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中川翔子氏の結婚を検証する

更新日:5月2日


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先週末は「あの中川翔子がとうとう結婚した」とネットの一部界隈で騒動になっていた



中川翔子 結婚の決め手 -動物愛- (star7.org)



師に先を越されてしまったが

私の1歳上で「何故かいつまでも独身の趣味人な美女」だった彼女を

同世代の者としてもやはりレクティファイしておこうと思う









幼児の頃から、芸能事務所「セントラル子供タレント」に所属し、「中川薔子(なかがわ しょうこ)」の芸名で子役として活動開始。

中川翔子 - Wikipedia





幼少時からすでに子役タレントだった中川氏の経歴は

出生後から8歳の誕生日を迎える頃まで続く木星期の配置が重要だ





ラーシを乙女座ラグナとすると木星は特殊な強いラージャ・ヨーガになり

吉星が二重にケンドラを支配してマラカになるが減衰することで逆に吉意を取り戻す



ディスポジターで「芸能活動・文化的営為」の5室を支配した土星がアスペクトを返し

その有意な絡みは月から見ても木星が3室支配で土星が5室支配となって象意が重複する





ラグナを山羊座に仮定したナヴァムシャはより端的な所見となり

強い生来的吉星の木星が「芸能界」の12室と「歌唱・ダンス・演技」の3室を支配し

最上級な高揚のマハープルシャ・ヨーガとなってラグナロードの土星がコンジャンクトし

その位置は月の2室目で月からは8室と10室の絡みになり

双子座から見て月はそれ自体が2室( 家族・両親 )の支配星なので

やはり両親の意向で芸能活動を早々に開始していたことが分かる



ナヴァムシャを山羊座ラグナとした理由はその後年に経験する人生最初の不幸に由来し

即ちミュージシャンで俳優だった実父・勝彦氏の病没である



父親は、俳優・ミュージシャンであった中川勝彦。自身が9歳の時に亡くなっている。

中川翔子 - Wikipedia









調べると勝彦氏の逝去年月日は「1994年9月17日」とのことで

ダシャーに照らすと「土星-土星-金星期」でアンタル土星期の中頃あたりだった





山羊座をラグナとしたナヴァムシャでは

ラグナロードの土星が逆行して6室双子座に住むようになり

ディスポジターの水星が水瓶座に住んで潜在的な星座交換になるだけでなく

本来の位置の蟹座から9室乙女座にアスペクトし

「逆行した生来的凶星」として強い悪影響を水星に与えており

本人の父親を意味する9室支配の水星はアスペクトを受けずにマラカの2室に住む



仮想的な所見ではあるが

2室と9室が星座交換し2室を支配する側の土星が逆行しているため

確実に土星がマラカとなって働く



単純な配置上の所見としてマラカの絡みを無視しても

9室支配の水星が住んだ水瓶座は「放送業界・芸能界」を意味する表象で

2室は「本人の家族・両親」を指すため

その水星は昭和末期にアイドル的な人気を博した中川勝彦氏の表示体になる





ラーシを乙女座ラグナにしたのもやはり高揚の金星が9室支配になるからで

土星期になっても金星は土星からアスペクトされないが

土星が逆行するのは天秤座であり本来の位置からは牡牛座と対向し

9室牡牛座に住んだ火星は3室8室支配で強力なマラカとしても働き

金星が間接的にしつこく傷つけられている



また単に土星をダシャーラグナと見なして蠍座ラグナに置き換えると

ラグナから12室に逆行してしまう土星とコンジャンクトする月は9室の支配星である



実父・勝彦氏の逝去時のダシャーだった「土星-土星-金星-土星-ケートゥ期」は

土星が金星の支配する天秤座に逆行して金星と絡み

土星をラグナにするとケートゥとコンジャンクトした月が勝彦氏を指す9室の支配星で

12室に住んでケートゥを伴うために「病院で終末期の治療を受ける父親」を意味していた



それだけではなく

父親の表示体の高揚した太陽は対向位置へマラカ並みに働く土星が逆行し

太陽のディスポジターの火星の7室目にはそもそもその土星が住んでいる





ナクシャトラにおいては月と木星が星座交換し

月に対してはマラカに準ずる土星が逆行して重なり

その位置は太陽の7室目で太陽も土星の凶意を受け

土星本来の位置から3室目には木星が住んで土星のアスペクトバックを受けてしまう





木星はブラトリ・カーラカで「兄弟姉妹・父親」を表意し

ジャイミニアスペクトでは可動星座の山羊座( に住む木星 )に対して

固着星座の牡牛座と蠍座から必ずアスペクトが起こるため

乙女座ラグナで劣悪な二大凶星の火星土星が木星にトドメを刺すかのように働き

土星が逆行した位置( 天秤座 )に住む月はナクシャトラで木星と星座交換するため

やはりジャイミニ式でも父親の表示体が猛烈に傷ついている所見となる

( 土星は「7室の表示体」のダラ・カーラカでつまりジャイミニ式でもマラカである )





勝彦氏の逝去の日時で作成したトランジットチャートは

やはり牡羊座天秤座の軸でダブルトランジットが成立し

勝彦氏を指す太陽の位置にはケートゥもトランジットして

それは娘の翔子氏のラーシでは2室8室軸となり「家族に対する災難」を意味する


乙女座ラグナでは太陽が12室支配なので

12室の象意とケートゥがダブルトランジットされた結果

「実の父を病で亡くす」という経験がもたらされたと判断できる




不遇だった10代の時期に得たジャッキーチェンとの知己




芸能界に入る前、しょこたんは桂子さんと16歳の誕生日記念にチェンが経営する香港のレストランを訪ねた。その際、偶然にも隣りの席にチェンが。感激して泣くしょこたん母子に、チェンが「大丈夫?」と声を掛けてくれた。

しょこたん 事務所解雇の過去を振り返る/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)



この時期にはまだ芸能界に正式な籍を置いていなかったようで

その頃に実母の誘いから旅行した先の香港であのジャッキー・チェン氏と懇意になり

日本よりも先に香港からの派生事務所で芸能人となったのである





ナヴァムシャは「土星-金星-ラーフ期」に全ダシャーが明確に絡んだ所見で

土星とラーフはトリコーナの相関になり

その両者に対してラーフのディスポジターの火星がアスペクトを起こして

ラーフがディスポジターからアスペクトバックされるため

運勢上の吉凶が容赦なく二分される「金星-土星期」において

中川翔子氏は見事に独立の機運を成果にする吉意の変転に向かったようだ



このナヴァムシャで11室に住んだラーフと金星や4室に定座した火星が

かのジャッキー・チェン氏を指していると分かる