最早弁明できる余地もなく永年の悪意が自業自得へと実ったビッグモーター
個人情報を含む所謂「まとめ記事」が出揃うのを待ってみたが
当該不正事案の張本人とされる現・副社長の出身地が不明なままである
1976年(昭和51年)1月 - 山口県岩国市に兼重オートセンターを創業。
ネット上で伝えられる創業者・兼重宏行は
「1976年1月に個人事業で中古車販売店を開店した」等とされ
出身地は山口県岩国市とのことだった
その実子と目される副社長・兼重宏一の生年月日は「1988年7月17日」と伝えられ
同時期はまだまだビッグモーターが山口県岩国市を拠点としていたはずであり
見なし判断として副社長も岩国市の出身と仮定しラグナ特定を試みた
副社長兼重宏一については以下の通り
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2023年7月6日、自動車保険の大規模な不正請求が明らかとなった。2022年3月に内部告発で問題が明らかになり、その後の報道や損保会社からの要求を受け、2023年1月30日に特別調査委員会を設置した。
不正請求は5年以上に渡り行われており、15年8月から18年2月に在籍した板金や塗装部門の元本部長の指示により開始されたとみられ、「@(アット)」の隠語で修理の粗利に対して組織的な圧力をかけ、不正行為が横行していた。
問題の核心である「修理依頼者から預かった車両を故意に傷つけ見積りを水増しする」手口は
2015年8月から既にあったそうだ
宏行社長のD60を山羊座ラグナと想定すると現場への同調圧力の意思が明らかに認められる
「水星-水星-土星期」は
2室( ≒従業員 )に住み6室9室支配で10室的な営為に凶意をもたらす水星に土星が絡み
水星は土星から10室目に住むため土星がアスペクトバックしてしまい
土星がラグナロードとなれば6室9室の意味する「不正」を本人( 社長 )が指示したとも読める
その後10月半ばに始まる「水星-ケートゥ-ケートゥ期」も同じような所見になり
ケートゥは5室( 10室から8室目で「途絶」の象意がある )に住んで火星土星に傷つけられ
ディスポジターの金星も土星からアスペクトされ
金星はまさに7室( この場合は社内環境 )で定座の月とコンジャンクトして強いが
そこへ4室の木星が逆行して定座並みになった機能的凶意をアスペクトしてしまう
これだけでも不可抗力的辞令を強行していたことが容易く想像できる
ナヴァムシャも尚更に「悪意」が明示されていて
マハープルシャ・ヨーガの水星は二重にケンドラ支配でマラカになった凶星であり
水星にアスペクトできてしまう土星も2室3室支配でマラカとして働き
致命的なのは土星が火星と星座交換して減衰したまま強いので理性が働かないのである
( 図らずともこの星座交換は私の亡父のそれと全く同じで父もまた遵法精神が薄かった )
アンタル・ダシャーがケートゥ期になっても水星がそのディスポジターなので結果は同じだ
ケートゥが10室に住んでおりわざと故意に自らの信用を「なし崩し」にして粗利を稼いでいた
他方で水星とケートゥ( とディスポジターの太陽 )はラグナでパーパ・カルタリになり
客から預かった車両を「慰み物」にすることには少なからず良心の呵責があったらしい
1976年(昭和51年)1月 - 山口県岩国市に兼重オートセンターを創業。
権力を欲しいままにする兼重宏行にもかつては誠実な立志が生きていた時が確かにあり
地元岩国で中古車販売業を創始した当時は随分と運が味方していたのが分かる
午前6時までの出生であればダシャムシャは牡羊座ラグナで
ラーフのディスポジターの月がまさにラグナに住んで念願が確実に叶う頃だった
「家」の象意を持った4室はこの場合に自前の社屋や独自のキャリアを意味し
ラグナの月に対しては7室で星座交換した火星もその時運の発展を励行していたようだ
つまり少し前の「ラーフ-月-火星期」はラグナロードが強くなってアスペクトバックする時で
