
ソウル中央地裁は7日午後2時、ユン大統領の勾留を取り消す決定を下した。裁判所は、ユン大統領が法定の勾留期間を超えて起訴されたことを理由に勾留取消を判断した。法律上、定められた期間内に起訴されれば勾留期間は自動的に2カ月延長されるが、今回のケースでは期間内に起訴されなかったと認定された。
( 同上 )
昨年から今年にかけての歴史的な韓国有事において
自ら公捜処の求めに応じて拘束されたユン大統領が一時的に釈放された
しかし検察側が即時抗告すれば7日間拘留が再開してしまう状況下であり
要は全てが振り出しに戻ってしまう緊張感がまだ残るということを意味する
( 参考動画 )
そして今回の大統領釈放の背景を伺う論評は以下の通りである
検察当局は8日、「検察総長は裁判所の勾留取消決定を尊重し、特別捜査本部にユン大統領の釈放を指示した」と発表した。これにより、検察の非常戒厳特別捜査本部がソウル拘置所に釈放指示書を送り、ユン大統領は即時釈放された。
法曹界では、既に違憲と判断された即時抗告制度を活用することに検察が負担を感じ、抗告を断念したとの見方が強い。
憲法裁判所は2012年、「即時抗告を認めれば、『検察の異議申し立て』が『裁判所の勾留執行停止決定』より優先されることとなる。事実上その決定を無意味にする権限を検察に与えることになり、憲法の令状主義に反する」と指摘した。
つまりは検察の火事場的越権行為を逐一容認できてしまう法制度の欠陥を
憲法裁判所の方が指摘したことで検察側は自己裁量から即時抗告を取り下げた結果となった
どうやら復職の可否は未だ不明だが
一応のところユン大統領に再度の拘留は無いと判断していいようだ

「8日午後に釈放された」との報道内容に従ってダシャーを伺う限り
おそらくは「ラーフ-金星-水星-土星-ケートゥ-火星期」である


ラーフと絡んだ金星はドシュタナの6室に定座して「有事的な臨戦状況」を意味し
金星と絡んだ2室の水星はディスポジターでマラカの土星にアスペクトバックされ
土星はそのままケートゥのディスポジターに当たり
土星のディスポジターの火星が定座の5室から土星の方へとアスペクトバックも起こす
大統領としての公務を司る7室10室支配の水星が
マラカの土星( 刑法の表示体 )に絡まれて
一時的には全く執務遂行が不可能にさせられたが
12室の土星に対し火星もアスペクトバックすることで
ある種のヴィーパリータ的条件が生じ
「公捜処の越権的所業」と言うべき12室の悪意ある土星から
大統領は解放されたのである
12室に住むマラカの土星は「隠れた敵」の隠喩でありながら
前例の無い超法規の処断で逮捕拘束された大統領自身の苦悶も意味した所見だ
( 12室に土星やラーフが住んで強ければ刑務所などの表示体となって働く )
ナヴァムシャは射手座ラグナであれば確かにこの状況の推移を説明できている


もちろんと言っては何だがラーシはダシャーが絡まない
ラーシは9室に惑星集中が起こるせいでどんな時運であれ絡まない場合が多いが
ただし年初の逮捕拘束時のダブルトランジットは蠍座で起こっていて
大統領の蠍座は星座交換していて牡羊座ラグナであればそれが8室目になり
しかもラグナロードと機能的凶星の水星が「6室対8室の絡み」を起こす
明らかに有事的な異常が本人の身に降りかかることを暗示し
ダシャーが整わずとも国家元首としての権限を失う悲運が顕現することになる


ダシャムシャは
前回でも触れたように最も客観的に「公務の中断」が証明された所見であり
逮捕拘束された当日のダシャーは見事に全てのダシャーが通貫していた
ラグナと8室が星座交換し
「自身が治める国家の法制度によって自由を奪われる」と言える絡み方が生じて
ラーフのディスポジターでラグナロードの土星と水星金星が相対し
8室獅子座に伏在する太陽と水星がヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガを起こす
自ら逮捕されたその時のダシャーでは水星に火星が逆行位置からアスペクトし
月は火星とコンジャンクトしながら土星とトリコーナの位置関係になっていた

5室10室支配の吉祥な金星が2室水瓶座に住むのは「政治の重責を担う」と言える配置で
他方の12室の配置が大統領になる者としては余りに不相応だと思ってしまうが
ラグナと8室の星座交換同様に「11室の支配星が12室から逆行する」のは
やはり一旦はその権威者の座を奪われる未来を正しく予兆していたと言える


ダシャムシャの重要な7室にケートゥ( 「裏切り」の表示体 )が住んでしまうのは
左派勢力の策動でメディアの偏向報道が恒常化し
本人の信用を損ねる不正工作が絶えないからで
それでも釈放時点でのダシャーはこのように全ダシャーが貫通していた
デーハ・ダシャーのロードの火星が12室から逆行して定座する配置が
大統領の権威復調の可能性をまさに強く指し示すと言える
控えている弾劾裁判の行方
去年、「非常戒厳」を宣言した韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は8日に釈放され、今後は拘束を解かれた形で刑事裁判に臨むことになります。一方で、それとは別に行われている弾劾裁判は、今月中旬にも弾劾が妥当かどうかの判断が示されるとみられています。
韓国で去年12月に「非常戒厳」を宣言したユン・ソンニョル大統領は、ことし1月に内乱を首謀した罪で逮捕・起訴され、ソウル近郊の拘置所で拘束されてきました。
刑事裁判とは別に弾劾裁判も同時並行のユン大統領
上記ソースにある「今月中旬頃」のダシャーをナヴァムシャ等に照らしてみる

今月16日のダシャーは
「ラーフ-金星-水星-土星-火星期」である


上述した通りに
ラーフと絡んだ金星とトリコーナになる水星に土星がアスペクトバックし
更に火星が定座の5室から土星にもアスペクトバックする
釈放時のダシャーとよく似ており吉事方向へと時運が動いて行く雲行きだ
12室の土星に火星がアスペクトバックするのはヴィーパリータ的なせめぎ合いである


ダシャムシャも
水星と相互アスペクトの土星と火星がトリコーナの絡みになり
火星はやはり12室から逆行することで11室に定座するように働く「勝利」の座相だ


肝心のエカダシャムシャは金星と水星が絡んでいなかった


試しに覗いてみたチャラ・ダシャーでは
「独立」の象意を妨げるケートゥが住んだ11室の配置が影響し続ける最中で
年間運のサブ・ダシャーからではラグナロードの金星が4室目に住む好位置ながらも
即現実のサブサブ・ダシャーは本来のラグナの牡羊座になり
19日までの約5日間は苦闘が思われる様子だった

パク・クネ大統領時に叶わなかった「親米親日の自由主義」が
今度こそは実現され韓国が備える先進国としての可能性が無事に育つことを
一介の日本人ながら切実に願っている
改めて続報を待つ
以上
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