来世の自分を映す分割図「アシュトッタラムシャ」(D108)について






ずっと以前に最も深い分割図のD150のラグナがほぼ特定できたことで

私はかなり満足してしまっていたが

やはり改めて実用する機会が無い分割図は情報収集していれば見つかるものだ



今回は次の人生の縮図であり今生の傾向も類推できるD108をピックアップしたい







先ずD108についての概略を説明した英語サイトを以下に示す


https://nikhilastroworld-com.translate.goog/2016/12/19/how-to-see-the-next-birthd-108/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc





「2番目のトリコン」やら「3番目のトリコン」という表現は

ジョーティッシュでトリコーナ(1-5-9)の三角形がカルマの浄化と成熟になることを指す



生まれてから老いて死を迎えるまでのサイクルが12室のハウスで表象される概念に従い

過去生の写像のネガポジを反転した「魂の作用と反作用」をD12が端的に暗示する前提から

それをトリコーナの数で積算していった結果がD60やD108であると定義しているのである





D60同様にD108はより細密な秘伝の演算技法でラーシとD60のハウスの配置を累積し

各々の配置が与えた健全・不健全の痕跡が底深く凝集された結果がD108の配置だとする



※「swarashi」(スワラシ)は定座を意味し「ucch」(ウッチャ)は高揚惑星を指す※



D108はその数字の通り古代仏教的な輪廻転生の秘術で魂の成長を見通した「診断書」だ

これほどに魂の方向性やその曖昧な良し悪しを示せる占術はジョーティッシュくらいだろう






「モクシャ」とはご存知の方も在るかと思うが悟りの途上で得ていく学びのことである





非情に興味深い技法が多く述べられてある

今回はほぼ自分自身のためだけにこのD108をゲーム感覚で読んでみたい





D108は「生まれ直すべきか否か」を見える化しているチャートで

即ちそのその12室は生まれ直すという経験が否定されるハウスであり

その支配星の在住位置で残された課題と学び(=カルマの残債)が分かるとされる



私の今生でアートマ・カーラカの火星がこのチャートでは見事に12室の支配星だ

その火星は7室12室を支配して4室獅子座に住む

出生時刻の厳正さが肝心な焦点だが私はこの地球にあと4回も生まれ直す予定が控えている



そしてD108とは今生の道筋のゴール(死)の後に続く2週目のマラソンとも言えるので

2週目で未来の自分が出せるであろう良いスコアはD108の10室で示されるのである



拡大解釈になってしまうがそれは今生で自分が秘めているポテンシャルのように働くらしい



D108は有り難いことに土星が9室10室支配で最高のラージャ・ヨーガとなる牡牛座ラグナだ

10室で定座したシャシャ・ヨーガの土星は火星と対向しながら9室へと逆行している



やはり水瓶座でマハープルシャでありつつもう一つの自室へと内向するように働くので

私は来世でもそれ相応の高い地位を約束されていながらまた夢現な所在なさで生きている



その土星が逆行した9室山羊座には3室支配の月と4室支配の太陽がコンジャンクションする

新月の出生なのかどうか定かでないが来世の私はかなり繊細で複雑な気難しい性格のようだ



4室に住んだ火星は12室を支配して10室で定座の9室も支配する土星と向かい合う

9室と12室が生来的凶星で火花を散らすように厳めしい様相を醸していて酷くものものしい



来世のラグナロードの金星はまたも乙女座の「ハスタ」に住み減衰してラーフに傷つけられる



私のラーシの月は厳密には「ウッタラ・パールグニー」で「ハスタ」はラグナの位置である

この配置を見るに「まだまだ私はこの生き様を変えられないんだな」と反省する外なかった



今生の私の月は強くも弱くもないがラグナロードは太陽と火星の板挟みで強く傷ついている



D108ではラグナロードの配置自体が傷ついた所見でそれ以外の凶意のアスペクトがない

