Ado氏の更なる躍進からダシャーとチャートを再検証する

更新日:2月5日



ほぼ一日前に大きな朗報が届いた







このほど開催される北京五輪のTBSにおける公式テーマソングに

Ado氏の新曲が登用されることとなった



とにかく意外な組み合わせで驚いたのはもちろん

若年者層を少しでも取り込みたいテレビ局側の勇み足な思惑もチラついた







Ado氏のファン各位であれば

陰に日向にその心と対話しながら宿命の詩歌を記し魂の夜明けを待ち続けている彼女が

広く世界的な祭典を謳うというのは不相応にも感じたことだろう



(批判のリアクションを何卒お待ちしております)



前回のラグナ検証で氏のラーシは牡牛座ラグナと見なしナヴァムシャを山羊座ラグナとした





そしてこのチャートに対する現行のダシャーはあと10日足らずで「ラーフ-木星期」となる








ご覧の通り

アンタルダシャーの木星は「メディア」の3室で高揚し

そのディスポジターの月も「外国(外国人)」の象意を持つラーフと共にラグナで高揚している



だから彼女は国際的な伝統行事のオリンピックの公式アーティストに起用されたのである



7室でまたもや高揚するケートゥに月と木星がアスペクトしており

ディスポジターの火星はまさに「外国」の12室も支配して5室でラージャ・ヨーガとなる



おそらく今回の転機からAdo氏はより広く遠くの海外で知名度を得て人気が沸騰するだろう



というのも



D10で木星が「外国」の9室から9室目のアスペクトをラーフに起こしているからだ




なおかつ5室双子座のラーフには対向からディスポジターの水星がアスペクトバックし

コンジャンクションした太陽は7室支配で「メディア」の象意に「外国」の象意を重ねている

しかもそれは急成長・急発展を意味する射手座である



来月頃にはもしかすると「海外ファン層」という新機軸を彼女は築き上げている可能性がある






ナヴァムシャも示し合わせたかのように大舞台を控えさせている配置であり

減衰した機能的凶星の木星がパラーシャラの例外則を発現しラーフにアスペクトしている



ラーフは高揚のヴァルゴッタマという異次元的な終極レベルの威力で「音楽」の5室に住む

アスペクトする木星は凶意が全く働かずラージャ・ヨーガ的な影響力を持っており

その絡みはあと10日足らずで移り変わるダシャーそのものである



マハーダシャーの惑星がラグナに住んだ分割図はそのまま分割図の担う目的が実現するが

アンタルダシャーの惑星でも特別なヨーガが起こったり機能的吉星だったりすると

マハーダシャーのそれと同等くらいの強い影響力で運気を押し動かすはずである



これでAdo氏に発展や栄達と言える成果が残らないとしたらそれはどんな状況だろうか

私が予想した通りの結果から外れるようであればしばらく記事の執筆を辞めてみようと思う



Ado氏がこれからより更に高みへと登る第一歩を踏み出そうとしていることを私は信じる





さてそれから







私の見立てが正しいかどうかをまた確認できそうな話題が別にある







サイケで不穏なサムネイル画像だがこちらはAdo氏への音声インタビューの動画である



氏が自身を巡るこの数年間をどう感じていたかがよく纏められていて参考になる



鮮烈な個性を存分に「ぶちまけた」デビュー曲の【うっせえわ】が爆発的ヒットを記録し

その衝撃ぶりたるや配信開始日からたった1年3ヶ月で2億回再生を達成したほどである




しかし当の本人は



「あまりにもすごい勢いだったのでおいて行かれた」


とか


「それで自分が明るくなったとか自愛できているかと言われたら違いますね」



とやたら冷静にその所感を述べている




また

同インタビュー動画の冒頭1分間強のところで氏は

「小学校低学年の頃は絵を描くのが好きだったが馬鹿にされることが多くネガティブだった」

と幼少期を振り返る







Ado氏は出生時から9歳と半年くらいまでマハーダシャーが月期だった



