2021年を振り返って-木星期開始後3ヶ月の今を思う-

更新日:4月12日




とうとうあと少しで2021年が終わる



今年というのは私にとって

これまでの人生においてカルマの煮え湯に浸り切っていたような18年間のラーフ期が終わり

幼い頃に過ぎた月期以来の吉星のダシャーである木星期に入った転機の年だった



8室に住むラーフとそのディスポジターの火星は4室から7室と10室と11室を傷つけていて

とうに亡くなった父の残した社長の席に僭越ながら座ってはみたが

優越感で自尊心が満ちていた時間など2年もないくらいだった



前任の役員が現場の業務を正しく監督し応援してくれていなかったせいで

現場は自社への帰属意識を持たないようになり

ハッキリ言って「思春期盛りなお子様」そのものの従業員に小馬鹿にされながら

本当に仕方なく有り体な会社経営を繰り返すしかなかった



私は別に他社で修業した経験もなく

鬱病がどうにか治りかけていた6年前の春頃に筆頭株主だった母の一存で

前任の社長が起こした経営過失の引責からその代替えとして社長になっただけだった





火星は逆行した機能的凶星でありながら私のアートマ・カーラカであり

100日ほど前までの私は誰が見ても珍妙な「桂馬の高上がり」でしかなかった

経営者同士の交流の場では気後れする場面が多く中には私の身の上に驚く年長者も在った



10室に住む今生の私自身を指す水星や太陽と11室に住む金星は

私がこの人生で果たすべき禊のような償いを求めてくる火星の責め苦に耐えるしかなかった



ラーフ期最後のアンタルダシャーの「ラーフ-火星期」が始まった頃に

自社は世相のご多分に洩れずコロナショックの影響で過去最悪の業況下降となった



私自身「あと1年をどうにか耐え抜くぞ」と受け身の態度に徹していたが

執拗なカルマの総仕上げ的な追撃は私に最後の大舞台を引き当ててきた



自社に最高額の融資を与えていた主要取引銀行が自社に早急な経営改善を求め

全国でも最大手のコンサルティング法人を招聘してきたのである



そこからがイチイチ不愉快な場面の連続で私は家の中で遠慮なくキレることすらあった



私よりも若い大学院出の指導担当者のかなり冷徹な叱責に大人の対応をせねばならず

そんな相手に毎月3ケタ万円の報酬を払っていたのである



8室というのはとにかく「同時多発的な問題」という状況を意味し

複数ある問題がもつれ合ってそれらを解きほぐそうにも各々は勝手に動き働き続けており

もどかしい余りその悔しさと惨めさで怒りがフツフツと沸いて熱になる有り様を作る



例えば私が会社の運営側として困っていることを現場側へ丁寧に伝えようにも

「今の働き方が一番大事であってそれはこの工場(営業所)には無関係なことでしょ」と

クレーマーのような態度を見せつけてくるベテランの従業員さえいた

(しかもそれは私が信頼していた工場長が陰で彼らを煽り急き立てていたためらしい)



