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「木星-土星-水星期」開始から35日目─なおも一進一退する私の日常

更新日:7月31日





早いもので今年のG.Wも明日で終わってしまう



去る5月2日

私は本当に久しぶりにスラックスにYシャツのお仕着せ姿で

母と共に東京まで出向いていた



何年も乗っていなかった千代田線に1時間弱ほど乗って

降りたのは大手町の隣近所のオフィス街だった



私の自社を指導するコンサルティングとはまた別に

自社の本籍地である千葉県を統括する商工会議所本部の勧めで

事業改善を支援する協議会と連絡している法律事務所まで

事業整理後の法手続きを依頼するために私は出掛けていた



所謂「破産管財」の事案も引き受ける同法律事務所で

私と母を迎え入れた2名の弁護士は職歴15年前後の中堅の方々とはいえ

うち1名は名刺に公認会計士の資格を記載する超一流の弁護士である



面談は90分強ほどにもなり

自己破産とは異なる「私的整理」が果たして可能かどうかがその主旨だった



コンサルティングとの対話も総ざらいして今の状況を取りまとめると

今後は私も母も自己破産の選択を取るしかない前提となり

私の方は私財において換価できる( 差し押さえできる )物品類がやっと自動車程度で

母の方は父が残した自社から作った借入( 自分の会社に自分が作った借金 )があり

そのために円満かつ簡易的な破産手続きがほぼ出来ないとのことだ



私自身は「自動車を売却処分させられる可能性が若干ある」というくらいで

それ以外に持ち家さえ無いのだから結局は一般的なガイドラインに従うのみであり

今以上には困窮のしようが無い



( ただし法的整理の完了後はもちろん再就職しなければならないのは当然だ )



