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執筆者の写真鹿村文助

重病報道から復帰した中居正広氏の動向

更新日:2023年1月22日







直近に記事の題材にした木村拓哉氏とは対照的に安否が思いやられたのが

元同僚で現在は独立して久しい中居正広氏だ



病気療養でレギュラー降板が報じられた当初は

ネット上で「膵臓癌ではないか」という憶測まで出ていた





最も痩せていた時の画像は

氏のファンではない私から見ても恐ろしく病的で老け込んだ様子だった



先週に司会を務めるバラエティー番組に舞い戻った際には

すっかり元の陽気そうな笑顔を見せていた





氏の健康状態が気になり

レクティファイのために情報収集していると

いきなり出生時刻が明示されたソースを見つけられた







という訳で

検証を一気に省いてピンポイントに今回の健康不安の話題に切り込むこととする

















まず簡単に氏のナヴァムシャを確かめておく



22時01分44秒」までであれば

天秤座ラグナだが

ラグナロードで芸能業の表示体の金星が高揚し

それは月をラグナにすると最上位のマハープルシャになり

11室支配の太陽もまた10室の本質である7室で高揚し

両隣を吉星が挟んだシューバ・カルタリ・ヨーガで

そのカルタリ・ヨーガの金星と木星は星座交換さえ起こしている



また木星は7室へと逆行して仮想のスーリヤ・グル・ヨーガを帯び

3室6室と11室がウパチャヤの強い絡みを生じるため

訓練と実践を通じて成長し続ける才能の潜在力を暗示し

それも男性性の強い象徴である太陽と木星の組み合わせで

明らかに偉大な名声を持ったジャニーズの表象となって働いている



6室と8室の星座交換は途方も無く長い「しがらみ」を意味しつつも

奮闘が大きな成果になるヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガで

それも金星と木星という最高の吉星同士のため

自分自身はもちろん周囲も巻き込んだ多幸感が湧いて来る所見だ





より客観的な運勢を写すダシャムシャでは

ラグナと12室が星座交換し

それは6室と12室の最も深い結びつきとなって

「敵が最後にはいなくなる」展開をもたらし

美と官能を醸す火星金星の交わりは

やはり12室らしい非現実な世界( ≒芸能界 )での大成を指していると分かる

(なお3室のガージャ・ケーサリは木星が例外則になり努力家の性格を示す)



10室獅子座で太陽が定座し

ケンドラ最高位のハウスで生じたスーリヤ・ブッダ・ヨーガは

私の幼かった頃から氏が沢山のドラマで主演を果たした事実を明示する



そして

二枚目と三枚目のイメージを行ったり来たりする幅広い個性もまた

開放的な天秤座と逆に秘密主義の蠍座の星座交換で表現されている



更にもう一つ氏の持ち味としては

今やすっかり滋味を感じる個性と言えるあの「ペーソスな歌唱力」であり

明らかにそれは3室( ダンス・歌唱 )で減衰した2室( 声 )支配の木星が暗示する



このように

ナヴァムシャとダシャムシャのラグナから見た配置を読む限り

確実に氏の出生時刻は「22時ちょうど」の頃合いでほぼ正しい印象である




D1やD6で疾病の部位や症状の看破を試みる








ラーシでは4室支配で8室に住み減衰した月がダシャーラグナで

アンタルダシャーのラーフは土星がディスポジターである



土星は牡羊座ラグナで機能的にも凶星化したマラカとなり

減衰した月と対向してかなり劣悪なコンディションを作り出す



氏の体調悪化が顕在化したのはいつだろうか─






昨年2022年7月の時点からとなると

ダシャーは「月-ラーフ-ケートゥ期」が始まったか否かのタイミングだ





改めて氏のラーシを見れば一目瞭然で

向かい合った月と土星は各々がラーフ・ケートゥのディスポジターになり

土星は月とラグナの両方から見てマラカになり

月と対向するのだからそれはマラカ( 7室目 )の配置である



当時のトランジットを確かめると





ご覧の通り

氏のマハーの月とプラティアンタルのケートゥに

ダブルトランジットや

それを更にスイッチさせる火星のアスペクトが起こっていた



しかも火星は定座して猛威を放っていた頃で

それはつまり8室も支配した氏のラグナロードが

ラグナを通っていたまさにその時だった



生来的凶星のトランジットは定座すると悪影響の方が強いようだ



極めつけは蟹座と乙女座で生じたダブルトランジットで

蟹座は氏のラーシで3室6室支配の水星が住み

コンジャンクトのケートゥが働いて生理的な異常が起こってしまう所見となる



「傷病」の6室もダブルトランジットで励起され

その星座はまさに「腸」( 大腸 )の象意を持った乙女座だった





「消化器」というのは大まかな表記だが

胃から膵臓を経て大腸に向かうプロセスを統制するのが乙女座なので

それが6室( 疾病 )に当たってしまう牡羊座ラグナでは

虫垂炎になったり膵臓癌の余地が疑われたりするのである





そして

自室をトランジットして凶意に猛った火星が傷つける減衰の月は

やはりまた「胃・消化器官」の象意を担っていた



医療占星術のスキルからラーシのみ査読しても

こうした氏の病変の経験は不可避だったと分かる





そして氏の月にはディスポジターの火星がアスペクトバックし

火星の表意するメス( ≒刃物 )が月の指示する部位( 消化器系のいずれか )に触れる所見で

胃腸や脾臓や膵臓が間違いなく手術を受けたことを意味している







「疾病・受傷」の象意の拡大版であるシャスタムシャでは

月とラーフが絡んだ位置関係で

月に対向する金星はラーフのディスポジターであり

凶意の分割図で絡みの起こっているダシャーは即ち健康悪化の発端だった

(またよく見ると月はそもそも12室支配で6室に住むので入院の経験も意味する)



月そのものをラグナにすると

コンジャンクトした水星はまた6室を支配しており

月が担う「胃・消化器系」が病変していく時運を指し

金星は月と対向してしまうので月から見たマラカ( 7室 )に住む配置で

その金星がラーフ( とケートゥ )のディスポジターだったので

氏は命に差し障る大病に罹患したと言える



氏が事なきを得たのは

10室牡牛座に住んだラージャ・ヨーガの木星がもちろん機能的にも吉星だからで

それが高揚したラグナロードの太陽へと逆行して保護を与え

本来の位置の牡牛座から月に純粋な吉意のアスペクトを生じるからだった





全ての運気の基幹となるシャスティアムシャでも

月から見たラーフは6室目で高揚してしまい

コンジャンクトした水星は「腸・消化器」の象意がある乙女座の支配星である



そしてもちろんそのラーフと水星に木星が逆行した位置からアスペクトでき

ケートゥのディスポジターで月の2室目( マラカ )で高揚した火星にもアスペクトし

木星は月のディスポジターだったため

結果的に平穏無事な全快を遂げられたと言える




近い未来の中居氏の健康に問題はあるか






あと40日もすると氏のアンタルダシャーは吉意が期待できる木星期となる





肉体の直接的な安否が示されるラーシでは

至高の9室で定座する理想的な木星が月へと逆行して万全な健康運の所見になり





ナヴァムシャでは木星がダイレクトに月のディスポジターで

なおかつ逆行した位置の牡羊座からアスペクトバックできており

より良く盤石な安定期に入るらしい





そして

健康運の概略図であるドレッカナでもその所見は素晴らしく

ラグナでマハープルシャの木星と月がガージャ・ケーサリになって

月のディスポジターはまさに木星である






どうか何卒何卒ご無事でいて下さい

80年代生まれの私にとって貴方の存在は変わらぬ思い出の断片です



以上

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