ただしその金星のディスポジターの水星はD1と似たように逆行の火星土星と絡みを起こす



D1で月のディスポジターの水星は10室で定座して強いにも拘わらず太陽と火星が傷つける


太陽は12室を支配した生来的凶星で機能的にも凶星化し火星は3室8室支配の大凶星であり

月は4室目と10室目に丁度ディスポジターの水星と火星と太陽が住みケマドルマを回避する



月は凶意のヨーガを受けずに済むが4室目の火星がヴァルゴッタマで太陽はディグバラだ

これではケマドルマ・ヨーガにこそならないが理不尽な心的困難はケマドルマと大差が無い



月の2室目で定座する土星は逆行してくる上に月のケンドラには水星しか住んでいない



月の2室目か12室目に星が住めばそれだけでもケマドルマはバンガされるが

私のD108の月には土星が逆行してきてしまい月には7室目から水星が対向してくるだけだ

おまけに水星はラグナロードの金星のディスポジターで火星と土星の両方が絡んでしまう



来世の私も負けず劣らずハンディキャップが生きたまま「悪目立ちしやすい」チャートである



しかし来世の人生は福徳もちゃんとあると見えて木星とケートゥが良い配置を実現している

木星は機能的凶星だがラグナと対向するため金星が弱いニーチャ・バンガとなり

木星は11室へアスペクトバックすることでそこに住むケートゥが吉星化し11室が守られる



4室獅子座に住む火星はその木星に牽制球を投げるようにアスペクトして12室の象意を与え

木星がディスポジターからアスペクトを返されてマイルドな抑制を受けた状態となる

そして木星は9室目のアスペクトを水星に与え陰鬱気味な知的精神性が内向し過ぎずに済む



第三者からは賢いと思われても実際は大いに不器用で心的徒労の多い様が今の私と似ている

7室の木星は性別に関係なく交友する相手が尽きないことを意味するが8室11室支配の凶星だ

時に相手から利用されたりしながら一長一短な関係が続いていくのも今生のそれに等しい

去年まで泥沼状態だった私の8室のラーフがもたらす経験とよく似ているのが7室の木星だ



D108の7室の木星はD10のラグナと同じでアートマ・カーラカの火星や2室双子座が有意だ




ラーシでアートマ・カーラカの火星が住むナクシャトラにD108の月が住んでいる



「ウッタラ・アシャーダー」は蟹座の「プシュヤ」によく似て誠実で利他的な性格に恵まれる

今生のアートマ・カーラカが住むその「ウッタラ・アシャーダー」の支配星は太陽である



そして太陽は月とほぼ1ハウス分ほど離れているが太陽のナクシャトラは「ダニシュター」で

奇遇というか何と言うかその支配星はまた火星である



月はそのナクシャトラの支配星である太陽とギリギリ同じ山羊座に住んでシナジーを帯びて

それが9室であるため来世の私は根強い克己心で勤勉に何かを学んでいる様子だ

ラグナロードの金星も5室(学問)で減衰し6室の象意が失われてパラーシャラの例外則になる



その頃の私は余計に気難しく憂鬱質だが自立心(自律心)が旺盛で職人肌の気性で生きている

4室に住む火星も3室蟹座へ逆行するので減衰してしまうような弱さがあるが

3室で減衰するのでパラーシャラの例外則のようにも振舞う潜在力が期待できそうだ



また面白いのは9室山羊座を父親のラグナとして見た場合の配置の強さである



7室支配の月と8室支配の太陽がラグナに住み公私の区別が無さそうな生活ぶりで

ラグナロードは2室で定座しながらラグナに逆行してマハープルシャのようになる

ヨーガ・カーラカの金星が9室で減衰のラージャ・ヨーガになって3室にアスペクトし

ケートゥの住んだ3室は魚座であるため何やら宗教家か創作芸術を職業としているらしい



その評価と実際の支持が随分と熱烈な様相で

11室蠍座に木星が住むだけでなく木星のアスペクト位置へと火星が逆行し

火星そのものも4室目のアスペクトを木星に起こしながら減衰してしまうように振舞うため

8室獅子座の火星という激越的な狂気が猛るはずの配置が慇懃な信仰心へと変容している



火星の粗暴さが木星に鎮火されて毒気の無い熱意になっていて

山羊座から見た7室には6室9室支配の水星が住んで木星からアスペクトされ

