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執筆者の写真鹿村文助

総理大臣を続投した石破茂氏の時運を再び確かめる






本日夕刻になり国会内で行われた総理大臣指名選挙を経て

再び石破茂議員が首相職に当選した





今日夕方頃の本人のダシャーは

おそらく「火星-土星-火星-木星-太陽-金星期」である



ラーシでは

土星にアスペクトバック出来る火星に木星が逆行位置からアスペクトし

4室山羊座の太陽と金星に木星は本来の位置からアスペクトして全てのダシャーが絡む



プラーナ・ダシャーの太陽が「選挙( 選出 )」の11室を支配し

コンジャンクトした金星は最重要なラグナロードであり

それらが「王位」( 総理大臣の席 )の4室目であることが最も客観的で正しい所見となる





ナヴァムシャもほぼ順調な絡み方だった



かなり複雑ではあるが

火星が8室目のアスペクトを起こす4室水瓶座に逆行する木星が土星と星座交換し

水瓶座に住んだようになる土星が10室目のアスペクトを起こしたラグナも星座交換し

火星と土星は仮想的に相互アスペクトしたようになって

本来的に火星が住む蟹座に木星が定座の位置からアスペクトし

減衰の火星と共に太陽もそれを受けて

惜しくも金星だけが太陽から絡んだ位置にならない



それでも金星は7室12室支配で4室水瓶座に位置し

「国会内で履行された選挙の様子」やその結果として「首相としての職位に就く」ことが

本人の地位を指し示す4室の象意に一応は合致する



7室12室支配のため「部外者にはよく分からない人間関係」を金星は暗示し

即ち自民党の古参議員として国政に専任してきたキャリア( ≒4室 )を説明している



やはり水瓶座は高度な専門性を備えた組織や集合を意味するサインであり

公官庁や大学や政治政党等の独立した機構装置の比喩となる





「職業上の動的な出来事」を写実したダシャムシャはさすがに最も客観的で

土星と相互アスペクトの火星に木星がコンジャンクトし太陽は木星とケンドラの位置に住み

太陽と相対した金星は12室で定座した7室の支配星で月から見て8室目に定座している



つまり金星はマラカであっても蟹座で高揚した木星が双子座に逆行してアスペクトを与え

ラグナからも月からも機能的に吉星化した最良な大吉星だったことで

8室の象意が「当選」という吉事をもたらしたようだ



全ダシャーが通貫し最終ダシャーの金星が7室や8室を支配して定座することが大きい





「選ばれる」という結果を必ず説明するはずのエカダシャムシャでは

トリコーナの絡みになった火星土星の両方に木星が本来の位置と逆行位置からアスペクトし

射手座で仮想的に定座する木星はその位置で太陽と絡んだ位置関係になって獅子座にも絡む



しかしナヴァムシャ同様にこちらでも金星は太陽と絡む位置に住んでいなかった





シャスティアムシャは

土星が火星の真後ろで定座してしまって時運が絶たれる





以前の検証でラグナが射手座で正しいと分かったナヴァナヴァムシャの方は

火星が水星と星座交換して土星と木星に相対したようになって

木星は逆行して太陽にアスペクト出来る上に本来の位置で金星と星座交換し

それは太陽の10室目である



つまりダシャムシャ同様に最も小さなダシャーロードの金星が天秤座で( 仮想的に )定座し

「選ばれる」ことを意味する11室が強調されつつ実際には4室( 王座 )で高揚しているのだから

尚更にラグナが射手座で正しかったことが分かる結果だった




納得の勝利である




来春の時運を予想する






これから4ヶ月強も経つとアンタル・ダシャーが水星期に移る



来春以降は

各々のチャートで良し悪しが分かれている様子で

何とも言えない時運である





ラーシは水星が木星との星座交換で3室( 4室を失うハウス )に定座したように働く



火星はルチャカ・ヨーガになって7室が強い配置で

簡単に地位を失うコンディションではないが

火星と絡んだ水星は星座交換しつつも両隣を土星と太陽が挟んだパーパ・カルタリでもある





火星と絡まないナヴァムシャの水星は

8室にアスペクトバックしてマラカの凶意が強まってしまう



( 絡まないのであれば火星が9室で例外則になって星座交換する強い座相が顕現するはずだ )





ダシャムシャも似通った配置で

定座と高揚の木星土星にバンガされた特殊な火星の3室目でマラカの水星が高揚する



蟹座をダシャーラグナと見なした場合に水星は3室で高揚することから

総理の座を追われる時局の到来と言えなくも無い





ラグナが正しければ配置のもたらす影響が絶対的になるシャスティアムシャは

不思議なことにこれまで確かめた中で最も良い絡み方になっている



11室で定座の水星とトリコーナになった火星は「組織」( 政治政党 )を指す水瓶座で

総理の職位に留任できていることは月をラグナにしても十分に矛盾せず説明できる



月の2室目で定座の水星は「自由自在な営為」を意味し

10室目に住む火星は7室12室支配で凶星のアスペクトを受けないため吉星寄りに働く




鬼が出るか

蛇が出るか




トランプの対日政策も含め

なかなか見物の2025年がじきにやって来る



来年はジョーティッシュを実践するにはまたと無い刺激的な1年になりそうだ



以上


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