本当に悲惨な天災や事故のニュースが相次いだ最中
今年に入り個人的にも慶賀な吉報に驚いている
私の世代では間違いなく芸能界を代表するトップアイドルの一人だった堂本剛氏が
暗い世間を喜びで沸かせる婚約の発表をサプライズした
上記のソースでは
氏の出生地が「兵庫県芦屋市」となっているが
精査していくと「奈良県奈良市」の誤りである
( 正しい出生地は奈良県奈良市 )
そして肝心な氏の出生時刻は「14:00」とされていて
随分と切りが良いので疑う余地もかなりあったが
分割図をいくらか確かめてみたところ
「14:00:10」( 14時0分10秒 )あたりで正しいようである
成婚発表時の詳細なダシャーは
最も客観的なラーシにおいて全時系列の絡みが成立しない
次に
結婚を最も正しく説明しうるナヴァムシャも
アンタルダシャーがマハーダシャーの真後ろに住んでしまっている
そして
最も深い潜在的な吉凶が込められたシャスティアムシャは
ようやく全ダシャーが一応の絡みを起こしている配置となり
「結婚」の7室からアスペクトバックするマハーダシャーの木星は
そのディスポジターが水星になって
水星の住む9室に土星( ケートゥのディスポジター )が逆行位置からアスペクトし
土星は逆行した位置で金星とトリコーナの絡みを起こして
12室から2室( 「結婚生活」のハウス )へとアスペクトバックできる
シャスティアムシャを射手座ラグナとすると
マハーダシャーはラグナロード( 7室から7室目で「結婚」の本質のハウスの支配星 )で
アンタルダシャーの水星は7室を支配し
ケートゥのディスポジターの土星は婚約後の私生活を意味する2室支配で
金星はダシャー上で絡めば結婚や新居の購入などにつながる4室や7室の表示体である
射手座がラグナであれば
プラーナ・ダシャーの土星が2室を支配してラグナに住みながら
逆行して2室にアスペクトバックできるその配置が決定打となった
シャスティアムシャは「多岐に渡る広範なカルマ」を示す最重要な運勢図であり
ラグナが正しければナヴァムシャのダシャー照会を省いてもよいと言える
堂本剛氏のシャスティアムシャは射手座ラグナと判断できる実証が確かに得られたため
氏の出生時刻は「14時0分10秒」頃と判断して支障ない
それから
氏は1991年5月の時点で旧ジャニーズ事務所に「預かり」として仮入所している
小学6年生の時、光GENJI・諸星和己のファンだった6歳上の姉が本人の知らない間に履歴書をジャニーズ事務所に送ったことがきっかけで、光GENJIのコンサートに招待される。当時はバスケットボールに夢中で中学受験も考えていたため、事務所に入るつもりはなく断る予定だったが、1991年5月5日、「断るにしても自分の口で言いなさい」と母親に連れて行かれた横浜アリーナでコンサートを鑑賞し、堂本光一と出会う。そして事務所の2 - 3日預からせてほしいという申し出に光一と共に、事務所入りを決める。
念のため氏の芸能界入りについて時運整合のほどをダシャムシャで診てみると
( 実際には7歳から5年間ほど子役俳優だった事実も要検証だが )14時頃の出生であれば
ラグナはヴァルゴッタマになり3室10室支配で至極当然に「芸能活動」を意味する金星が
物の見事にラグナに住んでいる
更に遡って
・ドラマ【若大将天下ご免!】ANB (土)20:00-20:54
[出演]橋爪 淳、片平なぎさ、堂本直宏(堂本 剛)
第31話「皿ごと毒を喰った女!」(1987年7月、若君の子供時代 役)
記録が認知できる子役時代最初のキャリアは上記の作品だが
「小学校1年の時点で子役劇団に所属していた」とされ
従って1986年の誕生日以降の時運をドレッカナ( カルマの結果を示す )で照会すると
「月-ラーフ-ケートゥ期」や「月-ラーフ-金星期」は十分に絡みが見られる
ラーフのディスポジターの火星はそのまま月のディスポジターにもなり
火星が起こす8室目のアスペクトを3室で定座の金星とケートゥが受けている
月とラーフが住む9室は5室の結果であり相当にハイレベルな表現力のハウスのため
個性と才能が一つになった神童のような存在感を示せていた所見になる
( 月とラーフのコンジャンクトは「強いヒステリー」の配置で
感情的な高ぶりを巧みに表現していたようだ )
対するダシャムシャは意外にもダシャー間の絡みが成立していなかった
( ダシャムシャでは上記のダシャーが8室や12室の支配星なので
さすがに当時は世間からの認知が無かったということだろう )
その後
時は流れて
1997年5月29日、ジャニーズ事務所がレコード会社「ジャニーズ・エンタテイメント」を設立し、その第1弾アーティストとしてKinKi Kidsがデビューすることが決定。
この時期は当然ながらダシャムシャの方が明確に時運を励起していた頃であり
6室で高揚したヨーガ・カーラカの火星が月からは7室12室を支配する「芸能活動」の表示体で
火星のディスポジターの土星は逆行位置から火星にアスペクトバックし
土星のディスポジター木星も土星本来の位置へと更にアスペクトバックして
十全に主要ダシャーが絡んでいた
とはいえ
高揚した火星に逆行したマラカの土星がアスペクトするのは「心身に堪える激務」を意味し
