暴露本を発売し家族と更に対立するヘンリー元王子の迷走

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赤裸々すぎ?ヘンリー王子「暴露本」に怒る英国民 | ヨーロッパ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
新年早々ずいぶんと立派でにぎにぎしい話題が出て私も驚かされた
昨年のエリザベス女王の国葬においても
王室脱退が理由で礼装である軍服を着られなかったことが
これまでの確執を余計に周知させたヘンリー
ヘンリー王子、エリザベス女王国葬にモーニングコートで参列 王室離脱のため軍服着用認められず - ハリウッド : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
アメリカで大人しく過ごすのもままならないようで
今度は回顧録を出版し
自ら悲劇の主人公の名を騙り始めた
ヘンリーの出生記録はアストロデータバンクで「A」とされ当然かなり正確だ
出生地はウェストミンスター街区のパディントンという地域だが
イギリスの首都ロンドンの主要市街地の範囲内であり
ほぼロンドンの出身と見なしてよいと判断した




改めてこの厳密な出生記録に従ったところ
やはり本人が見せる現在の不穏当な言行のほどは
根深いカルマを写したシャスティアムシャに見て取れる


11室に住んだラグナロードの火星が6室のラーフのディスポジターになり
アンタルダシャーの月もディスポジターは火星であり
火星は土星と相互アスペクトし
月は両隣を土星とケートゥに挟まれてパーパ・カルタリになっている
火星はそもそも「怪我」や「暴力」の表示体であり
6室の象意が備わっているが
ヘンリーのシャスティアムシャでは火星が6室から6室目の11室に住み
11室から8室目のアスペクトが起こる位置はまさに6室で
アスペクトバックとなってそこにはマハーダシャーロードのラーフが住む
これだけでもかなり不穏当で残忍なままの理性の薄さが滲み出ている
また
月がラグナに住み運勢上の差異が無く
配置全体が強く影響するためか
月と火星が相当に傷ついて精神分裂気味な散漫さが実際の言動に通じている

他方で最も客観的な運勢の基礎であるラーシにおいては
ラーフのナクシャトラは「クリティッカー」で
月のナクシャトラも同じく「クリティッカー」で
クリティッカーを支配する太陽は定座してナクシャトラ上でも定座し強力だ

太陽は9室で定座し王家の証とも言える尊い兆しであるにもかかわらず
マハーダシャーが「エゴ・暴力」の6室で高揚した「非礼・野蛮」の表示体たるラーフで
そのディスポジターの金星は10室で減衰し
奇抜な逆転運をもたらす例外則を繰り出しつつもパーパ・カルタリになっている
太陽が至高の9室で玉座に在るかのような座相で
月から見て木星がまた9室で定座する最良な誉れを生まれ持っていようとも
マハーダシャーロードがドゥシュタナで高揚し
そのディスポジターが減衰して両隣を凶星が挟むという配置は
今回の全く本当に悪逆な行為にヘンリーを踏み切らせたらしい
また現在のダブルトランジットはフライングで蠍座に生じており
ヘンリーのその12室は高揚のケートゥに火星が定座してコンジャンクトし
酷く内向した非現実な「せん妄状態」の衝動を本人にもたらしている


確実に後世へと伝え聞かれることになるこうした醜聞は
実にあと2年強もの年月で繰り返される

家族との生活を恣意的に侮蔑したその行いは
ダシャムシャの月から2室と4室で火星土星が星座交換し
まさに家庭生活と生家での記憶に私怨を込めた悪辣さの現れとなり
土星がラーフのディスポジターで火星とは10室と12室の結びつきのために
ヘンリーは確実に世界中を敵に回した結果の只中に置かれている
おそらくは
月が「視聴覚に対する表現(≒執筆)」の3室支配でアスペクトバックし
火星が星座交換で土星と深く絡んで
月から見た5室(≒出版)にアスペクトする配置が
今回の誤った決断を指示しているようだ
(火星にアスペクトされる太陽は「マスメディア」の表示体である)


シャスティアムシャよりも客観的な性格と動向を指すアクシャヴェーダムシャでは
やはりラーフが「執筆」の3室に住み
10室も支配したディスポジターの火星がまさに月へとアスペクトし
月は水瓶座ラグナで「本人が支配的に振舞う相手」という意味の6室を支配する
今の時点だからこそ可能な拡大解釈だが
その月というのはヘンリーの家族( 英国王室 )ではなく
広範な大衆を指していて
6室の支配星が8室に住んで火星が傷つけるため
激烈な喧々諤々の非難をヘンリーはしとどに浴びるはずである
(事実その月を第二のラグナとすると
対向位置の魚座には「マスメディア」を指す太陽が住み
ディスポジターの木星は太陽の12室目に置かれてしまい
更に木星のディスポジターで6室支配の土星が対向から凶意のアスペクトバックを起こす)
余りにも劣悪なヘンリーのAmshaRuler

ヘンリーのシャスティアムシャにおいて
月は土星が支配する内向的で刹那じみた性格の「アヌラーダ」で
それに対するラグナの相性が随分と悪い「ジェーシュタ」になっている
(実例を挙げると
身内への悪辣さで有名だったあのカルロス・ゴーンはD1のラグナが「ジェーシュタ」である)
太陽に至っては
周囲に自分の好き嫌いを平気で押し付ける傾向の強い「アルドラー」で一層に不穏だ
16種類の分割図に評点を分配したショダヴァルガでは
最も高配点になるのは「4点」のシャスティアムシャであり
インド本国でも
「D60の正しいラグナさえ分かればそれを運勢の基本にしてよい」としている
ヘンリーは世界に冠たる英国王室で現公爵・チャールズ3世の次男たる立場で
その出生記録は厳密厳正に刻まれて当然と言うべきである
従ってシャスティアムシャ・チャートのラグナも厳然たる公正なチャートであり
そのAmshaは本人の魂の遍歴を如実に映すカルマの絵詞( えことば )のように働く

そしてその魂の光と影の極端さには思わず絶句させられた
マレフィック( 凶意 )のAmshaがこの私よりも多いからである

私のAmshaはマレフィックが4つで
ヘンリーは6つもある