その水星のディスポジターの月はラグナの山羊座からアスペクトバックする





明らかに夥しい数の信徒を率いる大教団の首魁たるグルか何かのようである





↓思わずこちらの御方を連想してしまった↓

パラケルスス - Wikipedia




しかし問題は

そうした深遠さが過ぎる思想を掲げ生涯を終えて行く人物に何故か子供が在るということだ



だからこそ来世の私の実父に当たる人物は

そのラグナの山羊座から9室目で5室支配の金星が減衰し更にラーフから傷つけられている



ほとんどグル・チャンダラ・ヨーガに等しい所見が出来ており

来世の私は今生同様に父を拒絶し憎悪するようになっていくらしい



それもそのはずである



来世の私の実母に当たる4室の火星は来世の父を指す山羊座から8室目で減衰同然に働く



つまり次の人生で私の父となる人物は平気で公私混同をやってしまう二律背反の有る人物で

随分と信仰心の厚かった若い女性の信徒を自分の妻にしてしまっている可能性がある

(母親は月でも表意されるため9室で新月の配置のは母が心神喪失気味の女性である示唆だ)



また4室とは本人(来世の私)が暮らす生家の状況を客観的に指すが

「家の中」を意味するはずの場所で7室と12室の象意が同時に働きながら減衰するようになり

厳かで神妙な勤行か何かを行いに来る人々の集いを暗示していて

おそらくその人生では私の家が教会や道場のような「アシュラム」になっているらしい



早い話が来世の私の家は父の居城同然の見目麗しい伏魔殿として観る者を憚らせるのである




一体どういう理想を掲げる宗教なのやら




これでは私の居場所などないだろうし自分をありのままにさらけ出せる自由が見当たらない

だから私のアートマ・カーラカの火星は4室に住んでいながら減衰の星座へ逆行している



4室は私のメンタルを映してもいるから7室12室支配で減衰するようになる火星は

「それまでの人生を清算し突如として生家を出て行く」ことになる所見でもあるのだろう



その結果どんどん家の外での人生を謳歌するようになり

3室に住む2室5室支配の水星が旺盛に働き

その位置へ逆行してきた12室支配の火星と呼応して知的個性を発揮するのかも知れない



然してまたその来世の私は他者から見た時にまさに9室に住む月がラグナになった状態だ

9室に月が住むために結局は父を嫌悪しながらも長い人生の中で父と相似した大人になる

月は9室から3室へアスペクトバックするので故郷を離れ異郷の地で学びに励む様子である



今生の私の過去生を指すD12の12室で明示されるのは私がカルマの影を父に見ている姿だ



D12の12室は直前の過去生を意味しそれが男性惑星であれば過去生は男性であり

私のD12は木星と土星が10室対12室の星座交換を起こしていて

土星が住む12室魚座は亡くなった私の父のラグナに当たるため

まさしく逝去した父が私の過去生の姿を演じて見せていたと判断できるのである





要は同じことを私は来世でも繰り返しているらしいのである





このD108が正しければ私がこの3次元の物質界を超越できるまで物理的には数百年かかる




今なおご健在のラオ太師(シュリK.Nラオ)曰く

「今生の全ての出会いは過去生から引き継いだリナーヌ・バンダというカルマの鉄鎖である」

とのことだ



『ラオ先生が書いたインド占星術の教科書~占星術が明かすカルマと輪廻転生』|ジョーティシュ.com (xn--dckxbb0dvii1m.com)



来世の私は11室にケートゥが住みディスポジターの木星がアスペクトバックするので

私はその次なる生涯で深く静かな達観を育んで行き

減衰した金星もラージャ・ヨーガになりながらケートゥと対向している


ラーフに傷つけられて相当に苦悶しながらも自らの思想を自分だけの宗教にできる様子だ



日々の夜明けにさえ心から感謝し今ある世界と合一することに先ずは努めなければならない



きっとまだ私の魂が闇夜の道を進んでいようとも生きられる限り生きて行くことである

私は私を諦めない



ただそれだけだろう



以上

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