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突然に掘り返された「過去」―EXIT兼近大樹氏のラグナ検証







この約1週間において

犯罪事件報道として全国中で話題になった例の「闇アルバイト」事案



直近になり時局がかなり大きく動き

それに伴い思ってもみなかった某芸能人の名前が登場してしまった



コロナ禍にも拘わらずこの1年強で大ブレイクしたコンビEXITの兼近大樹である



以前から当人は逮捕歴が有ることを公表し

それどころかその半生を自伝小説にしてすらいる





その舞台であり兼近大樹の出生地・北海道で反社的活動等を積み重ね

現在は関東地域その他で連発した某闇バイトを裏で指揮していた「ルフィ」こと渡辺勇樹は

かつて自身の率いた犯罪チームにこの兼近大樹を引き入れていた事実があった





早速その過去への注目に対し

本人が弁明を真摯に果たしたようだ



 兼近さんは31日未明にツイッターに「お騒がせしすぎてますので、コメントくれたら質問に答えていきます!! 」と投稿した。
 また、文書が書かれた画像も公開し、その中で、具体的な中身には触れなかったものの、報道について「多少脚色されたデマもありながら、ほとんどが既に公表している事実で、当たり前とは程遠い想像を越えたイカれ少年期を過ごしていましたため、弁明の余地もありません」と認めた。


しかしこの言明には賛否両論が分かれるところで





というご意見もあり

私くらいの年齢から上( つまり40歳以降 )の方からすれば

「不意に出て来た今時の売れっ子芸人さん」という評価でしかない



私も正直この兼近氏が好きでも嫌いでもなく

芸人にしては随分と垢抜けていて本当に遊び好きそうなお兄さんだなと

ボンヤリ思った程度である



今ここに来て

何故こうした弁明をさせられたのかがラグナ選定の肝になった













現在のダシャーは「金星-ラーフ-水星期」であり

今まさに進行中のスキャンダラスな光景の発端は

ナヴァムシャを獅子座ラグナとした場合に分かりやすい





ラーフとコンジャンクトした金星は木星と星座交換し

木星と対向した9室の水星も11室の火星と星座交換し

星座交換した火星と水星はヴァルゴッタマになる強烈な特異相だった





つまり

3室5室と9室11室の相当に強い潜在運がダシャー上で励起され

「芸能業・文化活動」を指す木星・金星は星座交換でより強調され

それらに対し

水星を介して火星・土星・ケートゥという凶星群が時運で凶意を露悪していたのである



5室射手座は

星座交換でラーフがディスポジターの木星とコンジャンクトしたようになり

木星と仮想的に相対した11室の火星自身も星座交換し

11室で定座したように働く水星には更にヴァルゴッタマのケートゥが伴う



その水星は本来の位置で減衰の土星とコンジャンクトするが

この土星に対し火星が星座交換で仮想的に接合してしまうため

土星がニーチャ・バンガのようになりながら

対向から星座交換した8室支配の木星が高威力なアスペクトを与えてしまう



つまり「6室対8室」の犯罪的な絡みが

ダシャーを通じて複雑な配置上の力学になり

今この時に顕現しているのである



(月をラグナにするとなお分かりやすく

射手座ラグナで最悪な機能的凶星の金星が

ラグナロードの木星と星座交換して

対向の7室双子座で生じた火星・水星・ケートゥに凶意をもたらしており

特に水星は肝心な7室10室支配のため

「金星・ラーフ・水星」の全ダシャーが強く絡んだ配置において

ラグナロードの木星と水星に金星の担う6室11室の暴威が襲い掛かっている)





ラーシにおいても

3室蠍座に生じたダブルトランジットが「メディア( 3室 )上でのトラブル」を惹起し

3室支配の火星は8室も支配した大凶星で

現行ダシャーの金星水星とは星座交換でかなり強く関わり

火星の対向位置に住むラーフはもちろん

星座交換したことで8室から11室に4室目のアスペクトを起こし

余すところなく全ダシャーを3室8室の悪意で傷つけている様子が見て取れる




その過酷な少年期とデビューまで




中学の時に両親が離婚し、姉・兼近・妹は母親に、兄は父親にそれぞれ引き取られたと言う。
定時制の高校中退。妹のため仕事を優先して自主退学した。兼近本人は「いと頭悪し」と話している。定時制高校在学中から妹の学費を稼ぐために朝は新聞配達、昼は建設業のアルバイトをしていた。


