2022年10月3日
野球史にまた大きな名跡が刻まれる前人未到の偉業が達成された
ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が3日、DeNAとの今季最終戦(神宮)で待望の今季56号本塁打を放ち、1964年に王貞治(巨人)が記録した日本選手シーズン最多本塁打55本を58年ぶりに塗り替えた。
球団とトップスポンサー契約を結ぶ「オープンハウス」は、村上が神宮で56号以降の本塁打を放ったら1億円の家を贈呈する「特別ホームラン賞」の達成を受け、当初より大幅増額した3億円の都内の家を贈呈すると発表した。
22歳の若さにしてあの王貞治氏の功績を塗り替えてしまった村上宗隆選手
スポーツ音痴の私にもこればかりは無視し切れない歴史の1ページになった
スポーツ選手のチャートは3室6室10室11室の「ウパチャヤ・ハウス」が猛威を隠し持つはずだ
才能と努力が反復して成長し続けてそれが若年期を過ぎても損なわれない配置だろう
ダシャーもさることながら
そのダシャーラグナにダブルトランジットが吉意の発露を与えた位相でなければおかしい
おそらくは──
こうなるだろう
村上選手の現ダシャーは「太陽-ラーフ-ラーフ期」で
出生時刻を午前11時までとするとダシャムシャのラグナにラーフが住む配置になる
ダシャムシャのラグナロードは機能的にも吉星の水星で
まさにラーフのディスポジターとなって9室( 11室から11室目 / 「達成」のハウス )に住む
水星はそのまたディスポジターの土星と4室対9室の星座交換でラージャ・ヨーガを組み
12室に住んだ木星が土星にアスペクトして8室の象意が中和され水星は高揚並みに強い
なおかつマハーダシャーの太陽は見事にダシャムシャの10室に置かれ
対向の土星が星座交換することでラーフのディスポジターと太陽が絡んでいることになる
この配置であれば今回の歴史的偉業をほぼ説明できる所見となる
ナヴァムシャは見事に太陽がラグナに住み前後から木星と月が挟むシューバ・カルタリで
太陽は「努力」の3室支配でコンジャンクションの火星は6室11室(「奮闘」と「達成」)支配である
まさにスポーツ選手が須らく持っているべきウパチャヤの絡みが強い吉意の形を叶えている
ナヴァムシャのこの配置でラグナロードの水星は太陽のディスポジターになり
ラーフのディスポジターも兼ねて5室でラージャ・ヨーガを繰り出している
ラーフもまた金星と水星が挟み込んだシューバ・カルタリ・ヨーガに恵まれ
アンタルダシャーのラーフの本質たる水星は全くアスペクトを受けないラージャ・ヨーガだ
ナヴァムシャだけを見ても吉意の盤石さ・頑健さが素晴らしくたくましい
のみならずナヴァムシャはラグナから5つの星が絶えず連続して住むため
時代を越えて偉業が語り継がれる「マリカ・ヨーガ」が実現してさえいる
そのものズバリ──
また厳密には星々の連続が12室牡牛座の木星から始まっているので
何とも天晴れな大々的栄達である
兄の影響で6歳から本格的に始めた野球を通じた成長
クラブチームで野球をしていた兄の影響で、4才頃からキャッチボールをするようになる。父親によれば、宗隆は幼稚園年中児の時に、兄と一緒に野球を習い、すぐに「プロ野球選手になりたい」と言い出したという。熊本市立託麻南小学校(熊本市東区)に入学すると、自身も兄と同じクラブチームに入団し、本格的に野球を始める。
ラーシでは宗隆氏を指すラグナロードの火星と「兄・姉」の11室支配の土星が星座交換し
ラグナでディグバラとなる9室12室支配の良好な木星が火星土星の両方を厚く保護している
このため実兄がまるで父親同然に優れたグルとなり宗隆氏を正しい未来へ導いたことになり
火星土星に絡んだ機能的凶星の水星もまた間接的に木星の清純な吉意に守られる
生来的凶星の火星土星と機能的凶星の水星がこのように優美な木星に良化され
宗隆氏を人間的にも善良で誠実な努力家にさせて
すこぶる順調な上達の道筋を歩ませていたようだ
3室6室支配の水星と11室支配の土星とラグナロードの火星が
ほぼ良い影響だけ与えてくる9室支配の木星と絡まなければ
ウパチャヤ・ハウスの経験が今ある村上宗隆その人を生み出さなかったと言える
10室11室支配の土星が減衰した星座交換でダーナ・ヨーガとラージャ・ヨーガの威力が復調し
そこに「達成」の9室を支配した生来的吉星の木星が吉意の決定打を恵んで
ラグナロードが最も大きな成功を実現する11室に住むため
