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俳優ショーン・ペン氏のチャート解読(大幅加筆修正@2022/8/21)

更新日:2022年8月21日













アメリカやヨーロッパが第三次世界大戦を恐れてウクライナを本格支援できないでいる最中

往年の超一流俳優ショーン・ペン氏だけは威風堂々と決死の覚悟でキエフへと赴いた










毅然とした清々しい表情で

自国の報道番組に出演しゼレンスキー大統領との面談を振り返っていた



アメリカのスター特有の華々しい色香など全く残っておらず

渋く乾いたその面持ちは真実へ向かう決意と知性の静けさの只中にあるかのようだ



彼は2月末にはウクライナに潜入し戦火の現地を記録映画として果敢に撮影し続けていた





ショーン氏はこの10年強で俳優から記録者としての精力的な活動が目立つようになり

2010年1月に発生したハイチ沖地震の震災後の実録映画などが有名であろうが

古くはすでに20年も経ってしまったあのイラク戦争当時の現地取材を単独決行する等

堅い覚悟と行動力を備えた社会派の映画俳優として円熟した知的巨人になりつつある





俳優として実に47年ものキャリアを誇るショーン氏

アメリカでは映画監督と映画女優を両親に持つ勝ち気なアウトローの印象が根強いせいか

ドキュメントの創作活動に対し「売名行為だ」とバッシングする風潮もあったようで

信用が身に着いてきたアメリカ人がしばしば拗らせるメサイアコンプレックスを疑われた



しかし今もなお続くウクライナ危機へと逸早く駆け出した彼の英断と覚悟のほどは

私からするととても単なる自己満足ではないとわかる



現地に立ち入ればいついきなり死の危険が襲うか分かる訳がない

映画撮影とはいえその役目を断る自由は当然あったことで

万が一戦地でロシア軍に捕縛されれば格好の餌食にされていたのはあまりに明らかだ



彼のこの決意がどのようにもたらされているか

著名人としてとてもメジャーな人物のため私が普段なら占断しない対象となるが

本人の詳細な出生データを拾得しそれに照らして氏の人生を振り返ってみる







木星も土星も逆行しながらアスペクトバックしてダブルトランジットを形成する

2室3室4室5室とブチ抜きでそれら象意が絡んで強くなり表現者としての才覚が結実する





ショーン氏が若年期のかなり早い頃に注目されたのが

上記ソースのテレビドラマ「誰がランディ・ウェブスターを殺したか」だった



アメリカ国内での初放送日は「1981年3月11日」と記載されてある




そして同名の映像作品を原題の “ The Killing of Randy Webster ” で画像検索した結果



これが同作品に出演した20歳当時のショーン・ペン氏である



余りに若く役柄のせいもあってこれが少年期のショーン氏だとは全く気づかない

しかし





このソースは希少な伝説的映像作品を発掘しアーカイブするファンサイトらしく

上記ページのスクリーンショットをそのまま抜粋し証拠として示すが




このように眼鏡をかけた少年役の担当俳優を「Sean Penn」(ショーン・ペン)と記してある




1981年3月11日当時のダシャーは「木星-金星-水星期」の終わり頃だった





木星は定座位置の自室から金星にアスペクトしラグナに逆行して水星にアスペクトする



マハーダシャーがアンタルとプラティアンタル両方にアスペクトして吉意が顕現していた

文句なしに最高潮な強さが溢れていてスターに付き物のビギナーズラックの相だと言える



ダシャムシャは木星と土星が逆行した位置で向かい合い土星は金星と星座交換する



映画俳優には極めて重要な分割図のダシャムシャでは

金星のディスポジターの土星が4室牡牛座に逆行することで金星と仮想の星座交換になり

金星が4室に定座するかのように働いて

木星も10室蠍座へ逆行して金星と対向したようになる



他方で高揚した強い水星は木星と絡んだケンドラの相関になって

やはり主要なダシャーの全てが木星と絡んでいたと見なせる所見が出来ている





氏の長大な俳優キャリアのランドマークとなるのは

やはり2003年と2008年に達成したアカデミー賞の主演男優賞受賞である







2003年全米公開の「ミスティック・リバー」と







2008年全米公開の「MILK」で

それぞれアカデミー主演男優賞というアメリカ史上の頂点に等しい偉業を成し遂げた

(「ミスティック・リバー」は2004年2月に受賞し「MILK」は2009年2月に受賞している)