理想と情熱が最高潮のままに事業創立の門出を迎えていた様子が見て取れる
そして本当にそのビジネスが快進撃を開始したのは
1978年5月からであり現行社名の「ビッグモーター」はこの時に生まれている
ダシャムシャでは木星期になると木星がラグナに逆行し
7室で定座するように強いラグナロードの火星とラグナ対9室のラージャ・ヨーガを組んだり
火星が本来支配する8室の象意と木星の担う12室の象意がヴィーパリータを繰り出したり
あるいは単純に5室支配の太陽が高揚したりしてビギナーズラックが全開だったとも言える
ナヴァムシャは手放しで褒めちぎれるほど理想の所見で
ラグナでマハープルシャの木星には対向した水星も10室支配でマハープルシャである
仮にナヴァムシャが射手座ラグナでないようなら
木星期の後のより更に高位安定な土星期は実利を指すダーナ・ヨーガ以外の絡みになり
木星が土星にラグナからアスペクトできることで機能的にも吉意を恵む配置ではなくなり
次々と同業他社を買収し拡大していく時運があまり説明できない
しかしラーシをよく見ると獅子座ラグナの場合に土星と木星は「6室対8室の絡み」で
木星は7室に逆行してグル・チャンダラ・ヨーガのようにもなり
土星期が本格化する「土星-水星期」の頃には機能的凶星でディグバラの水星が露悪し始め
ある種の暴力を促す水星に木星が逆行してグル・チャンダラの凶意を8室的象意で与える
創業者・兼重宏行の人物像の本質は
2室に住むグナティ・カーラカの土星に木星が蓋をするかの如く働く所見の悪辣さだと言える
土星は6室7室支配で「乙女座的な老婆心で口うるさく意見してくる従業員」( ≒2室 )を意味し
ディスポジターの水星はラグナで定座した太陽やケートゥに巻き込まれて封殺されてしまう
その土星と水星の両方に絡んで来る逆行の木星は機能的吉星でありそれほど凶意が無いが
この場合は「組織的運営・秩序」の水瓶座でグル・チャンダラ・ヨーガのようになり
それが土星の担う6室の象意や「従業員」を指す2室支配の水星にアスペクトし
明らかに誤った思想を経営哲学のようにして声高に吹聴する非道ぶりを生み出している
そしてそのグル・チャンダラの具体こそが実子の宏一だ
せっかく9室双子座で水星が定座して「顔が広く明朗な父親」に恵まれているのに
3室で逆行し悪性化した土星と2室7室支配で明確なマラカの火星が吉意を損なう
今更な話だが
この数日間で散々に暴露された一連の実態は
副社長・宏一の5室水瓶座のラーフにアスペクトバックする土星が逆行していたり
2室7室支配でマラカの火星が「目下の相手( 従業員 )」の6室に住んで強い座相になり
ディスポジターの木星も8室でヴィーパリータを帯びる所見で説明できる
マラカの火星が6室に住み争いごとをむしろ好き好む性格で
それも水の星座の魚座であり「何を考えているか分からない」危なっかしさがある
火星のディスポジターの木星が金星と組む「6室対8室の絡み」が
ラグナロードとウパチャヤ支配の生来的吉星で強烈な発展力・拡大力をジワジワ生み出し
それがやはり8室優位の所見であるため父親譲りの理性の無さが滲み出ている
やっと22歳で大学の学部生を卒業しないうちから父・宏行の計らいで子会社の取締役になり
その時の時運はダシャムシャを牡羊座ラグナとすると端的に分かりやすかった
ケートゥのディスポジターの木星と金星は相対し
シャシャ・ヨーガになった土星は射手座に逆行することで木星と星座交換する
しかし職業の表示体の太陽と共にケートゥは12室に住んで「実態が無い」ことを強調し
当然ながら「創業者の倅( せがれ )様」として名ばかりの役得に預かる典型的なパターンである
「年収5000万円」と称される地位と財の強大さはこの木星金星( と土星 )の関わり合いであり
5室に住み2室7室支配でダーナ・ヨーガの金星とまたダーナ・ヨーガになった木星が絡み
山羊座で2大凶星がマハープルシャとなって閻魔大王の如き鬼畜風情を醸す土星火星が
11室と5室に定座や高揚の威力を与えてより一層に財運を底上げしている
