top of page
執筆者の写真鹿村文助

浮気性の所見とは何か─広末涼子を公式出生記録で診る

更新日:2023年6月18日






先週末からすっかりネットの芸能報道がこの話題で複数の関連ニュースを追記している



私の年齢くらいまでは彼女が「悪い噂とは無縁な清純派女優( アイドル )」だったのは明らかで

過去の本人のゴシップと比べても今回は不倫の事実を公認したことが凄まじい衝撃だった





過去の男性遍歴を確認するための参考とした上記サイトでは

俳優でモデルの村田充から始まり伊勢谷友介や最初の夫だった岡沢高宏や永井大など

錚々たるメンツを経て現在の夫であるCANDLE JUNE氏と婚約し

その後にも佐藤健と単発で密会したりと全く旺盛で

3人もの子を持つ母である立場など顧みず鳥羽周作と断続的な交遊があった事実を認めた



ざっくりと調べを入れていると

いとも簡単に本人の出生時刻が記載されたソースにぶつかり驚いた昨日の今日である





これで一切合切の検証が不要になってしまったので

あとはこの記録をチャートに出力し必要に応じて各々の分割図を確かめればよいだけだ









1994年
中学2年生の頃に雑誌で見つけたCMオーディションに応募し、第1回クレアラシル「ぴかぴかフェイスコンテスト」でグランプリを受賞。


本人の芸能界デビューのダシャーは「火星-土星-火星期」のあたりだった





ラーシは火星が土星の2室目に住んで全く絡んでいなくとも

それぞれが7室と9室にアスペクトバックできて吉意のハウスが実際の経験に結び付く





ナヴァムシャはラーシよりも明快な強い絡みを持ち

トリコーナの絡みになったままラーシ同様にそれぞれラグナと4室にアスペクトを返す



ナヴァムシャが重要なラグナロードと「キャリア」の4室の象意を励起できており

ラーシでもアスペクトバックする奇遇な配置の妙が芸能界デビューを後押ししたらしい





客観的な運勢の軌跡のように働くダシャムシャはとても有意な吉意の所見で

火星は重要なラグナロードとなって5室獅子座でラージャ・ヨーガを繰り出し

火星とケンドラの絡みを組んだ土星はまさにダシャムシャの核心たる10室支配だった



特に土星は「評価・獲得」の11室へアスペクトバックするだけでなく

10室で減衰しながらラージャ・ヨーガになった木星から吉意のアスペクトを受けている



私個人の主観も含めて広末涼子という女優がスキャンダルとは無縁に見えてしまう素因は

2室でケートゥとコンジャンクトした11室支配の土星という淡泊な印象を与える配置だろう



その土星に9室12室支配で全く悪意の無い木星が保護を与える配置が

「田舎出の女の子が芸能界で地道にコツコツと頑張っている」といったイメージを醸す



彼女には昔から喋り方や立ち振る舞いがあまり「擦れていない」と感じさせる素直さがあり

当人の両親に当たる年齢層からは芸能人らしくない育ちの良い人といった好印象を持たれ

携帯電話やその他の日用品類のCMには程よく好適なアイドル女優だった



1995年
クレアラシルのCMでデビュー。6月12日、『ハートにS』でドラマデビュー。




正式に芸能界デビューとなった1995年は配置の力強さがやはり確実に吉意の経験を示し

ラーシ・ナヴァムシャ両方で火星水星が絡み水星はラーシもナヴァムシャも11室支配だ






ダシャムシャは

火星が5室獅子座のラージャ・ヨーガという華々しい配置に対し

絡まない水星が「パフォーマンス ・芸能」の3室支配で逆行位置からアスペクトバックする



アンタルダシャーが10室に住んでアスペクトバックできる生来的吉星だったのは有意だ





「独立・願望成就」の決定打を示したD11はより希望を感じさせる配置で

目上の相手からの抜擢という象意も含む8室支配の火星が芸能界を意味する水瓶座に住み

ディスポジターで「芸能・文化活動」の5室を支配した土星がまさに水星とコンジャンクトする



火星水星がトリコーナの絡みを持つだけでなく

水星は逆行してラグナで定座高揚して火星もその位置へアスペクトした複層的な絡みが生じ

ラグナに対しては7室支配でラージャ・ヨーガになった木星すらアスペクトを起こし

物質的な成功を予兆するD11で広大無辺な吉意が迸っていた時だった



肝心な恋愛遍歴や結婚の時運照合を無視しても「9:30」という出生時刻はほぼ正しいようだ




強過ぎる木星が触発する底なしの多情多感




この度は、私、広末涼子の軽率な行動により、たくさんの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを深く、心よりお詫び申し上げます。
一部、週刊誌で報じられているとおり、鳥羽様との関係は記事の通りです。
 鳥羽様のご家族に悲しい思いをさせてしまったこと、辛い気持ちにさせてしまったことを何よりも申し訳なく思っています。
 私自身の家族、3人のこどもたちには、膝をつき合わせ直接、「ごめんなさい」をしました。彼らは未熟な母親である私を、理解し認めてくれました。
 また、今回の一件により、これまで応援してくださった大切なファンの皆様をがっかりさせてしまったことも、この場でお詫びさせてください。
 みなさま、本当にほんとうにごめんなさい。
 私の憧れだった女優業を汚してしまった事実と、鳥羽様のご家族を傷つけてしまった罪を心に刻み、これからの人生を考えてゆきたいと思います。
 2023年6月14日 広末涼子