「ミスティック・リバー」のアカデミー賞受賞時のダシャーは「土星-木星-水星期」だった



土星と木星はコンジャンクトしたままラグナへ逆行し木星のみ水星にアスペクトする



ナヴァムシャでは土星の逆行した位置に木星が本来の位置からアスペクトし水星とも絡む



ナヴァムシャのラグナロードはまさに土星で

11室(評価・受賞)を支配する木星が片側からアスペクトを起こし

水星に対して木星はそのままアスペクト出来つつ逆行してケンドラの相関となり

土星も本来の位置から水星と4室目10室目の位置関係になって絡みを起こしている





2009年2月末当時の「水星-ケートゥ-水星期」は

ラーシではラグナへ逆行する土星と水星がトリコーナの相関だがアスペクトが起こらず

ナヴァムシャでは射手座に住む水星と対向した双子座の火星がケートゥのディスポジターで

水瓶座ラグナの水星は5室にアスペクトバックし火星は10室支配で重要な吉意を担い

5室対10室の強烈なラージャ・ヨーガを組んで渾身の鋭意が受賞の果報に通じた





ダシャムシャにおいてはとても単純明快に配置の絡みが一目でわかるほどで

「土星-木星-水星期」は全てのダシャーロードがケンドラの相関を実現し

「水星-ケートゥ-水星期」は端的に8室でその経験が完結し5室的成果が8室で強い恩恵となり

ダシャムシャの担う「偉業の達成」が実る時運としてアカデミー賞受賞を果たしたと言える




それから







重要なバイオグラフィーに実子2人の生誕がある



1991年から女優のロビン・ライトと交際(同棲)し、1991年に長女(ディラン・フランシス)が、1993年に長男(ホッパー・ジャック)が誕生。




「ディラン・ペン」ことディラン・フランシスは1991年4月13日の出生とのことだ

逆算するとディランの母ロビンがディランを懐妊したのは1990年6月頃である





土星は火星と星座交換して金星とケンドラの絡みとなり逆行位置から水星にアスペクトする




そして弟のホッパー・ジャック・ペンは





長男ホッパー・ジャック・ペン氏の生年月日は「1993年8月6日」とあり

その懐妊を逆算した1992年の10月頃のダシャーは「土星-ケートゥ-金星期」の終盤頃か

「土星-ケートゥ-太陽期」の最初期あたりである





土星は星座交換で5室に伏在しケートゥのディスポジターの月や太陽とも対向する



5室水瓶座は金星から見て4室目でケンドラであり

太陽と月の住む11室獅子座から見た金星もまた4室目でケンドラとなる



従ってどちらのダシャーでも正しいようだが

出産は懐妊から約10ヶ月が標準のため「土星-ケートゥ-金星期」の後半頃とすべきだろう



ホッパー・ジャック・ペン氏



ディラン・フランシス氏(と実父ショーン)



