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改めて水瓶座の象意を考える─私の「今ここ」に起きている共時性

更新日:3月6日







「木星-土星期」が始まってもうじき3ヶ月になろうとする今日この時に

やはり私のラーシで起こるダシャー上の整合と

それに対して同時多発するかのような不思議な偶然が有った



先月に挙げた自社の今後を見通す記事でも触れた通り

私と常務は自社工場の人手不足から納品業務を今も毎日ひたすら請け負っていて

自社本部に戻るのもやっと夕方頃になる忙しさである







すでに振り返ってきたように

私のこれからの日々は

7室支配の木星が6室に住んでディスポジターの土星が木星の10室目に在ることで

「滅私奉公を前向きに受け入れる」という経験が主題になる



木星期のセカンド・アンタルダシャーである土星期においては

トランジットの土星が強くなったり

木星にアスペクト出来る位置を運行する場合に

ほとんどダブルトランジット同然に働くらしいことが分かる



水瓶座は「一つの目的を共有するコミュニティ」なのだから

そこに7室の支配星が置かれて

ディスポジターの土星がトランジットで定座する状況は

「次第に私的な自由が無くなっていく」というジリ貧の時運である



言い訳半分に書いておくが

おかげ様で碌にジョーティッシュが出来ない( 投稿のネタを考えられない )ままだ



事実として今日( 2024 /01 /27 )は

本来休日のはずが自社工場の都合で真新しい納品コースの研修に駆り出された始末だった



土曜日は平日の複数の納品コースを部分ごと各々ツギハギした混成スケジュールで

自社工場から実に片道70㎞超の距離を納品部隊のリーダーとの相乗りで下見し覚え込む



これをあとほんの数回程度で覚え切らなくてはならないことも理不尽だが

それ以前にこのタイムスケジュールの長大ぶりに私は疲れ切ってしまい

納品終了後の帰り道に私は納品チームのリーダーが運転する脇で不覚にも居眠りしていた



こんな無様な話をわざわざ書いているのも

本当に驚いて溜息が出る飛び切りのニュースが有ったからだ



今週最初の22日月曜日には

本ブログにも複数回登場したK店長が業務中に腰痛を患って労災休暇となり

納品業務のシフトが1名分マイナスされたと思ったら

今度は近隣の出先営業所でレギュラー要員だった中堅の女性社員が不意に退職を告げて来た




これぞ私の「木星-土星期」の本領だ




試しにK店長の細密なダシャーをナヴァムシャそ等に照会してみると─







水星とトリコーナの絡みを作った月は「障害・負傷」の6室支配で

水星はラーフのディスポジターでそのまま月とまた絡んでおり

金星は月に向かって逆行しながら火星とコンジャンクトしている



月から見た水星が3室6室支配でケガの表示体( マラカ )になり

ラーフにアスペクトバックしつつその水星に対し8室支配の火星がアスペクトし

火星とコンジャンクトした金星は牡羊座ラグナで2室7室支配のマラカで

月に向かって逆行しながら火星にも傷つけられている



ダシャー上では巡って来ない土星は乙女座に住むことで双子座にアスペクトしてしまい

水星の受け持つ身体部位が火星土星の両方から凶意を浴びせられた結果

本来のラグナから見た「8室乙女座」( 股間の周辺部や腹部または腰部 )の状態が

プラーナ・ダシャーの火星の水星に対するアスペクトという絡みでトリガーされたようだ



K店長本人曰く

「もうかれこれ20代の頃から何回かずつ腰をやっちゃってますね・・・」

とのことである







K店長の20歳代当時のダシャーは土星期で

やはりラグナが水瓶座であれば「腹部・腰部」を意味する乙女座が8室になり

ラグナロードの土星がヴァルゴッタマとなって8室の持つ「慢性病」の象意を強めている

( 土星とコンジャンクトし「健康運」の3室にアスペクトを返す火星も良い影響がないようだ )



