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悟りを求め厭世の暮らしへ─元小学校教師のチャート

更新日:7月9日





先週の金曜日

私の勤めるカフェ増山氏の知人というお客様がいらした



都内の占いカフェは圧倒的に女性客が多く

私のカフェは団体の予約客や通りがかりの外国人旅行客らが時々に訪れる



過日は珍しく「お一人様の男性客」としてそのお方がご来店し

私が自作した宣伝用イメージアートを差し入れた卓上スタンドにご注目下さって

「最近Youtubeでインドの神様が出てくる動画がオススメで沢山流れてきました」と仰った



私の勤務日に必ずキッチンスタッフを担当する増山氏が

私への気遣いから私の占い方をイチオシし

その知人男性は不意に私のテーブルに就いて鑑定が急遽開始となった



*****





※鑑定結果の公表はご本人様より承諾済み※







*****





この通りとても気の毒な過去をお持ちのご本人様は

職場における人間関係が常に不穏当なために2度も鬱病を経験し

小学校教師を辞した今現在は無職のまま進路の判断に悩んでいるのだという





ラーシのラグナを一見すれば一目瞭然で

獅子座ラグナで6室7室支配で「悪辣な敵対者」を意味する土星は

ラグナから7室にアスペクトバックして対人運の7室をむしろ悪変させている





ご本人曰く

「数人の生徒児童から懐かれただけでそれを妬んでくる同僚が居ました」との証言は

やはりラグナの土星が孕んだ悪意を指し示しており

土星は獅子座に住んでしまうと天秤座と牡牛座にアスペクトして潜在的に金星を傷つける



2室( 自分が世話をする目下の相手 )では減衰の金星に火星がコンジャンクトし

9室に向け火星がアスペクトバックする理想的な配置でいかにも熱意のある教師像を作る



「乙女座の火星と金星」というのが幼く意地らしい生徒児童の表示体になった座相で

火星が良好な4室9室支配のヨーガ・カーラカになって9室の象意が2室で強いため

ラーフもコンジャンクトした影響で色々な生徒らから人気のある教師だったのである





「発話・発語」の2室でラーフが火星とコンジャンクトした影響で

やはり学校教師らしく時には本気で生徒を𠮟りつけるといった様子も想像でき

強い恋愛感情も意味する火星金星のコンジャンクションが火星の機能的吉意で良化し

どんな生徒に対しても正直に接し「一緒に泣いたり笑ったりしている」ような姿を思わせる



なおかつ8室の月と12室の木星が星座交換して木星は高揚し

ケートゥのディスポジターとして木星が8室に定座するようにも働くことで

この男性は教師というよりも独り黙々と悟りを深めるグルか何かのようですらある





乙女座ラグナになったナヴァムシャは太陽( 10室の表示体 )がまさに「グル」の9室に住み

12室支配で9室に住んだ太陽が両隣を金星水星に挟まれてシューバ・カルタリ・ヨーガになり

10室の配置自体はかなり悪いにもかかわらずその精神性自体は相当に気高いと言える



10室で生じた6室支配の土星対8室支配の火星という最悪なコンジャンクションが

9室支配の金星をとても強く傷つけてご本人の教師としての善良な立志を損なわせ

悪辣な土星が更に木星をアスペクトし「7室の支配星が12室に住んだ座相」をより悪変させる



ご本人の正しい営為を邪魔したがる嫌らしい相手( 同僚の教師ら )と敵対せねばならず

職場で凄まじい言い争いを何度も繰り返し最後は失望し自ら職を辞するという様子だ





ダシャムシャは「公官庁の職務」を意味した水瓶座ラグナで

小学校教師も公務員であり国政の管轄下で働く立場なので水瓶座的な職業ということだ



ラグナロードの土星は12室も支配して見事に10室に住むことで確かに学校教師を意味し

コンジャンクトした金星が9室支配のヨーガ・カーラカになった大吉相を作り

「管理や保全の才能」を作る金星土星のコンジャンクションが

最高に吉兆なダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガの影響を受けて教育者の座相へと高まる





よく見ると金星は火星と星座交換するのでそれも非常に素晴らしいのだが

12室も支配したラグナロードの土星が生来的凶星の火星と結びつくことにもなり

土星の生来的凶意が露悪させられて職業運が必ず頓挫する結果を暗示している





シャスティアムシャは

5室と7室の星座交換が6室の影響も受けてしまい

6室支配の土星が木星の教育的営為に「茶々を入れる」かのようで

12室支配の太陽も土星にコンジャンクトすることで土星にヴィーパリータを与え

教育者としての立志が実ることを妨げてくる座相を見せる

( 職業の表示体になる太陽が12室支配で7室に住むのでこれもまた教師になる所見だ )



ラグナロードの水星が12室に住みながら11室に逆行して月と仮想的に星座交換し

10室のチャンドラ・マンガラ・ヨーガにその支配星も絡んだ締まり良い絡み方になり

やはり崇高な思いで教務に徹したいとする志向を秘めていたと分かる





元教師であればかなり有意な座相が出来ているはずのD24は

当然といえば当然だがラグナロードの火星が10室支配の太陽と星座交換し

11室支配の水星と太陽が仮想のスーリヤ・ブッダ・ヨーガになって10室獅子座が何とも気高い



グルとしての器量も意味する9室支配の月は「実践」の3室からアスペクトバックし

山羊座的な律義さで多くの生徒児童( ≒「大衆の表示体」である月 )を指導していたようだ



とはいえ

蠍座ラグナでマラカになった水星が10室でその支配星に働きかけるのだから

アンタル・ダシャーが太陽期や火星期や水星期になると職場の人間関係がかなり悪化し

立場を失うほどの敵対状態が生まれる予兆を示していた

( 蠍座ラグナは火星が6室も支配するので水星と絡めば最悪な「6室対8室の絡み」になる )





