自社のチャートをマンデン的に時運判断してみる
更新日:2022年7月8日

前回は随分と思い詰めた投稿を挙げてしまった
今回は試しに私が社長を務める自社の創業登記の年月日に従ったチャートを確認してみたい

やはりこのチャートで正しかったと思ってしまう
(なお出生時刻に当たるタイミングはジョーティッシュで慣例的原則の午前10時とした)

というのも
こうして対比を試みるとそれなりに符合ががしっかりと見て取れるからである
どれから手を付けていいかわからないくらいには有意な合致がある
まず

自社のD1の12室天秤座の惑星集中は
私のD1の天秤座とギャップがあるが全体を見渡すと十分に正しいと気がつく相関がある

私自身のハンディキャップを意味する2室ケートゥの位置で起きた惑星集中は自社の12室だ
一目で思わず悲しい苦笑いが出てしまった
本当に「妙ちくりん」と言う外ない配置が天秤座に生じそこにはラグナロードが含まれる
組織の気質体質を指すラグナロードが12室に住んでしまっているのに
それが月からは10室目にズレ込むため
金星がマハープルシャになったり火星も太陽もディグバラの威力を獲得し
その太陽も減衰しながらニーチャ・バンガが成立しスーリヤ・ブッダを併せ持つ
太陽が支配する獅子座は組織にとって第三者から見たリーダーを指す10室目に当たり
まさに太陽の象意そのままに組織の長を指し示しているがその太陽が12室で減衰している
そして私自身の獅子座は12室であり支配星の太陽は私の職務を意味する10室で威力を帯びる
如何に私が社長就任時から部下である従業員とすれ違いを重ね訳もなく怨恨を被って来たか
見れば見るほどその悲哀ぶりがジワジワ現れている所見となっている
また
経営者の2室や6室というのは2室が「人的環境・物理的条件」というコンディションで
6室が「従わせるべき目下の相手」(従業員)でその性格や傾向が星座や在住惑星で示される
組織の創成時チャートのラグナとラグナロードは潜在的に働くその組織の性格や空気感で
客観的な様子そのものはやはりハコモノとしての会社の有り体を指す4室で診るべきだろう
社長の座に就くことになった私の後天的な性格を指すアマティア・カーラカの木星が
見事に自社の水瓶座でシンクロしているのはまさにカルマ的な境遇の妙だ
私が気力を尽くして自社を管理しようとする様子が自社の4室の木星そのままに現れており
その自社の木星は逆行することで山羊座に伏在し減衰してしまうことになる
図らずも私や常務がクタクタに骨折り損の有事対応を強いられている有り様が描かれている
(因みに私が以前にレクティファイした常務のラーシは10室が水星の住んだ水瓶座である)
水瓶座の相対を診る以前に
そもそもラグナロードを含んだ惑星集中がラグナから12室目で起こりつつ
それが月の10室目なのだから
私以外の誰かが社長に交代しようにも手の施し方が果たしてどれだけあるのか疑問だ

見れば8室双子座に機能的にも凶星の土星が住んでそれが月から見た6室目である
通常のラグナから見ても双子座的な人物(≒私)が面倒で厄介なだけの相手であり
月から見ても敵対的な争うべき異常者であるかのような所見になってしまっている
双子座は私の10室であり私を指すラグナロードが定座し太陽がコンジャンクションする
一昨年の9月に自社を改善指導し始めたコンサルティング法人が行ったインタビューに
「うちの従業員なんて何を考えて誰のために働きに来ているのか分かり兼ねるほどです」と
私は渾身の思いで答えたが
それがまたこれでもかと顕在化した配置になっていてペーソスな笑いがこみ上げてくる
私が甲斐甲斐しく世話をしてやっている従業員は大半が私のことなどどうでもいいのである

やはりそれは私の4室に住んで逆行した3室8室支配の火星で表意された様相だと言える
私の6室水瓶座には7室(10室の本質)を支配する木星が住んで
10室には支配星がそのまま定座し職業の表示体である太陽も伴っている
その重要な7室や10室に対し乱暴で非常識なだけの火星が強く絡んで喧嘩を売っている
(火星は逆行位置の3室蠍座から6室にもアスペクトし10室にも二重にアスペクトしている)
昨年大晦日にUPした投稿で
私は「思春期真っ盛りのような従業員に小馬鹿にされながら会議を開いていた」等と書いたが
自社は創業者の父の代に当時の役員らによる謀反の決起で営業所が分断された過去を持つ
自社を捨てずに残留した熟年従業員に対し性善説気味に丁重な気遣いを重ねてきた結果
早い話が従業員らは逆に増長しつけあがった態度をチラつかせるようになってしまったのだ
私よりも年上で社会経験もあり家庭を持った父親母親であるほどの年長者が
私の前ではまるで反抗期の抜け切らない半グレの生き遅れのような従業員である
それは火星のみならず
6室支配の土星が2室(生来の資質)へ逆行してしまい
ケートゥとコンジャンクションして高揚する仮想配置にも現れている
私には先立つものであるはずの人的環境のポテンシャルが全く欠けていて
2室的な余裕を表意している従業員とその業務インフラが課題を孕み過ぎているのである

私はこの画像ほどインテリ風ではないが口調自体は双子座的でそれが嫌われているのだろう
仕事を評価しより良い策を練るための理屈としての言葉が拒否されるようでは
その組織はただの「その日暮らし」的な曖昧なチームワークしか持ち得ない
営利を目指すべき者がその志向を語るだけの言葉を持たないのだから
私の自社は雑多な仲間意識でつながっているだけのよく分からない人達の集合である
私の木星がかろうじて6室から10室や2室にアスペクトしてくれているお陰で
全く首の皮一枚な紙一重の安定がどうにか続いてきたが
この2年以上でコロナがしっかりとその延命の伸び代をズタズタに傷つけてくれた
前回に書いた通り私の命運は今もなお大波に煽られている小舟の如き危うさの只中だ
なけなしの希望を信じるためにもこれからの自社のダシャーを確かめておく

マハーダシャーは「土星-金星-水星期」である

一方でチャラ・ダシャーは向こう半年ほど「蟹座-蠍座期」となる

懸念がグズグズとくすぶるような概観である
まず「土星-金星期」というのは「金星-土星期」と同じで
運気の矛先がかなり不安定で吉凶が突然逆転するかのように働くとされる

土星がラグナとなった現在は
土星からトリコーナの位置関係になった5室目で金星が定座した強い配置で惑星集中となる
3室支配で完全な凶星になる太陽が減衰したり
そこに土星のディスポジターの水星が伴ったり
双子座から見て7室10室支配の木星がアスペクトしてきたりと
なかなか悪くない所見が一応は出来ている

ナヴァムシャは思いのほか随分と吉意のある配置が起こっており
土星は牡牛座がラグナになることで高威力なラージャ・ヨーガ・カーラカになり
対向の蠍座に住んだ金星がそのままディスポジターとしてアスペクトバックする
また