61歳で急逝した俳優・渡辺徹氏のラグナ検証(一部加筆@2022/12/16)
更新日:2022年12月16日

渡辺徹さん、敗血症のため死去 61歳 腹痛等で入院し回復叶わず 妻の榊原郁恵・長男の裕太ら会見へ | ORICON NEWS
ガキ大将だった渡辺徹さん 幼少期からみんなの人気者だった(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
流れる月日と共に多くの著名人が次々と鬼籍に入っていくのは辛いことである
約40日前に交通事故で他界した仲本工事氏に続き
先月末に俳優で司会者の渡辺徹氏が嘘のように病没してしまった
テレビ越しでも大柄な体格の良さが分かる陽気で楽しい渡辺氏は
若年期から闘病を経験していた事実を感じさせない知的な快男児の印象だった
俳優でタレントの渡辺徹さんが11月28日、敗血症のために都内の病院で亡くなったことが、所属していた文学座より発表された。享年61歳。ツイッター上では一般のユーザーからもさまざまな追悼の声、惜しむ声が寄せられている中、かつて渡辺さんが司会を務めていたテレビ番組『スーパーマリオクラブ』(テレビ東京系)を懐かしむ声も寄せられている。
渡辺徹さん死去で『スーパーマリオクラブ』懐かしむ声(クランクイン!) - Yahoo!ニュース
私は上記のニュース見出しを見て「自分と同じことを思う方が在るのだな」と感心した

スーパーマリオクラブ (テレビ番組) - Wikipedia
まだ小学校に上がらない頃に観ていたこのテレビ番組で私も氏を知った口である
後年になり氏が俳優だったと分かり
俳優というより司会が似合うタレントのイメージが強かったので
私は氏が出演していたドラマなどもわざと観なかったものだ

【画像】渡辺徹の若い頃がイケメンでスリム!最近は57キロ減で最高体重130キロ (collini-movie.com)
だからこの画像の中央の青年が若い頃の氏だと言われてもすぐには気付かないし
ふくよかな姿でマイクを持ち明るく仕切り役を務める氏のイメージの方が強い
ジョーティッシュでは俳優は3室が5室や10室と絡んで威力を帯びた配置で示されるが
司会業となると「スピーチ」の2室を水星や金星が支配して5室や11室に絡んでいるはずだ

渡辺徹さん 訃報2カ月前に本誌に語っていた「作ること」へのこだわり 妻・榊原郁恵は「好き」から「必要な存在」へ(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
晩年はご覧の通り痩せてしまった様相で
健康的でおおらかそうだった面影が薄れてきていた
逝去した今この時の時運がマラカの2室や7室に絡んでいるだけでなく
俳優としても司会者としても個性的で人気を誇った氏のチャートは
おそらく以下のようになるはずである



ラーシを蟹座ラグナとすると
マハーダシャーとアンタルダシャー(とプラティアンタルダシャー)が2室と7室を支配し
マラカの7室で土星が定座してラグナをアスペクトで傷つけている
氏の死因は体内の病的変異に対し抵抗力が不全状態になる「敗血症」であり
ラグナに住んで減衰しつつ二重のラージャ・ヨーガになる火星は
医療占星術で血液を表意している
ラーシの配置におけるダシャーの所見と併せて
氏が逝去した時点( 先月11月28日 )のトランジットを確認すると
蟹座ラグナが適正であると判断した根拠が見られた

蟹座ラグナであれば
7室のシャシャ・ヨーガに土星が戻ってきて木星は6室の象意を月に与えるからだ
土星は支配するハウスに関係なく「ナチュラル・キラー」と呼ばれるが
氏を蟹座ラグナと仮定した場合とてもハードなマラカになって殺傷力が極めて高い
また
氏のラーシで2室支配の太陽は10室で高揚してディグバラとなる最高位の強さだが
太陽とは広範なメディアの表示体であるため氏の逝去が今まさに大きく伝えられている
デビューから結婚まで

1980年、文学座附属演劇研究所本科に入所、翌年、同研究所本科を卒業して文学座研修科の研究生となる。
1981年、人気テレビドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ)の通称名・ラガー(竹本淳二)刑事役でデビュー(1985年まで出演)。
上記の事実により氏のプロデビューは1981年であり
ダシャーは「金星-火星-土星期」以降のいずれかである


金星は「舞台演劇・芸術」の5室から5室目でその本質を司る9室に住んで高揚し
なおかつ「自己実現・栄誉」の11室支配であり
火星は蟹座ラグナで優良な5室10室支配のヨーガ・カーラカでラグナに住み
トリコーナの位置関係となるだけでなく
金星とコンジャンクトした月は火星のディスポジターでラグナロードでもある

ナヴァムシャでは火星が重要な3室10室支配で芸能の表示体のようになり
金星も4室9室支配で芸能活動の素養を担うヨーガ・カーラカで
お互いにドゥシュタナに住んで星位が良くないが
よく見るとその両者に2室11室支配の木星が4室からアスペクトしている
木星は「才能」の2室と「願望成就」の11室を支配するので
その木星が土星も火星もアスペクトしない理想的な配置から吉意の保護を与えて
8室と12室の配置を好転させており
一般人には不可視な芸能界(12室)で人気や信用によって仕事を得る(8室)境遇を意味する

改めてダシャムシャを見てみると
金星と火星は8室でコンジャンクションしつつ
火星が水星と星座交換し
8室に住みながら11室(独立)の象意を強く受けている
よってこの配置には10室支配の太陽が絡まないが
11室の象意がラグナロードの火星に働きかけており
金星は10室の本質である7室を支配した芸能の表示体であるため
ダシャーに対する整合性から考えてダシャムシャは蠍座ラグナで正しいようだ
(また3室に住んだ10室支配の太陽がラーシで氏のアートマ・カーラカなのも有意だ)
まだ文学座の予科生だった1980年の時点でもダシャーは「金星-火星-木星期」で
すでに芸能界入りが約束されていたとも言える
1987年10月14日、日本テレビ系『風の中のあいつ』『気になるあいつ』で共演した榊󠄀原郁恵と結婚。披露宴の模様は同局系列で生中継された。
そしてテレビ俳優となってから6年後に
2歳年上で俳優としても先輩の榊原郁恵氏と結婚した
その出会いのきっかけは上記の通りで交際が始まったのは1984年頃だったようだ


結婚運を診るナヴァムシャでは金星が木星のディスポジターになって
木星が見事に金星へアスペクトしており
その木星は「私生活( 結婚生活 )」の2室を支配し金星は結婚の表示体であるため
おそらくナヴァムシャは水瓶座ラグナが適正のようだ

ラーシは高揚したマハーダシャーの金星のディスポジターがまさに木星で
減衰してしまった木星のディスポジターの土星が金星にアスペクトして
ディスポジターの絡みとして7室と9室が関係し合っていた
土星は7室で定座したマハープルシャ・ヨーガで
妻の榊原郁恵氏はやっと2歳年上でしかないが
一応は「年上の異性」であるため補足的に正しいと判断できる
長男と次男の出生をレクティファイする
2男の父で、長男は俳優の渡辺裕太。