「独立運・達成運」のエカダシャムシャは素地の脆さが見えた結果であり

ラグナには12室支配の金星が住んで7室在住のラグナロードと相互アスペクトし

水星はアスペクトバックしつつも6室に逆行するとマラカの火星と仮想的に相対する



双子座ラグナの火星は出来れば9室に住むか11室で定座してしまうのが良いが

12室に住むとヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガになってアスペクトバックしてしまう



この分割図の当為の支配星たる11室支配の火星は10室の土星からアスペクトまで受け

12室で本領発揮が叶わなかった様相を物語って確かに教職の途絶を意味していた




その実像─心的探究に没入するグル的な才能






教職員であればD24と並んでD20も善良な座相があるべきだが

ご本人の同分割図ではこのようにラグナと7室が星座交換しそれも生来的吉星同士である





この分割図で重要な5室支配の火星は意外にも8室で減衰した例外則の配置で

月のアスペクトバックで弱くバンガが起こり3室の太陽もアスペクトバックする



認知や感受力の5室が不思議な働き方で独自の思考法を確立するはずで

最重要な9室支配の太陽が3室水瓶座で定座に等しい復調力を帯びて一層に習熟意欲が実る



マラカになった金星も例外則になった良好な条件が味方し

学びに向けた情熱と深遠な理想が永続する強固な所見が出来ている





ラーシにおけるナクシャトラ配置は

定座したラグナロードが寡黙な賢者的性格を醸す「マガー」で

ラグナ自体は金星の司る「プールヴァ・パールグニー」であっても

心情の源泉たる月の方は「ウッタラ・バードラパダ」となって土星的な孤高が滲む



静かな覚悟や達観は土星とケートゥの絡みが後押しし

即ち土星はケートゥが支配した「マガー」に住み

ケートゥの方は土星が支配する「ウッタラ・バードラパダ」でナクシャトラ交換が起こり

ゆくゆくは厭世感情がご本人の性格の実相として色濃くなる



その堅い諦念は

嘆願の情ではなく現世( うつしよ )の非業を詩歌にして詠むかの如くである



このお方の正体は教師というよりも求道者や哲学者とすべきだったらしい





先に述べたように

ラーシでは8室対12室の星座交換がケートゥを巻き込んだ星座交換になり

ケートゥの象意が余計に深まるヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガになるが

これはある意味で実学の教養とは異なる「切迫した心的臨界点」への進入を物語る



おそらくそれは

今生で生きたまま死ぬかのような経験が何度でも訪れるという見性体験の入り口である





「心外な奇遇」を意味し心身の様々な錯誤が見えた分割図でもあるアシュタムシャは

やはり8室と12室が星座交換し10室でシャシャ・ヨーガになった土星がアスペクトする



非日常な場面でそれ相応の神秘体験がある座相であり

シャシャ・ヨーガになって機能的吉意が最大になったヨーガ・カーラカの土星は

ケートゥのディスポジターとしても強烈な影響力を12室へのアスペクトで発現する



