星期」以降は
9室12室支配で心的充実が人生の目的になる木星期が本格化し
なかなかに仕事が手に着かないといった様子である
木星期開始後6年目の恩寵を診る


本投稿の表題にもしたご本人様のナヴァムシャは
ご覧のように火星・木星・土星が定座する異次元的な威力を帯びた座相で
特に火星はラグナと月の両方から見てケンドラで定座してルチャカ・ヨーガが猛然と働く
すぐには折れない胆力の強さで堂々と意気高く取り組もうとする確かな立志が見え
月からでは定座の木星が11室目になる破格の吉相にもなる

どちらかというとこのお方は月ラグナでナヴァムシャを読む方が客観的なようで
月にとってのラグナロードたる土星は月の12室目で定座してしまい
月から8室目を支配した水星と12室でヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガを組む
本来のラグナロードの太陽が10室に住んで影響力の強いラージャ・ヨーガにもなり
意志そのものは強かったが人間関係で根深い問題が長く続く傾向も現れている

チャートの表題とした「美大を辞めてしまった」というエピソードも
大学その他の高等教育のサインである水瓶座で月と金星がコンジャンクトし
7室のその座相に6室の方で定座の土星が逆行してアスペクトバックする影響によるもので
「社会運・対人運」の7室に対し6室( 支障・問題 )の象意が土星の凶意で強調された結果だ

「学業を巡る吉凶」のチャトルヴィムシャムシャは
至極当然なことにラグナロードが6室で高揚したヴィーパリータになってはいるが
そこへ7室で減衰の土星が逆行して来てしまう影響が美大中退という結果だったようだ
2室支配の火星が11室に住んでダーナ・ヨーガになって更に太陽と星座交換し
7室で高揚した太陽が土星をバンガした威風堂々の吉相それ自体は
前衛芸術への猛々しい適性を明示した「燃えるような創意の発露」だと分かる
才覚と熱意は熾烈さが燃え滾るほどだが
凶意のハウスでラグナロードと逆行の土星が絡む座相がその立志を阻んでしまった

ナヴァムシャの方で改めて月をラグナにすると
月とコンジャンクトした金星が4室9室支配で教養や品格等も備えたヨーガ・カーラカになり
月と金星に向け土星が11室射手座に逆行してからアスペクトバックも起こし
さほどその絡み方は悪くないはずだが逆行の土星が12室も支配した凶兆が強かったらしい

対する実際のダシャーは
木星期が前半を折り返しそうなタイミングに差し掛かり
チャレンジすること自体は無駄にならない「前向きな試行錯誤」の途上を進んでいる


定座した火星と土星に挟まれたパーパ・カルタリの木星もまた定座し
5室( 才能 )でラーフとコンジャンクトしたグル・チャンダラ・ヨーガを帯びる配置は
「誰かの物真似だと思われるような表現はしたくない」とした情熱のようにも感じられる

先ほど確かめたD24も3室へと木星がアスペクトバックし
それが月からでは2室目に対するアスペクトバックのため
もちろん才能が劣るなどということはないと言える


「可視化された動的なカルマ」が現れるアクシャヴェーダムシャでも
木星がラグナから7室へとより良いアスペクトバックを起こし
先述したように木星のディスポジターの水星にも木星がアスペクトし
2か月後の9月上旬から開始の「木星-水星-木星期」はトリコーナの絡みで時運が完結する
ラグナにマハー・ダシャー・ロードが住むだけでもD45の配置全体が励起されるが
秋以降にはこのD45の吉相が現実化する絶好機がやって来ることになる
良い予兆は十分に見えている


エカダシャムシャは今のアンタル・ダシャーでは絡まない
( ただし木星そのものはこの分割図の当為の11室支配で2室の方に定座する吉相である )


シャスティアムシャに至っては今が最高に絶好調な時節であり
木星がアスペクトバックする11室にアンタル・ダシャーの水星が住み
水星から5室目で高揚した太陽がラーフのディスポジターになる


木星はディスポジターの太陽にもアスペクトして円満なトリコーナの絡みで時運が整い
特に太陽が7室を支配して3室で高揚する今はSNSで積極的に自ら発信すべきというくらいだ
11室支配の木星が7室に住むだけでも今は出会い運が相当に優れる時期で
その木星に太陽もアスペクトされて高揚まで起こすのだから悪目立ちして丁度よいのである
「物事の結果」( カルマの結果 )を写したドレッカナはどうかというと─


9室と12室で主要ダシャーが定座し
生来的吉星同士が定座して時運が完結する清浄な「内的感悟」の座相で
実際的には「地に足がつかない頃」という品評であっても
心的な自己実現は大いに叶いやすい
アンタル・ダシャー・ロードの水星が
ラーフのディスポジターとして12室に定座し
「努力・実践」の3室も支配して木星と絡むので
今後の自己投資として実学を修めるべきだろう
約2ヶ月後に巡るダシャー

あと2ヶ月強でダシャーが「木星-水星-木星期」に移る


すると
ドレッカナでは9室対12室で時運がまたも完結し
海外旅行をして見聞を深めると「自身の未知なる側面」に出会える経験がある


ラーシも矛盾しない絡みが起こり
5室から9室にアスペクトバックする木星に絡んだ8室の水星はもちろん12室支配である
8室は「研究と実践の反復」を意味し
海外の様々なトレンドを政経学や地政学の形式で学習すると面白い頃で
「8室の水星」は天啓が降りてくるような発見や深遠な内的対話の座相であり
蟹座ラグナでは8室が水瓶座になるので投資方面の知識を学ぶのにも適している


絡み方がやはり素晴らしいD45はより一層に知識の習熟が容易なタイミングになり
様々な気づきをもたらすグル( 7室支配の木星 )に導かれ雅な「学びの集い」に出会う時である
「人間的成長・自分らしさ」の5室に知的才能を意味した水星が住み
対外的な変化よりも向学心が実っていく内的な自己実現の可能性が見えている


D45の上位互換でより根源的なカルマを描くシャスティアムシャは更に良い吉兆で
木星のアスペクトバックを受けた水星は当然ディスポジターが木星なので
7室と11室で時運が見事に完結した「出会いを通じた劇的な変化」が描かれてある
木星と水星の絡みは月から見て2室対11室で
才能が職能につながる頃合いとも言える
また


試しに出してみたナヴァナヴァムシャは火星と木星が星座交換し
牡牛座ラグナで7室12室支配の火星はやはり「外国の表示体」のようにも働くので
2室5室支配で才能の表示体になった水星が12室でそうした影響下に置かれるのは
何か海外由来の最先端な学識に触れるような奇遇に出会うことを暗示する
月からでは火星と木星の星座交換は2室対3室で明確に「実践を経た学びと成長」を意味し
月の5室目8室目を支配して財テク系の才能を備えた水星がその実力を発露しうる
何とも興味深く
ただ単に「職業運が悪く社会との接点が見えない」という評価も一面的だったと言える

花が芽吹くには
それなりの時間がかかる
誰にでも春を迎えるまでに耐えるべき厳冬の時が必ずやって来る
より良い可能性が待っていると分かるのなら
不安や恐れに負けない努力をすればその実りと恵みは更に大きくなる
「自分を信じてやることだなぁ」と私自身も気づきがあった対話となった
全ての出会いに感謝
以上




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