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執筆者の写真鹿村文助

起訴されたトランプ元大統領─公式出生時刻から占うその行方

更新日:2023年4月4日




10日以上も前にテレビやネットを賑わせたフェイクニュースのような事実





しかし今のところその動向は伝えられていない



ドナルド・トランプは

やはり大統領就任以前からアメリカで相当な著名人だったので

生年月日と出生時刻はアストロ・データバンクで公表されている





記録としての正確度を示すロッデンレーティングは「AA」で大いに適正である











トランプ元大統領の現時点のダシャーは「木星-水星-木星期」で

一見するとラーシ・ナヴァムシャ両方で生来的吉星が絡んでいて

何故こうした局難に立っているのか分かりにくい



上記のダシャムシャでは

失業を意味する9室12室支配の水星が「素養・ポテンシャル」の2室に住み

木星は水星と絡まずに4室でパラーシャラの例外則になっており

それが月から見ると木星の方が10室で減衰した9室12室の支配星になって

絡んでいない水星は3室6室支配で8室に住んだ機能的凶星である



即ち

アンタルやプラティアンタルがラグナと月のそれぞれから見た6室支配なので

犯罪的悪意とスキャンダルを暗示する「6室対8室の関わり」が影響したことが分かる

( 本来のラグナから見て木星は土星と星座交換し8室も支配するラグナロードが絡む )



やはりケンドラ・トリコーナの位置関係が出来ないままドシュタナの象意が出ると

生来的吉星だろうと突然の支障がもたらされる凶事の所見になるようだ





年齢的にほぼラーシのように影響するナヴァムシャは

木星がケンドラを二重に支配して逆行するため生来的凶星と似た働き方をすることになる



「王位・玉座」の栄位を指す獅子座に住んだ逆行の木星は

やはり典型的なナルシストの配置であり

7室10室支配であるためにかつて数々の場面でレイシスト的発言を繰り返し

新型コロナウィルスを中国由来というだけで「China・Virus」と呼称し

在米の日本人も含めたアジア人への迫害と暴力を助長したことなどは

『獅子座で逆行した機能的凶星の木星』がもたらす証左だった



しかしマハーダシャーの木星は客観的な事象で「法律( ≒裁判所 )」を意味するため

木星と対向した水瓶座に住むラグナロードの水星に

理不尽な法的暴力を与えてきた事実を説明できており

木星が住むのはアメリカ合衆国のラグナである獅子座なのは偶然でも何でもなかった






出生時刻が厳正な場合に最重要な分割図になるシャスティアムシャは

やはり機能的凶星になって逆行した木星がラグナに住んでおり

7室にアスペクトバックすることで

後世に伝えられるほどの偉人になることを約束してはいたが

逆行した位置の12室獅子座には機能的にほぼ凶星の土星が住んでいる



そして木星がアスペクト出来る位置に住むラグナロードの水星は

つまりディスポジターが12室獅子座に在ることから

トランプはそもそもアメリカの秘密裏な権力機構に潰される運命を生まれ持っていた

( 8室で高揚した12室支配の太陽は土星のディスポジターでその 陰謀を鮮明に指示する )







現ダシャーの「木星-水星-木星期」において

木星が住むナクシャトラの支配星はラグナに住んだ火星で

水星の住むナクシャトラの支配星は10室で高揚するラーフで

ラーフにはラグナロードの太陽がコンジャンクトし

ラグナと10室が次第に励起されていく時局のため

このスキャンダルはアンタルダシャーがケートゥ期になるまで続くようだ

( ケートゥ期は今年の10月下旬まで続くので実に半年も今の状況が後を曳く )



他の分割図はどうなっているか






「支障・スキャンダル」も意味するシャスタムシャでは

木星が逆行することで水星と対向して絡んだようになりやはり現状を指し示している



注目すべきはまさに6室で定座したラグナロードに木星がアスペクトする配置で

来年9月27日に巡るアンタル金星期にはまた今回同様の惨めな騒動を起こしているだろう



(やはり8室11室支配の逆行木星は全く取り柄の無い凶星でトランプの性格を写実できている)






そして意外にもD8では強い絡みが起きておらず

本当に劣勢な局難は木星が水星のディスポジターとして働く今の時運だけらしい






面白くニヤニヤと眺めてしまったのはエカダシャムシャで

今の時運は「争い・奮闘」の6室で全ダシャーが完結してその事実を明示している



2ヶ月後の誕生日に巡ってくるプラティアンタルダシャーの土星期も

12室でモロに土星が定座して失墜をもたらす配置になっており興味深い限りだ



( この分割図の木星は2室11室支配で凶星化して逆行するので吉意が全く無いと言える )






シャスティアムシャよりも表層的な傾向を示したアクシャヴェーダムシャでも

木星は7室でマハープルシャになりながら6室に逆行して水星とコンジャンクトしている



アンタル水星期は今年の10月22日まで続くので

運勢的には間違いなく厳寒期の只中である



そして






いずれ来る「木星-水星-土星期」は

土星が水星のディスポジターとなって全ダシャーが絡むので

8室へとアスペクトバックできる土星が即ち正しい意味や目的による処罰をもたらす



双子座ラグナでは土星が8室9室支配で

8室的な経験が9室的な結果に通じる変転を意味し

おそらくトランプは今すぐにではなく約80日後ほどに法的措置を受けるのである



土星にはマハーダシャーの木星が逆行してきて高揚したように働くが

生来的吉意と機能的凶意がせめぎ合って混濁する激しい働き方になる



逮捕されてしまうが

比較的に寛大な懲罰を受けてそれで済むということかも知れない







その後にやって来るアンタル・ケートゥ期は

ナヴァムシャで木星が逆行した位置からケートゥにアスペクトバックする配置だ



支持者や一般聴衆を指す月も

ディスポジターで凶意の濃厚な木星にアスペクトを返されるので

早い話がすっかり世論から呆れられて

それでもトランプ本人は空回りな抗議のパフォーマンスをしているようだ



10室に住むケートゥにディスポジターがアスペクトバックする配置は

本来なら「心境の整理が片付く」という経験だが

現在のトランプを指す木星が逆行した機能的凶星であり逆行すると高揚してしまう



2032年の11月14日まで彼は相変わらずこの旺盛ぶりで我々を飽きさせないようだ



マハーダシャーの木星期は実にあと9年7ヶ月以上も残っている

老齢者であろうとも血気の絶えない無駄な行動力を木星がトランプに与え続ける





なおトランプはドレッカナで木星が10室に住んで逆行し

その位置に6室7室支配の土星がアスペクトしてしまい

木星はラーシと同じ5室8室支配で「22番目のドレッカナ」の支配星に当たる



これからの9年強は肝臓や胃や心臓に負担を掛けないよう安静に過ごした方がよい

(5室は胃や心臓の象意で木星は肝臓などの表示体である)



またラーシでは4室で12室支配の月が減衰して高揚のケートゥとコンジャンクトしていて

木星は12室に住む土星からアスペクトされてマラカの2室に住むため

もしかするとあと7ヶ月後からトランプは認知症のようになる可能性もある



トランプ元大統領の施政はむしろ時代性に逆らう水の星座のような思想だったので

水瓶座的な自由な個人主義はそのおかげで再考されたとも言える



彼もまたカルマ的な世界の意志や

あるいはアメリカの影の枢密が用意した演者だったのである



晩年くらいは無理をせずノンビリと過ごすべきだろう

日本人の私が気遣う相手ではないがそのエゴで物悲しい最期を迎えては元も子もない



何卒お大事に



以上

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