ここまで来ると

この男性は遅かれ早かれ出家し仏道を邁進するのではないかとすら思える



ラグナロードの金星はむしろ最良な9室に住んで

両隣を火星土星が挟んだパーパ・カルタリ・ヨーガになり

俗人としての生活を送ることが見れば見るほど難しい様子である



このお方の近未来が思いやられる




いずれ巡る未来






ご本人の今現在のダシャーは「金星-木星-ケートゥ期」であり

ほぼ1ヶ月後には「金星-木星-金星期」にダシャーが移る






この時運をいくつかの分割図に照会すると

なかなかに「良い報い」が現れていた結果となった





ナヴァムシャでは絡まなかった同ダシャーはラーシで神秘性を帯びた絡みになり

即ち例外則になった金星と対向した8室魚座が星座交換で仮想的に木星が定座する



月とケートゥを巻き込んでこの配置が起こっていることがとても有意義で

今夏の盛りを迎えた頃にこの男性は何かが降りて来たように霊的な感悟を得るようだ





シャスティアムシャは金星が射手座に住んで木星がディスポジターとなる大本命な絡みで

更には木星が7室の星座交換により伏在し4室と7室の絡みにもなって時運が励起される



それが月からでは7室対10室の絡みであるため

第三者が客観的に認知できるほどの出会いと変化を経験することになる



木星は7室のラーフのディスポジターとして伏在するので

尋常ではない哲学的修道的なグルを思わせる人物が待ち構える様子だ





再見したエカダシャムシャはダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガの木星が金星と見事に絡む



「9室水瓶座の木星」というのが何ともスピリチュアルであり

その木星がアスペクトするラグナでは5室12室支配の金星がケートゥとコンジャンクトし

7室の水星がラグナのケートゥと金星にアスペクトバックまで起こす



急激にこの現実が単純化( 抽象化 )しながらも確信ある心的内観となって再び展開し

大々的な哲学を恥じらいなく周囲に語り始める姿が想像できる



本当にその境遇が大きく前進する頃である





恐る恐る覗いたダシャムシャは安堵と喜びが溢れる無事な絡み方であり

10室蠍座に住む金星は火星との星座交換で9室に定座したようになって3室の木星と相対する



それは月から見てまさに4室目対10室目に改まり実際的なキャリアが蘇る吉兆になっている



のみならず





「物事の結果」( カルマの結果 )を描いたドレッカナは

この通り2室8室軸で金星木星が相対する



木星はこの分割図のラグナロードですらあり

高揚しながら11室支配の金星と相互アスペクトしてラグナ対11室のダーナ・ヨーガを組む



この夏

魂の卒業式が開かれる



「生きながらにして得る生まれ変わり」が刻銘された“ 予祝 ”の吉兆を拝見できたことを

この場をお借りして御礼申し上げたい




ありがとうございます!


いずれ

より一層の吉報を伺えますことを

期待しております!!




以上

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