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執筆者の写真鹿村文助

新曲が世界70ヶ国で1位を獲得したAdo氏の近未来

更新日:2023年12月2日














1週間以上も前のニュースとなるが私個人には筆舌できない朗報が届いた



(上記ソースより)



9月1日の時点でAdo氏の新曲「新時代」がAppleMusicにおいて日本初の世界1位をキープし

8月12日に獲得したユニバーサルミュージックの世界70ヶ国(日本含む)での1位を防衛した





「Top 100 : グローバル」 という指標で1位になったのは9月1日時点での快挙のようだ

お馴染みの世界的人気漫画「One-Piece」の映画劇中歌とはいえ歴史的な破格の到達である



いよいよ私は氏を改めて全側面から再評価せずにいられない







ずっと以前に私がレクティファイした氏の各チャートに対する現行ダシャーは

「ラーフ-木星-土星期」だ





ラーフのディスポジターの金星と木星はケンドラの位相になり土星は木星にアスペクトする



(この時に土星はラグナに逆行し金星がディスポジターのようにもなり土星も絡みが生じる)



土星がアスペクトする木星にアスペクトされるラーフのディスポジターの金星は木星に絡む



氏はラーフとケートゥが高揚のヴァルゴッタマでひたすら強い



特にこのナヴァムシャでは「音楽」の表示体の金星が支配する牡牛座でラーフが高揚し

ラーフのディスポジターの金星のそのまたディスポジターが木星になり

木星のディスポジターの土星がラーフ・ケートゥ軸に置かれて

金星は水瓶座へ逆行して土星もディスポジターであるような相関が成り立ち

マハーとアンタルとプラティアンタルの全ロードが完全な還流となり運気が反復し続ける



何より最重要なのはアンタルダシャーの木星がラグナに住んで分割図全体を励起することだ

3室を支配してラグナで減衰しパラーシャラの例外則になり12室(外国)の象意が顕現している



ダシャムシャでもラーフに木星がアスペクトし土星が木星とケンドラの絡みになり逆行する



やはり主要ダシャーが互いに有意な関わりを持てる配置で

水星はラーフにアスペクトバックし土星は月から見た10室の支配星となる



土星は本来のラグナロードで12室(外国)も支配して逆行した位置で木星にアスペクトされ

木星は月をラグナにした時に9室12室支配で

土星と木星が互いに12室の象意を担っておりラーフはそもそも「外国(人)」の表示体である



トランジットも診ておく





ラーフのディスポジターの金星と木星と土星の全てにダブルトランジットが起きていた



つまりラグナと6室と9室10室と8室11室が励起される時であり

木星土星のトランジットは9月11日現在も上記の星座から動かないので即席運は続いている



他方で「One-Pieceとは相性がまるで合っていない」とする古参ファン層からのディスもあり

「One-Pieceを利用しただけの売名」といったような出来レースを主張したがる一部の批判は

6室と8室にもダブルトランジットが生じるからである



しかしAdo氏のラーシでは

木星自体は逆行せずに土星がラグナへ逆行して木星にアスペクトすることで

強い機能的吉意を矯正の牽制球として機能的凶星の木星に与えて運気が守られている




気にする必要など毛ほども無い




まだまだより深い分割図も見直してみる








D45ではナヴァムシャよろしくアンタルダシャーがラグナでマハープルシャになり

その対向位置に土星が逆行してきてラーフ・木星・土星の全てが絡み

ラーフのディスポジターの水星はやはり「外国」の12室に住んで

ディスポジターの火星が6室からアスペクトバックするヴィーパリータの配置になっている





シャスティアムシャではラグナでラーフが減衰した配置に対して火星と太陽が星座交換し

機能的にも吉星の木星が火星(と太陽)に対向することで吉意のカバーリングが出来上がる



6室で減衰してパラーシャラの例外則になった土星はディスポジターが火星で

火星はラグナから10室目に住み月とは向かい合ったケンドラの位相が万端に整い

なおかつ土星と対向した定座の金星は土星を高揚させる星座の支配星であり

かなり強いニーチャ・バンガ・ラージャ・ヨーガが確立している



そして土星は魚座へ逆行して木星とも絡んだり魚座へ火星が8室目のアスペクトを起こす



火星はラーフのディスポジターで星座交換してラグナに伏在し

本来の位置で木星と直に対向して強く絡み

土星は木星のディスポジターになり

最重要な分割図のシャスティアムシャでもラーフ・木星・土星は有意な絡みが無事完成する




Ado氏の人気の秘密─高揚した月・木星とラーフの絡み






ご覧の通り惑星ごとの威力を緻密に数値化したシャドバラでは

月が突き抜けた激烈な強さを誇っている



高揚した木星ですら150%で十分に強いが

その木星のディスポジターこそ月であり太陽からは8室目で満月から少し欠けただけである



月は当然ながら「大衆」を意味し大吉星の木星が絡みラーフが伴うためその人気はカルト的だ

高揚木星は8室11室支配で地位と名誉が突然に叶えられてしまう特異な物質性の根源となる