凶星のダシャーであろうとも村上氏は若くして大成することが約束されていたのである
宗隆氏は小学校入学と共に本格的に野球の道を進んだとのことで
ダシャーでは「金星-月期」の途中だった
元来は職業運を診るダシャムシャであるが
拡大解釈としてナヴァムシャと相関した「カルマ」を担う10室の象意が拡大された分割図で
強く有意な経験であれば幼少期であっても正しい所見が出ているはずだ
金星は分割図の象意が否定される12室で定座してしまいながら
それは月から見た3室(スポーツ・努力・生活習慣)であり
コンジャンクションした木星は月をラグナとした時のラグナロードである
本来のラグナから12室目の金星は月から見てまさに「スポーツ」の3室で定座し
拡大力を与える木星が急速な成長を促す
むしろその12室で強い配置こそが10室的な経験にならない幼少期の時運を意味すると言える
月をラグナにすると有意な配置なのは
村上氏の最初期の努力が肉親の教育下(≒12室)で続いていく営為だったからだ
ラーシではまさに10室から12室目の9室でダシャー同士がコンジャクトしている
その後のアンタル火星期は最高に素晴らしい11室の配置で具現化し
その後のラーフ期は月のディスポジターがラグナに住んで月にアスペクトする木星であり
以降もケートゥ期に至るまで必ずラグナ対11室の絡みに関わっており
とても理想的なダシャー展開になっている
奇跡と言わずして何と称するかというほどの配置の妙が実現している
また
念のため村上氏が事実上プロデビューしたと言えるドラフト抽選の日時にダシャーを照らす
2017年10月26日に開催されたドラフト会議を控え、村上に入札した東京ヤクルトスワローズ・読売ジャイアンツ(巨人)・東北楽天ゴールデンイーグルスの3球団を含む7球団が1位指名で競合した早稲田実業の清宮幸太郎(抽選の結果、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得)とともに一部からは「東の清宮、西の村上」と注目を受けていた。そしてドラフト会議当日、抽選で清宮の交渉権を外したヤクルト・巨人・楽天の3球団がいずれも村上を外れ1位として指名し、抽選の末にヤクルトが村上の交渉権を獲得した
「2017年10月26日」は「金星-水星-水星期」の後半頃だった
ダシャムシャで水星と金星はケンドラの絡みになり
金星は12室で定座して5室12室支配のため
まだ未成年でプロ内定の審査を待つ立場だった村上氏の身の上を一応は証明できている
アンタルダシャーの水星は土星と星座交換してラージャ・ヨーガの強い威力を帯びており
6室で定座して11室も支配する火星にアスペクトされても吉意が損なわれないほど強く
結果として11室的な願望成就の経験を金星と水星に約束していたようである
「自己実現」の11室的象意の拡大版であるエカダシャムシャでは変則的な配置が出来ている
マハーダシャーの金星はまさに11室支配で10室の本質たる7室に住むのは良いとして
水星は12室で定座してしまっている
よく見ると金星は7室支配の土星と星座交換し4室対7室(11室対7室)の絡みになり
土星が高揚する天秤座に伏在する金星は水星とトリコーナの位置関係で
生来的吉星同士が関わってある程度の有意な経験を具現化する所見になっていた
9室(11室の本質)を支配する木星が11室に住んでディスポジターの金星にアスペクトバックし
金星は星座交換し土星が7室に定座するようになるため
これもまた村上選手のプロデビューの前途を約束していたことが伺える
村上宗隆氏の近未来
宗隆氏はラグナと月のナクシャトラをケートゥが支配するため寡黙で温厚な紳士である
現行ダシャーの太陽はナクシャトラが木星と絡む月で果報を実らせる優良な配置が顕現する
ラーフのディスポジターの月は「達成」の9室に住んで木星だけがアスペクト(バック)する
ラーフのナクシャトラの「プシュヤ」は土星が支配し土星はまたも木星と絡んでおり
月のナクシャトラを支配するケートゥは10室でマハーダシャーの太陽とコンジャンクトする
9室に月と金星が住み11室は水星が住んで10室にシューバ・カルタリ・ヨーガが出来上がる
隅から隅まで欠点が無く久しぶりに完全無欠なチャートを拝見することとなった
「夢限大」の未来を皆が期待しています
今後も22歳の誠実な天才の更なる躍進を報恩の実感で見守るのみである
村神様もとい国神様のプロ野球人生は本当にまだ始まったばかりだ
以上
Comments