あれから私は
断末魔のように思い詰めた自らの記事を見直してPCの前で小さく反省している
今では貧乏性の心持ちが治せなくなり
悪い可能性は少しでも心に留めておくべきだと考えて
あれくらい極端な読み方をつい推し進めたという結果だった
試しにまた今回も最も近しい相手である実姉や母のチャートのダシャーを
私のこれからに照らし合わせてみる
実姉の現行ダシャーは「金星-月-ケートゥ期」で
あと2週間程度でプラティアンタル・ダシャーが金星期に移る
金星がラグナになると
3室10室支配のマハーダシャーロードが12室に逆行してしまい
仮想的なディスポジターの月が「途絶」の8室に位置してトリコーナの絡みになる
ダシャー上で明確に絡む金星と月は
月自体がラグナになっても金星の側が3室8室支配で同様の結果をもたらすマラカになり
月の6室目から5室目の蟹座に逆行して月と強く絡んでしまう
やはり重要なのは
ダシャーラグナの金星が3室支配になったり
月がラグナになっても金星自体が3室支配のマラカになってしまうことだ
何が言いたいかというと
3室というのは本人から見た「弟・妹」であるため
結果的に実姉の時運が私の時運の影響下に置かれた所見になるという事実である
5月1日の夜から始まる次のダブルトランジットは
実姉のD1においても至極単純な「物事の行き詰まり」を暗示していて
3室12室支配の木星が高揚のケートゥとコンジャンクトして11室の象意を否定し
それらのディスポジターは7室( 10室から10室目でその本質 )で減衰した火星であり
火星とは即ち本人の「弟・妹」の表示体に当たる
実姉本人にとってのステータス( 11室 )が
私のせいで完全に損なわれようとしている時が迫ってきている
なかなかどうして
状況は厳しいままである
ナヴァムシャの方は
ラグナに住んでナヴァムシャ全体を励起させる金星が12室に逆行して定座してしまい
本来の位置からでも絡んだ月は2室( 本人の家族や兄弟 )を支配して4室に住む
12室的な経験がダシャー上で私や私の母にも降りかかるという所見で
依然として不穏当な雲行きが続いて行く
現在のプラティアンタル・ダシャーのケートゥ期は
ディスポジターの木星が月とコンジャンクトしながらケートゥにアスペクトバックし
今すでにプラティアンタル・金星期と同等の時運となっている
今からほぼ1ヶ月後の4月24日にはスークシュマ・ダシャーが太陽期になり
そうなると実姉のナヴァムシャではラグナで太陽が金星とコンジャンクトし
双子座ラグナで太陽は「弟・妹」を指す3室の支配星であるため
その時がいよいよ有事的な臨界点の入り口なのかも知れない
過去の検証からラグナが水瓶座で確定している実姉のシャスティアムシャは
ダシャー上の絡みが十全ではない
シャスティアムシャのラグナが正しい場合に使えるナヴァナヴァムシャでは
火星と星座交換した金星が月と太陽の両方に絡んでおり
高揚した太陽は「失業」を意味する5室支配なのでやはりまた懸念が見えている
しかしながら定座の月をラグナにすると
火星は10室支配のヨーガ・カーラカになって11室支配の金星と星座交換し
金星の伏在する4室に向けて2室支配の太陽が10室から高揚のアスペクトを与える
吉凶混合で物事の転じる矛先が乱れて一進一退のようになる時運でもあり
双子座から木星が火星( と金星 )にアスペクトで保護を施してもいる所見から
僅かに希望的観測が温存される様子だ
( 正しい技法であるか定かでないが
このD81で3室双子座を私のラグナとして読み換えると
6室支配の火星と12室支配の金星がヴィーパリータの星座交換を起こし
絡んだ月は双子座から2室で定座した吉相となり
月と絡んだ太陽は双子座から3室目を支配して11室目で高揚する妙に強い配置である )
そしてやはり1年ほど前に検証済みの実姉のナディアムシャでは
金星はまたも3室( ≒私 )支配で木星と星座交換して高揚しながら月と絡み
太陽は月の7室目に住むことで全ダシャーが関わり合って時運が励起される
金星が10室も支配して8室支配の木星と最も深く関わり
月は「11室に住んだ12室の支配星」でこれもステータスの損失を暗示し
月と対向した太陽はマラカの土星ともコンジャンクトしていてかなり不味い
月の住む双子座をラグナにすると
今度は太陽の方が3室支配で私を指す表示体になり
12室支配で高揚した金星や8室9室支配で完全に失業をもたらす土星と絡んでいる
運命を示す地図上で
逆に迷子になる時が近い
最後に母のラーシとナヴァムシャを確認しておく
ラーシではダシャー上の絡みが全く起こらない一方で
ダブルトランジットは9室蠍座に生じてそこに住む金星は3室8室支配のマラカである
10室を失うハウスでマラカの凶意が励起される場面が巡って来ている
今も「顧問」としてごく僅かな報酬を得る末席の役員たる母もまた
やはり例外なく局難に巻き込まれていく様子が見て取れる
過去の検証で天秤座をラグナと見なしたナヴァムシャでは
ラーシとは真逆の有意な所見となっていて
ご覧の通り全てのダシャーが星座を通じて絡み繋がっている
9室12室支配の水星は
孫を持たない母から見て私や実姉の表示体になり
それが8室に住むこと自体が悲運を意味しつつも
12室が8室と関わったヴィーパリータとなって復調し
ディスポジターの金星は
逆行しないシャシャ・ヨーガの土星からアスペクトされ
金星のディスポジターの木星は例外則になったヴァルゴッタマである
この特殊な逆転運を孕む木星が肝心な時運の本質だろうことは明確で
吉星の金星と凶星のラーフに挟まれてカルタリ・ヨーガにはならず
太陽はもちろん火星も土星もアスペクト出来ないので
「例外則のヴァルゴッタマ」として純粋に働くことになる
何やら母自身も突然の転機を迎えて不本意な立ち位置に鎮座するかのようだ
結局は早合点なのかも知れない
油断しないに越したことはない
私の頭上で事業譲渡の案件を推し進めるコンサルティングと銀行の進捗を先ずは待つべきだ
何もせずにいた祝日の今日は
おかげで落ち着いて考え直すことが出来た
何事も必要なのは時間である
以上
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