top of page

世界で飛び交う多くの憶測─現在のプーチンは影武者か否か

更新日:8月5日





今年も残り5ヶ月となった今

世界が次第にアメリカ大統領選に注目し始める最中において

来年以降のアメリカを水面下で警戒しているであろうロシアは

すでに1年前のことだが「プーチン影武者説」が世界で取り沙汰されて

日本の正規報道でも話題に挙がった





「耳相鑑定」という手法で直近のプーチンの耳の形を精査し

その後に細密な声紋分析でその真偽を見積もったところ

やはり場合によってはプーチンの影武者が公務を代行している可能性が認められた



最終的には昨年夏の時点でプーチンは存命であるとする評価になり

つまり一昨年に報じられた死亡説はまだまだ誤導の域を出ないようだ



ただし



時に2023年10月26日午後20時42分。独裁者に引導を渡した「死に至る病」は「末期の膵臓ガン」だったとみられているが、実はこの時、秘密の別荘で静養中だったプーチンに随行していた高官がいると言われている。


このように

昨年秋には厳正な記録を証拠にプーチンが密かに病没していたことを伝える記事があり

同疑惑に対しプーチン本人の各チャートと当時のダシャーを照会すれば

どれほど現実的な提起であるかが見込めることになる





プーチンの逝去とされた時点のダシャーは

水星-ケートゥ-ラーフ-ラーフ-水星-水星期」あたりのはずだ





公正にレクティファイされたプーチンのラーシは蠍座ラグナで

マハーダシャーの水星は12室で金星とコンジャンクトして金星は定座し

マラカの7室と最も弱いマラカの12室を同時に担う金星は傷つけば凶星化するが

この場合に完全なマラカとして振舞う水星とコンジャンクトした金星は即ちマラカになる



12室で凶相がかなり強まった水星から10室目にケートゥが住んで弱く絡みが生じ

ケートゥのディスポジターの月もまたマラカの7室で高揚してしまい

月から5室目に住むマラカの土星はラーフのディスポジターで

ラーフ自体も月から9室目に住んでおりケートゥとラーフは必要十分に絡みを作っていて

ラーフのディスポジターは土星で土星は乙女座に住むことで水星がディスポジターになる



このダシャーにおいて月以外がマラカとなって互いに絡んでいた以上は

確かにプーチンが絶命していた可能性を暗示していると大いに言える





傷病の経験を示すシャスタムシャでは

ラグナロードの木星がラーフ・ケートゥのディスポジターとなり

プライマリーハウスの6室獅子座へと逆行すると2室に住んだマラカの水星にアスペクトし

ケートゥが7室乙女座に住むと見なした場合でも木星は水星と絡んだ配置になっていて

6室に逆行した位置で木星はディスポジターの太陽や定座するマラカの土星に傷つけられる



独裁者に引導を渡した「死に至る病」は「末期の膵臓ガン」だったとみられている


とされた通り

受傷や疾病の時運を司るD6のラグナロードに当たる木星がモロに6室で強く傷つくため

木星が受け持つ肉体の器官である膵臓が末期的な容体だったことが本当に明示されてある





年齢的に相当強く影響していたはずのナヴァムシャは

マラカの水星が「慢性的疾病」と言える8室でマラカの土星からアスペクトされてしまい

水星へ逆行してくるラグナロードの木星はケートゥのディスポジターでもあり

木星が逆行すると金星はラグナで高揚するので星座交換となり

ラグナ対3室8室の星座交換が最悪なマラカ同士の仮想コンジャンクションを成立させる



木星は上述したように膵臓の表示体で

ラーフのディスポジターの水星とケートゥのディスポジターの木星が仮想的に絡み

そこで極めて病的な異常をもたらすマラカの星座交換が生じた所見こそが

末期的な膵臓がん」の兆候を鮮やかに写実していたのである



プーチンは8室に住むマラカの水星( 脳と神経 )をマラカの土星がアスペクトで傷つけるので

数年前の時点でパーキンソン病の症状が公的な場でもはっきり視認できるほどだったが

そこへ木星が逆行することで起きたより悲劇的な病変は膵臓のガンという結果だった



また





チャラ・ダシャーでラーシを振り返ると

魚座がダシャーラグナになっていた時期で

木星が逆行して定座できる位置に

対向の乙女座からマラカの土星がジャイミニ・アスペクトし

