不意を突いて大きな事件がまた起こった
本日( 2023/04/15 )の午前11時30分頃に
岸田首相が遊説で訪れていた和歌山市で襲撃未遂を受けたとのことだ
前回に私がレクティファイした限りでは
岸田首相はラーシが乙女座ラグナでナヴァムシャは双子座ラグナだった
首相のリアルタイムのダシャーは「木星-土星-土星-太陽期」である
首相のマハーダシャーの木星はラグナからアスペクトバックし
木星に絡んでこない土星はそれでもヴァルゴッタマで強くなり
土星がアスペクトする12室獅子座に住んだ月が太陽と星座交換し
プラティアンタルとスークシュマが絡んでいる時運となる
それに対し
今日のトランジットでは木星が首相の7室魚座で定座しハーフリターンになり
水瓶座で定座するトランジットの土星は首相の月が住む獅子座と対向している
つまりその位置関係だけでもマハーダシャーロードがマラカ的な働きを見せて
ラーシの月と対向位置でトランジットの土星が定座するのでそれもマラカのようになる
生じているダブルトランジットを確認すると
木星本来の位置に従った最も正確なダブルトランジットは蠍座で
木星があと約1週間で牡羊座に入宮する影響によるダブルトランジットは
牡羊座と獅子座に起こることになりそれも今すでに働いている
つまり首相の蠍座に住む土星が担う6室と8室と12室が互いを誘爆し合う条件で
ドゥシュタナの凶事が揃いしっかりとマラカ的な象意が励起されていたのである
なおかつ
より時運幅の狭い即現実のダシャーのスークシュマは
5室6室支配で逆行した生来的凶星というかなり厳しい土星が絡んだ太陽である
更に細微な次元のプラーナダシャーは今日一日の半分が太陽期で残り半分が月期であり
太陽は12室に伏在したようになり月はそもそも12室に住んでいる
従って即現実の瞬間的運勢は凶意のかなり重い土星が災難をもたらす状態だった
そして岸田首相のラグナに住んだ木星は二重にケンドラを支配した機能的凶星であり
つまり7室の象意がマラカ的に働く時運でトランジットの木星は対向位置で定座していた
なおトランジットとは無関係な分割図のナヴァムシャにおいても
7室10室支配でまた7室の象意がマラカ的に働く木星と
それに絡んだ配置の土星がヴァルゴッタマになって「災難」の8室を支配している
今日の事件当時のダシャーはプラーナも太陽だったと思われるが
やはり太陽はご覧の通り減衰してケートゥ( マラカ的な12室の表示体 )とコンジャンクトし
そこへ土星が逆行してくる
岸田首相が大事に至らなかったのは
このナヴァムシャで木星が9室に住んで二重にラージャ・ヨーガとなって吉意が強いためだ
ナヴァムシャで太陽は「寿命」の3室を支配してケートゥとコンジャンクトして減衰するが
9室に住んで良いポテンシャルも働く木星が救済を与えるように太陽にアスペクトしている
そこへ土星だけしか絡んでいなければ安倍元首相の二の舞になっていたことだろう
「ありとあらゆる困難・不意な経験」を司るD8では主要ダシャーの木星土星は対向し
スークシュマの太陽はちょうど8室支配でマラカの7室に住んで土星と絡んだ位置だった
土星はこの分割図のラグナロードで2室を支配して逆行する強力なマラカそのもので
アンタルダシャーが土星期になる度に岸田首相は何かしらの困難を経験することになる
また
流石にシャスティアムシャのラグナが正しいか定かでないが
私のレクティファイした限りそのラグナは木星がラグナロードの射手座ラグナだった
木星は8室で高揚してコンジャンクトした太陽は「身体全体」を表意する1室の表示体で
ラーフ・ケートゥ軸に巻き込まれて現行ダシャーの土星と絡んでしまいつつも
2室支配のマラカになった土星は5室牡羊座で減衰し
ラグナロードの木星は逆に高揚して太陽もその強い吉意を浴びているため
木星太陽のディスポジターで木星と対向した月も含めて無事に済んだということらしい
安倍氏同様に
首相に何かある時はシャスティアムシャ・チャートが相当に強く影響するはずである
不幸な検証にならないことを願う
以上
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