top of page

神田沙也加氏の急死を検証する

執筆者の写真: 鹿村文助鹿村文助

更新日:2022年3月24日






今朝になり衝撃的なニュースに目を疑った





歌手の松田聖子氏と俳優の神田正輝氏の実子である女優・神田沙也加氏が急逝したのだ



昨日18日の昼頃

神田氏は出演する舞台公演の出向先だった札幌市のホテルで倒れているところを発見され

市内の病院に緊急入院したが昨日の午後9時40分頃に死亡したという



以下に本人のチャートとそれに対するトランジットを対比する








この出生図に対し





上記のトランジットが凶意の影響力を極限まで強めていたようである





本人のダシャーとトランジットを確認したところ

「月-土星-木星期」に対し2室(マラカ)天秤座にダブルトランジットが起こるという相関だった



火星は出生図の土星にトランジットし定座の強い影響力で5室の「メンタル」の象意を傷つけ

土星も山羊座にトランジットして定座の凶意を火星に浴びせるタイミングだった




乙女座ラグナではほぼ完全な凶星で最も避けるべき火星と土星が関わり合ってしまっている




単純にラグナから見ると3室8室支配の火星と5室6室支配の土星が星座交換し

生来的凶星同士が「6室対8室の絡み」で最も不運な条件を増悪する時運であり

トランジットの木星が本人の出生図にリターンすることで

機能的凶星の木星が7室支配のマラカとなって

8室(寿命)支配の火星へ逆行する配置を強調したのかも知れない



一方で月から見ると火星と土星は4室対6室の凶意の星座交換で土星は7室支配となり

機能的にもしっかり凶意を帯びてマラカとしての威力を発現してしまっているようだ



トランジット上では土星が本人の出生図にリターン(星座交換で土星が仮想定座のため)して

機能的に凶星化した土星の抑圧感で火星が持つ8室の「寿命」の象意が極限状態となったり

出生図の火星が高揚して8室(突然の出来事)の猛烈な凶意で12室在住の月にアスペクトしたり

本人の精神状態が生涯で数度しかないほどの苦悶に満たされたとも思える



また12室在住の月は対向の水瓶座在住の木星としか相互関係がない配置であり

11室(強い暴力・大怪我)に対し7室(マラカ)の絡みが生まれる所見に対し

木星のディスポジターの土星は8室支配の火星という最悪の凶星に傷つけられていた時局だ



マハーダシャーの月期は8室と同じくらい凶意のある孤独の12室でそれを実感する頃合いだ

本来的に月がケマドルマ的な弱さを含んで12室在住のため

漠然とした孤独と悲哀が慢性病のように絶えない人生だった様子である



私は神田氏と同い年でもありこのショッキングな知らせに頭がフリーズするかのようだった



何があろうと自殺だけは防がれるべきだった

私はジョーティシャーとして誰にも苦しみを打ち明けられない方の味方でいたいと思う



自殺だけは絶対にいけない



神田沙也加氏のご冥福をお祈り申し上げます


以上

 
 
 

Comments


bottom of page