殊にラーフは「外国・外国人」の表示体で月とラグナでコンジャンクトして高揚し

11室支配で高揚木星のディスポジターの月に絡んで木星が与える結果は「海外の人気」となる



しかしシャドバラ自体は配置を無視した潜在的な強さでしかなく

ケンドラ・トリコーナに月が住み更に月から見たケンドラ・トリコーナに吉星が住まなければ

人生の質的な幸福感を占める月は相当に弱く不自由なままとなる





氏はラーシで月がラグナに住んで高揚していながら

ラーフと土星が関わる以外にはご覧の通り吉星がケンドラに住まず

全く吉意の補強が見られないのである



従って氏はどれだけ有名人になろうとも未だ「どこにでもいる一般人」として慎ましいままだ









徒然なる様いとあはれなり



この所在なさこそ今までのアーティストや芸能人には全くなかった気丈なライフスタイルだ



私を含め多くのファンは氏の飾らない素顔を日々ずっと見守っていたくなり

それは間違いなく3室で高揚した8室11室支配の木星(と月の絡み)である



こうした氏の類まれな個性と人気をもたらす月と木星の所見を見て不意に気が付いた






「ムクタ・ヨーガ」についての定義


Mukuta means “Crown” and is another highly favorable yoga involving the Moon and Jupiter. The simple definition is Jupiter falling in the 6th or 8th house from the Moon in its own or exaltation sign. As the name implies, the result is that one will “wear the crown.” Metaphorically speaking this means that a person achieves great renown and a high position in their field of endeavor and wins awards and honors.
ムクタは「王冠」という意味で、月と木星が絡んでいるもう一つの非常に好ましいヨガです。簡単に定義すると、木星が定座もしくは高揚の座にある月から6室または8室に位置していることです。その名が意味するように、結果は “王冠を着る “ということです。比喩的に言えば、これは人が偉大な名声と努力の彼らの分野で高い地位を達成し、賞や栄誉を獲得することを意味します。

(「Graha Yogadeepika:Light on Planetary Combinations volume one」P193より)




私の恣意的な憶測だが氏はもしかすると変則的なムクタ・ヨーガかも知れない

月と木星は3室目対11室目で条件に満たないが互いに高揚して吉意の位相にならないからだ

(牡牛座ラグナの木星は高揚すると自室の8室から8室目でその本質を司って強く働く)




今これからの未来はAdo氏にとって「新時代」となるか






やっと来月で新成人となるAdo氏

以降の半年強を見通してその推移を占断して本稿を〆る





相変わらずダシャムシャは水星もケートゥも金星もしっかり絡みを持っていて強い



水星はラーフのディスポジターでラーフにアスペクトする木星は水星のディスポジターだ

ケートゥはディスポジターが木星で木星が住む9室は11室の本質(11室から11室目)である



金星は牡羊座に住むだけでも木星と対向するが逆行して高揚できる星座に絡み

ディスポジターは木星になり魚座に伏在するとラーフのディスポジターとケンドラになる



特にヨーガ・カーラカの金星が逆行して高揚したようになるのは

アーティストのAdo氏に不動の地位と実力を約束していると言える





ラーシ・ナヴァムシャでは水星がナヴァムシャに有意な絡みを起こせないくらいで

ケートゥ(のディスポジターの火星)は各々ヨーガを帯びて木星や金星と絡んで大いに強く

金星はラーシで例外則とニーチャバンガが両立しナヴァムシャで高揚し他のダシャーと絡む





実利を目指す事業運にも影響するD11(エカダシャムシャ)でも絡みは潤沢で

5室で起きたグル・チャンダラ・ヨーガの木星と太陽は星座交換し

木星が11室の本質の9室を支配して「幅広い文化と流行」を指示する太陽と交わり

木星の対向位置へ逆行する土星は11室支配で12室(外国)に住む配置が現行ダシャーである



太陽と木星が「5室対9室12室」の絡みとなるために

Ado氏は海外から今まさに熱視線を受けている



次のプラティアンタルダシャーの水星は射手座の太陽(ラーフのディスポジター)が

星座交換によって木星と共に双子座へ5室や9室の象意を浴びせているし

水星期の次のケートゥ期はダイレクトに土星が逆行して定座し太陽・木星と向かい合い

更にその後の金星期は金星がラグナから7室(10室の本質)へとアスペクトバックし

魚座へまた逆行して高揚する上に射手座で定座並みに強い太陽とケンドラの絡みを生じる




結論




私如きが気に掛けずともAdo氏は最強だった







以上

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