ラーシのラグナで高揚する月は3室(手を用いた訓練・自己表現)を支配して高揚している

対向するケートゥは蠍座で高揚することで「優れた分解力」(認識力)をもたらすため

それで氏は人生最初の趣味としてイラストを描くことに勤しんだようだ



他方でそれに対する周囲からの扱いはナヴァムシャでよく説明できており

ダシャーラグナの月にコンジャンクションした定座の火星は8室も支配している



8室を支配する火星が強くなれば即ちそれは「陰険な悪意を持った相手との対面」を意味し

相手が女子だろうと平気でイジメと嫌がらせに励む男子生徒などを表意した火星である

(また月から8室目の蠍座で逆行する土星と高揚のケートゥは悪辣な女子生徒を指すようだ)



ナヴァムシャで月がラグナになった時運では2室を金星が支配して12室魚座で高揚するため

それでもAdo氏は家の中でも外でも黙々と絵を描いてその心を満たすことを生き甲斐とした



こうした幼少期の経験と併せて考えるに

氏のデビュー曲の激烈な歴史的功績に氏本人が驚かないのは

月に対し必ず土星が強い影響力を与えてきた配置の結果であり

即ちラーシでラグナへ逆行する9室10室支配の土星と

ナヴァムシャで月から8室目で高揚のケートゥを傷つけている機能的凶星の土星である

(土星は本来のラグナにおいてはラグナロードだが月から見ると10室11室支配となる)



人生最初の時運が月となると「ラグナに住んだ高揚する吉星」であり

初歩的な見識ではとても幸先が良い船出の時だとでも思い込むのだろうが

ディスポジターでラグナロードの金星は6室で定座しながら減衰する乙女座へ逆行し

コンジャンクションした4室支配の太陽は減衰してしまい

その太陽と金星は両隣を火星とケートゥに挟まれてパーパ・カルタリになっている



ナヴァムシャでも月から8室目で逆行した機能的にも凶星の土星が理不尽に露悪を果たし

ディスポジターの火星は月をダイレクトに容赦なく傷つけている



一方で月期の次に巡った火星期ではラーシの火星が5室でラージャ・ヨーガになっていたり

ナヴァムシャでは逆に月を痛めつけていた方の惑星がラグナとなってしまい

性格が180度逆転したかのような勝ち気で激しい気性の女子児童に変わっていったようだ



思うにAdo氏はラーフ期を迎えるまでの火星期において過去の記憶と決別するために

酷く気丈で乱暴に振舞ってそれまでと違う自分を作り上げようと必死だったのかも知れない



極端な話で失礼だが

「いじめられっ子が偶然いじめっ子に喧嘩で勝ったことで不良になる」例に近しいものがある

(私が幼い頃に世界を征したプロボクサーのマイク・タイソンはまさにそのパターンだった)



おそらくは

被差別の経験に対する反動のような自壊を経てAdo氏は音楽と出会い今につながっている



音楽で敢然と成功したが氏はきっと「絵を描いていたあの頃」の記憶が不意に蘇ったりして

周囲が騒然と沸き立って勝手に色めいている様を横目に何とか自分を保っているのだろう




生家の貧しさに絶望し家出を遂げ不良のまま青春を過ごしたWeeknd氏とも重なる




彼もまたこの10年足らずで世界の半分以上から名前と顔を知られる存在になってしまい

そうした現実があまりに質素でインスタントに感じたらしく

今月初旬に発表した新アルバムのヴィジュアルイメージでは自ら老人に変わり果てている







もうやり残したことなんて殆ど無い」と心から達観し自らを皮肉っているようでもある





一方でAdo氏は今年4月にやっとワンマンライブを開催する途上を進んでいる









その頃の彼女はすっかり木星のパワーに勇気づけられ「自分自身を楽しむ」人生に在るはずだ



どうか恐れないでその道を突き進んでいってほしい

自分の弱さを克服し切った者こそがあらゆる人々の味方になり世界を幸せにできるのだから






きっともっと笑顔になれる未来を私も陰ながら望んでいます



以上

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