D60とD30を照らし合わせて見えてくる魂の光と影

更新日:5月31日







主要な運勢判断では

ナヴァムシャ・ダシャムシャと出生時刻が厳正な場合にシャスティアムシャを読むくらいだ



やはり既知の占断読解で無視されがちな分割図には出来る限り留意すべきである



今回は自分の弱点が提示されてあるとするトリムシャムシャに少しばかり注目してみる






D30(トリムシャムシャ)とは──


30分割図(トリムシャーンシャ) (mydns.jp)



要約と言える文言を抜粋すると



トリムシャーンシャは起こりうるあらゆる悪い事を表しています。
内部に隠された困難を表し、それらが私たちに作用します。
30分割は潜在意識に関わり、敵のハウスである6室を扱います。


早い話が自分の生まれ持った弱点と不幸の可能性を含んだ分割図として使えるようだ



より具体的には





困難と関連する弱さの根源は、寿命を支配するラグナ、8室、10室に現れます。
凶星が10室を剋傷していれば、精神的に弱い事を表します。
精神が出くわす様々なプレッシャーに砕かれてしまった弱さです。
8室は負債(借り)を表します。
8室は過去生に結びつくカルマ(負債)を表しているのです。
8室が傷ついていれば、過去生から持ち越した弱さがあるという事です。



ラグナロードの木星は10室も支配して8室に住みそこへ土星が逆行位置からアスペクトする




そして木星のディスポジターの金星(8室の支配星)は7室で減衰し土星に傷つけられている

また月をラグナにした10室目で定座する吉兆な水星にも土星は悪意のアスペクトを与える




悪い暗示ばっかりでもうアンマリ落ち込まなくってきたなぁ




ヴァルゴッタマの月は減衰の金星や機能的にも凶星化した土星にガッツリ毒されている

だから私はサディサティだった24歳頃に鬱病となり5年弱もの年月を闘病に費やした



真っ当な助言にはならないが人生なんて半分は不幸と理不尽で出来ていると思うべきだ

占いの効用というのは占断結果それ自体の正確さより自分の弱点に寛容になれることである



やはり私は最晩年まで発展途上のまま進んだり戻ったりしながら正解をやっと残すのだろう



しかしなかなか面白いのは「カルマの名残」とされる8室の配置である

ラグナロードの木星は私のアマティア・カーラカで火星はアートマ・カーラカだ

魚座ラグナは木星が完全に吉星化し火星も2室9室支配でほぼ吉星となって働く



8室は課題という意味のカルマが現れるとはいえ

木星と火星はラグナ対2室対9室対10室でラージャ・ヨーガとダーナ・ヨーガを繰り出す



私の場合はそのやたらと良い吉意の所見がそのまま足枷のように今生を阻むらしいのである

それはかなり重要な「カルマの全履歴」とされるD60(シャスティアムシャ)と相似形になる




やはり木星がラグナロードになり火星も吉星化して11室で強いヨーガを組む




私はシャスティアムシャでもアートマ・カーラカとアマティア・カーラカが絡むので

過去生の自分らしさと今生で顕現していく新しい自己像が相違相反することなく融和する



遠い過去生において深い真我と言える過去の私は周囲から天秤座的な人物だと思われていた

確かに今生の私を指すアマティア・カーラカの木星はラーシで水瓶座に住んでいる

木星はナヴァムシャでラグナの双子座に住んでラーシ同様に天秤座にアスペクトを起こす



アートマ・カーラカの方がまだ強かった20代前半は火星らしい無骨な異端児だったと思う

しかしそれは自分なりの全方位な好奇心から生じる行動意欲でもあり

学生の頃は目的を定めず様々な出会いの中で人づてに学び右往左往する好事家でもあった



とにかく新しい出会いに飢えていた私は「みんな違ってみんな良い」ことが単純に快かった

八方美人なまま色々な機会とその場所で私は自分を誰かに知ってもらうことが嬉しく

それは間違いなくラーシの水瓶座やナヴァムシャのラグナの双子座に住む木星の影響だった



問題は

そういう多目的で終わりの無い経験を私自身ただ面白く楽しいばかりに自己目的化し

精神的な視野を狭め自分らしい最適解を選び取る知的到達がとうとう果たせなかったことだ



かつて私は腐れ縁の友人を「つまらない人間だ」と散々に扱き下ろしたものだが

当の自分も大学で何か自己実現と言える試行錯誤や前進と言える経験がほぼ無かった



3年強ほどの短い時間で周囲の皆は器用に学業を整えて知的に習熟し大人になっていった

私はと言えば経験すればするほど自分らしさが曖昧になり「散らかっていく」ばかりだった





そういう意味で私と相方はソウルメイトとして出会うべくして出会った間柄だ





相方は代わり映えがなく受け身で内向的な一人っ子だが

私は見たい知りたい学びたいばかりの浮気性で未完成なジグソーパズルのようである



初志を忘れずに努力の道を外れることなく成長したとは言えない大人である点で同じなのだ

私は鬱病になるまでは自分の惨めな生い立ちを知られたくなくて賑やかな男を演じていたが

相方は努力することがそもそも嫌いなので自分の世界を大事にして生きてきた



私は賢くなっているフリをして自分のためではなく誰かのために行動してばかりいたのだ




だからD60の11室の配置はD30でそのまま「過去生から持ち越したカルマ」になっている




私はアートマ・カーラカの火星がラーシで8室を支配した機能的凶星になっているせいで

努力を続けることが叶わない境遇で年だけ取ってしまったという自覚がある



火星は3室8室支配で4室に住んで逆行し家の中の有り様は焦げ付いたままの焼け野原だった

せめて私は家の外でなら明るく利他的な自分で居たかったが

誰に対しても同じように接する私の無責任さを周囲の仲間から厳しく非難された経験もある



「普通の経験を積み普通の大人になっていく」ことが叶わない私は

それが出来ている同年前後の相手に責められたり馬鹿にされたりして屈辱に近い思いをした



私が素直になれないのは私をそうさせた家の持つカルマであって

私のことを「自分を打ち明けられないでいる臆病者」だと叱責した連中にはそれが分からない




私が全てを語れば母や姉にわざわざ恥をかかせてしまうことになるのを彼らは想像できない




社会を知らない学生など所詮はそんなものである

自己実現を十分に果たし自分を所有している「普通の人々」は軽々しい偽善で誰かを傷つける



私がかつて抱えたそうした心の風穴はシャスティアムシャの9室に明示されている

9室支配の太陽が9室で定座できていても最悪な凶星になった金星もコンジャンクションし

ケートゥと土星がその太陽と金星を挟み込んでいる



私は自分のなけなしのプライドと引き換えに利他的な善意で生きて行きたいが

シャスティアムシャの11室が担う私の決意はそのままトリムシャムシャが示すカルマである



ジョーティッシュを通して私は失っていた自分を取り戻さなくてはならない



木星期になった今はまだまだ私の目前に敵が現れては来ない

しかしトリムシャムシャの2室で高揚してラーフが伴っている太陽は6室の支配星である




私はいずれ多くの相手を敵に回し新しいカルマを生み出してしまうことにもなる




決して私は余所行きな自分のままで「都合の良い占い師」を演じたりはしたくない

私の命は誰かを映せる鏡になるべきだし私は必ずジョーティシャーとして生まれ変わりたい




先が見えない道だろうと私は私を諦めずに生きて行くだけだ




以上

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