本日付けで周知された本人の謝罪文では真摯に当該の事実を認めてこそいるが

私は彼女が自らの実子とどう向き合うつもりかその意思を問いたい



ソース元のコメント欄には真っ当至極なご意見が並ぶ



本人のカルマというのはラーシ・ナヴァムシャからでも十分に査読できるが

これほどまでに怨恨や咎を残す所業はサプタムシャにも描かれているはずだ





現行ダシャーの「木星-水星-土星期」はサプタムシャで強い絡みが起こっており

水星とコンジャンクトした木星は魚座にアスペクトバックし土星は水瓶座に定座する



水星木星と対向した火星は水星木星のディスポジターでつまりアスペクトバックしており

山羊座ラグナでは火星は機能的にも凶星であるため

サプタムシャで最重要な5室からアスペクトバックする火星というのは

明らかに「今現在の母親の振舞いに激怒している子供」という所見になる



11室では3室12室支配で自由奔放な遊行癖を意味する木星と6室9室支配の水星が絡む



格下の相手( 6室 )との不純な関係であろうとも

水星が9室も支配したダーナ・ヨーガとなり

交遊する浮気相手から感謝されてさえいる様子だ



そしてプラティアンタルの土星の配置やアスペクトを見てかなり因果な絡みに気が付いた





長男と次男を指す5室7室の支配星の両方にラグナロードの土星がアスペクトしている

( サプタムシャでは5室が最初の子を指し次の子は7室をそのラグナとする )



即ち言うまでもなく「本人( 広末涼子 )の言行が子供の心身を傷つけ損なう」ことを意味し

だからこそ実子( 特に長男 )は遠慮なく母に対し怒っているのである





カルマの全体像が写実されるシャスティアムシャでは

機能的凶星の木星に逆行して絡む水星は減衰してしまった機能的吉星で

木星と逆行した水星のディスポジターでトリコーナの相関になる土星は5室を支配する



その土星は9室でラグナロードの金星やマラカの火星とコンジャンクトしケートゥも絡む



惑星集中となったその双子座と対向する射手座では月とラーフがコンジャンクトし

月は10室を支配した情動や行為の表示体となって3室でインモラルな配置を作り上げ

ラーフのディスポジターの木星は6室も支配して5室に住んだ子供の表示体である



まさに一時の色情とその行いの結果が実子との敵対や決別を思わせる配置となって円環する



「恋愛」の5室に住む木星は

6室を支配して2室7室支配の火星にアスペクトする不倫の核心であり

6室支配の木星がディスポジター( 5室の支配星/子供 )にもアスペクトし

その土星が3室に住む「痴情に溺れる」かのような月を厳しく責め立てている



ラーシとナヴァムシャで木星は必ず7室の支配星とコンジャンクトしてヴァルゴッタマだ



木星はラーシでディグバラになって7室支配の土星はアスペクトバックするので

こそれぞまさしく「平気で不倫を繰り返せる配置」だと言える



木星が5室8室支配になる獅子座ラグナは木星が強く働けば明確に性依存を生むことになる

そして土星とコンジャンクトすれば6室と8室が結びついて痴情のもつれがもたらされる



木星が極端に強ければそれは拡大し続ける欲求と行為の表示体にもなり

ラーシでは土星が7室を支配しナヴァムシャは金星が7室( と12室 )を支配するため

木星期は体が勝手に動いてしまうかのように習慣として浮気し続けるのである





ラーシで土星とコンジャンクトした木星はそれ自体が子供を意味し

6室7室支配で厄災の表示体になったマラカの土星はつまり子供の未来を損ない奪っていく





来月には早くもアンタルダシャーがケートゥ期に入るが

ラーシではケートゥのディスポジターがまさに土星であり

ケートゥは「争い」の6室に住んで12室からヴァルゴッタマの太陽に傷つけられる



太陽は広末涼子本人を指すラグナロードでありつつもメディアの表示体でもある



6室7室支配の土星はラグナで両隣を凶星に挟まれたパーパ・カルタリ・ヨーガで

子供の表示体の木星は8室を支配して土星とはラグナで犯罪的な「6室対8室の絡み」を組む



乙女座の月をもう一つのラグナとするとケートゥは5室目に位置し

土星の方が5室支配で本人の子供を指して「争い」の6室も支配するので

月の12室目でプライベートを意味した4室7室支配の木星に対し

やはり避けられない対立をもたらしてくる

( ケートゥは「裏切り」を暗示するので実子からの拒絶が現実的になる )



確実に実の子供から公然と敵意を差し向けられて困惑し

後悔と自壊の感情に沈んでいくことだろう



こんな可憐な少女が誰も想像しえない未来を自ら招いたのである



カルマとはやはり誰に対しても平等だと言う外ない

今回もまた私自身にとっての意義深い戒めになった



以上

閲覧数:212回0件のコメント

Comments


bottom of page