彼の過去を紐解いてみると

何とも壮絶で同情心が沸いてくる来歴の持ち主だった





重要なバイオロジカル・ファクトの兄姉と妹の存在は

11室( 兄・姉 )支配の月が

兄姉の表示体で同じ象意を持つ木星と星座交換し

11室に月が定座したようになる所見で証明でき

一方でラグナロードの水星も

3室支配で弟妹の表示体の火星と星座交換して

妹が在る事実の説明になっている



そして2室( 生家の財 )支配の金星が10室でケートゥと火星に傷つけられ

月をラグナとした場合でも

2室牡羊座で6室支配の高揚した太陽が

ディスポジターの火星と4室( 家庭 )支配の水星を損なう配置こそが

少年時代の悲惨な窮乏生活の証左になっている



――兼近さんは、かなりたくさんのバイト経験があると伺いました。今、パッと思いつくものを挙げると、どんなバイトがありますか?
たぶん50種類くらいやったから、もう記憶が曖昧なんですけど、中学の時は新聞配達(※労働基準法第56条例外より)をやっていて、中学卒業後は、いろいろ掛け持ちしてました。ファミレス、コンビニ、焼肉屋、たい焼き屋、たこ焼き屋……飲食店はほぼやったと思います。あとは、テレアポ、カラオケ、パン工場、鮭の缶詰工場、車のネジを作る工場。バーテンダーやベビーシッターもやったし、やってないバイトが思いつかないっすね(笑)。
――おお~! 最初にバイトを始めたキッカケはなんだったんですか?
うちは長いこと母親が1人で養ってくれていたから、家がすごく貧乏だったんですよ。兄弟もいたし。だから、家計を支えたかったんですよね。それで中学生でもできるバイトを探して、学校や役所に許可をもらって、朝、学校に行く前に新聞配達をやってました。でも、当時は家が貧乏だっていうことがコンプレックスだったので、働いてることを友達にバレたくなくて。バイトのせいで遅刻しないように気をつけて、こっそり働いてました。


彼は生家がとても貧しく

妹を持つ立場からも家のために働かなければならず

中学から新聞配達を始めて定時制高校を中退してしまってでも

数限りないアルバイトを経験したという



その後、学校を辞めてバイトに専念するも、“力仕事”のアルバイトも3カ月で辞めてしまったと告白した兼近。「めちゃくちゃいじめられて…」と理由を語り、工具でヘルメットを叩かれたり、ローキックを入れられたりと暴力を受けたことも明かした。
さらに、パン工場のアルバイトも自身の年齢や金髪などの容姿、自身のサボり癖から、「パン作ってるときに、みんなが喋ってるのが“全員オレの悪口言ってる”っておもっちゃって…」と疎外感を感じていたという。
兼近は「(パン工場は)今思えば多分優しかったんだけど、精神的に病んでたんだよ…」と当時を振り返った。
この兼近の暴露にファンからは「つらい経験をたくさんして今の優しいかねちーがいるんだね」「15歳でその経験はきつすぎる…」「聞いてるだけで泣けてきました…」など、様々な声が上がっている。


その頃というのは

「水星-土星期」の後半からケートゥ期の前半にかけてである









水星がラグナになると

ディスポジターで8室も支配した火星と水星がドゥシュタナの星座交換になり

その絡みに5室支配で高揚した太陽が巻き込まれて

「学校生活(≒太陽)が相当に荒んでいて不良真っ盛り」な様子である



それが悪いとかではなく

幼いながらも気合いを入れていないと耐えられないほどの激務( アルバイト )が続き

周りの同級生に対して素直なままでいると私生活の内実を知られてしまうので

仕方なく彼は自分からヤンキーを気取っていたらしい

( 水星と絡んだ土星は水星の10室目でマハープルシャになった「ツッパリ」の所見だ )