( 土星は星座交換で11室に伏在し火星はそのままの位置から金星にアスペクトする )
同時期をナヴァムシャで確かめても
やはりケートゥは10室の結果たる7室に在りディスポジターの金星と絡みを作り
「自らの立場・キャリア」の4室でコンジャンクトした太陽は5室支配のヴァルゴッタマで
「発言ばかりが大声でうるさい割に実際的には虚業そのもの」( 7室のケートゥ )である
「ビッグモーター取締役に就任」したとされるその当時の時運は
主要なチャートに絡みが起こっていなかった一方で
シャスティアムシャでは2室8室軸で全ダシャーが相対する明確な所見が出来上がる
水星は8室で高揚した機能的吉星でコンジャンクトした太陽はまさに7室を支配し
木星も対向位置で定座しており「親の庇護で高い地位にたどり着く」経験を明示できている
また
「2015年6月にMBAを取得した」とあるその時期は「太陽-水星-ケートゥ期」だった
学業上の経験を写すD24では
ケートゥのディスポジターが土星で土星は金星と星座交換し太陽と仮想的に相対し
水星に対しても乙女座に逆行してアスペクトを起こす
( 互いに絡まない太陽水星は各々ヴァルゴッタマで十分に威力があり時運を励起しうる )
再びシャスティアムシャを振り返るとラグナにはケートゥが住んでおり
ラグナロードの土星は12室も支配して6室でヴィーパリータになって8室にアスペクトする
そのスーリヤ・ブッダ・ヨーガは月から11室目で起こるカルマ的な強さの配置で
本来のラグナから7室目を支配した太陽が5室8室支配で「学識・研究」を意味する水星と絡み
即ち広範なビジネスにおける知的成熟を示し経営学の実践適性を一応は備えていると分かる
兼重親子の直近の将来
今現在のダブルトランジットは上記の位置で起きている
つまりこういうことである
ラグナと3室にダブルトランジットが起こって「発言とその人柄が品評される」最中に在って
トランジットの木星とラーフが宏行社長の9室でグル・チャンダラにもなり
やはりどう足掻いてもそのモラルの低さが露見して過去の罪状が洗い出される頃合いとなる
現行ダシャーの「水星-ラーフ-木星期」はものの見事にラグナ対7室で全てが完結する
水瓶座は「マスコミ等の放送業界( 芸能界 )」を指すサインでもあり
そこに住むラーフがアンタルダシャーである限りは批判とその後追いが終わらない
もうじき始まってしまうプラティアンタル土星期は結局ラーフ期の結果でしかなく
ラーシでは木星と「6室対8室の絡み」を起こした土星が6室支配で「従業員」の2室に住み
間違いなく積年の有象無象が大火事になって猛り狂う祭りの時が近い
ナヴァムシャではハンムサ・ヨーガの木星が逆行位置から4室のラーフにアスペクトバックし
木星と対向したバドラ・ヨーガの水星に土星が容赦なくアスペクトして
木星自体も本来の位置から土星にアスペクトして素晴らしいほどに全ダシャーが絡む
5室で定座したようになる土星がマラカの水星にアスペクトしつつも
ラグナで凶意がほぼ皆無の木星が土星を厚い吉意で和らげたりしている
しかしマハーダシャーはマハープルシャになったマラカの水星である
これがどうなるかは本当に見物だろう
息子の副社長・宏一は最早ダブルトランジットを無視しても問題ないほどダシャーが悪い
月は太陽と星座交換するがそれは即ち月をラグナにするとラグナ対12室の星座交換になり
見事に12室の表示体のケートゥも一緒くたになりそこへ土星が逆行位置からアスペクトする
月と水星は絡まないが3室射手座の土星がその両方に逆行状態の凶意をアスペクトし
本来のラグナから見ても月と太陽の星座交換にはケートゥが絡み水星は9室12室支配である
私の自社本部からほんの数kmほどの国道沿いにもビッグモーターの店舗がある
( 上記写真ではありません )
今年の年末までには
日本中から
店舗が無くなっているだろうから
記念撮影でもしておくべきかも知れない
以上
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