母は父が残した粗雑な不動産を換価可能な限り没収されるだけでなく

現預金も100万円未満になるまで徴収され

それ以降は住む家も無くなけなしの年金生活を送るのみになってしまう



出来れば私は自分の生活よりも母のために何かするべきだろうし

事業の清算後について意思確認が済んでいない株主の実姉に対しても

うるさく言い過ぎないようにそれとなく促すしかない





少し前にも確かめたが

母は今これからのダブルトランジットが「失業」の9室に生じて

3室8室支配でマラカの金星も励起される受難の時に入った





ナヴァムシャも

前回の検証の通り主要ダシャーの水星金星木星がディスポジターでつながって絡んでおり

特にプラティアンタルダシャーの木星は例外則を帯びたヴァルゴッタマという特異な所見で

マハーダシャーロードの水星にアスペクトで生来的吉意を施している



水星自身も12室支配星で8室に住んだヴィーパリータになっていることから

プラティアンタルダシャーが土星期になる来月下旬まではまだまだ安泰であり

土星がナヴァムシャのラグナに住んで変動の時局になった今夏以降は

「法律( =弁護士 )の表示体」である木星が例外則となって強く働くために

そのディスポジターに当たる土星も高揚した強烈な配置が吉意の展開をもたらすはずだ



今まさに事業整理の任に当直して下さる弁護士は大いに有望であると判断してよい



しかしながら

母のナヴァムシャはラグナ対7室で二重に凶星のマハープルシャが起きた奇特な所見で

ラグナに住む土星が短期の時運を示す即現実の局面では厳しい凶兆も覚悟せざるを得ない



結果的には平和が約束されていると分かってはいても

裸一貫で峠越えをさせられる「苦闘の一時」があと2ヶ月弱で母に降りかかって来る



よく考えると

母のラグナで起きた高揚のシャシャ・ヨーガは4室5室支配で

「家庭生活と子供」を意味する表示体であり

対向から土星を傷つけるマラカのルチャカ・ヨーガも「家族と家の財」の2室支配で

その相互アスペクトは母だけでなく私や実姉の行く末も棘の道となる余地を写している



実姉の主要チャートとの対比を改めて確認しておく





あと2ヶ月強でプラティアンタルダシャーに太陽が巡る実姉の方は

ラーシで絡みが成立しないがナヴァムシャはご覧の通り明確に時運が励起される



ラグナから逆行して12室に定座してしまう金星は

仮想的に対向6室の二大凶星に強く傷つけられてしまい

同時に4室から木星の起こす9室目のアスペクトを受けて保護も生じている



その木星は逆に金星の担う5室12室の象意を受けてしまう側なので

7室10室の象意が損なわれる途上を進んでいることになり

ラグナで金星とコンジャンクトして月と絡んだ太陽は

この私を指し示す3室支配で何とも意味深長な時局がやって来る





その心配は実姉のダシャムシャを見る限りでは杞憂だったようで

月と絡んで定座する金星は木星の住む7室乙女座へ逆行してニーチャ・バンガになり

金星とコンジャンクトした太陽は減衰して逆に金星からニーチャ・バンガを受けている



それが本来のラグナからでは「途絶」( =失業 )の8室で起こっていながら

月からでは10室目に改まって絶妙な変転運となり上手くバランスを保つはずである



マハーの金星とアンタルの月が

揃ってラグナロードの木星に重なったりアスペクトされたりしていて

月と金星の両方には魚座ラグナで最悪のマラカに当たる土星が関われないため

実姉の職業運はどうにか最悪の事態をスレスレで回避できる予想が成り立つ





シャスティアムシャのラグナが正確に割り出せることで更に適用可能なD81では

ラグナロードの火星と星座交換した金星がマハープルシャのようになり

本来の位置の8室からでも絡んだ位置関係になる月から10室目で太陽が高揚する



こちらの方では木星が9室12室支配で如何ともしがたい影響力を持つ感受点であり

失業の表示体として働く可能性を持ちつつも7室天秤座にアスペクトで吉意を恵む



ナヴァナヴァムシャにおいてはラグナで高揚した太陽が5室支配であることから

今度の夏が実姉にとって「再出発の時」であることを示し

相互アスペクトするラグナロードの火星も8室支配で7室支配の金星と星座交換する



火星は実姉のアートマ・カーラカでありながら

私を意味する「弟・妹の表示体」で

しかも私自身のアートマ・カーラカも火星なのだから

火星と対向したラグナの太陽が

実姉のチャート上でブラトリ・カーラカ( 兄弟・姉妹の表示体 )であるのは

やはり私の人生上の変動期が実姉のそれとシンクロする今この現実を意味している





そうした所見を踏まえて

D150をしつこく確かめ直すと吉凶の判断が一様ではなく

獅子座ラグナで失業を暗示する木星と星座交換した10室支配の金星は

それでも7室水瓶座に逆行するようになって8室や10室の象意がとても強くなり

逆行した位置からでも月と絡んで時運の影響力が保たれたまま働き

太陽は最も重要なラグナロードとして対向の月とラグナ対12室の絡みを作る



マハーダシャーロードの金星は8室で高揚して10室の象意が異様に強まるので

それはただ単に失業して社会との接点が無くなるということではないだろうし

月と太陽の対向した軸に6室7室支配の土星が絡んで来るために

月がヴィーパリータを起こしたり太陽は逆にラグナ対7室のラージャ・ヨーガを組む




・・・?




とにかく状況の変化をなるべく客観視するよう努めるしかないらしい





私のナヴァナヴァムシャにおいて

「木星-土星-水星期」の配置は以前に確かめたように

山羊座で示されるような相手に捉えられて

まるで手籠めにされているとも思える絶望感を醸している



しかし今回こうして弁護士と対話する中で

またしても私の失意が良くも悪くも覆される妙な提案が成されたのである



弁護士曰く


「対銀行のリスケジュールが6月末であっても事業の譲渡や清算は8月まで待つべきだ」


とのことだったからだ



そうなると

私のプラティアンタル・ダシャーは水星期からケートゥ期に移ってしまう







私のナヴァムシャでは

ケートゥはディスポジターの火星が逆行して定座したり

手前の5室で高揚する土星が4室に逆行することで仮想的にケートゥにアスペクトしたり

それでも対向位置には機能的にも吉星のラグナロードが金星と星座交換していて

双子座ラグナで完全に吉星化している金星からも仮想アスペクトを受けられる所見で

吉凶が強く相半ばする絶妙なシーソーゲームの様相を作っている



単純にケートゥの配置を見れば「6室で高揚した12室の表示体」であり

明らかに破産処理が済んで私のその境遇が白紙撤回されたことになる



問題の核心は6月以降の自社の収支状況が全てだが

改めてこの連休中に主要メンバーでコンサルティング法人と状況確認したところ

8月以降からは預金残高と支払いの厳密な調整が必要になるのであって

支払いが滞るほどのことは無いとも判断できるらしい



しかし肝心なのは私の自社の経営状況に対して債権者たる銀行各位の評価であって

5度目( だと思う )のリスケジュールを許すというのは流石に異常である



因みに令和5年度の私の自社の業績は赤字こそ出したが

前年度よりも更に赤字率を縮小できた





来月6月9日からの「月-金星-太陽期」1ヶ月間は

ラグナで強烈なヴィーパリータを醸す「修羅場の一時」であり

真夏以降には星座交換で牡牛座に伏在する金星と絡むようになった月が

マラカの土星と星座交換して12室の象意を受けながらも木星にアスペクトされている




もう行き先など分からない




無傷で済むところへ “ 落ちていける ” ことを心から楽しむというのが

今の私にできる唯一の自由である



せめて今年中にはジョーティシャーとして再出発を叶えてみたい



忍耐強くカルマと対話する日々は本当にまだまだ続くようだ



以上

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