貴重な長女長男と実父の3ショット




また

芳しくないエピソードだが

氏のかつての過誤である飲酒運転と暴行事件で逮捕された事実もダシャー整合で説明できる



1987年には飲酒運転と暴行で逮捕、6ヶ月の実刑を受けている。




ラーシ・ナヴァムシャ両方で土星が金星と絡み土星と金星どちらかが12室(監獄)を支配する



ラーシでは金星が12室を支配して土星の逆行した位置からのアスペクトを受け

ナヴァムシャでは土星自身が12室を支配して金星とコンジャンクトし金星は減衰する



ラーシの金星はラーフとコンジャンクトし

ナヴァムシャのラーフは土星が逆行した位置から12室の象意のアスペクトを受けている



12室は「隠されて見えなくなる状態」も意味するので

即ち刑務所や拘置所の象意を帯びてダシャー上で絡むとその経験を具現化することになる



従ってショーン・ペン氏が1987年の年末に上記の事件を起こしたと判断できる所見になり

氏の出生時刻は「15:17」で正しいようである




ケ ー ト ゥ 期 が 目 前 に 迫 っ た 氏 の 今 後






ショーン・ペン氏は今まさにマハーダシャーが水星期を終えようとしている



ラーシ・ナヴァムシャ両方でケートゥは凶星が支配する星座に住んで精神的な葛藤を示す



改めて確認するとショーン氏の現行ダシャーは「水星-土星-木星期」である





氏の出生時の各ナクシャトラは一流俳優だけあって金星が司るナクシャトラの惑星が強い



月のナクシャトラが不穏で時に常軌を逸する覚悟を持つ「アルドラー」であるのに対し

太陽は孤独で無欲な傾向のある「マガー」で水星は揺れやすい繊細な「アーシュレーシャ」だ



マハーダシャーがラーシで9室に住む水星はナクシャトラが定座して強く働くようになり

正義と理想のために真剣に悩み考えるアーシュレーシャの良い側面が体現されていく



また月同様に重要なラグナのナクシャトラは老練な知行一致の才覚を誇る「ジェーシュタ」で

メサイアコンプレックス気味な目的意識と素早いフットワークはこの性格に因むものだろう



太陽が定座して「マガー」がもたらす尊敬の念を抱いて崇めるべき場所や人々を探し求め

ラグナの「ジェーシュタ」が8室の象意を担う水星の影響で自らの美学や志と常に対話し

水星の住む「アーシュレーシャ」が苦悩に近い念慮で人々の生を劇的に描こうと苦心している



ショーン氏はその若年期でトッポい外連味がある無頼漢を装って見せたが

それはやはり太陽が10室で定座してラーフが伴い

ラーシでは機能的吉星の木星に機能的凶星の土星が影響し

ナヴァムシャでは逆に木星が機能的凶星となって逆行し

12室も支配するラグナロードの土星と対向するからだろう







わかりやすく眉をしかめた「ヒネクレ顔」で孤高を気取り

自分にしか出来ないことを常に心の片隅で考えて守り続けるアメリカ的な志士だった



しかしその木星期や最初の果報を遂げた土星期が終わって水星期からは俳優像が円熟し

職人的な俳優の才能をより沸騰させ自己流の悟りに達してしまった結果

一介の演者である以上に余生を通じて体得できる人間的な学びへと迫っていったようである





水星がラグナになるとラーシでは水星が12室(外国)を支配して本来的には「外国」の9室に住み

ナヴァムシャは射手座をラグナにすると水星は7室10室支配で7室(外国)にアスペクトを返す



だから氏は土星期終盤頃から精力的に外国で起きていた突発的な大局へ敏感に耳目を働かせ

水の星座に住む憂いの深い水星を木星のアスペクトが善意方向へと変転させる途上を歩む



蟹座と射手座のラグナでは木星が9室や4室を支配して自分自身がグルのようにもなるし

知的な熟達へと向かわせうる人との出会いが次々とやって来たはずである



あと3ヶ月ほどで巡る氏のケートゥ期は

ラーシではディスポジターの土星がアスペクトバックし

ナヴァムシャではディスポジターの火星が5室でラージャ・ヨーガを帯びて

静かな覚悟が実る時だ





ウクライナが戦火の悲劇に襲われてもうじき6ヶ月──



今なおウクライナはロシアの理由なき執拗な怨念と闘う中で予断を許さないままだ

病苦を隠し切れないプーチンの虚妄が現実を受け入れるかは依然として厳しいと私も思う



ショーン氏の果敢な挑戦の結晶たるこの実録映画を多くの人々が鑑賞できている頃に

ウクライナ全土が一時でも安堵できていることを願わずにはいられない




ウクライナに一刻も早い平和が見えてくる未来を心より祈念します



以上

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