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執筆者の写真鹿村文助

明らかになった実姉のD150─我々が持ち合わせたカルマとは何か

更新日:2023年3月4日





前回に

ゲストハウス千倉のおへそが企画したスピリチュアルイベントに再び参加したことを書いた





今年は参加申し込みや外から立ち寄って来る方があまり多くはなく

かえって主催者とそのご友人一同らととても楽しく対話する時間が十分にあった







先月25日の日曜の朝には

皆でそばの小さな港に水揚げされた魚を眺めてから

その向こうの広場で開かれている朝市にお邪魔して朝食を済ませたりした







朝8時の千倉の海辺は流石に海風が寒かったが

久々に気ままな旅気分を過ごせている醍醐味があったと思う



その後ゲストハウスに戻ってからも

来訪者の無いフリータイムが続いたので

私はその場で前回投稿した記事を書き上げることができた



鑑定依頼の予定が控えておらず暇にしていた師に対し

私は持参したPCから自前のブログをそれとなく自慢して

やや世知辛い品評をもらったりした

( 特に木村拓哉氏の自己流レクティファイは明らかに「・・・違うだろ」という様子だった )



することもなくなってきた私は

昨年のこのフェスタで自分のD150を出していただけたのを思い出し

気転が利いて「今度は実姉のナディアムシャをお願いしてみよう」と気付いた



昭和58(1983)年8月26日17:15生まれ



実姉の出生時刻は上記の通りで

それに従って算出されたシャスティアムシャは水瓶座ラグナだった





ラグナが水瓶座となると3室と11室が星座交換しており

火星は実際に私のアートマ・カーラカであるため

「兄弟姉妹を持つ所見」である3室対11室の絡みと併せて大いに的確だと言える



しかしシャスティアムシャは出生地の緯度経度が数Km違えばラグナの時間幅も増減する



私と実姉を母が生んだ産院の所在地に近しい位置に緯度経度を改めると

実姉のシャスティアムシャはラグナの時間幅が少しだけ早まった



とはいえ実姉は「17:15:34」までの出生でも先ず先ず正しいのである



従って私は師に「17時15分30秒頃でD150を出してみて下さい」と申し入れた



その結果

いよいよ初めて目にする実姉のナディアムシャ・チャートが算出された



実姉は獅子座をラグナとするナディアムシャで生まれていたらしい



これは

師がご自身のPCでデフォルトのツールにしている「パラーシャラの光」で

通常の占断結果画面の右端部分にサブチャートとして出されたもののため

昨年に私が有料鑑定で出していただいた独立の専用フォーマットではない



仕方がないが実姉のナディアムシャのナクシャトラは不詳のままとする







一応対比すると

私と実姉は私から見た8室目と実姉から見た6室目の相関で

やはりなかなかに相容れない相性である





ただしお互いの月はケンドラの相関で

しかも双子座対乙女座となって水星的な感性で通じ合い

私の月には実姉の木星がアスペクトし

逆に実姉の月に私の木星が相対できる吉意的調停が生じている



また互いのラグナロードの位置関係をよく見ると

私は双子座にラグナロードが住み

実姉のラグナロードは射手座に住んでいて

見事に相対しているのも

良くも悪くも正直な間柄を表意できている



言わずもがな

我々は今もなお生家で暮らしながら凸凹としたやり取りをひねもす繰り返している




シャスティアムシャとの対比で今後を占う






今後の有意な研究課題となるのは

こうした超深層の分割図のラグナが正しく特定できる実例において

シャスティアムシャとの相補性がどれだけ有るのかだろう



実姉はこの分割図でラグナが相対してしまい

運勢が矛盾するかのように働きつつそれが実は「予定調和だった」という人生かも知れない



シャスティアムシャでは7室に月が住むが

それはナディアムシャのラグナであり

土星と木星がアスペクトして不思議な経験則を育てていくことになる



ナディアムシャそのものにおいては

ラグナロードの太陽が土星とコンジャンクトしてしまいつつ

ディスポジターの木星は3室10室支配の金星と星座交換し

金星が8室で高揚した華々しい異彩に恵まれている



その慶賀たる金星は今現在の実姉のマハーダシャーに当たり

シャスティアムシャでは減衰する乙女座へ逆行してしまうが

対向位置から木星が厚い吉意を宛がってカバーリングしている





あと5年以上を経た頃に巡って来る「金星-木星期」は

これら超深層の運勢図では相当に良い影響があるようで

物質性( 金星 )と精神性( 木星 )がせめぎ合って溺れてしまうようになる時運において

実姉は “ 嬉しい悲鳴 ” を挙げているのだろうか





また



この対比で気付いたことだが

実姉のマハーダシャーの金星は

シャスティアムシャの月から見た3室で定座するので私を指していて

本来のラグナから3室目で星座交換した木星と相対しており

木星と金星は二重に私を意味することになる







私自身も実姉の「金星-木星期」より9か月ほど遅れて「木星-金星期」に入り

金星は木星のディスポジターのため絡みが生じた配置となっており

私のシャスティアムシャの金星の位置は実姉の同分割図の月と重なっている



そもそも木星は「兄姉の表示体」で私のシャスティアムシャで11室( =姉 )に住み

そのディスポジターこそ実姉のマハーダシャーに当たる



姉弟が揃って木星と金星の組み合わせのダシャーを経験し

それが同じ分割図上で相関しているとも思える所見を作っているのは

相当なシンクロニシティが有り得る時運である





ナディアムシャをよく見直すと

3室天秤座には「弟妹の表示体」の火星が住んでいて私の存在を意味し

そのディスポジターの金星が星座交換した配置は

姉自身の経験が私の人間関係と地続きになっているという可能性である







私のD150では木星と金星が絡まないが

定座した木星とガージャ・ケーサリ・ヨーガを組む月は金星のディスポジターで

視野を広げて俯瞰すると何かしらの有意な起承転結が生じ得る



もちろん拡大解釈で都合よく運勢を過信するのは避けるべき楽観論だ



最重要なナディアムシャで上記のダシャーを経験している頃の私は

月から4室目で木星がマハープルシャになって悟りを深める途上にありながらも

おそらくは金星が木星とドゥシュタナの相関になることで

「本当なら拒んでしまいたい人間関係の輪に入り浸っている」という経験が巡り来る





そして実姉のD150を振り返ると

「弟妹」の3室をラグナにした場合に

私を指す金星が機能的凶星の木星と8室対6室の悪意満面な星座交換になる



それは実姉本人のラグナから見直した時の8室対10室だったり

月から見た10室対12室という非日常な関係性を醸す「秘密めいたビジネス」である



私はこうした所見から

師やジョーティッシュを知る相手に

「私は40歳をとっくに過ぎた頃に柄にもなく芸能人になっている」と吹聴しているが

果たして今から5年強を経た我々姉弟はどこで何をしているのか謎が尽きない





ただ一つ言えるのは

実姉の今のダシャーである「金星-月期」は

私を指す3室支配の金星が12室支配の月と絡んでいるので

つまりこの私が日夜ブログを更新し続ける事実を正しく説明できていることだ



同じ会社で働く以上は自社に何かあればそれもまたD150で実証されるべきである



この収穫を持ち腐れることなくジョーティッシュの雄弁な実践対象としていきたい



以上

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