単純に月をラグナにしても

2室目で起きた星座交換は2室9室と4室7室の絡みで

そこに6室支配の大凶星になった太陽が高揚で強く障害を与えている



2室と4室は家の中の様子や実の家族を指し

7室や9室は人間関係とその境遇に対する心情を意味する



それらを傷つけ壊してしまうのは

「父親」の表示体たる太陽

即ち幼少期には母子家庭だった兼近家の窮乏と

そうした不遇をもたらしたのが父親だった男性を意味する

(「水星-土星期」になった13歳過ぎに父親が母親と離婚している)



水星をラグナにすると4室(母親)はまさに月が支配し12室で星座交換してしまう



その月と木星両方に5室から土星が定座の凶意で傷を与えており

母本人も必死になって働いているといった様子だ

(そもそも木星は本来のラグナから見ても4室支配で実母の表示体になる)





両親の離婚から3年以内ほどでケートゥ期が始まるが

基本的にケートゥ期とは「孤立と諦め」が続く人生を演じさせられる時運である





ラーシ・ナヴァムシャ両方の10室や11室という重要なハウスにおいて

ケートゥ自身もヴァルゴッタマになり

そのディスポジターが星座交換してしまう配置は

ラーシのラグナロードやナヴァムシャの11室が

ケートゥの12室的な物事の否定を余計に強く与えてくる頃だったはずである

(ナヴァムシャでは若年期で重要なハウスの2室11室を火星・土星・ケートゥが傷つけている)



即ちケートゥ期というのは

健全な自己実現(ラグナや10室や11室)がヴァルゴッタマの火星とケートゥに損なわれ続け

知性や精神性が退廃し切って常に自暴自棄のようになる時だったと言える





「ありとあらゆる困難」をチャート化したD8ではそれが如実に描かれている



ケートゥのディスポジターに当たる木星は「障害」の6室でまた星座交換してしまい

本来なら誠実な根気強さをもたらすガージャ・ケーサリでありながら

12室も支配したラグナロードの土星がコンジャンクトし

最初から最後まで全てが台無しにさせられる屈辱のドン底に置かれていた



2室11室に6室と12室が関わるのだから本当に何も残らないような有様だ





D11はそもそもケートゥ期において機能しない分割図ではあるが

念のため当時のダシャーの配置を見ると

やはりケートゥが住む4室蠍座は12室支配の月と6室7室支配の土星がコンジャンクトする



減衰した月を土星が余計に傷つけて

それらは機能的にもドシュタナの象意のペアになり

ディスポジターの火星は11室の本質の9室も支配する吉星だったにも拘らず

5室に住んでアスペクトを受けられないため

「前向きに骨折り損を続ける」しかない時だった



こうしたケートゥ期のあまりに無残なカルマの責め苦が兼近大樹の正気を失わせた





幼少期、ティッシュにマヨネーズを付けて食べていたほど極貧の生活を送っていた兼近。最終的には高校を辞め、家族のために働くこととなったという。
そんな時に「知人X」に誘われた兼近は、軽い気持ちで夜の店のボーイの仕事を開始。そんな仕事の中で、何気なくやっていたことが女性への犯罪斡旋として法律に触れており、20日間の拘留の上、5万円の罰金刑となった



人生で初の法律違反( 逮捕 )を経験したのである






改めてその時運の配置をD8に照らすと

ケートゥのディスポジターは6室で12室支配の土星とコンジャンクトした木星で

6室と11室の星座交換がエゴや暴力を招いた結果として

警察権力を意味する12室支配の土星が全てを否定したのである

(特に土星はこのD8のラグナロードでありほぼ8室の表示体そのものとなって働いていた)