他の配置をよく見ると

木星にアスペクトされるラグナの月は6室( 身体部位では腹部や腰部 )を支配するため

腰痛が再燃する度に少しばかりの日数を経てどうにか回復基調に戻るらしい







なおかつトランジットの土星は店長のラグナに巡って定座し

8室の表示体として「ナチュラル・キラー」と称される生来的凶意を6室支配の月に与える



やはり私の見立てた通りで

ラーシ・チャートの水瓶座に3室や6室の支配星が住んでいると

それだけでダブルトランジットの亜種のような影響が生じて健康状態が変調するのである



他方で

「ラグナに住む6室支配の月」というのは明らかにK店長の配下の女性従業員を指しており

トランジット中の土星の影響が今度は「想定外な相手からの業務ボイコット( 辞意 )」となり

寝耳に銃撃と言ってよい落雷級の不意打ちを受けることになったらしい



店長のラーシではマハーとアンタルが絡まないが

土星のトランジットが今は特別に強いためこうした展開が生じると判断できる



そして

その例の女性従業員の在籍台帳を覗いてラグナ修正した結果が以下の通りである







私の実姉と同い年でK店長とほぼ同世代の当人は

私も面識が有った相手であり

その印象や容姿等の特徴から天秤座ラグナで十分に正しいはずで

なおかつダシャーに対し「突然の辞意」という経験も天秤座ラグナなら不自然ではない







ナヴァムシャは全ダシャーが絡まずとも

プラティアンタルの金星の配置そのものは大いに有意で

10室も支配したラグナロードの木星は

ラグナに住む5室( 失業のハウス )支配の月と相対し

木星に絡んで来ない金星は6室から5室に逆行して

余計に辞職の意志を促しているからだ







ラーシでは一目瞭然に正しい絡みが起こっており

職業そのものを指す10室で定座する月に対し

3室6室支配の木星や8室も支配して逆行するラグナロードの金星が関わっている



この女性従業員は私から見ると「いつでも初々しく真面目で明るい人」という印象で

それはラグナが天秤座の場合にシャシャ・ヨーガの土星がヨーガ・カーラカになり

木星は機能的には凶星になるが2室から6室にアスペクトバックして生来的吉意も強まる



当人は私よりも年上であるにもかかわらず

初対面では「何年か前まで大学生だったのかな」と思うほど童顔で

疲れた雰囲気や不機嫌そうにしている様子など全く見たことが無かった



素直そうで本当に「裏表がない」と言える好印象な女性だった

だからこそ本人が突然の有休消化に入ったという報せには私も驚かせられた



それは土星が機能的にとても良い吉意を持ったマハープルシャだからで

水のサインの2室に住んだ木星が本人の容姿や声をとても若々しくさせる配置でもあり

特にその木星が6室にアスペクトバックしながら10室蟹座にもアスペクトする所見が

一応は仕事好きで誠実な性格を作ってもいる



しかし

10室では新月が起こって心情的に忍耐力や持続力の欠如をもたらし

コンジャンクトした2室7室支配の火星も土星との相互アスペクトでバンガしながら

8室支配で逆行した金星の悪影響を受けて「不意に無責任な言動を見せる」傾向を生じさせる

( ラグナで高揚したシャシャ・ヨーガの土星が5室を支配してアスペクトするのも悪影響だ )







ダシャムシャは意外にも絡みが起こらないが

最重要な10室支配の土星が月とコンジャンクトしてパーパ・カルタリになり

土星が10室へとアスペクトバックするその位置にはマラカになって逆行する金星が住む



やはり10室の象意が良い傾向と悪い傾向を併せ持ってしまって

明確に仕事に対する「ムラっ気」を帯びている







クドいようだが

今現在のトランジットの土星が与える影響は

ラーシ・チャートが天秤座ラグナであれば

端的に5室で定座した「境遇の一変」( 辞職 )を暗示する所見だ







また

そのトランジットは私の自社の4室で起きていることになり

2室5室支配で逆行する木星が「一部の従業員における動態の変調」( 急な依願退職 )を

おそらく惹起させているはずである



蠍座ラグナの土星はマラカのため

トランジットで土星が定座すると4室で3室の象意も活発になる変則的な機運が生じる



蠍座ラグナはそもそも6室と10室がダブルトランジットであり

予断を許さない緊張のアドリブ運がしつこく続いていく最中に在る







私のラーシにおけるナクシャトラは

木星と土星が見事に自身が支配する位置に住み

互いにケンドラの位置関係で絡むため

乙女座ラグナでは「7室の支配星と6室の支配星」が関わり合い

何とも不安定な動的運勢となってユラユラと反復する様態である




無秩序な雑踏の只中こそ水瓶座の過酷な前途なのだろう




これから行く先に何が待つのかを

漠然とでも想像できている私はまだまだ幸せだと思うべきだ



私にはジョーティッシュという未来があるのだから



以上

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