しかし私を「苦労もせず社長になった坊ちゃん」程度に思っていた従業員に対し

よほど私よりも本物のお坊ちゃん風のエリートなコンサル要員が何度か号令をかけると

(勤める会社が倒産寸前だと思ったからか)急に従順になり正しい会議を開けるようになった



こうした理不尽で腹立たしい光景が数ヶ月ごとに違った現れ方を見せるのがラーフ期である



ラーフ期が最後のアンタルダシャーである火星期に入ってから半年後あたりが

中でも相当にキツかった場面の多くあった頃だと思う



今年(2021年)の3月末に私はコンサルによる経営合理化の判断から

それまで存続していた複数の店舗を営業終了とし当該従業員の「肩たたき」を断行させられた



これが本当に劇的なほど凄まじくまるで映画か何かのようだった





アンタルダシャーが折り返しあたりになる「ラーフ-火星-水星期」に

私はコンサルの指導担当の指示で複数箇所の自社営業所で【説明会】を開いた



所謂「雇用調整助成金」が受給できている店舗は皆スンナリ大人しく私の話を聴いていた



そうではなかった相手が在った最後の店舗は全く異様そのものだった



「クビになって制服を脱ぐだけなら本音を言ってやるからな」という闘志万全の相手が

私に向かって演技でもしているような激昂した態度で何分間もまくし立てていた



それは

納品中に歩行者を自車両で轢いたにも拘らず私が温情で解雇しなかったパートの主婦や

生まれつき呼吸器系が悪く身体と相談しながら勤められる職場を探していた若い男性や

チームワークが苦手で介護施設を辞めてきた暗く不器用そうな20代の若者だったりである



「心から庇い情を注ぎ自分の思うようにしたい相手から仇で返される」8室の象意そのものだ



今になって思うのは彼らもまた私のように窮地に立っていた人生で

だからこそ頼みの綱だった私の会社からクビを言い渡され理性を完全に失ったということだ



その時その場所は間違いなくお互いに「8室のラーフとそれを映した火星」で表意されていた



彼ら自身もそうしたカルマ的な立ち振る舞いをするしかない人生の負の局面を歩いていた



その良い悪いに関係なくカルマとはよく似た者を互いに引き寄せてドラマにするようである



私のラグナロードは10室で定座しているが

その私に立ち向かってくる例の従業員たちは8室支配で4室に住む逆行した射手座の火星だ



ジョーティッシュがここまで如実に今生を写し取っていると実感したことはなかった



私個人の主観で一つの答えを言わせていただくが

ジョーティッシュを含む占いとは「良い予想ほど当たらず(何も起こらず)不幸だけ的中する」というものである



良いことなど1ヶ月も経てば感動が薄れるか完全に忘れてしまい

退屈な日常が戻ってきて

本当の不幸を知らないままの人生において「もっと幸せで他人を超えられる」経験を求め

五体満足で家族も生きていて

病気一つしていない立場で自分を不幸だと思うのが人間である



占いとは人を鍛え自らをも強くするために不幸を巡り不幸についての修辞を記した辞書



そう思わなければ今日のこの日をこれほど落ち着いた心境で迎えることなど到底できない



少なくとも私はそうである



そうした後ろ向きな悟りに近づいたかのような心持ちで木星期を迎え早3ヶ月が過ぎた





いよいよプラティアンタルダシャーが木星期から土星期に移り変わった



私は向こう4ヶ月において土星的な経験やその支配するハウスの象意で日々を過ごしていく



社長になって初めて

銀行から作った過去の借り入れを返さずに据え置く「リスケジュール」を実行できたが

それは向こう1年(2022年の年末)の間で経営改善を実現することを条件に承認されたものだ



(木星の位置を注視して気がついたが

6室に住む吉星は「信用を先延ばしし借金を重ねられる」という所見で

6室に当たる水瓶座は近現代社会が創成した金融機関の組織を表意するとのことである)



しかし今の時点ではまだまだ運勢的体感は不安が水先案内をするラーフ期のままである





来年4月中旬になると上記の通り魚座と蟹座にダブル・トランジットが起こる





来年4月29日いっぱいには土星が水瓶座に入宮してしまうので

その日が魚座蟹座へのダブルトランジットの最後の時となる



それは2週間程度でしかないが

私を含む乙女座ラグナにとっては7室と11室が運気的に励起されるスポット的幸運期である

(または蟹座が5室になる魚座ラグナも何か良い転機が訪れる頃と思われる)



そのタイミングは私のプラティアンタルダシャーの土星期も終わる頃であり

トランジットの木星が定座の魚座に移ったことによる強い吉意も手伝い

何か私の身辺が澄み渡って毒気が残らず昇華していくような「有終の美」が期待できそうだ

(私は過度な専門知識を用いない方だが

私の7室魚座は運気の点数を示すビナシュタカヴァルガが8点にもなるハニースポットだ)




真なる平和が私にやって来るとすれば願うは一点のみだ




私よりも不幸な誰かともう少しちゃんと対話してみたい

不器用な私でも人の不幸に心を寄せることくらい出来ると思う




まだまだコロナが終焉しない大晦日になってしまった




本年は不肖なブログにお付き合いいただきありがとうございました

読者各位のご健勝と清らかな瑞祥のあることを心より祈念いたします



以上

閲覧数:98回8件のコメント

最新記事

すべて表示