単純にラーシで配置を振り返っても

ケートゥのディスポジターの水星は星座交換してしまうことで

8室に火星が定座したようになり

仮想のアスペクトが11室の木星に生じている



ラーシでは

そもそもラグナ対8室や10室対8室の星座交換がケートゥ的経験になり

太陽やラグナロードの水星に火星が一方的な暴力を与えてくる所見で

「国家権力( 警察の表示体である火星 )に自由を奪われる( ケートゥ )」しかなかったのである

( アンタルダシャーの木星には対向5室で定座した土星が6室の象意を与えている )



更にその9ヶ月後─



2012年8月には、札幌で起きた1000万円窃盗事件への関与を疑われ、再び逮捕されました。




ケートゥのディスポジターの水星は土星と絡んだ配置で5室6室の象意が10室と関わる



土星と水星の相関だけでも説明が成り立つが

水星とコンジャンクトした高揚の太陽が12室支配で8室に住み

公的な施設などの表示体がドゥシュタナを支配してヴィーパリータになる配置は

おそらく「拘置所」を意味している所見になっているはずだ

(この時に太陽は水星の星座交換で火星の凶意を受けるためかなり暴力的な抑圧を意味する)





再びD8を診ると

最初の逮捕を経験した木星土星の絡みに対し水星はしっかり絡んだ位置で

ケンドラの相関はつまり土星が水星にアスペクトしてしまうことになり

水星はこのチャートでまさに8室を支配して8室の本質である3室に住む



随分と正確かつシンプルに説明できる時運となっていた



その後は



拘留中に友人から差し入れされたピース・又吉直樹の著書『第2図書係補佐』を読み、「芸人になりたい」と初めての夢を持ったという。
自身を逮捕した刑事に「芸人になりたいなら東京へ行ってみたらどうか、今までの友達とは縁を切れ」と言われた兼近は、地元で自分が死んだという噂まで流し、過去を抹殺して上京。


収監された拘置所で芸人・又吉直樹の著作を読んで芸人への憧れを抱くようになり

出所後2013年の時点で吉本興業の養成所に入塾し

翌2014年には正式に芸人デビューしているようだ



この芸人デビューというのが時運上で重要な転換期であり

というのはこの時がケートゥ期最後のアンタルダシャーの「ケートゥ-水星期」だったからだ






言うまでもなくそれは金星期へのフライングが始まるダシャーチッドラで

ナヴァムシャが秘めていた木星と金星の強烈な星座交換が影響し始めた頃に当たる



冒頭でも述べた通り3室対5室( また10室対8室 )で月から見るとラグナ対11室である



主要な分割図では金星がラグナに住むチャートが無いが

人生の本質たるナヴァムシャで最高潮に理想的な星座交換を繰り出し

ダシャムシャは月から見て2室7室支配で5室に住みダーナ・ヨーガとラージャ・ヨーガを組む



月から見た強い吉意の配置が本来のラグナからは8室在住で即ち「芸能業」を意味する



金星の手前7室で高揚したマハープルシャの木星は

金星のディスポジターの太陽のそのまたディスポジターである





金星を通じたファイナルディスポジターが10室の本質たる7室で高揚するので

来年9月初旬から始まる木星期のアンタルダシャーは

今回の騒動の余波を打ち消す再ブレイク到来の復調運の時だ





ラーフは対向した火星と共に双子座射手座軸でヴァルゴッタマであり

その配置の時運が過ぎる残り1年7ヶ月が

兼近氏にとっての閑散期になることが確実だ




各々のダシャーロードのナクシャトラを確かめると

金星はラーフが支配する「アルドラー」で

ラーフは太陽が支配する「ウッタラ・アシャーダー」である



金星は火星に傷つけられながらも9室と10室が絡む最高のラージャ・ヨーガを備え

太陽は12室支配で8室に住んだ高揚の配置であるため特異な逆転的辛勝運となる



少しばかり長い忍耐の時間をたゆまず粘り通すことが何よりだろう



私も最初はこの彼を誤解していた方だったと思う



しかしジョーティッシュを通して彼が苦境を戦い抜くしかなかった人生は十分証明できた

諦めず芸の道を歩み続けてほしい



以上

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