木星が潜在的に傷つきながら本来の位置の2室で火星と星座交換する所見は

火星の担う2室9室の良い影響が全く現れず

ダーナ・ヨーガやラージャ・ヨーガの吉意が単なるマラカ的影響に置換されたようだ



*****





プーチンが既に亡くなっていたとする前提において

ロシアの国威のための偶像としてそれでも影武者を宛がわれている事実は

12室天秤座をダシャーラグナと見なした場合に明快な所見であり

即ち本来のラグナロードと木星の星座交換は天秤座から見た3室対7室だからで

メディア( =3室 )によって虚偽の大統領動静( =7室 )が演出されているということである





シャスティアムシャも穿った見方になるが

水星のディスポジターになって絡んだ金星は2室7室支配でマラカになり

3室支配でまさにメディアを表意する水星が

本人の死を意味する金星を擁護したように働き

金星が8室から2室にアスペクトバックすることで

即ち「他者( メディア )によって守られている( 死を偽装されている )」のである



メディアの表示体の水星が機能的凶星になって7室天秤座に住むのは

いくらでもメディアが不都合な事実を揉み消してくれるということらしい





「カルマの結果が現れる」とされるドレッカナも明確に絡んでより強くなる所見で

4室( キャリア )に住んだ3室12室支配の水星がやはりメディアの表示体になり

ディスポジターの金星はその意味を更に強調する8室水瓶座( =メディア )に住んで

なおかつディスポジターの土星が11室に住むことで星座交換が起こっており

プーチン自身の死後もその名誉がメディアによって厳守されている様子を説明している



8室が水瓶座になるというのが本当に面白く

生来的吉星の金星が土星との星座交換で永続性を帯びた状態が

「棚から牡丹餅的に名前と地位が堅く守られる」ことの証明になっている





改めてプーチンの今昔を対比すると明らかに顔貌の差異がジワジワ分かるほどで

向かって右側が昔のプーチンだと思われるが対する左側の近影は顎先が少し長くなっていて

昔より頬骨が張り出しているのも「加齢で太ったからだ」と言うには無理がある





こちらの写真も頬の部分が平たく耳の上端部が尖って見える様子から

昔の( つまり生前の )オリジナルな本人だったことだろう





アメリカ大統領選の勝敗が決している頃に

プーチンのダシャーはちょうど「水星-金星-月期」に移り変わる





シャスティアムシャを見れば

その時になってやっと初めて公式にプーチンの逝去が報じられるはずであり

マラカの金星からアスペクトバックされる月は高揚してマラカの2室に住んでいる



水星も金星もマラカになって7室対8室の位置で絡むのはやはり「偽装工作」を暗示し

金星と相対して更に絡んだ月がプーチンのキャリアを意味する4室の支配星であることは

「従前まで続いたメディアの虚偽が世界動向の変化で限界を迎える」そのタイミングを示す





ナヴァムシャも同じく水星・金星の仮想的なコンジャンクションに月が相対し

マラカの2室に住んだ月が5室( 物事の終わりとはじまり )を支配して凶相の絡みを作る



即ちロシアもアメリカ同様に国家元首の交代をやむを得ず決意する変動の現れで

「大儀の無い戦争」だったウクライナ侵攻をロシア国政の中枢側も終戦させたい機運が高まり

アメリカ大統領の交代を機にそれを断行する向きが出てくるはずである





ラーシでは月が水星・金星と絡まなくとも

天秤座から見直した配置がとても有意であり

天秤座から10室目を支配した月が「途絶」の8室で高揚している

( 蟹座にはケートゥが住むためディスポジターの月が8室目で高揚するのは明らかに凶相だ )



おそらくは

この時にやっとプーチンが「この世界からいなくなった人物」として扱われるということだ




もう少しの辛抱かも知れない




ウクライナにとっての「真の夜明け」が

あと5か月後にやって来ないとも言えない



世界情勢を巻き込んだ武力衝突の講和は短い時間で簡単には済まないはずだが

平和の尊さを分かち合う自由と正義の新時代が巡り来る時を

私も涙と共に喜んで迎えたい



以上

閲覧数:41回0件のコメント

Komentar


bottom of page