木星の保護が土星に働くことで何とかアイドルとしての自負心が保たれていた様子であり
今になってみれば「全く不穏当な忍耐を押し殺して毎日をやり過ごしていた」ことが伺える
だからこそこのような題名のソロ番組を制作したのだろうし
私が伝え聞いた10代当時の氏の様子として
「睡眠不足で食事中に寝落ちする」とか
「疲れと眠気を我慢し続けて苛立ちが限界に達すると自室でモノに当たっていた」とか
相当に気の毒で行き場の無い心労が慢性的だったようだ
( 私自身の記憶する限り
2000年当時に放送されていたLOVE LOVE あいしてるでは
光一氏とのやり取りで不意に泣き出したこともあり
冗談抜きで「追い詰められていた」ことが想像できる )
CDデビューすると正式にJr.の枠から昇格扱いとなる旧ジャニーズでは
その当時の法外な多忙ぶりが疾病の分割図であるD6でも明示されており
「根治困難な傷病」の8室で定座したラグナロードの火星の相対位置に土星が逆行し
木星もコンジャンクトして全ダシャーが絡むことで吉意の保護が何とか働く状態だった
しかしその後の心労傾向は解消されないまま潜伏し続け
上記のダシャーにおいて氏は左耳が突発性難聴に罹患してしまった
剛は左耳の突発性難聴と診断され、17年6月27日に都内の病院に入院。同年7月4日に退院したが、現在も完治はしていないようで、音楽番組に出演した際は、ヘッドホンをつけるなどの対応を取って活動を続けている。
ラーフのディスポジターの太陽は「入院」の12室に住んで月と対向し
月はまさに「メンタル」の象意が重複する4室支配で6室に住んでしまい
月のディスポジターで3室6室を支配して疾病の表示体になる水星がマラカの7室に住む
プラティアンタルダシャーが水星期になって1ヶ月もする頃には
水星のディスポジターの金星に土星が双子座からアスペクトするしつこい凶意の影響が働き
なおかつ土星が獅子座と太陽の両方にアスペクトする配置が
単に聴力障碍というよりかは「自壊寸前の極限的な心身失調」の所見を作っており
氏と事務所がファン各位にかなりの気遣いを払って突発性難聴の事実のみを伝えたらしい
元々人前が苦手で何かあると胃薬を服用することが多かったが、芸能界活動に対するストレスから、CDデビューしたての頃に過呼吸を発症。2000年夏のコンサートツアーにて、ナゴヤドームでの第1部公演の途中に、過呼吸の大きな発作に見舞われる。2003年5月の「Dome F Concert」の途中体調不良で倒れたことをきっかけにして、同月、ジャニーズオフィシャル携帯サイト「Johnny's web」にて、自ら過換気症候群、パニック障害と闘病中であることを告白した。
( 事実その心身上の先天的な不和傾向は上記の通りである )
土星が「視聴覚・コミュニケーション能力」の3室からアスペクトで金星を傷つけ
金星は「深層意識( メンタル )」の5室に住む2室7室支配のマラカで
周囲との正しい意思疎通が困難になる状況が歌手生命の危機を予期不安にさせていたようだ
健康運の概略図でもあり
更にまた「既知の事実」を証明できるドレッカナは
ラーフと月のディスポジターの火星が水星を傷つけて
しかも双子座と乙女座の両方にわざわざ余計にアスペクトしている
水星そのものは「( 全身各域の )神経」の表示体で
牡羊座をラグナにすると3室6室支配で水星自体が傷病を意味する凶星になり
本来ならラグナロードである火星の支配する8室の象意が水星の悪影響を受け
「視聴覚」の3室が逆に火星から傷つけられるという入り組んだ凶意の絡みが起きていた
この時期はドレッカナでラーフがラグナになった場合の所見が
聴覚の疾病を引き起こしたと判断できる
人の回復力の強さは
11室( 「傷病」の6室から6室目でその結果 )の在住星や支配星で診るが
氏のナヴァムシャでは11室と5室の星座交換を9室12室支配の最良な木星が更に保護している
幸いにしてこの配置の妙が肉体の健康に段々とポテンシャルを与えていたようだ
この結婚が氏にもたらすもの
来年の年末まで続く「木星-水星期」は
シャスティアムシャの要約版のようにも働くD45においてなかなか吉祥である
「結婚生活」の2室で定座した木星は機能的にも吉星で純粋な幸福感を約束し
木星とケンドラの位置に住んだ水星は減衰したマラカになっていて本当に凶兆が無い
その絡みは月から見ても9室対12室で
更にまた凶星化した水星が減衰して木星が9室で定座しすこぶる優勢である
久々に「心をすっかり委ねられる静かな平和」が手に入った頃合いだと言える
幼少時代は「金田一少年の事件簿」に親しみ
「君といた未来のために」や「ぼくらの勇気 未満都市」も欠かさず視聴して
22歳の頃には勝手に実姉が私の分もチケット予約した後楽園ライブにも飛び入りした
堂本剛氏は
確かに私の若年期を彩ったかけがえの無い記憶の断片である
今ではすっかり「過去の人」になっていた氏が
私も世間も仄暗いままのこの時にご成婚なさったことが
確かに驚きであり微かな希望も下すったと思える
おめでとうございます!
何卒末永くお幸せに!!
以上
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